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2020年の『週刊少年ジャンプ』のこと

2020年内発売の『週刊少年ジャンプ』(2020年06・07合併号~2021年03・04合併号)の連載マンガ一覧。 終了or開始した連載。 01月発売分   IN  『アンデッドアンラック』   IN  『マッシュル -MASHLE-』 02月発売分   IN  『魔女の守人』 03月発売分   OUT 『サムライ8 八丸伝』(全43話) 04月発売分   OUT 『ZIPMAN!!』(全15話)   IN  『森林王者モリキング』   IN  『ボーンコレクション』 05月発売分   OUT 『鬼滅の刃』(全205話)   IN  『タイムパラドクスゴーストライター』 06月発売分   OUT 『ゆらぎ荘の幽奈さん』(全209話)   OUT 『約束のネバーランド』(全181話)   OUT 『魔女の守人』(全19話)   IN  『あやかしトライアングル』   IN  『破壊神マグちゃん』   IN  『灼熱のニライカナイ』 07月発売分   OUT 『ハイキュー!!』(全402話)   IN  『僕とロボコ』 08月発売分   OUT 『アクタージュ act-age』(123話)   OUT 『ミタマセキュ霊ティ』(全47話)   OUT 『ボーンコレクション』(全15話)   OUT 『タイムパラドクスゴーストライター』(全14話)   IN  『BURN THE WITCH』   IN  『仄見える少年』 09月発売分   OUT 『BURN THE WITCH』 ※短期集中連載/続編予定あり   IN  『高校生家族』   IN  『ぼくらの血盟』 11月発売分   IN  『BUILD KING』   IN  『SAKAMOTO DAYS』 12月発売分   OUT 『チェンソーマン』(97話) ※第1部完/『ジャンプ+』移籍予定   OUT 『ぼくたちは勉強ができない』(全187話) 通年連載(カッコ内は2021年03・04合併号時点での話数)。 『ONE PIECE』(999話) 『僕のヒーローアカデミア』(295話) 『ブラッククローバー』(276話) 『Dr.STONE』(179話) 『呪術廻戦』(133話+番外編2話) 『夜桜さんちの大作戦』(64話) 『AGRAVITY BOYS』(49話) 毎年20話までたどりつけずに終わるマンガはそこそ...

『ワールドトリガー』第204話「遠征選抜試験・2」 感想(バランスブレイカーを集めて無双チームをつくろう!)

選抜試験のチーム分けで指定された隊長&オペレータ。 1番隊 歌川+小夜子ちゃん 2番隊 王子+仁礼ちゃん 3番隊 柿崎さん+ののさん 4番隊 ゾエさん+華さん 5番隊 来馬先輩+小佐野ちゃん 6番隊 古寺+六田ちゃん 7番隊 諏訪さん+宇井さん 8番隊 二宮さん+加賀美ちゃん 9番隊 水上+今ちゃん 10番隊 鋼くん+氷見さん 11番隊 若村くん+真織ちゃん 裏方としてチーム分けからはずされたオペレータ。 栞ちゃん+橘高さん+人見さん。 なるほど、B級上中位14チームを11チームに再編すると、どうしてもオペレータが3人あまるのか。 戦闘員4人チームに2人のオペレータってのは、オペレータ同士の連携がかなりむずかしそうだしね。 A級が4人足されたのは、B級上中位14チーム総計55人-不参加の那須さん-オペレータ14人で、戦闘員が40人になるので、全チームを同じ人数に揃えるための措置か。 戦闘員5人ずつにするとちょうど割り切れるけど、それだとオペレータがキャパオーバーになるしな。 戦闘員3人ずつ+A級2人足すとチームが14になってオペレータも余らなくなってちょうどよいと思うんだが、共同生活をするための施設が用意できないのか、審査員(?)が足りなくなるのか……。 もしかしたら、各オペレータが戦闘員4人のオペレートをできるか、を確認したいのかもしれん。 もともと隊長職をやってるメンツとA級の歌川と古寺はともかく、ゾエさん、水上、若村くん、鋼くんに隊長を任せたのはどういうチョイスだろうね。 ゾエさんと水上は、正式ではないけど副隊長ポジなので、もしかしたら、隊長のカゲさんと生駒さんはすでに遠征部隊に当確なのかもしれん。 隊長が抜けてお留守番役になるかもしれないので、隊長としてやれるかみてみたい、とか? 鋼くんも当確っぽいので、こちらは遠征先で隊長的なものを任せられるか確認しておきたい、とか? と、いくらか理由はこじつけられるんだが、若村くんがわからんな……。 B級上中位チームの中で、一番、迷走してる感があるのが香取隊なので、若村くんに隊長をやらせてみて、そこから何かをつかんで欲しい、とか???? 小夜子ちゃんの隊長が歌川なのは、ボーダー側の温情かもしれない。 小夜子ちゃんは特に年上男性がダメらしいので、17歳以上組をのぞくと、歌川と古寺の二択になるから。 このふたりなら、歌川の方...

『アンデッドアンラック』(No.045 不運弾) 感想(理を超える)

表紙はアンディのほっぺにキスする風子ちゃん。 前回のラストでキスして、今回の表紙でキスして、今回の1ページ目でもキスをしているという念の入れようである。 戸塚先生、ありがとうございます! 頬へのキスを「特殊接触」と表現しているヴィクトルがちょっとおもしろい。 いや、「特殊」な「接触」なのはわかるけど……。 まあ、ヴィクトルがリップみたいに「チューしてる!!」とか言い出したら、ちょっとおもしろすぎるもんな。 アンディの新技というか風子ちゃんとの合体技「不運弾」は、指先に魂を移動させて、指を敵に飛ばし、「不運」を自分ではなく敵に与えるというもの。 これまでは、アンディ自身がつっこんで道連れにしてたけど、これならアンディ本体はダメージくらわないっていうのがいいよね。 アンディ自身が回復するまで無防備状態になっちゃうし、その間、風子ちゃんを守れないというのが問題になってて、それで「紅蓮弾」は封印されていたわけだし。 ていうか、「不運」は接触した肉体めがけて落ちてたんじゃなく、接触した人の魂に落ちてたのね。 ということは、ヴィクトルの別人格がアンディではなく、ヴィクトルの肉体にふたつの魂が入りこんじゃってるってことか。 すると、肉体を用意できれば、アンディとヴィクトルが別々に生きていくことも可能? アンディとヴィクトルがふたりとも電車にぶつかり頭がとんでく絵がめっちゃシュール。 アンディがいつも頭部から再生していたのは、生きるために必要なものは脳、と認識していたから。 そうか、てっきり、あのカードが抜けるのが問題なのかと思ってた。 で、よくみると、頭が飛ぶ寸前に、カードを引き抜いて手で持って、戻ると同時に挿しなおしてるのね。 「脳で思考できないことが死だと認識していたからだ」 「……くだらん先入観だ」 でもヴィクトルもはじめのうちはアンディと同じ認識だった。 でも、それをあらためるきっかけをくれた人がいた。 アンディに風子ちゃんがいるように、ヴィクトルにはジュイスさんがいた。 回想に出てきたの、「性」のルールが追加される前のジュイスさんとヴィクトルだよね、多分。 ジュイスさん男の子っぽくて、ヴィクトルはあまり変化ないけど身体がだいぶ薄い。 ジュイスさんは元々はこういうくったくなく笑う、明るい人だったんだな。 長いこと戦い続けて、リーダーとして戦い続ける中で、クールビューティー...

『週刊少年ジャンプ』2021年03・04合併号 感想

今年最後の『ジャンプ』。 今年の『ジャンプ』はいろんなことがあったな~。ありすぎたな~。 表紙は連載作家陣が描いた『ONE PIECE』キャラと自分のキャラのツーショット(前編)。 堀越先生の、ドン・クリークにガスマスクをとられてあせってるデク、はちょっとマニアックすぎやしませんか? あと、田村先生のたしぎちゃんはかなり良いと思います。 『ONE PIECE』 (第999話 “君がため醸みし待酒”) どこに行っても誰相手でも、隙あらばルフィ語りをはじめるエース……さすがすぎる。 「カイドウは僕の父だ」と言ったすぐ後に「僕はおでんだって言ったろ!?」ってほんとにわけがわからなすぎる。 ヤマトの中では、整合性とれてんのかな、これ。 ビッグ・マムはニコ・ロビンを狙ってるのか。 やっぱり、古代文字を読めるというスキルは超貴重なんだな。 プリンちゃんも開眼すれば読めるようになるらしいが、プリンちゃんはサンジのお願いはきくはずなので、麦わらの一味、実は“ひとつなぎの大秘宝”探しでめっちゃ有利なのね。 ビッグ・マムが言っていた、カイドウに売りつけた恩は、悪魔の実を譲ってあげたこと、か。 それは確かに大きな恩だな。 てか「ウオウオの実」の能力者がなんでドラゴンになってるの? 鯉が滝を登って龍になる的なやつ? てか、悪魔の実の能力者はカナヅチになる呪いがかかってるけど、魚の場合はこれがないの? 『Dr.STONE』 (Z=179 綱渡りの絆) 言われてみれば、確かに「殺した」が多すぎるな、このマンガのキャラ相関図。 でも、みんな生きてるし……。 『呪術廻戦』 (第133話 渋谷事変・50) 別記事(真の人間になれなかった子供)になりました。 『ブラッククローバー』 (ページ276 ボレアス) 久しぶりに超俺様ユノをみれて満足です。 『ぼくたちは勉強ができない』 (最終問 [x]なる未来へ) なんだかんだで、こうやってヒロインたちがわちゃわちゃしてるのが好きだったんだな……って思った。 最終回でようやくそこに戻ってくれてうれしかった。 私はあしゅみー先輩推しだったんだけど、結局のところ、誰も選んで欲しくなかったのか、と気づいた次第。 今年はアニメ化まで行った連載がかなり終了したけれど、年内ギリギリでこれまで終了か……。 さびしい。 ラブコメのラストというものは、ほとんどの場合、勝者と敗...

