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『呪術廻戦』(第81話 宵祭り -弐-) 感想(会いたい仲間たち)

メカ丸があのロボのことを「メカ丸」って呼んでるんで、メカ丸(本人?)のことを「メカ丸」って呼ぶのはおかしいのか? とか思い始めて、でもずっとメカ丸だったしなあ、ってなってる。 真人は魚さんになったり鳥さんになったり、本当に自由自在だな。 しかし、余裕しゃくしゃくだった真人に、メカ丸がダメージを与えた。 真人も混乱してるけど、「魂ごと破壊」ってどういうことなの? メカ丸、景気よく年月(?)を消費してるけど、これを使いつくすとどうなるのかな。 あと、「会うんだ!! 皆に!!」のとこのコマで、三輪ちゃんと加茂にはさまれてる人、誰? 交流会で東京に来なかった生徒だろうな、多分。 三輪ちゃんだけが笑って手を振ってくれてるのは、メカ丸の脳内ビジョンだから、というわけではなく、実際、こんな感じの対応なんだろう。いつも。 でも、メカ丸は「会うんだ!! 皆に!!」って言ってる。 会いたいのは三輪ちゃんだけじゃない。京都校のみんながちゃんと大事なんだよね。 そうか~。ここで真人の領域展開か~。 この領域展開、入っちゃったらどうにもならない感あるよね。虎杖以外は。 虎杖に対しては脆弱そのものだけど。 夏油が「場合によっては、今この場で……」って言ってて、最初、メカ丸を殺す、的なことかな、って思ったんだけど、場合とか関係なくメカ丸のことは殺すつもりだったよね。 ということは、この機会に乗じて真人を祓う、もしくは呑み込む、ってことなのかもしれんな。 手を組んでるとはいえ、真人はどんどん手におえない感じになってきてるし、ここらへんで始末しときたい、ってことなんじゃないかな。

『週刊少年ジャンプ』2019年47号 感想

『チェンソーマン』 (第42話 ジェーンは教会で眠った) 祝! 『ジャンプ』表紙&巻頭カラー! まさか、周年記念でもないのに巻頭カラーをとれるとわっ! で、『ジャンプ』表紙カラーの方は、わりと配色渋めでかっこいいバトルものっぽい感じだったんだけど、巻頭カラーの方はひたすら女子達(ひとり違うのまじってるけど)の下着姿という……。 さすがタツキ先生、攻めてる。 てか、マキマさんのバストのボリューム感はなかなかのもの。 こちらはさすがに上げ底じゃないよね。 あと、個人的にはコベニちゃんが一番かわええと思います! てか、やっぱりレゼちゃんただものじゃなかったか……。 まあ、普通に考えて、デンジに積極的に近づいてくる人は普通の人じゃないよね。 ロシア系の人なのかな。ソ連が健在という設定だから、KGB的な組織の人なのかもしれない。 レゼちゃんはデンジを公安から剥がして、自分の陣営に取り込もうとしてるのかな。 いくらレゼちゃんが魅力的でも、デンジが自主的にマキマさんから離れるってのは考えにくいんだが。 ところで、台風の悪魔よりも格上の存在ってなんなんだろう。 『ONE PIECE』 (第959話 "侍") 反乱軍の合流を防ぐために橋をすべて破壊するとは、シンプルだけど効く手だよな。 自分が統治している国の重要インフラをためらいなく壊すって、どんだけ情報を信じてるんだよ、ってなる。 やっぱりどこかに内通者がいるのかなあ……。 『アクタージュ act-age』 (scene86.必死) 夜凪ちゃんと千世子ちゃんのカラーがかっこええ! 互いに紅を注すって、めっちゃ色っぽくてよいよねえ。 武光は夜凪ちゃんのことをよく理解している。 よく理解したうえで、夜凪ちゃんのことを助けたいと、真摯に思っている。 宣伝のために起用されたのかもしれないけど、武光が夜凪ちゃんサイドにいてくれてよかった。 ファンのために自分を決して曲げないと決意して生きてきた王賀美さんが、「自分らしさ」について考え始めた。 「自分らしさ」を考えすぎてしまうと、自分らしくなくなるってあるよね。 そして今の王賀美は、自分の幸福な時間を必死で味わっている。 自分にとっての幸せを必死で追いかけていたら、それが「自分らしい」ってことなんだと思うよ、多分。 『鬼滅の刃』 (第179話 兄を想い弟を想い) 表紙は多分...

『呪術廻戦』(第80話 宵祭り) 感想(ロボはロマン)

メカ丸VS真人開始。 メカ丸(?)がぞろぞろ現れたけど、これどこに収納してあったんだろう。 それ以前に、バスタブ(?)やら管やらたくさんあるの、これだけのパーツを誰が移動させたんだ。 メカ丸(端末)がメカ丸(本体)を運んだのかもな。 で、なんだか真人がルフィみたいなことになってんですがっ。 そうか、真人もゴム人間になれるのか。 とか思ってたら、メカ丸はエヴァ(?)になったよ! いやあ、プールやダムの中からロボが出るのはロマンだよねえ。 こんな大きなものどうやって隠してたんだよ、とか、真人の隙をどうやってかいくぐって乗り込んだんだよ、とか、いつのまに服を着たんだよ、とか細かいことを追求してはいけない。 メカ丸は、渋谷のハロウィンパーティーの情報を材料に、五条先生と取引をして助けてもらう算段か。 まあ、夏油+真人を相手にできる術師って五条先生くらいだよね。 あと、条件が整えば、ワープ(?)で飛んできてもらえるし。 メカ丸、虎杖や伏黒や真人のことをひっそり観察してたんだな、と思ったら、そこにこっそり三輪ちゃんがまぎれてて、ちょっと笑ったんだが、その後に「出し惜しみはしない」と決死の覚悟を決めてるコマの下に笑ってる三輪ちゃんの絵が出てきて、えっ? もしかしてメカ丸、三輪ちゃんにかなり本気だったの? ってなった。 メカ丸が内通者になってでも、普通のからだを手に入れたい気持ちはよくわかる。 バスタブの中に閉じ込められて生きて、そこまでしてでも苦痛は常につきまとうとか、そんな境遇どんなことをしてでも抜け出したくなるだろ、そりゃあ。 でも、理由はそれだけじゃなかったのかもしれない。 「普通」になって、三輪ちゃんと普通に話したかったのかもしれない。 そんな気がした。 ところで、加茂に指摘されてた大技使い過ぎ問題が、ここでまた出てる感じがする。 でも、大技使いたいよね。かっこいいもんね(笑)。 それに確かに出し惜しみして勝てる相手ではないしな。 なんか、思いもよらぬド派手な戦いになってきたんだけど、やっぱりメカ丸死にそうな気がしてならない……。