『呪術廻戦』(第133話 渋谷事変・50) 感想(真の人間になれなかった子供)

少し時間が遡って、虎杖のところにたどりつく前の東堂と新田くん。 つったってるのは、五条先生にぎりぎり助けられた人たちか? 東堂が獄門彊とそれに五条先生が閉じ込められたことを知ってるのは、メカ丸経由なのかな。 東堂が虎杖に話さなくてもいいか、と判断したのは五条先生が連れ去られた件? 東堂はいろいろとアレだけど、呪術師としてはめっちゃ頼りになるよね。 冷静だし、判断力もあるし。 渋谷ストリーム前、めっちゃでかい岩があるけど、これ漏瑚が落としたやつ? これがあれば、渋谷の大騒ぎの原因は隕石でした、でごまかせるのかな。 有害物質が発生してる、とか、ガス管が破裂して、とかいう口実でしばらくは人払い可能だろうし。 不自然な死体もごろごろあるはずだけど、それもなんやかんやで隠蔽するんだろうな。 日下部先生、がれきに埋もれてた。 刀を抱いて無表情でがれきのすきまにころがってる絵がなんかシュールだ。 パンダが助けてくれること信じてじっとしてたんだろうな。 虎杖の死刑に賛成する、と言う日下部先生。 そりゃそうなる。 虎杖とつきあいのある1年ズと2年ズは、虎杖の善性を知っているけれど、はたからみれば、ただの厄災でしかない。 今の虎杖を処刑すれば、宿儺の力を3/4もそぎ落とせるわけだから、それでもう十分な成果だろう。 まあ、虎杖が15本も指を呑んじゃってるって、誰も知らないんだけどね。虎杖自身も。 偽夏油は知ってるのかなあ。 偽夏油が現れたので、戦っていたはずの冥冥さんと憂憂くんはどうなったんだ、と思ってたら、マレーシアにいた。 逃げた可能性が高いだろうとは思っていたが、まさかの海外逃亡。 憂憂くんの能力っぽいけど、なんかめっちゃ便利だな。 どこにでもほいほいテレポートできるのはいくらなんでも便利すぎるから、事前に設定しておいた場所に飛べる、みたいな能力なんだろうな。 冥冥さんが憂憂くんを連れ歩いてるのは、いざという時の身代わり、というだけじゃなかったか。 七海さんが夢見ていたマレーシアでのリタイア生活を、冥冥さんが満喫することになるとはな。 まあ、冥冥さんはまだリタイアしそうにないけど。 冥冥さんは日本を見捨てる気満々。 渋谷があんな状況になって大混乱になるから、というのはわかるけど、全て売り払う、というのは徹底してるな、と思ったんだけど、問題は、渋谷崩壊ではなく、五条悟が消えた、という...

『アンデッドアンラック』(No.044 不死VS不死) 感想(アンデッド×アンラック×アンデッド)

表紙はアンディとヴィクトル。 そして、わざわざ「No.0」「44」「不死VS不死」と分けて書かれたサブタイトル。 しかもメインのはずの「不死VS不死」よりも「44」の方がフォントがでかい! いやあ、すごいね「4(死)と4(死)」と「不死と不死」を重ねてくるとは。 よくこんなにぴったりはまるように調整できるな。 そして「アンデッドアンデッド」というルビがまた良いよね。 実は、「No.0」ってのは、もしかしたらヴィクトルがユニオンの「No.0」ってことなのかな、ってちょっと思ったんだよ。 No.1のジュイスの隠し札的な存在なのかな、って。 まあ、アンディがいる限り、切れない札になっちゃうんだけどね。 さて本編。 アンディにひっついて、ぐしゃぐしゃに泣いてる風子ちゃんがかわええ。 ここんとこ凛々しいというか、ものすごく頑張ってる感じの風子ちゃんだったけど、こうやってアンディに頼り切った感じでわんわん泣いてる姿は、なんかちょっとホッとするね。 風子ちゃんがようやく安心できる場所に戻ることができたって感じで。 定位置(?)に戻った風子ちゃんを背負いながら、なぜ風子ちゃんを追い回しているのかと訊ねるアンディ。 「その女が勝手に過去を覗こうとするからだ」って、まあ、気持ちはわからんでもない。 本物(?)のアンディは自分の過去を風子ちゃんにみせることを許可したけれど、ヴィクトルの許可はとってないからね。 自分の記憶に入れるのを拒否するのは、当然の権利だと思う。 やり方が過激すぎるけど。 「俺は外に用がある」「出て殺さなきゃならない奴がいるんでな」って誰のことなんだろう。 真っ先に思いついたのはビリー様なんだよね。 ユニオンを裏切って、ジュイスさんを傷つけてるから、ヴィクトルが「殺す!」ってなるのは当然かと思う。ついでにユニオンの敵対組織になるアンダーも潰せるからジュイスさんの憂いを取り除いてやれるし。 あと、可能性として考えられるのは安野先生かな。 おれの記憶に他人を踏み込ませやがって、ってなる可能性はあるんじゃないかな、と。 「そいつに依存している外のお前」って、さらっとすごいこと言われたような気がする。 ヴィクトルには、アンディが風子ちゃんに依存しているようにみえるんだな。 「こいつのおかげで今のオレは変われた」「死の捉え方」「未来への希望」「だから今の俺はここにいる」 このセ...

『週刊少年ジャンプ』2021年02号 感想

『Dr.STONE』 (Z=178 科学は山を越えて) ルーナが千空に「彼氏になって」って言った件、結局どうなったんだろう、と思ってたら、ルーナが部下を引き連れてゼノ側から逃げるための口実をつくろうとした、というのが千空の解釈だったのか。 千空には自分が女性にモテるという発想がないから、それ以外の理由を探したらそれを思いついた、ってとこなんだろうな。 でも、千空にそこらへんをはっきり言われてるのに「付き合ってる」って認識だったルーナ、すごいな。 で、「それ、付き合ってはないよ、たぶん?」と言われて、「そうなの!??」「頑張んなきゃ…」ってなるのもすごい。 付き合ってないんなら、頑張って付き合ってもらえるようにしよう、とすぐに切り替えるって、なかなかできることじゃない。 あと、ぶっこみチェルシーちゃん、めっちゃかわええ。 全員の身長、体重がでてきて、ちょっと笑った。 こういうのって、コミックスおまけとかではたまにみるけど、本編ではなかなかみないよ。 大樹と司が重いけど、ほとんど筋肉なんだろうな。 特に大樹は復活してからずっと肉体労働してるし。 『ONE PIECE』 (第998話 “古代種”) 「元七武海」よりも「“麦わらの一味”操舵手」の方が価値がある、と言い切るジンベエがかっけえな。 隙あらば自分が“麦わらの一味”だってことを強調したいんだな、ジンベエ。 『ブラッククローバー』 (ページ275 業火の化身) メレオレオナ様がかっこよすぎ! あと、ナハトの手回しが良すぎる。この人、陰でめっちゃがんばってる。 『マッシュル -MASHLE-』 (第43話 マッシュ・バーンデッドと杖の店) 重すぎる杖を持って歩いたら、地面にめりこんで大変なんじゃなかろうか、と妙な心配をしてしまう。 あの杖を投げつけられたら確実に死ぬよね。 みんなではしゃいだ後で、「学生を…満喫した…!!」と吠えているコマをみて、みんなボッチだったんだな……ってなった。 まあ、みんないろいろと抱えているものがあるから。 『チェンソーマン』 (第97話 愛・ラブ・チェンソー) センターカラーの1枚絵の方、タツキ先生には珍しい塗り方だな、と思ったらアニメのティザービジュアルだった。 えっ? この絵を動かすつもりなの? アニメーターさん死なない? と思ってたら、MAPPAさんのコメントで「スタジオの威信をかけ...

『呪術廻戦』(5ページ番外編) 箇条書き感想

前号で予告されていた通り、番外編です。 今回は箇条書きで書きます。 ・表紙は京都校女子組。そういえば、西宮ちゃんだけアニメ未登場だな。声はどなたになるんだろう ・虎杖、バスケのユニフォームがめっちゃ似合う。でも、虎杖がチームに入ったらとんでもないことになりそう ・「パンダは食えるよな」ってパンダ先輩がいる場所で言っちゃう伏黒。これ、パンダ先輩が背後にいることに気づいてるか、気づいてないか、でだいぶジャッジ変わるな。個人的には、気づいてても言うイメージがある。本人的には、思いついたから言っただけ、って感じで ・冥冥さんが500円程度で釣れるとはがっかりです(笑) ・かりん糖と言われて宿儺の指くわされて、虎杖の顔にズッて文様でてきた絵がちょっとかわいかった。いや、これ「怒った?」で済むことじゃないよね ・五条先生の「今後、このようなことがないようにしますので」は、誰に対して言ってるんだろう。多分、深読みしていいですよ、ってことなんだろうけど

『アンデッドアンラック』(No.043 DEADLINE) 感想(約束の日)

センターカラーは、風子ちゃんを中心に、アンディと隊長とヴィクトル。 同一人物が3パターンもあるのおもしろい。 そして、隊長からアンディに移行するのって、いまだに、どうしてそうなった! 感がある。 安野先生のとこにやっぱりリップたちが来たか。 あんな目立つ目印あったらそりゃ来るよね。 安野先生はオータムの爪をひっこめるわけにはいかないはずだけど、どうやって戦うのかな。 元々、持ってる否定者の能力があるはずだから、完全な丸腰ではないだろうけど。 まだアーティファクトを隠し持ってる可能性もあるし。 アンディの本の中の世界で何があっても、やっぱり現実は変わらないのね。 でも、ifの世界で過ごした時間は、アンディの記憶に残る。風子ちゃんの記憶にも残る。 そして、当然のごとくヴィクトルの記憶にも残っちゃう……ということで、ヴィクトルが現れた! ヴィクトル、ユニオンの制服を着てるんだな。 ぴっちぴちだけど(笑)。 ロンギングで風子ちゃんのことを「大した女だ」って言ってたので、風子ちゃんのことを認めてくれてるのかと思ったら、殺意ましましだったよ。 アンディの意識が強くあるかぎり、自分が表に出られないので、風子ちゃんを殺して弱ったところを乗っ取ろう作戦か。 これ、ジュイスさんが知ったら激怒案件じゃない? 本の中で死ぬと章スキップする仕様か。 こういうことなんで知ってるの? 以前のループでもオータムと戦って、本の世界に入り込んだ前例があるのかな。 てか、本の中とはいえ、風子ちゃんを殺しまくりとか、間違いなくアンディ激怒案件。 殺され続け、2020年8月1日の新宿まで飛ばされた風子ちゃん。 現実の風子ちゃんは、死ぬしかない、と思い込んでここに来ていたけど、今は「私はまだ死ねない…!! 死ぬわけにはいかない…!!」ってなってるの感慨深い。 でも「私まだ…あなたに何も返してない!!」はアンディがきいたら、そんなわけねーだろ、って言いそうだよ。 見開きの「死閃(デッドライン)」がすごいな。 黒い線(実際は赤い線なんだろうな)が弧を描いて、ビルを斬る絵がなんかめっちゃきれいだ。 爪の間からウォーターカッターみたいに血を噴き出させてるっぽいけど、威力がこわすぎる。 これは「戦神」と呼ばれるのも当然。 「不死」の能力の拡張でここまでできるとは。 ロンギングでユニオンと戦った時は、めっちゃ手加減してた...

『週刊少年ジャンプ』2021年01号 感想

『ジャンプ』は一足はやく2021年に突入。 2020年はいろいろありすぎた『ジャンプ』だったけど、2021年は楽しく過ぎて欲しいものです。 ところで、おまけのマッシュルシール、シュークリーム多すぎじゃないですか? 『Dr.STONE』 (Z=177 MEDUSA MECHANISM) 石化装置の解析を指示した千空。 どういう機構でつくられているのかはわからないけど、素材が既知のものであれば複製できる可能性はあるってことか。 この話をアメリカ側にうまく持ち込んでるニッキーが頼もしすぎる。 電池切れかと思っても、一度はずして元に戻すと動き出すことってあるよね。またすぐに止まるけど。 それと同じ現象が石化装置でも起こるとはっ。 てか、あの技師さん、せっかく石化を解いてもらったのに、また石化しちゃったのちょっと笑った。 『呪術廻戦』 (第132話 渋谷事変・49) 別記事(歯車は廻る)になりました。 『破壊神マグちゃん』 (第23話 狂乱の鉄火場) 掲載位置があがっててびっくりした。 お金のことを知らず、よくわからんうちにウーネラスさんにバイト代を巻き上げられていたナプタークが、ついにお金が何かを知った。 スーパーのレジで錬くんに持ち上げてもらってお金を出すナプタークかわええな。 てか、この町の人たち、あの変な生物にあんまり驚かないよね。レジの店員さんといい、宝くじ売り場の人といい。 ついにバイト代でなにができるのかを理解したナプターク。 「この世界は金が総てなのでは…!?」ってなる。 さすが「狂乱」。突然、わけのわからんハイテンション状態になる。 「ナプってんなあ」って姉ちゃんが新語を持ちだしてきたけど、確かに、なんとなくわかる。 ウーネラスさん、オカルト研究会ですごろく楽しんでて、唯歌ちゃんをよしよししたり、すっかりなじんでるな。 しかし、ウーネラスさん相手にいかさまをやろうとは、身の程知らずもいいとこだぞ、ナプターク。 で、イズマくんに強制労働させられるという。 サングラス姿のイズマくんに笑っちゃったんだが、あれも、ああいう時はこういう姿になるべき、とかウーネラスさんにだまされているんだろうな。 わりと感情の揺れが少なくどっしり構えている印象のマグちゃんとウーネラスさんに比べ、ナプタークは本当に感情の起伏が激しいな。 でも、錬くんも姉ちゃんも、あきれながらもナプターク...

『呪術廻戦』(第132話 渋谷事変・49) 感想(歯車は廻る)

虎杖の黒への対策を済ませていた真人。 だが、虎杖がはなったのは黒閃ではなく逕庭拳だった。 そっか……ここで初期技の逕庭拳がくるか……。 真人は逕庭拳のことを知らなかったのか? と思ってコミックスを読み返してみたんだけど、初戦で逕庭拳くらいかけたけど、その寸前で逃げてた。 で、ここで東堂が大仰に登場だよ。 「腕なんて飾りさ。拍手とは魂の喝采!!」 なんかめっちゃかっこええこと言ってる! いや、腕は飾りじゃないよね。ないとめっちゃ生活困るよね。 で、手首から先がなくなった左腕の断面と、右腕をたたき合わせる。 痛い。これめっちゃ痛いやつ。 で、真人が身構えたけど、何とも入れ替わってない。 「俺の「不義遊戯」はもう死んでいる」 これを言った時の東堂がちょっとさびしそうだ。 虎杖の命と引き換えなら惜しくはないんだろうが、それでもやっぱりここまで磨いてきた術式を失うのはつらいだろう。 てか、あんな大げさなポーズとって、いかにもやりそう、っていう空気を醸し出しておいてフェイクとは……さすが東堂だな。 もう「不義遊戯」は使えないのか。あんなに自由自在に使いこなしていた術式だったのに。めっちゃ便利だったのに。 でもなくした後も活用した、というのが「不義遊戯」をあますところなく使い切ったって感じでとてもよい。 どうしよう。東堂がめっちゃかっこええ。 で、東堂がつくってくれた隙をついての黒閃ですよ! かっけええええ! 「もう意味も理由もいらない」 「錆び付くまで呪いを殺し続ける」 これは、虎杖が完全に呪術師としての自分を受け入れたってことなのかな、って思った。 「正しい死」を求める、という虎杖の当初の願いは消えてしまったんだろうか。 それとも、その土台の上に、自分を滅してただの歯車になる、という決意を乗っけてしまったんだろうか。 この渋谷事変で多くの命を失わせた責を背負い、七海さんを失い、野薔薇ちゃんを失いかけた虎杖。 自分に対して「死ねよ」と言った虎杖。 その虎杖が自分が生きなければいけない理由をここで得た。 でも、虎杖も部分的に呪いになってしまっているんだから、これ最終的には、自分自身も殺さなきゃいけないやつだよね。 まあ、当初から、宿儺と一緒に死ぬことにはなってたけど。 歯車といえば、伏黒は呪術師を「呪術師はそんな“報い”の歯車の一つだ」と言っていた。 これは、虎杖も同じところにた...

『アンデッドアンラック』4巻 箇条書き感想

ちょっと出遅れました。『アンデッドアンラック』の4巻の箇条書き感想です。 ・表紙は中段が不死+不運+不動。上段がビリー様。下段が不可触。この巻はこの5人がメインなので妥当なところだけど、単行本勢にはなんでビリー様? ってなるかも ・シルバー×レッドパープルの配色がめっちゃおしゃれ ・タチアナちゃんは帯でいい感じに隠れてるけど、かなりギリギリな気がする ・著者コメントは駅にでっかい広告だしてもらえたので、お父様と見に行ったお話。『ジャンプ』の巻末コメントでもこの話をしてらっしゃったけど、親子仲が良さそうで微笑ましい ・タチアナちゃんは年齢不詳。身長はトップくんと張り合えるくらいらしい ・あのタチアナちゃんが入ってる球は、タチアナちゃんの成長に合わせて少しずつ大きくしていたりするんだろうか。それとも最初っから成長を見越して大きめにつくってあるんだろうか ・タチアナちゃんのプロフがビリー様まみれで泣く ・タチアナちゃん、暴走の危険があるので親しい人をなるべくつくらないようにしていた、って本当に厄介な能力だな ・でも、風子ちゃんと仲良くなったきっかけでミコちゃんやムイちゃんと仲良くなったって、きっとみんなで女子会やってる ・ビリー様とメンテ担当ニコ以外の男性にはまだ塩対応なのかな。アンディにいたっては嫌われても仕方ないことしてるしな ・リップの趣味は、解剖、裁縫、料理か。手先が器用そうだよね。てか、解剖が趣味って、なにを解剖してるの…… ・ラトラの特技が占い……当たらない能力持ちで占いって…… ・「ママー!!」って言ってラトラにひっぱたかれてるリップかわええ。このふたりめっちゃ仲良しだな ・プロフでショタ化リップ描かれててネタバレくらった、ってのを読んで、本誌派なので気づかなかったんだけど、確かにショタ化リップが登場ページの前にこのページ載っちゃってるね。ドンマイ! ・不動が「強制発動型(審査中)」ってなってるんだけど、任意発動型の可能性があるってこと? ・タチアナちゃんがチカラくんのことを「スケベタマネギ」って呼んでたのは、『君に伝われ』にそういう愛称のキャラがいて似ていたから、だそうだ。チカラくんがそれを知ってホッとしたの、なんかわかる。「スケベタマネギ」っていう印象だったから、よりはだいぶマシだもんね ・一心が鎧を脱がない理由は「恥」らしい。姿をみられること自体が恥な...

『アンデッドアンラック』(No.042 忘れなければ) 感想(遠い約束にたどりつくまで)

表紙は隊長時代アンディ。 頭に包帯巻いてるのは、カードを隠してるのかな。 子供たちを守るためにアンディたちを襲う手助けをしてしまった店主さん。 彼女にアンディが示した償い方は、毎年、命日にお酒をお墓に注ぐこと。新商品が出た時も同じく注ぐこと。 お酒をお墓に注ぐたびに、彼女は自分の罪を思い返し、苦しむのだろう。 それでも、その償いは彼女が罪の重さに耐えかねて死を選んでしまわない理由になるんじゃないかと思う。 多分、命日だけじゃなくって、彼女は毎日、お参りするんじゃないかな。 あとのページで、大きくなった娘さんも一緒にお酒を注いでいる。 娘さんは、自分たちを助けてくれた人たちがいた、ということを覚えているのかな。 もしかしたら、お酒を注ぐ儀式は2020年まで子孫たちが続けてたのかもしれない。 でも、そのお墓もロンギングの人たちも、スポイルに腐らされて、風子ちゃんの「不運」が引き寄せた隕石で消え去ったんだろうな、と思うといろいろと複雑だ。 アンディと風子ちゃんが戦いながら過ごした四季の風景。 風子ちゃん、ばりばり戦ってるな。 少なくとも1年は一緒にいて、その間、アンディは一度も笑わなくて、多分、一度も泣かなかったんだろう。 その分、風子ちゃんはたくさん笑って、たくさん泣いたんだろう。 新しくできた仲間に、不運を与える風子ちゃん。 まあ、仲良くなってから、うっかり触れたら大惨事だから、自分に触れると危ないよ、と教えておくのは大事だよね。 てか、風子ちゃん、すっかり英語ぺらぺらになってるんだな。 このスキル、現実に戻っても保持されるんだろうか。 そして、アンディと会話する時は日本語な風子ちゃん。 発動した不運の内容を当てるとは、完全に「不運」の能力を把握してるな。 あと、風子ちゃんが誰に対してどの程度の好感度を抱くか、ということも。 アンディが問うてきた「死」の定義。 アンディにとってのそれは「思考を止めた時」。 それはつまり、「変化」がなくなったら人は死ぬ、ってことだ。 でも風子ちゃんは「誰にも覚えてもらえなくなった時」と考えている。 それは、両親を失った風子ちゃんの経験からくる考えだ。 「会えない事が死だと思った」のコマに、台所が描かれているのがせつない。 風子ちゃんにとって、両親と過ごした日常の象徴が、台所なんだよね。 でも、その台所に誰もいない、ということが、当たり前...

『呪術廻戦』(第131話 渋谷事変・48) 感想(はた迷惑な自分探し)

『ジャンプ』表紙の虎杖がなんだかちょっと幼くみえる。 でも、だいぶ落ち着いてるようにもみえる。 なんだろう。呪術師っぽくなってるのかな……。 そして、バックに真人、で巻頭カラーの方も虎杖&真人で、こちらは真人メインなのね。 この真人の色合いめっちゃ禍々しいな。 『魔人探偵脳噛ネウロ』で出てきた「人肉色」って感じだ。 真人のこれまでの変形は、その場その場で一番よさげな形態をチョイスしてみた、って感じで、道具を選ぶみたいな感覚で変形してたんじゃないかな、って思うんだけど、今回のは「変態」って感じかな。 つまり、ステージが変わった。 「驚いたよ。オマエが自分探しをするタイプだったとはな」ってセリフがめっちゃかっこええ。 なんか、虎杖が不思議なくらい落ち着いてる感じがするな。 台風の目に入ってる感じというか。 真人がやってたのは、レベル上げじゃなくて自分探し、か。 はた迷惑な自分探しだな。 でも、人間の呪霊と考えれば、自分探しをはじめるのは当然なのかもしれない。 「お互い、元気いっぱいだな」って、まあ、メンタル的にはふたりとも元気だよね。 からだはボロボロだけど。 虎杖は真人を倒すという方に気持ちがいってるから、今は元気な感じだけど、この後また曇るんだろうな、と思うとどんよりする。 正直なとこ、真人を倒せるか否かより、そっちの方が気になる。

『ワールドトリガー』第203話「遠征選抜試験」 感想(ドリームチームをつくろう!)