『ワールドトリガー』第186話「ヒュース・8」+第187話「弓場隊・2」 感想(最強の矛は最強の盾で防げるらしい)

「解説の人には見せらんないです」と言われて追い出されちゃう小南ちゃん。 かわいそうだけど、解説で余計なこと話されると思ったんだろうな。 ランク戦やってる連中には解説はきかれないはずだけど、この策を使わなかった場合に、別の試合で流用できなくなる可能性もありそうだし。 バッグワームは便利だけど、フルガードができなくなるのが難か……。 バッグワームはレーダーにうつらなくなるだけで、ちゃんと目視できるからね。 スナイパー達がオサム以外の三雲隊の動きを把握できちゃってるのキツイよ。 こうやってみると、偵察役としてのスナイパーってのは超重要なんだな。 40mも離れてるのに建物ごとぶったぎってくる生駒さんこわい。 毎度のことだけど、きれいに斬れるもんだなあ。 これ、旋空がとんでくるよ、って宇佐美ちゃんがアラートだしてなかったら、ヒュースの脚くらいはもってかれてたんじゃないかな。 生駒さんと隠岐と弓場さんと帯島ちゃんに総がかりで攻撃されて落ちないヒュースすごすぎる。 そりゃあ「なんであれで死なないんだろうね……」ってなるよね。 一方、ヒュース以外の3人はわりとあっさり合流できた。 外岡に見張られてるけど。 ヒュース攻め(?)に水上と犬飼まで加わっちゃって、なんかもうめちゃくちゃである。 ランク戦でここまで袋叩き状態になってる人、はじめてみるような気がする。 陽太郎、中継観ながら泣いてるんじゃないかな。 本当になんであれで落ちないのかな。どこからどういう攻撃がやってくるか予測できてるみたいな動きだよね。 ログを観まくったんだろうな。きっと。 海くんはどさくさまぎれに帯島ちゃん落とそうとしたら、弓場さんに阻止されてた。 弓場さん、ちゃんと全体をみてるんだな。 自分がわざわざ加わらなくてもヒュースは落ちるから他を狙おう、という海の考えはわからないでもない。 でもそれで弓場さんに落とされたら元も子もないよね。 これ、ヒュースが落ちたら、今度は犬飼が狙われそうな配置なんだけど、犬飼的には一応、退き時を考えてるんだろうな。 少なくとも、これだけのメンツがヒュースのまわりに集まってる間は、二宮さんからの「東側の盤面を押さえろ」というオーダーは守れるわけだし。 それにしても、シールドを張らせておいて、そのシールドで守り切れない足元を撃ち抜くって、犬飼は本当に器用だな。 オサムはチカちゃんのスナイプ...

『呪術廻戦』7巻 箇条書き感想

またもや出遅れてるけど、『呪術廻戦』の7巻が出ましたよ! というわけでいつもの箇条書き感想です。 ・表紙は予想した人ゼロだったんじゃないかと思われる、脹相兄ちゃんwith壊相と血塗の腕。最初みた時、誰だっけ……、ってなった ・著者コメントはコンクリートブロックになった芥見先生がドリルで穴あけられてる絵? シュールすぎる ・カバー下はJUPPONグランプリ。虎杖は食べ物の好き嫌いがない子だと思ってたけど、レーズンよりもチョコチップが好きなのか? あと、野薔薇ちゃんの回答が厳しい。虎杖の手作りはおいしそうな気がするよ ・対花御戦で五条先生が東堂のおいしいとことっちゃったみたいになったのは連携ミスか……。まあ、やりすぎて逆に花御の逃亡をゆるしちゃったようにもみえるからね。でもまあ、東堂の術式は京都校の連中も把握してなかったくらいだから、五条先生が知らないのも無理はない ・野球に一番乗り気だったのは歌姫先生……うん、知ってた。てか、ユニフォームがすでに準備されてたの謎だな。もしかして、野球が選択されたのって、五条先生と歌姫先生の共犯か? ・交流会重症度。パンダとメカ丸が家入先生の治療を受けなかったのはわかるが、わりと重症だったのに受けてない虎杖と東堂はどんだけ頑丈なんだよ ・京都校学長はドラマー募集中。ギターとドラムだけで何やるんだ? それともベースはすでにいるのか? それにしても呪術師が76まで五体満足で生き延びるって意外とすごいような気がする ・8巻の表紙……夏油かな?