河原の自転車練習ではじまってびっくりした。 それにしても、ユーマうまくなったな。 最初の頃は川につっこんでたのに。 自転車に関しては、ヒュースもユーマと似たような反応か。 これで走れるのはおかしい、という。 「こっちの世界は地面がかなり平らだから」とユーマは言ってるけど、平らじゃない土地もいっぱいあるよ! とは言っても、玄界から三門市内に直接入ってきて、いまだに一度も市内から出たことがない可能性あるな、ユーマ。 それにしても、自転車でコケてるヒュースの絵がおもしろすぎる。 無表情で転げてるし! と思ったんだけど、ツノなしだからトリオン体なのね。だから痛みはないのか。 まあ、ツノ付きではさすがに外出しないよね。 選抜試験の参加者事前アンケートか。 遠征に行きたいか否か、遠征に行きたいのならチームで行きたいか、一緒に遠征に行きたい人(自チーム除く)、一緒に行きたくない人。 これ、一緒に行きたくない人に自チームの人書いたらどうなんの?(さすがにいないだろうが) 三雲隊のみんなは、遠征に行きたい。チームで行きたい、で統一だろうけど、行きたい人、行きたくない人はさすがにばらばらだな。 オサムが一緒に行きたい人は、木虎ちゃん、菊地原、出水、東さん、二宮さん。一緒に行きたくない人は香取ちゃん。 行きたい人は、頼りになる人、という基準で選んでる感じがするな。 みんな、オサムの助けになってくれた人たちだ。 二宮さんは……気になる人、って感じなのかな。 で、香取ちゃんとは行きたくない、というのは、嫌い、とかではなくて、ランク戦の様子で自分嫌われてるっぽい、と察したからではないかな。 ユーマの一緒に行きたい人は、緑川、カゲさん、ゾエさん、鋼、当真。 本人の言う通り、仲良しさんだけで固めている。 行きたくない人はなしか? チカちゃんの一緒に行きたい人はユズルくんだけ、か。 これは、ユズルくんが知ったら赤面すること間違いなし。 行きたくない人は多分、入れなかったんだろうな。 ヒュースの一緒に行きたい人は、東さん、鋼、犬飼、水上、人見さん、今ちゃん。 東さん、鋼、犬飼、水上というチョイスは渋いというか、玄人好みというか。みんな、強力サポートタイプって感じだな。 「厄介さ」が基準らしいが。 生駒さんより水上の方が厄介か……なんとなくわかるけど。 オペレータ陣の中から人見さんと今ちゃんをチョイスし...

『アンデッドアンラック』(No.041 痛みなんざどうでもいい) 感想(死ねない、という痛み)

表紙は上段が現代(?)の高速道路上でのアンディ&風子ちゃんで、下段が過去のアンディ&風子ちゃん。 ふたりは出会いを繰り返し、お姫様抱っこを繰り返すのですね。 てか、いつみても、アンディの腕にすっぽりはまってる風子ちゃんのジャストサイズ感はすばらしい。 アンディ、英語しゃべってたから、英語できない風子ちゃんはどうするの、と思ってたら、日本語も普通にしゃべってる。 ヴィクターの記憶は失ってても、知識は残ってる感じなのかな。 風子ちゃんは魂だけになっても「不運」は消えない。 否定能力は肉体にくっついてるんじゃなくって、魂にくっついてるってこと? UMAゴーストが追加された場合、魂の復活みたいなものが可能になって、過去の否定能力者が再利用(?)できるとかだったら、なかなかすごいな。 でも、否定能力者が死ぬと、その能力が他者に移動する、ということは、否定能力の重複が発生してしまうけど、それはどうなるんだ? たとえば、ジーナさんが幽霊として復活しても、「不変」の後継者の能力はそのままなのか? 突然、現れて、「アナタの未来を知っている!!」とか言われても、何がなんだかわからないよね。 それでも、アンディのタトゥーを知っているから無視もできなくて、とりあえず一緒に食事でもするか、となった。 アンディは記憶がない状態で、自分の正体の手がかりを求めて、あちこちをさまよっている。 1865年はアメリカで南北戦争が終わった年で、アンディは「南北の戦争が終わって色んな場所が荒れてる」と言ってるから、胸の「1865」のタトゥーは、ヴィクターからアンディに変わった年っぽい。 アンディにその記憶がないということは、ヴィクターが残したものだと思うけど。 1865年は日本では慶応元年で、多分、この記憶の時点では明治になってる。 ジョシュは「侍に会いに行きたくてよぉ!!」って言ってるけど、侍はギリ残ってるかな。 アンディの連れの三人はアンディを慕ってくっついてきていて、名前がないアンディを「隊長」と呼んでいる。 「もしお前が隊長を知っているってのがウソだったら許さねぇ」って、本当に慕われてるんだな。 タトゥーを知っている理由を問われて「未来じゃいっつも上裸だったから」と言われた途端に、みんなに銃つきつけられて、アンディに「そんな訳ないだろ」って真顔で言われてるの、めっちゃ笑った。 「ウソじゃないもん!!...

『週刊少年ジャンプ』2020年51号 感想

『Dr.STONE』 (Z=175 南米横断ウルトラレース) 自分がつくったラボカーとの別れは惜しむが、他人がつくった船は一切、躊躇なくがんがんバラすカセキじいさん。 そのラボカーは見事、役割を果たして撃沈された。 「無人の囮だ」と言いつつ、なんでわざわざ沈めるのかな、と思ったんだけど、一応、誰かが潜んでいる可能性も考慮してたのか。 ほんのわずかな可能性もつぶしてまわる用心深さは、さすが軍人だな。 ゲンの後ろでふんぞりかえってる千空の絵がちょっとおもしろかった。 なぜかめっちゃドヤ顔だし。 頭脳労働担当のゲンが運転手なのか、って思ったけど、運転免許持ちだもんな。 それに、体力ない、運動神経ない、そのうえ指示出しをしなきゃいけない千空に運転させるってのは、さすがにない。 間にチェルシーがはさまってるのは、千空とチェルシーが相談しながら進む必要があるのでワンセットにする、かつ、真ん中が一番安全だからなんじゃないかと推測。 この道行きで、一番の重要人物はチェルシーだから。 龍水が運転するバイクに氷月が乗って、間にゼノがはさまっているのは、もっとも危険度が高いゼノを乗せるバイクは、一番、運転がうまそうな龍水が担当し、長物が武器の氷月がガードするという方向性かな。 ゼノはさるぐつわみたいなのはかまされてるっぽいけど、声だせる状態だと、スタンリーたちに指示出しされちゃうからかな。 一番、図体がでかいであろうボスバイクは、マックスとカルロスが担当かな? 『ONE PIECE』 (第996話 “最強がいる島”) ウソップのことを心配しつつ「ひとまず私が無事でよかった!!」って言うナミ。 さすがブレない。 ヤマトがモモの助に「世界を“夜明け”に導くのはキミなんだよ!!!」って言ってるけど、モモの助は跡取り息子以外の、なんらかの役目を背負っているんだろうか。 おでんの手記を読んでるヤマトの言うことだから、かなり意味深だよなあ。 モモの助は母親も特別な存在だし。 でも、血筋的に重要な存在、ということなら日和ちゃんでもよくない? ってなるんだけど。 あれ? ヤマトは日和ちゃんが生きてること知らないのか? ビッグ・マムはカイドウ狙いっぽいけど、はやくも同盟破棄なのか? 『呪術廻戦』 (第130話 渋谷事変・47) 別記事(ペンダントに秘められたもの)になりました。 『マッシュル -MASHL...

『呪術廻戦』(第130話 渋谷事変・47) 感想(ペンダントに秘められたもの)+アニメのこと

真人がいちかばちかの領域展開。 東堂は領域展開から身を守るため、簡易領域を展開。 九十九由基って、わりとがっつり東堂に教えてたのね。呪術師の道に導いただけなのかな、ってなんとなく思ってた。 虎杖は真人に向かって駆け出す。 これは多分、東堂を守るためでもあるんだろうね。 真人の領域展開に巻き込まれても大丈夫な虎杖が当たりに行けば、東堂まで届かない可能性も出てくる。 0.2秒の領域展開の中で、宿儺と真人が邂逅。 これ、真人は「セーフ」って解釈してるけど、宿儺は無言なんだよね。 おれはセーフともアウトとも言ってないよ。解釈はおまえの自由だから勝手にすれば? 的な。 セーフかアウトかと言われれば、多分、アウトだろう。 真人はなんでも、自分のいいように解釈する傾向があるよね。 まあ、まだ幼いからね、真人。 なんか宿儺の表情が、見逃してやる、というよりは、見届けてやる、と言ってるようにみえる。 これ、今は黙ってみてる方が、後々おもしろいことになる、って考えてるんじゃないかな。 そして、宿儺にとってのおもしろいことってのは、だいたい誰かがひどい目に遭う。 まあ、この場合は真人だと思うんだけどね。 てか、虎杖をこれ以上、いじめないでください、芥見先生。 東堂が左腕やられて、躊躇なく自分で手首を切り落とした。 えっ、これ元に戻るの? と思ってたら、東堂がやたらチュッてしてたペンダントが落ちて、中から写真が出てきた。 虎杖の写真と高田ちゃんの写真……。 おもわず変な声でた。リアルで。 いや、高田ちゃんはまだわかるんだよ。 熱心なファンならそれくらいのことはしてもおかしくない。 なんで虎杖の写真も身に着けてるの? てか、キスしてたよね……。 グォッ。 東堂の腕の心配してたら、こんなネタぶっこまれてきて、さすが芥見先生だな、って思った。 この写真、虎杖に頼んで撮らせてもらったのかな。五条先生からもらった賄賂だったりして、といろいろと妄想している。 あっ、賄賂というのは、虎杖たちを一級に推薦してもらうためのやつね。 写真をみて、真人が一瞬、止まったのおもしろかった。 呪術師が戦いの際に身に着けているものだから、呪具の可能性を考えて注視しちゃったのかな、これ。 それで虎杖の写真が出てきたら、そりゃあ、思考がフリーズしてもしかたない。 ここで、真人の隙を見逃さず、真人の手と打ち合わせてブギウギ発...

『アンデッドアンラック』(No.040 アンディ?) 感想(過去編で修行編が開幕)

表紙の下段にひっそり描かれているのは、リップと以前ひとコマだけ出てたUNDERの着ぐるみ(?)か。 あと、足跡だけが描かれているのは、もしかして不可視さん? 安野先生、はやくも発見されちゃったんだな。 まあ、アンダーがみつけたのはオータムの方で、安野先生がたまたまそこに現れた、ってとこだろうけど。 オータム、あれだけたくさん人を殺してたら、そりゃあ発見される。 安野先生のお宅、ご近所さんから幽霊屋敷とか呼ばれてない? ご近所さんと呼べるお宅がない可能性は高そうだけど。 そういえば、風子ちゃんのシャツが安野先生の包帯がわりになってて、普通こういう時は男性がシャツを脱ぐよね、と思ってたけど、あれシャツじゃなくてクロちゃんだった。 アンディがそばにいるとはいえ、男性の安野先生の前で上半身スポブラだけではずかしいとかないのか。 まあ、水着的なものと思えばいいのか? 安野先生、アーティファクトでユニオンのエンブレムまでつくれちゃう。 そして、ちゃんと通信機能がくっついている。 安野先生の方からユニオンに連絡とりたいと思えば、いつでもコンタクトできたのね。 ジュイスさんのサングラス姿がっ! やたらかっこええ! ジャケットを脱ぎたがってるシェンをムイちゃんがなだめてるけど、脱いじゃだめなのかな。 ジュイスさんはジャケットなしだけど。 アンディと風子ちゃんの修行をすげなく断ったジュイスさん。 情報だけくれればいい。うちのメンバーを預けるほどの信用はない、ということね。 あいかわらず慎重派のジュイスさん。 「この手札が揃うのにキミがどれ程苦労したかはわかる」 「だけどその苦労が判断を鈍らせているよ」 なんかビリー様と同じような意見だな。 ビリー様はそれで離れていったけど、安野先生は説得を選ぶ。 多分、ジュイスさんにそれなりの敬意を抱いているんだと思う。 「ロイヤルストレートフラッシュで何をビビってる」 このセリフ、かっこいいな。 今のユニオンの否定者メンバーは、安野先生からみても最高の手札ということか。 安野先生の攻略本にはバッドエンドしか載ってない。 安野先生はそれをハッピーエンドに変えたい。 でもそれなら、もっとはやくからユニオンに関わっていれば、なにかしら良い方向に変えられたんじゃないかと思うんだけど、そうできない理由があったのか、それをやっても無駄だという明白な根拠があったの...

『週刊少年ジャンプ』2020年50号 感想

巻末ページに「宮崎先生の好きな仙水忍の人格ベスト3!」が載ってたんだけど、誰がこんなニッチな企画考えたんだよ。 あっ、私は「金:忍、銀:ナル、銅:ミノル」です。 『ONE PIECE』 (第995話 “くの一の誓い”) 死ぬかもしれないとわかっていても、ルフィが海賊王になれない、なんてことは言えないナミ。 こわくて涙流しながらも「だってなるもん……!!」とちょっと幼い感じのしゃべりになってるのが泣ける。 否定したくないことを否定しなければ死、という状況を受け入れて死んでしまったベルメールさんを思い出した。 『Dr.STONE』 (Z=174 幻のパナマ運河) 実際、パナマ運河ってメンテなしだと3000年後にはどうなってるんだろうね。 コンクリートは崩れてるだろうし、土砂はたまりまくりだろうし、やっぱり使い物にならないのかな。ちっちゃい船なら通れたりしないかな。 まあ、そういう可能性を捨てきれないから、あの囮作戦が有効なんだろうけど。 ひとりだけ手首に×つけて背中を向けてる大樹に笑った。 そうか、「ラボカーも仲間だったよ」派で現代人は大樹だけだから、誰もあのネタがわからないのか。 ゲンがいい感じにゼノを説得したな。さすがメンタリスト。 戦闘力も腕力もないこの人を初期に復活させる人材としてチョイスした司はえらい。 『呪術廻戦』 (SP番外編) 別記事になりました。 『マッシュル -MASHLE-』 (第39話 マッシュ・バーンデッドと祝勝パーティー) めちゃめちゃパーティーするつもりなアベル様がかわいい。 パーティーときたらトランプ、という発想がかわいい。 友達とのパーティーに憧れてたんだろうな。かわいい。 『チェンソーマン』 (第93話 君と糞映画) デンジはモテたい、というよりは、愛されたいのかな、とも思う。 アキとパワーちゃんみたいに、自分を甘えさせてくれて、自分に甘えてくれる存在が欲しいんじゃないかな、と。 岸辺師匠とコベニちゃんは、どうしたってそういう存在になってくれないもんな。 デンジがマキマさんのことを好きなのは、それが詐欺であっても錯覚であっても、自分を「特別」扱いしてくれた時間と感覚を忘れられないからなんじゃないかという気がする。 『仄見える少年』 (第12話 任せた) センターカラーの色がめっちゃきれいだな。 虫の眼の色とか、雲の色とか、伊織くんのス...

『呪術廻戦』(SP番外編) 箇条書き感想

前号で予告されていた通り、ギャグ番外編です。 「休載ではないんです。」 いや、いろいろとキツイんでしたら休載しても良いと思いますけどね。 芥見先生が一度、本誌でこういうことやってみたかった、とかいうなら良いんですけど。 今回は箇条書きで書きます。 ・表紙は陀艮。かわいい ・お目々ぱっちり伏黒がちょっと気持ち悪いんですが、もしかしてアニメVer.伏黒をへたに真似するとこういうことになるんだろうか ・五条先生には車田吹き出しが似合うと思う ・この番外編、単行本に入らないんですか? ・虎杖はダーツうまいのかな。野薔薇ちゃんはダーツバーとか行きたがりそう ・葵ちゃんはスタイル抜群なので水着要員なんですね。わかります ・五条先生は中村悠一さんを気遣っている……ということにしておけ ・宿儺は虎杖が苦しんでる時と、伏黒が近くにいる時以外は惰眠をむさぼってるんじゃないかな ・ラストページがアニメのEDポーズの1年ズなのめっちゃかわええ。おもわず「ロスティンペリダイ♪」って歌っちゃう。この3人がずっとこんな感じで仲良しさんでいられますように! ・番外編は笑ったけど、次回からまたキツイ展開が続くんだろうな、と思って真顔になる

『アンデッドアンラック』(No.039 左手なくても漫画は描ける) 感想(このマンガで一番否定されているのは痛覚かもしれない)

表紙で「安野雲」と書いて「その男」とルビが振ってあった。 やっぱり男性か。 安野先生に刀をつきつけるアンディ。 乱暴ではあるが、安野先生から情報を引き出さないといけないしねえ。 でも安野先生、かる~くにげちゃうもんなあ。面倒というか厄介というか。 悲鳴を聞きつけて助けに走る風子ちゃん。 ロンギングでゾンビさんたちを見殺しにするしかなかった件は、まだ尾を引いてる。 でも、安野先生は勝てないと断言してるんだよね。 これはやっぱり、オータムの強さを知ってるんだな。 UMAオータムは人間を本にするのか。露伴先生のヘブンズ・ドアーみたい。 湖に本がいっぱいあるけど、これ全部ジュニアなのかな。 本にされて食べられたあげく「ツマラナイ」って言われるのひどい。 見開きのオータムの禍々しさがすごいな。 犠牲になった人は頭から1冊、本が出てきたけど、アンディは足から3冊も出てきた。 アンディが全身、本になったらかなり読み応えありそう。 長さもすごいし、かなりいろんなことやってそうだし。 「トッテモ面白イ物語」を求めているオータムも、アンディなら満足させられるのでは? ジュイスさんとかもかなりすごそう。 アンディと風子ちゃんの必勝パターンはオータムには効かないし、安野先生には「ムリだ。アイディアが足りない」とか言われちゃうし、いろいろと散々である。 で、なぜか大鎌を出して自分の左腕をズパッと斬っちゃった安野先生。 ……何してるの、この人。 どうみても、アンディの腕と付け替えるためだけに、自分の腕斬っちゃってるんだけど。 なんでそんなことするの? てか、痛くないの? 安野先生のイカレっぷりにめっちゃびっくりした。 「キミ達はルールに縛られすぎだ。こうだと思い込むあまり、自分でさらにルールを設けてしまっている」 安野先生のこの言葉を信じるならば、「不死」も「不運」も実はもっといろんなことができる? ジーナさんが「不変」を、能力をみていても「不変」とわからせないくらいに使いこなしちゃっていたように。 アンディの奥の手の「クリムゾンバレット」の上位機能みたいな「ボルケーノバレット」を出す安野先生。 これはアンディの腕が出した技なんだから、アンディも使えるはずの技。 でも多分、アンディは使ってない。 つまり、アンディにはまだまだ強くなれる余地があるってこと。 安野先生にしてみれば、自分自身のことも...

『週刊少年ジャンプ』2020年49号 感想

『チェンソーマン』 (第92話 ゾンビ・血・チェンソー) 巻頭カラーなのに『ジャンプ』表紙じゃないってのはちょっと珍しいな。 でも、カラーをたくさん描くの大変そうなので、こっちの方がいいかもしれん。 ところで、グッズ紹介のページのアクリルスタンドの「16体の人気キャラが生死を問わず勢ぞろい!」ってアオリひどくない? 確かに、半分以上死んでるけど(泣)。 見開きカラーは明るい場所を歩くアキとパワーちゃんと、いまだ暗がりにいるデンジの絵。 パワーちゃんがかわいすぎて泣ける。 さて本編。 岸辺師匠に隠れ家に連れてこられたデンジとコベニちゃん。 コベニちゃんも避難対象者なのか。 まあ、確かにいろいろ見ちゃったもんな。 家族とは一生、電話もできない、と言われて「よかった……」とつぶやくコベニちゃん。 両親から「離れる理由できてよかった…」って、まあ、公安か風俗に行け、と娘に言っちゃうような親が、娘から好かれるわけないよね。 でも、自分の選択じゃない、という言い訳ができてようやく離れられる、というのが、コベニちゃんの複雑なところ。 公安から出た給料で部屋を借りて家を出る、ということもできたはずなのに、コベニちゃんはそれをしなかった。自分の意志だけでは、親から離れることができなかった。 基本的にこの子は、殺されてしまう、くらいの強い外圧がなければ、自分の決断で動くということができないんだろうな。だから、ただ流されるしかない。 自律的な意志みたいなものは、すでに家族に根こそぎ奪われてしまっているのかもしれない。 「俺は最高にバカだから、バカみてぇにと暮らしてたんだけど、気づいてみりゃあバカのせいで、全部だめになってたんだ」 デンジからこんなセリフが出るようになるとはなあ。 デンジは自分のことをバカだと思っていて、バカのままで何が悪い、って思ってたけど、自分がもっとちゃんと考えていれば、アキやパワーちゃんを失わずにすんだ可能性がある、ということに気が付いてしまったんだな。 逆をいうと、そういうことを考えられる程度には、いろんな経験を積んできた。 まあ、考えたとして、マキマさんを出し抜けたか、というとかなり疑問だけど。 デンジは絶望している。 そして多分、それに対する共感をコベニちゃんに求めた。 でも、コベニちゃんは「それが普通でしょ?」って応えちゃった。 「ヤな事がない人生なんて……...