『週刊少年ジャンプ』2019年46号 感想

『鬼滅の刃』 (第178話 手を伸ばしても手を伸ばしても) しょっぱなから「頼むから死んでくれ」とか言われてる縁壱さん。 なかなかひどい。 縁壱さん、寺から連れ戻されそうになった、ということは、父親は本当に兄ではなく弟を跡取りに据えようとしてたのかな。 勝手な話ではあるが、戦国の世を生き延びるために、より強い跡取りを、と望む気持ちはわからんでもない。 しかし、縁壱さんは引き取り予定の寺には来ていなかった、と。 これは、縁壱さんが連れ戻されることをおそれて、予定されていた行動をとらなかった、ということなのか、行こうとはしたけれど途中で鬼に襲われた、ということなのか。 経緯はわからないけど縁壱さんは鬼殺隊にスカウトされ、人と戦うのは嫌だけれど、人を殺す鬼と戦うことは受け入れたんだろうな。 で、兄の領地で鬼の被害が出ないように、こっそり見守り続けていたんじゃないかな。 そうでないといい感じのタイミングで助けにこれるわけないもんね。 それでも、兄の配下の者たちが殺されるのには間に合わなかったので「申し訳ございません。兄上」ということなんだろう。 それなりに穏やかな生活と、嫁さんと子供たちを捨てて、鬼殺隊に入るとは、兄もそうとうにこじらせている。 しかも、そこまでしてでも、縁壱さんの強さにはとうていたどりつけず、25歳までに死ぬ、というタイムリミットまでつけられ、これはもう自分の願いが叶うことはない、と思ったところに無惨様登場か。 それにしても無惨様、スカウトの才能はあるな。 すでに死んでいる縁壱さんをわざわざまっぷたつにする黒死牟。 そこまでしないと気が済まなかったのか。 それなのに、縁壱さんは自分からもらった笛を後生大事に抱えているし。 「もうやめろ、私はお前が嫌いだ」 弟はすでに死んでいるのに「もうやめろ」と言ってしまうくらい、黒死牟の中で弟という存在は死なない。 黒死牟の回想の中で、縁壱さんの顔がやたら細かく描きこまれているのに、父母や嫁、子供たちの顔がずっとのっぺらぼうだったのは、黒死牟がその顔を覚えていない、ということだったのか。 なかなかひどい。 日の呼吸の型を知る剣士を無惨様と黒死牟で徹底して殺しつくしたとか、ふたりが「ビジネスパートナー」になれたのは、共通の畏れを持っていたからなのかもしれない。 「炎の呼吸」を「火の呼吸」と呼んではならない、というのは、最初...

『呪術廻戦』(第79話 これからの話) 感想(犠牲を差し出し手に入れたもの)

カラー表紙が1年ズ+五条先生。 久しぶりにコミカルな絵で、めっちゃほっとする。 やっぱりこの3人が出てくると、なんか安心するよね。 小1の伏黒に声をかけた五条先生。 「で、そのお父さんなんだけど、僕がこ」って……もしかして正直に、「僕が殺した」って言おうとしてた? さすがの五条先生もこんな子供にそんなこと言えなくて蒸発した、ってことにしたのかと思ってたんだけど、五条先生は言うつもりだったけど、伏黒が聴く気なかった、ってだけだったのか。 それにしても、伏黒が冷めすぎてて、「君、本当に小1?」ってなるよね、ほんとに。 まあ、こうならざるを得ないような環境で育った、ということなんだろうけど。 血のつながりのない姉である津美紀が幸せになれる環境なら禪院家に行ってもいい、という伏黒。 こんなちっちゃいのに自分よりもお姉ちゃんの心配か。 そして、禪院家に行ったら津美紀が幸せになることは100%ない、と言われて、幼いながらに闘争心をむきだしにした伏黒をみて、「クックッ」って笑う五条先生、めっちゃ悪役っぽい。 まあ、禪院家が呪術師の素質を持たない津美紀さんをどう扱うか、なんて容易に想像できるよね。 五条先生じゃなくても100%不幸になると断言できる。 自分のことはどうでもいい様子で、めっちゃ冷めてるのに、義姉のことになると本気をみせる伏黒。 その姿に、五条先生は安心したんだろうね。 引くほどろくでもない男の息子だけど、自分以外の者の幸せのために戦う気概を持っている。 これなら、大きく道をはずすことはないだろう、と。 「強くなってよ、僕に置いていかれないくらい」 気が付いたら親友を置き去りにしてしまっていた五条先生が求めるのは、自分にくらいついてきてくれる呪術師。 自分ひとり強くてもダメだ、と悟った五条先生が、みずからの味方を求め動きだしたのだなあ。 五条先生の過去編はここまでか。 てか「10月19日」って、ハロウィンまで10日ちょっとしかないの? ようやく1年ズの出番。お久しぶり~。 3人をみる五条先生の目のうれしそうなこと! そして、高い椅子に座ってご満悦な野薔薇ちゃんかわいい。 おれにも座らせろって感じの虎杖も。 この高い椅子、って多分バルセロナチェアだよね。 さて、こちらも久しぶりの歌姫先生。 過去編にもちょっとだけ出てきてたけどね。 例の内通者の件に進展があったのか。 京都...

『週刊少年ジャンプ』2019年45号 感想

『鬼滅の刃』 (第177話 弟) 縁壱さんは本来ならば生まれてすぐに殺されていたのか。 まあ、武家の長男が双子となれば、戦国時代では無理もないことか。 周囲が弟をかつぎだして、跡目争いで大混乱になる可能性はあるからね。 そもそも双子なんで、どちらが兄か弟かも曖昧だし。 でも、母親が猛烈に反対し、ある程度の歳になったら出家させるということで落ち着いた、と。 母親としても、殺されるよりはマシと受け入れるしかなかったんだろう。 兄はやたらと弟のことを「気味悪い」と言うが、確かにこんな子供がいたら気味が悪いかもしれんな。 できすぎていて。 兄は弟を哀れに思って弟にかまった。 でも、弟は全然かわいそうじゃなくて、自分がかわいそうなことになっていると気づいてしまった。 口をきけないかわいそうな子供だったはずなのに、流暢にしゃべる(でしゃばらないようにしてたのか?)。 自分には剣の才があると思っていたのに、それを上回るとんでもない強さをみせる。 母にべったりの甘えん坊だったはずなのに、実はからだが不自由になってきた母の介助をしていた。 これはひどい。 でも、弟視点で考えると、この弟が兄をあそこまで一途に慕うのも無理はないと思うんだよね。 おそらくは母親の愛情はあったものの、周囲のものは縁壱さんのことを存在しないものとして扱っていたんだろう。 それなのに兄は、父の目を盗むという危険をおかしてまで、自分と遊んでくれて、自作の笛までくれた。 そりゃあ、兄上やさしい! になるだろう。 「剣の話をするよりも俺は、兄上と双六や凧揚げがしたいです」という言葉は、剣が童遊び以下ということではなく、ただ、兄のそばにいたい、という切実な願いだったんだろう。 そばにいたいから共に剣の鍛錬をしよう、にならなかったのは、兄を傷つけずにそれができないことを思い知ったからだろう。 縁壱さんは自分の立場をわきまえていて、自分が兄の障害となることをことごとく排除しようとした。 自分が兄の立場をおびやかしている可能性に気付いて、一刻もはやく自分を排除しなければと考えたけれど、死期が近づいている母から離れることもできなかった縁壱さんにとって、母親が亡くなったらすぐに出家する、というのは当然の行動だったんだろう。 けれど、それは兄にしてみれば、あまりにも欲のない行動で、自分と弟の立場が入れ替わってしまうことにおびえてい...

『呪術廻戦』(第78話 玉折-参-) 感想(嫌いという大義)

夏油の呪詛師堕ちを学長からきいた時の五条先生の表情がすさまじい。 わけわんなすぎて混乱して、脳内でものすごい速度で現状を受け入れないための否定材料を探してるのかな、って感じの顔してる。 そして、「聞こえてますよ。だから"は?"つったんだ」って時の顔は、呆然としているようにみえる。 「は?」の一言で、受け入れ拒否を表明してんだよ、それくらい察しろよ、ってちょっと八つ当たり的な感じ。 でも、学長だって現実を受け入れたくないんだよ。 それがわかるから、五条先生も言葉につまって、だけど何かが今にもとびだしてしまいそうな、こんな苦し気な表情になっちゃったんだね。 夏油、両親まで殺してたか。 夏油は呪術師家系じゃなかったんだな。 非術師を全滅させる、という「大儀」を掲げた以上、たとえ肉親であっても例外にはしないという、呪詛師になるという覚悟を自分に示したのかもしれない。 家入先生、まだ高校生なのに堂々と外でタバコ吸っとる。 夏油を前にしてもいつも通りな家入先生だけど、この人は意識的に五条先生と夏油の中間地帯という立場を保とうとしてるのかな、って気がした。 どちらにも肩入れしないことで、ふたりのつながりを保っているというか。 夏油いうところの「運試し」というのは、五条先生を試している、という気がする。 五条先生が自分を殺せるか否か、という。 「君にならできるだろ、悟」 夏油が掲げた途方もない理想を、実現可能にできそうな「最強」の存在。 夏油は五条先生になりたかったんだろうか。 でも、夏油が五条先生ほどの力を持っていたなら、こんな状態にはなっていない気がするな。 新宿の雑踏の中で、茈の構えをする五条先生こわい。 それもう大惨事だから。 でも、長い目でみれば、夏油が直接的間接的に殺した人数より、犠牲は少なくすんでいたのかもしれない。 とか考えだすと、いろいろと気が滅入るんですが。 「でも、俺だけ強くても駄目らしいよ」という台詞が、教師になって呪術師を育てる、という五条先生の進路の最初の一歩だったのかもしれない。 パパ黒の仲介役やってたあの人が、夏油と手を組んだか。 この人、理子ちゃん暗殺に手を貸してるんだが、そこらへんにはめをつぶるのか? でも、理子ちゃん暗殺を依頼した園田は達磨につぶされた。 「反対多数」って字だけで、信者の姿が描かれていなかったのがこわい。 こ...

『週刊少年ジャンプ』2019年44号 感想

『ONE PIECE』 (第957話 "ULTIMATE") ガープがロックス海賊団を壊滅させた、という話が出てきて、白ひげ、ビッグ・マム、カイドウが揃ってるような海賊団に勝てるほどガープって強いのか? と思ったら、ロジャーの協力があったからなのか。それなら納得。 でも、ガープとロジャーが協力したなんて、海軍は認められないので、とりあえずガープだけの手柄になってるし、それをガープが納得しないから、それによる昇進も拒否している。 そのかわり、海軍内でわりと自由に振る舞える、ということなのね。 息子のドラゴンが革命家になり、孫のルフィが海賊になっても、ガープの海軍内での立場が悪くなってなさそうなのも、それが遠因か。 ロックス海賊団の船長は「ロックス・D・ジーベック」。また「D」が増えた。 黒ひげ⇒提督、シャンクス⇒大頭、ビッグ・マム⇒船長、カイドウ⇒総督、と「四皇」はみんな肩書が違うのね。 普通は「船長」だと思うんだけど、「提督」とか「総督」とか名乗るのは、本人の好みとかポリシーとかあるのかね。 今回、ものすごい説明回だったけど、このマンガは説明回がめっちゃおもしろいよね。 そうだったのか~! ってなって。 『鬼滅の刃』 (第176話 侍) 扉からいきなり「縁壱、お前が笑う時、いつも俺は気味が悪くて仕方がなかった」とか、なかなかひどいこと言ってるな、黒死牟。 「気味が悪い」のは、理解できないことで笑ってるから、だよね。多分。 兄は最初から最後まで、弟の考えをひとつも理解できなかったんじゃないかな。 でも、理解できないのに、兄は常に弟を注視し、弟の眼に自分がどううつっているかを気にして生きていたんじゃないか、という気がする。 岩柱さんに「時透と玄弥の命を決して無駄にするな!!」と言われたあとの、風柱さんのヒトコマ分の沈黙がつらい。 岩柱さんは見えないから、逆に死亡判定に信用度が高い。 この時点で風柱さんは、弟はまだ生きているかもしれない、と思ってたんだろうけど、岩柱さんにその望みを絶たれて、一瞬、動けなくなったんだろう。 でも、それは一瞬のことで、また「風柱」に戻ったんだろう。 涙を流しながら戦う風柱さんが痛々しすぎる。 黒死牟は「鬼」として進化し、それゆえに「人間」としての心が折れてしまったように思える。 強さを求めることが「鬼」としての自分を受け入...