『呪術廻戦』(第129話 渋谷事変・46) 感想(さすがブラザーたちは息が合ってるな!)+アニメのこと

「アゲてけよ虎杖!!」 「俺とオマエ!! 最後の呪い合いだ!!」 って、真人の眼中に東堂はいないのか? って思ってたんだけど、やっぱり東堂もそこ気になったか。 虎杖と東堂の連携はあいかわらずかなりハマるな。 これは、東堂がうまいんだろうな、って気がする。ちゃんと虎杖にあわせて動いてるんじゃないかな、って。 虎杖はそこらへんを信頼してるから、自由に動けてるんじゃないかな。 真人が改造人間をつくり、虎杖と東堂が分断された。 てか、東堂はそこらへんに呪具をまいておけば移動し放題だな、と思ってたんだけど、そこらへんの石に呪力をこめて放り投げれば、それと入れ替われるらしい。 わざわざ呪具を用意する必要もないのか! これは便利! 改造人間、攻撃力は高いけれど、耐久力がほとんどない。 というか、無理やり魂を混ぜられた時点で、もう死にかけてるもんね。 真人にとっては使い捨ての武器だけど、元々は人だったもの。それも複数人の。 それをわかってて倒すのは、東堂も気が重いんだろうな。 虎杖と東堂が再び合流して、真人は0.2秒の領域展開の使用を決断! って、これ、0.2秒なら宿儺も反応しないのでは? ってことなの? 宿儺、そんなにあまくないと思うんだけど。 それとも別の考えがあるのかな。 ところで、「虎杖を除外して領域を展開する技量は俺にはない」って、七海さんの時は七海さんだけうまいこと領域内に入れたよね。あの時とどう状況が違うのかな、って思ってたら、公式Twitterさんに芥見先生からのあわびと衛星が掲載されていた。 まあ、たまにはこんなこともあるよね。 本日発売の週刊少年ジャンプ49号掲載  #呪術廻戦 にて、芥見先生よりお詫びと訂正があります。 pic.twitter.com/4raCqypv7r — 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) November 8, 2020 アニメはついに「無量空処」と五条先生の眼が初登場。 「無量空処」の表現めっちゃきれいだった。 五条先生は原作のサイコ感が薄まって、なんかめっちゃキラキラした美人さんになっていた。 アニメになるとどうしたって、原作者独自の線の再現がむずかしいよね。 でも、色がつくことにより五条先生の眼の深みみたいなのが出てて、アニメだからこその良さもある。 マンガにはマンガの良さがあり、アニメにはアニメの良さがある。 両方...

『アンデッドアンラック』(No.038 安野雲) 感想(未来を知る者と己を知らない者達)

今週の『ジャンプ』は『アンデッドアンラック』のシールが付録。 SDキャラかわいいし、ジーナさんがじたばたしてるしで、なかなか読者の需要がわかってるね!(←謎のドヤ顔) ところでただの四角いカケアミがあるんですけど、これはどこに貼ればよいんですか? センターカラー表紙はハロウィン仕様。 赤ずきん風子ちゃんめっちゃかわええ。 狼男アンディはちょっと似合いすぎじゃないですか? 妖精タチアナちゃん、吸血鬼ビリー様、シェン&ムイちゃんキョンシー、リップ&ラトラ悪魔もそれぞれめっちゃよい。 さて本編。 言語改変の影響を受けていない『君に伝われ』の生原稿。 色めき立つアンディとジュイスさん。 『君に伝われ』マニアの風子ちゃんが感じる、マンガ展開の違和感。 それは、作者が意図的にこれから起こることをはずしたということ? という話題になって「これ真面目な話でいいんだよな?」って確認をとるアンディにちょっと笑った。 う~ん、確かに、これだけだと根拠のないただのオタクの考察だからなあ。 で、風子ちゃんが編集さんに確認をとったら、やっぱりエピソードが作者の意向で没っていた。 「公平くん裏切り編」……ビリー様の裏切りを示唆している? ていうか、ビリー様は「UNFAIR -不公平-」で確定なの? 「四季四天王編」……現在進行中のクエストを示唆している? 「安藤くんの過去編」……アンディの過去を示唆している? 心当たりがありすぎて、ジュイスさんがめっちゃエキサイトしておられる。 「未来の情報を意図的に描かなかった」と言うけれど、厳密にいうと、『君に伝われ』が預言書だと発覚した時点で未来になる情報、だな。 ギャラクシー追加の件は、マンガが描かれた時点では未来の出来事だったんだから。 「公平くん裏切り編」は過去の出来事になるかもしれないけど、まだビリー様の裏切り自体は進行中なので、これも未来の出来事を含んでいる可能性は高いし、それがなくてもビリー様が裏切った理由がはっきりしてユニオンに引き戻せる可能性が出てくるかもしれない。 生原稿に知らない文字が描かれているので原稿のすりかえを疑った編集さんが電話した先は安野先生。 それに気づいて、スマホを奪って、編集さんに拳銃をつきつける風子ちゃんの手際がよすぎてふるえる。 いや、ここ数か月でどんな訓練を積んできたんだよ。 拳銃をつきつけるのはどうかと思うけど、...

『呪術廻戦』(第128話 渋谷事変・45) 感想(恋は呪いになって生き続ける)

電車の中、ミニメカ丸を手にする三輪ちゃん。 三輪ちゃん、間に合わない可能性が高いことを承知で渋谷に向かっているのか。 東堂は渋谷でも9割9分死なないと、メカ丸に判断されたらしい。 呪霊側の戦力をだいたい把握しているメカ丸にそう判断されてるって、やっぱり東堂は強いんだな。 そして、新田くんも死なないと思われてるってことは、身を守る術に長けているのか、東堂が守ってくれると信じてるのか。 京都校のみんなは、渋谷にかけつけられないように、当日は京都以南の任務に就くように細工していた。 逆を言えば、東堂と新田くんが間に合ったのは、メカ丸が関東あたりの任務に就くようにしておいたから、ってことなんだろうな。 三輪ちゃんの「私は…役立たず?」って言葉がつらい。 交流会の時、「はい。役立たず三輪です」って言ってて、あの時は笑って読んでたけど、なんかもう笑って読めそうにない。 メカ丸は、三輪ちゃんだけをはずしたわけじゃない、と言ってるけど、三輪ちゃんは、メカ丸に頼りにされなかったことを問題にしてるんだから、その答えは三輪ちゃん的にはズレてるよなあ。 メカ丸は本当のことを真摯に訴えてるだけなんだろうけど。 「大好きな人がいたんダ」というのは、実質的に告白だよなあ。 三輪ちゃんのことが好きだったし守りたかったけど、自分は三輪ちゃんには必要とされていない、というメカ丸の想い。 多分、自分なんか三輪ちゃんにふさわしくない、という思い込みがあるんだろう。 あのバスタブの中から出られない身で、そう考えてしまうのは当然だろうなあ。 でも、三輪ちゃんにとっての彼は、「メカ丸」という名前のあのメカメカしい姿が本物で、それで満足してたんだよ。 「与幸吉」としては不本意だし、本当の自分の姿で会いたい、って思うのは当然だけど。 「幸せになってくれ」という言葉は、きっと三輪ちゃんにとっての呪いになる。 メカ丸はそれだけ伝えられて満足したかもしれないけど、三輪ちゃんみたいな良い子は、きっとその言葉をひきずり続ける。 ひどいっちゃあひどい。 生まれた時から呪いに縛られていた彼が、最期にその呪いから解放されて自由になって告げた本心が、三輪ちゃんを縛り続ける。 京都校の中で、一番、呪術師の世界から浮いていた三輪ちゃんは、これで呪術師としてしか生きていけなくなるんじゃないかという気がする。 ここでも、呪いが廻っている。 ...

『週刊少年ジャンプ』2020年48号 感想

『Dr.STONE』 (Z=172 叡智の道標) 燃料が尽きるたびに上陸して燃料の木材を現地補給して進む船と、石油を使って補給なしで進む船じゃ、確かにスピードが違うよな。 でも、石油は現地補給できないんで、どこかで動けなくなるよね。じゃぶじゃぶとは言っても限界はあるだろう。 まあ、木炭船も海岸沿いしか進めないんで、どっちもどっちだが。 新キャラのDr.チェルシー、めっちゃかわいいけど、あのド近眼でひとりでどうやって生き延びることができたのか謎。 着てる服もわりとまともだし。 フィールドワークの達人なら、見た目よりは体力あるんだろうけど。 『ONE PIECE』 (第994話 “またの名はヤマト”) 片腕失っても、「立てるか」と問われて「無論です」と気丈に答えるお菊さんがめっちゃ美人さん。 でもさすがにイゾウは心配そうだな。 カイドウは死にたいって言ってるわりに抵抗するよなあ、と思ってたけど、自分が満足する死にざまを求めているのか。 で、その理想像がおでんである、と。 でも、赤鞘の侍たちに殺されるのは、カイドウ的にはいまいちかっこよくないから抵抗するんだな。 なんとなくカイドウの振る舞いに納得がいったが、空島からの飛び降りは美しいのか? って思う。 ゴリラの生え方はひどかったが、キリンとニワトリをみると、まだマシだな、と思える。 どうやって日常生活を過ごしてるのかわかんないよ。そうとう不便だろ。 キリンさん、ハムレットの重みに耐えかねてプルプルしててかわいそう。 『チェンソーマン』 (第91話 パワー・パワー・パワー) 前回、ポチタは人を見る目がないとか思ってしまってごめんよ。 ゴミ箱の中で、デンジにすりすりするパワーちゃんは聖母のようだった。 近寄ってくる女がみんな俺を殺しに来る、と嘆いていたデンジだけど、パワーちゃんはデンジを生かしてくれたな。 「イジけるくらいワシが恋しいか!?」 「恋しいよ…」 ここで即答するデンジに泣く。 デンジ、パワーちゃんが死んでも泣けないとか考えてたけど泣くじゃん。 『ブラッククローバー』 (ページ270 二人) リーベと友達になる、と宣言したアスタにピキピキしてるナハトがちょっとかわいい。 アスタはちょっとズレてるところはあるけど、努力家だし働き者だし愛想がよいし他人に親切でちゃんと丁寧語でしゃべるし、言動もあんまり荒っぽくないしで、...

『アンデッドアンラック』(No.037 アンデッド+アンラック) 感想(最高のトキメキシチュエーション)

表紙はちっちゃい風子ちゃんとママかな? 風子ちゃん、ちっちゃな頃から絵を描くのが好きだったんだな。 足元に『君に伝われ』が3巻分、置いてあるから、この頃すでにファンになってる。 101巻もあるって、10年連載してたとしたら年10冊という週刊誌でもあり得ない発刊ペースになっちゃうから、風子ちゃんが生まれる前から連載されてたマンガなんだろうな。 確か『パタリロ!』がそれくらいの巻数じゃなかったかな、と思って調べたら102巻まで出てた。 とうとうと『君に伝われ』について語るジュイスさんがおもしろすぎる。 「宇宙サッカー部」とか「ド腐れ」とかいうワードがジュイスさんから出てくるだけですでにおもしろい。 てか、勝手に『君に届け』的な男女がくっつくまでもだもだしてくっついた後ももだもだしてる青春ラブコメマンガだと思ってたんだけど、トンデモ設定満載でバトル展開まであるSFマンガだったとは。 タチアナちゃんに布教済みで、トップくんにまで布教する風子ちゃんはファンの鑑です。 で、なぜか風子ちゃんがマンガを描いて、出版社に持ち込みし、安野雲先生のことを探るという超展開に。 突飛な展開すぎてビックリした。 「私は創作物をホクホク楽しむ側であって!! そこには大きな壁があるんですよ!!」 わかる。超わかる。 アンディは手塚治虫先生がマンガを盛り上げてた頃にちょっとかじってたのか。 アンディ本当に便利キャラだよな。 技術がいることはほとんどできる可能性あるよ。 というわけで、原案と絵は風子ちゃんで、それ以外はアンディが担当することに。 いろいろと抵抗してたけど、アンディに説得されて、マンガを描く仕事を引き受けた風子ちゃん。 自分にできることがあるのならなんでもやるって、腹をくくったんだな。 それに、マンガを作ることで、自分の気持ちと向き合って、それによってもっと強い能力を身に着けたい、と。 これって、コミックス3巻の著者コメントの「自分が何を素敵だと思い、何に憧れているのか、自分を理解すればする程、否定者は強くなります」が、そのまま適用される展開なんだな。 そう考えると、マンガを描く、というのはそんな唐突な展開でもないような気がしてきた。 最近、やたら距離が近いアンディと風子ちゃんの間が、やたら離れているコマがちょっと不穏だ。 「不運」はアンディを殺せないことは確定的。 でも、風子ちゃんは強...

『週刊少年ジャンプ』2020年47号 感想

『鬼滅の刃』のキャラクター人気投票結果が発表されてたけど、善逸が1位とはビックリ! しかも、わりとブッチギリじゃないか。 普通に炭治郎だと思ってた(前回はそうだったし)。 まさか炭治郎が4位とは……。 全体的に票がかなり分散されている印象で、各キャラがそれぞれに人気を得ているマンガってやっぱり強いよなあ、って思った。 あと、猗窩座が魘夢の下にいるのがめっちゃ不服! 『呪術廻戦』 (第127話 渋谷事変・44) 別記事(廻り続ける戦い)になりました。 『Dr.STONE』 (Z=171 同じ光を見て) やっぱりゼノは千空のこと大好きだろ! としか思えなかった今回。 あれだけたくさんの科学者がいた現代(?)でさえ、ゼノが興味を抱いていた人物は数少なかったのに、その人物と再び出会えて科学談義で盛り上がれるんだから、そりゃあテンションもあがる。 てか、ゼノは自分が捕虜だってこと忘れてんじゃないのか? スタンリーが強襲してこないのは、できないからじゃなくって、今頃、千空と楽しく談義してるだろうから邪魔しないでおいてやろう、という配慮からだったりして。 千空とゼノとクロムがハイテンションになってるだけだったけど、めっちゃおもしろい回だった。 情報が1点だけだとどうにもならないが、2点になった途端にいろいろ割り出せるようになるよね。 三角測量的な。 なるほど、宇宙ステーションが石化に巻き込まれなかったことも考察材料になるのか。 『ONE PIECE』 (第993話 “ワノ国の夢”) 表紙でローラが結婚していた。 これでベッジとゴッティは義兄弟ということに? ブリスコラのゴリラの生え方は確かにおかしい。 あれでは腕をあげるだけでも大変じゃないか? でも、どういう生え方すればおかしくないのか、と言われるとわからんな。 肩から生えてもやっぱりおかしいだろうし。 生えるんじゃなく、ゴリラと一体化するのが普通じゃないかな。 ルフィのおもりで手を焼いてたのに、ジンベエが介入してきた途端に、先行権(?)を主張するサンジがなんかかわいい。 そして、素直に謝るジンベエも良いな。新参者だからあんまりでしゃばらないように気を遣ってる感じだ。 ジンベエ、基本的に気配り上手さんだからな。 『ブラッククローバー』 (ページ269 魔法が使えないヤツ) アスタの背後にヤミさんをみてイラっとしているナハト……こ...

『呪術廻戦』(第127話 渋谷事変・44) 感想(廻り続ける戦い)

『ジャンプ』表紙はハロウィンテーマでポップな感じになっててかわいい。 『呪術廻戦』のロゴまでポップになってるし。 ちょっと太った(?)五条先生がかわいいな。 実は「呪われたくなきゃお菓子よこしな!!」ってアオリをみて「お菓子あげるから宿儺の指を食べないで」って思った。 巻頭の見開きじゃない方のカラーは真人メインで、ぬいぐるみになった野薔薇ちゃんと七海さんと吉野くん。 かわいいっちゃかわいいんだけどかわいくない。 そして、巻頭の見開きのカラーの方は東堂メイン。 いや、なんで巻頭カラーでこの顔してるんだよ、東堂。意味がわかんないよ。 そして、なんで高田ちゃんに射殺されてるんだよ、東堂。徹底的に意味がわかんないよ。 さて本編。 東堂に窮地を救われたものの、完全に心が折れてる虎杖。 虎杖の口から「人殺し」とか「言い訳」とかいう言葉が出るのきっついな。 「俺はもう、俺を許せない」 だから、真人にやられるがままで、3/4宿儺を道連れに逝こうとしてたんだろうなあ。 東堂の術式は意外と真人と相性がいいな。 入れ替えに利用されてる新田くんは気の毒だけど。 これ、適当な呪具を付近にばら撒いておけば、ほぼノーリスクで真人の引き留め役ができることになるな。 東堂、たまにものすごくいいことを言うよなあ。 呪術師はみな、因果関係でつながっている。 みんなが原因と結果のループの中でからみあっている。 七海さんは虎杖に呪いをかけることになる、とわかっていても、これからを託した。 きっと、たくさんの呪術師たちがそうやって死んでいった。 そんな呪いが連なりあって、ここまでつながり続けてるんだな。 七海さんは「Mr.七海」呼びなんだ。さすが七海さん。東堂にも尊敬されてる! ところで七海さんも例の質問を受けたんだろうか。 東堂が虎杖に言わなかったことってなんだろう。 悪いニュースをあえて伝えなかったのか、良いニュースをあえて伝えなかったのか。 新田くん、前回、回復役っぽかったので、まさかの反転術式使い? ってなったんだけど、ダメージの停止が術式らしい。 回復はできないけど、悪化もしない。 治ってはいないけど、痛みはやわらぐ。 なにそれ便利。 家入先生が近くにいるのなら、瀕死状態の人を瀕死状態のままにしておける、というのはかなり有用。 死にさえしなければ家入先生に助けてもらえる可能性があるからな。 これはも...

『アンデッドアンラック』(No.036 一人じゃない) 感想(真実を否定し、正義を肯定する)

表紙はヴィクター。 黒枠で囲まれてると遺影っぽいけど、ジュイスさんの中では、もう亡くなった人扱いなんだろうか。 ループのことを知ってるか、とトップに問われて「…知らん」と答えるニコ。 この微妙な間は、知らないことがあるってのが不服ってことなのか、ループがあると仮定すればいろいろと辻褄の合うことがあるな、とか考えてたから間ができたってことなのか。 世界の終わりって、物理的に地球が粉々に壊されるのか。 めっちゃ乱暴なやり方だな。 あの軌道図からして太陽につっこんで終わりなのかと思ってた。 で、その壊された過去の地球のかけらが、風子ちゃんが落としまくってる隕石……。 少し前まで星がなかったのになんで隕石はあるんだよ、問題がクリアされた。 するとアーティファクトは、過去の地球のかけらにくっついていた遺物が、隕石と一緒に現地球に落下したものだったりするのかな。 アンディの右耳のつけねにホクロがあることを知っているジュイスさん。 何その爆弾発言。 いやいや、耳のつけねのホクロはなかなか発見できるもんじゃないよ。 坊主頭ならみえるかもしれないけど、そもそもそんなとこ凝視する人あんまりいないし。 アンディの場合、全裸シーンが多すぎて、たとえば右のお尻にホクロがとかいうことだったら、みんな「うん、知ってる」ってなるもんなあ。 こういう絶妙な位置のものを指摘するしかないのか。 てか、この発言してる時のジュイスさんがめっちゃかわいいな。 いつも美人だけど、このコマはなんかかわいい。 アンディに「落ち着け」と言われて「落ち着いてますけどぉ」って答える風子ちゃんがまったく落ち着いてなくてかわいすぎる。 その横でそわそわしながらアンディとジュイスさんをみるチカラくんもかわいすぎる。 「…ヴィクトルと、随分仲が良かったんだな」 「……昔の話だ」 というアンディとジュイスさんの会話のアダルトっぷりがすげえです。 「随分」という言葉をくっつけただけで、めっちゃ意味深になるもんだなあ。 これは「そういう仲だったと受け取るがそれでいいか?」くらいの意味に感じる。 それに対するジュイスさんの答えがまた意味深。 たとえば、友愛とか親愛とかいう関係だったら、こういう答えにはならないもんなあ。 「そう受け取ってもらってかまわない」くらいの返事だよなあ、これ。 いろいろ配慮した大人の会話だ。 ニコとかシェンとか、...

『週刊少年ジャンプ』2020年46号 感想

『呪術廻戦』 (第126話 渋谷事変・43) 別記事(ペラッペラの戦争)になりました。 『ブラッククローバー』 (ページ268 悪魔) アスタの中にいる悪魔も、魔力がなかったのか。 じゃあ、アスタが使ってる力はどこから来てるの? グリモワールの中にずっといることで、変化したということなのかな。 リチタがアスタの母親のようだ。なんとなく似てるし。 魔力を奪っちゃうから育てられないと思ったのかもだけど、アスタ魔力ないから影響ないだろ、と思ったんだが、生命力まで奪っちゃうからやっぱりダメなのかな。 『チェンソーマン』 (第89話 がんばれチェンソーマン) 泣きながら音ゲーやってたけど、パーフェクトとれたらめっちゃ満足気なコベニちゃん。 どうして音ゲーやらされてるのか忘れてるし……。 恐怖が悪魔を強くする。 チェンソーマンが強いのは、悪魔たちがチェンソーマンを恐怖していたから。 人間たちからチェンソーマンへの恐怖を奪うため、マスメディアを使って、チェンソーマンは弱者を救う者だから怖がることはないんだよ、と喧伝する、というマキマさんらしい権力の濫用。 ヒーローは応援で強くなるのが定番なんだけど、この世界では逆に作用するのか。 で、まんまと策がはまってチェンソーマンが負けたら「あーあ……」ってなるマキマさん……。 負けちゃうなんてがっかりです、と言わんばかりで、こういう事態に追い込んだのはマキマさんなのに、めっちゃめんどくさい人だな。 『破壊神マグちゃん』 (第16話 少女の眠る家) センターカラーだよ! 打ち切りにおびえているので、これは本当にうれしい。 マグちゃんはピンク、ナプタークは黄緑、ウーネラスさんは青白い感じか。 てか、色もあいまって、ナプタークがめっちゃネギにみえる。 マグちゃん、ルルちゃんを起こしてあげててやさしい。 こんなかわいい目覚まし時計が欲しい。 ルルちゃん、熱だして具合悪いのに、家事をしなきゃとか考えてるの、本当に難儀な子だな。 錬くんが心配しまくってる気持ちがわかる。 ここでちゃんとルルちゃんを止めるマグちゃんの存在が本当にありがたい。 さすが神様! 錬くんが、ルルちゃんに気を遣わせちゃうから見舞いに行かないでくれ、と友人ふたりに頼むとこオトコマエだよね。 で、ふたりともすぐに引き下がったのは、ルルちゃんならそうなるよね、と納得したからだろう。 みん...