『呪術廻戦』(第77話 玉折-弐-) 感想(呪術師の死と呪詛師の誕生)

カラー表紙が漫才スタイルの五条先生&夏油。 「もういいわ」って漫才の定番オチ台詞だけど、本編を読んだあとでみると、めっちゃキツイよね。 いや、キツすぎですよ、芥見先生。「もういいわ」で終わってしまうのは。 子供時代の東堂をナンパ(?)してた人、九十九さんていうのか。 予想通り特級術師。 好みの女性のタイプをきかれて「自分は沢山食べる子が好きです!!」って即答する灰原くん、かわええ。 そして、夏油は答えないか……。 「人を見る目には自信があります」 「…私の隣に座っておいてか?」 「? …ハイ!!」 って会話もいいよね。 灰原くんは、人を見る目にも、夏油にも、信を置いている でも、夏油は、自分自身を信じることができないから、灰原くんの人を見る目も信じられない、と示唆した。 しかしながら、灰原は夏油を信じているから、夏油の言葉を理解できなかったと……。 この短い会話の中で、灰原くんのメンタルが安定していて、夏油のメンタルが安定してない、ってのがよくわかる。 九十九さんは、呪霊を祓うよりも、呪霊がうまれない方法を探った方がよい、という考えか。 まあ、それができれば一番いいんだろうけど、それができないから、呪術師たちが苦労してるんだよね。 でも、呪霊がいることで、呪術師の権力や財力が守られている、ともいえるので、呪霊がいなくなったら困る呪術師は一定数いるのかもしれん。 パパ黒は「甚爾」っていう名前だったんか。 「呪力が完全にゼロなのは、世界中探しても彼一人だった」とは、五条先生なみのレアキャラか。 術師は呪力のコントロールができるから呪霊をうまない ⇒ 全人類が術師になれば呪霊のない世界になる ⇒ 非術師がいなくなれば呪霊のない世界になる という理屈。 夏油は、すさんだ気持ちのままに「じゃあ、非術師を皆殺しにすればいいじゃないですか」と口走ってしまった。 九十九さんに「夏油君」と言われて、びくっとしたのは、言ってはいけないことを言ってしまった、と彼の中にある良識がストップをかけたからだろう。 でも、九十九さんは「それは"アリ"だ」と夏油の言葉を肯定してしまった。 そして、それの実行案までとうとうと述べている。 そこまで言っといて「だが残念ながら、私はそこまでイカれてない」って言っちゃうんだね。 なんというか、罪深い。 だって、君はそこまでイカれることがで...

『ワールドトリガー』第184話「弓場隊」+第185話「二宮隊・2」 感想(射撃戦じゃなく爆撃戦)

今回の司会は桜子ちゃん、解説は小南ちゃん+王子+蔵内か。 この3人が並ぶと、なんか華やかな雰囲気になるな。 小南ちゃんの「うちの子」のひいきっぷりがすごい。 どんだけかわいがってるんだよ、って感じだけど、それをこれほどあからさまに解説席という場で出せちゃうのは、さすが小南ちゃんだよなあ。 王子がつけたニックネームリストが追加された。  奥寺⇒おっくん  小荒井⇒コアラ  ヒュース⇒ヒューストン  神田⇒カンダタ  外岡⇒トノくん 奥寺、小荒井、外岡はわりと普通だな。ヒュースと神田はなんでわざわざ文字数を増やしたんだ。 本名よりニックネームの方が長いパターンわりと多いけど(アマトリチャーナ、とか)。 二宮さんを倒さないと生存点はとれない(三雲隊だけが盤面に残っている状態にしないといけないから)。 生存点がとれないと、ひと試合で4点とるのはむずかしい。 4点とれないと単独2位になれない。 だから、二宮さんを倒さず膠着状態にしてタイムアップに持ち込む、という策はとれないわけか……。 二宮さんがダウンしたのは、生駒旋空くらった時と、カゲさんの相打ちになった時だけか。 やっぱりなにげに生駒さん強いな~。 あれだけのスピードの斬撃が中距離の射程もってるんだもんな。 東さんの壁抜きスナイプより、生駒さんの壁ごし旋空の方が、適用範囲広そうだし。 三雲隊の理想の展開は、チカちゃんとヒュースが火力戦でもって場を制圧し、攻め込んでくる相手に対しては、オサムのワイヤー陣とユーマのワイヤー機動で対応する、という形か。 チカちゃんが移動砲台。 弓場隊のオペレータ・ののさんが初登場。 これまでにない姐御系キャラだ。 てゆーか何がとは申しませんが、でかああああい。 「一発かましゃあ度胸も付くってもんだろうよ」とか、台詞がめっちゃヤンキーっぽいな。 ののさんの加入で19歳組がさらにすごいことになったな。 ののさんをセンターにして、両脇に生駒さんと弓場さんを立たせて欲しい。 スナイパーの外岡は弓場さんの舎弟っぽいな。 大学受験で抜けたという神田は、頭よくて、気の回る人っぽいね。 生駒隊はあいかわらず試合前に打ち合わせとかやらないんだな。 チーム内の役割とか、できることとか、もうがっちり決まってて、その場に応じて良い感じに動けばいい、っていうスタンスなんだろうね。 影浦隊もそんな感じだけど。 生駒隊はど...

『週刊少年ジャンプ』2019年43号 感想

『鬼滅の刃』 (第175話 後世畏るべし) 『ジャンプ』表紙&巻頭カラー! 表紙は炭治郎と義勇さんの兄弟弟子コンビでで、巻頭カラーは炭治郎+ねずこちゃんと黒死牟+縁壱の兄弟対比か。 鬼になった兄を殺すために生き続けた弟の、刀身と技と耳飾りが、鬼になった妹を守りつつ戦う兄に託された、ってことになるんだな……と思うと感慨深い。 黒死牟の「縁壱が死んだ以上、誉れ高き死が訪れることはない」って考えがすごいな。 これって、縁壱さんと戦って死ぬことだけが、自分にとっての誉れ高き死である、ってことだよね。 自分が誰かに負けたら、その自分に勝てなかった縁壱さんが、その誰かより弱いことになってしまう。それは許せない。 という理屈と考えると、黒死牟、どんだけ弟至上主義だよ。 ところで、時透くんの胴体がまっぷたつなんですが……。 腕斬られて、肩貫かれて、脚斬られて、挙句の果てにそれかい……。 そんなめにあわされてるのに考えてることが「何の役にも立ってない…」って、時透くん、覚悟が極まりすぎだよ。 そしたら、玄弥は縦に斬られてるし……。 玄弥には鬼の回復力があるから、ワンチャンあるかな……あるよね……。 こんな状態なのに「守る…」という気持ちだけで動いてるの本当に泣ける。 これだけの攻撃を受けて、ちゃんと無事な岩柱さんと風柱さん、ほんとにすごいな。 風柱さんは、内臓がまろびでそうなのを仮留めしてるだけなので、ちょっとでも気を抜いたら倒れそうな気がするけど。 時透くんの刀の赫刀化による弱体化。 玄弥の血鬼術による足止めと弱体化。 岩柱さんと風柱さんの連携攻撃でなんとか頭を落とした、これで本当に倒せたのか不安。 次号の次男ズをみるのがこわい……。 兄は、後継者がいないから自分たちでなんとかしないと、と考える。 弟は、必ずどこかに生まれるから心配しなくていい、と考える。 黒死牟にしてみれば、縁壱さんは神々の寵愛を一身に受ける特別な存在だけど、縁壱さんにしてみれば、自分はそんな大それたものではなく、代わりはいくらでも現れるような存在なのね。 いや、縁壱さんみたいな人がほいほい生まれるのなら、鬼殺隊の悲願はとっくに成就されてそうな気がするんだが。 表情が死んでる、的なことを言われてた縁壱さんだけど、「いつでも安心して人生の幕を引けば良い」と言ってる時の顔は、うっすら微笑んでいるよね。 本当に、心底、...