『呪術廻戦』(第126話 渋谷事変・43) 感想(ペラッペラの戦争)

サブタイトルはまた「渋谷事変」に戻るのか。 3人でなかよくお茶してる1年ズ。 五条先生のクリーニング済のシャツにコーヒーをこぼしてしまって大騒ぎ。 まあ、テーブルの上にシャツを置いてった伊地知さんも少しは悪いかもだけど、野薔薇ちゃんの方が悪いのは間違いないね。 コーヒーのシミ抜きする1年ズかわええ。 あの柄をマリメッコと言い張るのはさすがに厳しい。 確かにマリメッコにありそうな柄だけどっ。 五条先生、もうけまくってるから、25万のシャツくらい平気で買いそう。 てか、あるだけ無頓着に使っちゃいそうなイメージがある。 呪術師なんていつ死ぬかわかんないし。 でも、おっきいことやるためにこっそりお金ためてたりしてるかもしれない。 25万の10%となると、税込みか税抜きかは確かに気になるところ。 てか、さりげに虎杖と伏黒を連帯責任に巻き込む野薔薇ちゃん……。一応、自分が多く払う、という体裁はとってるけどね。 マジレスすると、シャツをクリーニングに出しなおしてその代金を弁償する、というのがよいんじゃないかな、という気がする。 コーヒー染みはわりとよくあるので、シミ抜き専門店に出せばどうにかなるんじゃないかな。 芥見先生はクリーニング屋さんでのバイト経験があるそうなので、そこらへんくわしそうだけど。 ところで巨乳(?)になった伏黒も魅力的ですね! 中身、シャツだけど。 あれは、虎杖に羽交い絞めにされて、野薔薇ちゃんにむりやりつっこまれたんだろうと妄想している。 そして、五条先生はねちねち嫌がらせの言葉吐きつつも、弁償させずに許して、1年ズのみてないところでゴミ箱にポイしたんじゃないかと想像している。 とかいう愉快な話のあとで、顔面半分つぶれてる野薔薇ちゃんの絵はむごすぎる……。 虎杖のメンタルはもう限界を超えている。 そりゃそうなる。 ここで真人が黒閃だすのか……。 呪霊でも使えるんだな。そりゃそうか。 無抵抗にやられる虎杖が痛々しい。 もうやられるがまま。抵抗するだけの気力がない。 このまま死んでしまえれば、これ以上、被害を出さずに、3/4宿儺を道連れにできるんだから、それでいい、とか思ってるのかもしれない。 それにしても、真人のペラッペラさ具合が素晴らしいよね。 吉野くんとの会話あたりから、このペラッペラさは一貫してる。 たくさん本を読んで、語彙が増えてる分だけたちが悪くなっ...

『ワールドトリガー』第202話「ガロプラ・14」 感想(王子と王子)

前回、アリステラの王子だということが発覚した陽太郎。 「ヘルメットがかっこいいのでうすうすバレていたかもしれませんが……」、っていや、わかんないよ。 確かそのヘルメット、レイジさんのお手製だよね。陽太郎の熱いレイジさん推し本当にすごいな。 ボーダー預かりになってるアリステラのマザートリガーは「神」がいない状態なので、出力がめちゃめちゃ小さい、か。 マザートリガーそのものもものすごいパワーを持ってるけど、近界では「神」がいないと存在価値がないに等しいのか。 でも、「神」付きマザートリガーの出力だされたら、ボーダーとしては逆に扱いに困るんじゃないかな。 近界の「星」は地球よりはかなり小さいようだけど、これを支えるレベルとなると、日本沈没しかねないパワーもってるんじゃない? 今くらいがボーダーで利用するのにちょうどいいくらいなのかもしれん。 ボーダーはマザートリガーをめっちゃ利用してるけど、地球側としてはネイバーが攻めてきさえしなければ、なくても困らないわけだからな。 まあ、これを利用したい国とか組織とかはあるかもしれないけど、そこつっこみだしたら違うジャンルのマンガになっちゃうし。 さらに「冠(クラウン)トリガー」なる言葉が出てきた。 マザートリガー直属の最強トリガー。 それをどう扱うかによって、国のありようが決まる、か。 軍事に使えば軍事国家となり、農耕に使えば農業国家となる。 ユーマが言ってる「ツチガミ」はインフラ関係にクラウントリガーを使っていたということか。 で、アリステラのクラウントリガーは、なんと雷神丸だった……。 えっ? 犬じゃなくてカピバラだよ、とか言ってたのに、カピバラでもなくトリガーだったの? まあ、アリステラが滅びている現在、一番大事なことに使おうとなったら、王子の護衛、というのはわかる。 でもなんでカピバラ? それだったら、それこそワンコの方が目立たなくてよいんじゃない? 陽太郎が喜ぶ形状になってるんだろうけど。 ガロプラが攻めてきた時、陽太郎が戦闘につっこんでいって迅さんがあせっていたのは、陽太郎が危険になるから、ではなく、陽太郎を守ろうとして雷神丸が本来の能力を発揮して大暴れすると困るから、だったらしい。 まあ、ボーダー預かりのものが市街地を火の海にしたらマズいどころの騒ぎじゃないな。 対外的には「ネイバーの侵攻」って言い張れるだろうけど。 ...

『アンデッドアンラック』(No.035 この世界は) 感想(積み上げられた敗北の果ての希望)

表紙はアンディに背後から支えられつつ、アポカリプスの口に銃を突っ込む風子ちゃん。 風子ちゃんの表情がめっちゃ凛々しい。 アポカリプスを確保して、事態を膠着状態に持ち込んだものの、なだれこんでくるアポカリプスの記憶に苦しむ風子ちゃん。 スポイルと戦う、ヴィクターとジュイスさんと、ボイドとジーナさん。 傷ついて倒れているニコと、泣いて悲しむジュイスさんとジーナさん。 2席しかない円卓。 ジュイスさんと同じ服だけど男性っぽい人と、ヴィクターっぽいけどなんか女性っぽい人。 燃えて融ける世界でひとり立ってるヴィクター。 アポカリプスはずっと円卓と共にあったアーティファクトのはずだから、蓄積された記憶量もハンパないんだろうな。 で、風子ちゃんをパニクらせてうっきうきなアポカリプスを、フィルが普通につかまえた。 フィルについてる石の腕みたいなやつはアーティファクトかな。 てか、フィルが「UNFEEL -不感-」だってあっさりバラされたな。 フィルならどんだけ記憶がなだれこんできても平気なのね。 アーティファクト使いまくりで狂わないのおかしい、とかヴィクターに言われてたからな。 そして、金斗雲(筋斗雲?)に乗ってさっそうと現れたシェン。 センターカラーの表紙でムイちゃんと一緒に乗ってたけど、本当にあったんだ。 「お前、乗れんだな」ってさりげに『ドラゴンボール』ネタがでてきた。 アンディは流行ものには乗っかる主義だから、きっと読んでる。 ビリー様は、ユニオンから円卓とバーンを奪ったことで成果十分として引いたか。 ジュイスさんもそれで良しとして、事態は痛み分けということで落ち着いた。 基地の天井が抜けて、円卓会議が青空教室みたいなことになってる。 風子ちゃんをひざに乗っけて座るアンディ。 アンディにすがりついてる感じの風子ちゃん。 タチアナちゃんをなぐさめているようにみえるトップ。 いつものごとくあの球みたいので浮かんでるニコ。 普通に立ってるチカラくん。 なんとか立ってたけど、ドシンと座り込んじゃった一心。 不壊の箱に閉じ込められているアポカリプス。 ここからは、ジュイスさんへの尋問タイムか。 アンディが気にしてた、ジュイスさんがクエストの全クリアをめざしてなかった件は、確かに消極的すぎるな、とは思ってた。 あと2回しか猶予がないのに大丈夫かい、って。 シェンが気になってたのは、ヴィ...

『週刊少年ジャンプ』2020年45号 感想

『Dr.STONE』 (Z=169 RISK or HEART) スタンリーがこわいんだけど、この人なんでこんなに執拗なのかね。 ゼノが無理やり連れてかれてったと思ってるのかな。 ゼノは千空と一緒に行動できてちょっと喜んでるんじゃないかって気がするんだけど。 『呪術廻戦』 (第125話 あの子の話) 別記事(「人生の席」で笑う人と泣く人)になりました。 『鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 外伝』 (前編) 平野先生の鬼滅スピンオフ。 義勇さんの外伝よりも、吾峠先生の絵に近づいたような気がする。 そして、千寿郎くんがめっちゃかわええ! ところで、恋柱さんの隊服が……その……エロくないですか?(爆) あれ? こんなんだったっけ? こんなんだったよな……ってなった。 吾峠先生の絵だと、ここまであられもない印象はなかったんだけど、やっぱり冷静にみるとすごいアレだな。 これを「公式なら仕方ないな!」って納得しちゃう煉獄さんと恋柱さんすごい。 柱が5人しかいない柱合会議、めっちゃ寂しい。 煉獄さんが柱に並ぶことを許されず、立て膝も許されず、玉砂利の上で正座しているのも寂しい。 この時点ではまだ煉獄さんは、代々、炎柱を継いでいる家のお坊ちゃま扱いなんだろうな。 柱になった順番は、炎(槇)⇒岩音花水⇒風⇒蟲⇒炎(杏)⇒蛇⇒恋霞っぽい。 恋柱さんは元々、煉獄さんの弟子で、煉獄さんが炎柱になったので継子にスライドした感じか。 風柱さんは、お館様に喧嘩を売り、煉獄さんに喧嘩を売り、炭治郎に喧嘩を売り、と柱合会議で何かやらかす係(?)なんだろうか。 しかも、柱なのに一般隊士に諭されてるしでいいとこがない。 義勇さんは一言もセリフがなくて、しのぶさんの横でボーッとしてるだけだけどなんなの? 原作準拠ではあるけれど。 ご先祖様が海老天を食べすぎたから髪が黄色くなった煉獄家……海老天の遺伝子に与える影響すごすぎる。 あの鬼は多分、煉獄さんをご先祖様の誰かと間違えてるんだろうな、とすぐに思えるほど、煉獄家の遺伝子は強い。 『アンデッドアンラック』 (No.035 この世界は) 別記事(積み上げられた敗北の果ての希望)になりました。 『破壊神マグちゃん』 (第15話 血濡れし漆黒の猟犬) 子犬を拾ってきて「狩猟である」と言い切るマグちゃんかわええ。 いや、狩猟ってことは、それ食べるの? って感じだが、眷属にする...