『呪術廻戦』(第76話 玉折) 感想(ふたりだった。ひとりとひとりになった)

伏黒父のペット(?)と道端で出会った夏油。 なるほど、0巻で夏油がこの子(?)を抱えてたけど、こういう経緯で手に入れたのね。 普通の善良な染みっぽい人たちが笑顔で拍手している中を、布がかけられた理子ちゃんを抱えて歩く五条先生の絵が、なんともエグい。 この人たち、多分、盤星教の信徒たちだよね。 理子ちゃんは、天元様を穢す存在だから、それが消滅して、心の底から喜ばしく思っているんだろうなあ。 女の子が死んでしまったことを祝福している。 それがおかしなことだと、この人たちは思っていない。 それがこんな、いかにも普通っぽい人たちっていうのが、ほんとこわい。 夏油に話しかける五条先生の表情が、ものすごく凪いでいて、これもこわい。 夏油も「何があった…!?」ってなるよね、そりゃ。 「コイツら、殺すか?」ってきいている顔も、めっちゃ平常。 前回の壊れてハイになってる時の方が、まだ人間味があったな。 「今の俺なら、多分、何も感じない」 これって、腹いせに信徒を殺したいのなら、おまえのかわりに俺がやってやるよ、おれは傷つかないから、気にすることないぞ、って意味だよね。 自分はそんなことやる気ないけど、親友の気晴らしになるのならやってもいい、という、壊れてはいるけれど、夏油のことはちゃんと大事に思ってるんだな。 夏油は「意味がない」と言う。 五条先生は「それ、本当に必要か?」と言う。 夏油の「大事なことだ。特に術師にはな」という台詞に、この時点でもうすでに「意味」だけが彼を呪術師にとどまらせていたんだな、と思う。 「殺す意味がない」から殺さなくていい、から、「生かす意味がない」から殺そう、にどこかで変わっちゃったんだろうね、多分。 五条先生が、意識的にガードを解かないと、勝手にガードしてしまうのは、ガードする機能をオートマ設定してるからか。 常に術式だしっぱなしだと脳がやききれるので、脳を常に再生し続ける、って想像するとこわいな。 つまりそれって、五条先生の脳は常に死に続けてて、それを無理やり生き返らせているってことだよね、多分。 いや、自分の脳をそんな粗雑に扱うなよ。 どんだけ糖分補給しても足りなさそう。 「私達は最強なんだ」と語っていた夏油が、「悟は"最強"に成った」と感じている、ってのがほんときつい。 ナチュラルに「最強」をやってて、もうほとんど人間やめてる感...

『週刊少年ジャンプ』2019年42号 感想

『Dr.STONE』 (Z=121 石化光線の素顔) コハクちゃんの「信念のために一歩一歩、延々と楔を撃ち続けられるような、そういう男に私は惹かれる」って言葉は、千空のことが好きだ、って解釈でよいのかな。よいといいな。 銀狼が刺されたところ、おもわず「ぎゃあ」ってうなった。 寸前まで、コハクちゃんに丸投げしようとしてるいつもの銀狼だったのに、最後の最後には自分の役目を果たそうとするのかっこいい。 あと、最後の最後にさよならを言いたい相手が金狼って、本当に仲いいな、この兄弟。 銀狼を救うために、わざと自分たちを石化させるように仕向けたコハクちゃんの機転。 こうやってみると、石化ってめっちゃ便利だな。 この石化武器を手に入れて、量産できるようになった復活液を使えば、司も無傷で復活できるんだな……。 コハクちゃんは「石化武器は科学だ」と判断した。 千空のそばにいて、メカニカルなものをみていたコハクちゃんは、これを「科学」と判断した。 だけど、見開きで描かれた石化武器はどうみても「現代」でつくれそうな感じしないんだよね。 なんとゆーか、オーパーツっぽい。 これをみたのがゲンか龍水だったら、また別の判断をしたんじゃないかな……。 千空たちは、コハクちゃんという貴重な武力を失ったわけだが、これからどうするんだろうね。 いよいよ氷月の出番か? 『鬼滅の刃』 (第174話 赤い月夜に見た悪夢) 縁壱零式ってやっぱり初代様をモデルにつくられてたのか。 黒死牟は初代様の双子の兄と判明。 縁壱さんは「私は大切なものを何一つ守れず、人生において為すべきことを為せなかった者だ」と言ってたけど、「大切なもの」というのは兄で、「為すべきこと」というのは無惨様を倒すことだったんだろうな。 「感情の僅かな機微すらも見せなかった」というあたり、義勇さんに近い感じの性格だったんじゃないかな、と感じる。 いろんなことをたくさん考えているけれど、それを表に出して伝えるのが、極端に苦手なタイプだったんじゃないかと。 それにしても「お前だけがこの世の理の外側にいる」「神々の寵愛を一身に受けて生きている」って表現は誇大じゃないな、と思わせるほどの圧倒的な強さ。 柱3人を相手に余裕で戦えるほどの黒死牟に、80を超えた身で、死を覚悟させるとかっ。 あそこで寿命が尽きたのは、残る力のすべてを一撃に込めたからなんだろうな...

『呪術廻戦』(第75話 懐玉 -捨壱-) 感想(持てる者の肯定と持たざる者の否定)

ふわふわと浮いている五条先生が気持ちよさそうだよね。 ラリってる系の。 理子ちゃんに謝る、という人間性を残しつつも、五条先生は心地よさにひたる。 「天上天下唯我独尊」 いや、五条先生が言うとしゃれにならん言葉だな。 これもう人間やめてるじゃん。 でも、そんな自分を五条先生は全肯定するんだよ。 人間として度を越した能力を手に入れて、でも恐がることなく、それを心地よいとさえ感じている。 この能力を操ることにためらいがない。 それが、めっちゃこわいなあ、って思う。 でも、理子ちゃんのために怒るべき場面だ、という倫理観みたいなものは持ってるんだよね。 片隅に追いやってるけど。 伏黒父に、こんな五条先生と戦うメリットはない。 すでに報奨金は確約されてるんだから。 これは、命懸けで逃げる、一択の場面だった。 でも伏黒父は「違和感」を無視した。 「…いや、これでいい。殺す」 自分を否定したものの頂点にある存在を否定することで、自分を肯定したかったから。 「自尊心は捨てたろ」というつぶやきが痛々しい。 禪院家の中で、呪術がゼロの伏黒父は、徹底的に否定されて生きてきたんだろうな。 そして「自分も他人も尊ぶことない。そういう生き方を選んだんだろうが」ってなった。 「他人」を尊ばないだけではなく「自分」も尊ばない。 自分まで否定している。 周囲に否定されつくして、自分を肯定する方法がわからなかったのかね。 だとすると、この五条先生に戦いを挑んでしまったのは、彼にとってうまれてはじめての、自分を肯定することができるチャンスだったからなのかもしれない。 現代最強の術師、というどうにもならない相手をねじ伏せることでしか、自分を肯定することができない。 それほどの深い否定を抱えていたから。 いやだって、誰かを倒すことで肯定できるのなら、夏油ぐらいで満足しとけよ(苦笑)。 でもやっぱり、五条先生でなければいけなかったんだろうな……。 選りにもよって五条先生、ではなく、五条先生を選ばなければならなかったんだろうな……。 赤ん坊を抱っこしてるの、多分、伏黒母だよね。 なんか、真依さんによく似てるんだけど。 伏黒家は禪院家の分家だから、真希さん&真依さんの親戚なんだろうな。 「2,3年もしたら俺の子供が禪院家に売られる」ってどういうことなんだろうね。 子供が術式を持って生まれた、ということが判明した時点...

『週刊少年ジャンプ』2019年41号 感想

『ハイキュー!!』 (第364話 独りではないのなら) 巻頭カラーが烏野の選手が横一列に並んでる絵。 これまでわりとありそでなかったような。 こうやってあらためてみると、山口くんってやっぱデカイな。 「ブレイクし続ければ、コートにいられるじゃん!!」って、あいかわらず発想がハイテンションな日向くん。 ってにこにこしてたら、ラストであれだよ。 これはガス欠? 音駒とギリギリまでやりあった後に、この試合だもんね。 そりゃあ、スタミナモンスターな日向くんでもガス欠にもなるよ。 ここらへん、うまく配分できないのが日向くんの欠点なんだろうな。 でも、ここまで捨て身でないと鴎台とは張り合えないってのもあるし……むずかしい……。 『鬼滅の刃』 (第173話 匪石之心が開く道) 「鬼にできることは人間にもできる」って……いや、人間は血鬼術は使えないだろ、って思うわけなんだが、そういうことを言ってるわけじゃないよね、岩柱さんは。 こんなギリギリの勝負の中でも、冷静に思考し観察(?)している。 おまけに自分の血の巡りを操作して、黒死牟の行動予測(?)をかく乱までしている。 さすが、鬼殺隊最強。 時透くん、決死の覚悟で黒死牟の懐にとびこんだものの、脚を斬られる……。 このままでは失血死するとか言ってたのに、さらに流血させるとか、吾峠先生、時透くんをどうしてくれるんですかっ。 おまけに、玄弥に銃で撃たれるし……。 「離すな!! 離すな!! バラバラにされても…」って、覚悟が痛々しすぎる。 「俺もろとも撃っていいからね」 前回の扉絵で玄弥に刀をくくりつけてもらってる時に、そんな打ち合わせしてたのか。 あの絵がさらに悲愴にみえてくる。 ところで、玄弥の銃がめっちゃ気持ち悪くなってるんですが。 黒死牟の刀があんなことになってるんだから、玄弥の銃がこんなことになってもおかしくはないんだけど。 てか、黒死牟由来(?)の弾ならば、黒死牟にも有効なのかな。 ここまでやって無傷でした、ってなりそうでイヤなんだけど。 『夜桜さんちの大作戦』 (作戦3.気持ち) 太陽の「気持ち」が本当に狂気じみている。 家族を失い、その傷を何年かけても癒すことができなかった太陽は、元々、そういう気質を持ってるんだろうね。 そんな強すぎる気持ちが新しい「家族」の方に向いた結果がこれなのかもしれない。 てか、変装技術を、傷を隠す...

『呪術廻戦』(第74話 懐玉 -捨-) 感想(人間やめたかもしれない)

伏黒父の呼称は正式には「パパ黒」らしい。 芥見先生がそう呼んでるんだから間違いない。 「パパ黒は完全に呪力を捨てることで逆に呪いの耐性を得た、珍しい天与呪縛の中で一周回った更に珍しい存在です」だそうだ。 同じ呪力なしの真希さんもいずれここまで強くなるんだろうか、と期待してたんだが、そうはいかないらしい。残念。 パパ黒は、呪力を持ちまくってる五条先生の対極の存在、という感じなんだね、きっと。 理子ちゃん、盤星教の本部に持ち込まれてた。 まあ、任務達成の証拠は必要だよね。 盤星教は教義のために理子ちゃんの同化を止めたかった、というよりは、教義を守ることで盤星教を守りたかったのか。 本末転倒というかなんというか。 でも、天元様が暴走して社会に混乱が起こっても「星と共に堕ちるのならば已む無し」と言ってるとこをみると、ちゃんと宗教心も持ち合わせてはいるようだ。 「呪術界と宗教法人の相性は最悪」というのはわかる。 たとえば、五条先生が「神」を名乗ったら、宗教法人をあらかた潰せそうだもんね。 でも、宗教法人が呪術を利用しようとしたら、呪術界に潰される。 お互い、不可侵が一番よいということね。 黒井さんをさらったのは盤星教だったか。 そして、あえて殺さなかったのは、五条先生たちを油断させるため、と。 黒井さんが殺されていたら、理子ちゃんが沖縄で遊ぶ、なんてことするわけなかったもんね。 黒井さんが無事だったからこそ、沖縄滞在を一日伸ばしたわけで、その分だけ五条先生の睡眠が削られたと考えると、まさしく「削り」として有効だったんだな。 そして、仕事が完了してうきうき(?)してるパパ黒の前に現れる、血まみれの五条先生。 ……コワイ……。 なんなのこのホラー。 ベラベラと自分が助かった経緯について語る五条先生の目が、完全にイッちゃってるんですけどっ。 前回までは「五条先生、ここまでやられて生きてるっておかしくない?」って感想だったんだけど、今回は「五条先生がおかしくなった!」ってなってる。 脳にダメージ与えたのがいけなかったんだろうな、あれ。 「勝負はこれからだろ」ってとこのパパ黒がかっこええ。 「あー? そうか? そうだな、そーかもなあ!!」ってとこの五条先生がこわすぎる。 あれ? もしかしてこの五条先生、ゾンビか何か? 二徹したあげくに、任務失敗して、あそこまで念入りに殺されたら、そりゃ...

『週刊少年ジャンプ』2019年40号 感想

『ONE PIECE』 (第954話 "龍に翼を得たる如し") カイドウとビッグ・マムが同盟を結ぶとか、とんでもないことになってきた。 どうするの、これ。 両方の配下の数を合わせるとものすごいことになるけど、そんなもんなくても、カイドウとビッグ・マムが揃ってるってだけで、どうにもならないだろこれ感がすごすぎる。 てか、あのケンカが何をどうやったら肩組んで酒飲んで同盟組もうって盛り上がる展開になるんだよ! 『鬼滅の刃』 (第172話 弱者の可能性) 前回の表紙は、玄弥に髪を食べさせてあげてた時透くん(←って字面だけだとわけわかんないな)。 今回の表紙は、時透くんの手に刀を括り付けてあげる玄弥。 いや、片手で刀もってすっぽ抜けると困るからなんだろうけど、お互いに死に向かう準備を整え合ってるみたいで、めっちゃつらいんだが……。 岩柱さんと風柱さん、がけっぷち状態。 でも、新お館様は、援軍は送らない方針。 輝利哉様は、なんか、男の顔になってきたなあ。 そうならざるを得ないんだろうけど。 共に柱として戦ってきた連中が、死んだり死にかけたりしてるという報を、宇髄さんはどんな想いで受け取っているのだろう。 黒死牟の攻撃範囲は、電子版のオールカラー版でみるとめっちゃエグい。 これ、アニメになったらすさまじい絵になりそう。 指を2本失ってる風柱さんを、腕を1本失っている時透くんが助けて、「死なせない。貴方はまだ両腕で刀を振れる…!!」って言うのこわすぎだよね。 いや、そりゃ、時透くんの方がダメージひどいのはわかるけど、自分がやられた方が勝率あがる、って考えて、実際にそう行動してるのほんとこわい。 久々に登場の炭治郎(回想だけど)。 玄弥は本当に炭治郎を頼りにしてるんだなあ。 ところで、玄弥は本当に大丈夫なの? 拾い喰いはよくないよ?(←そういうレベルの話じゃない) 『ブラッククローバー』 (ページ218 最低最悪) 新聞のアスタの似顔絵が美形化しすぎで笑った。 いや、こういうのって、普通、凶悪そうに描くもんなんじゃないのか? サリーたちは奉仕作業に駆り出されているのか。 まあ、牢屋に閉じ込めているくらいなら、壊れまくった街を修復させた方がマシだしね。 黒の暴牛団がアジトごと乗り込んできた。 てか、ゴーシュ普通に無事だったし、思ったよりは冷静だ。 もしかして、マリー...

『呪術廻戦』(第73話 懐玉 -玖-) 感想(人間じゃないかもしれない)

伏黒父(仮)のタネ明かしの途中で襲いかかる夏油。 そりゃそうだよね。聞くメリットないもんね。 こんな狡猾な人が、自分のデメリットになる話をベラベラしゃべるわけがない。 と思ってたら、呪力がない伏黒父(仮)にも情報開示による能力強化はアリなのね。 ということは、天与呪縛で呪力がない、というのも一種の呪術と考えられるのか? 「透明人間は臓物まで透明だろ?」ということは、呪力がない、というよりは、呪力をゼロにしてしまう術式、という解釈ができるのかもしれない。 それにしても、腹の中に呪霊を格納しておくって、うっかり消化しちゃったりしないのかな。 そこは、呪霊が胃の中でふんばってるのかな、とか想像したらちょっとおもしろい絵になった。 あの自分の体を格納させられてる呪霊、妙な愛嬌があるし。 天与呪縛で底上げされるのは、身体能力だけじゃなく、五感もなのか。 つまり、やたら鼻がよいし、やたら目がよいと……。 視力はともかく、嗅覚が底上げされるのは、ちょっと大変そう。 残穢を残さなくても、足跡やにおいは残ってしまうもんね。 ということは、現在、五条先生が持っている、謎のワープ(?)能力を使えてれば、こんな状況にはならなかった? 体術と呪具だけで虹龍を倒す伏黒父(仮)がめっちゃかっこええ! クズいけど! 残念ながらかっこええ! クズいけど! この人、そうとうな数のシュラバをくぐりぬけてきたんだろうなあ。 その経験値に「最強のふたり」が倒されたって感じ。 あと、伏黒父(仮)は徹底してるよね、いろんなことが。 それに比べると、やっぱりこの時点の五条先生と夏油はあまいんだな。 五条先生と夏油が、呪力や術式が元々強いのに、さらに体術鍛えてるっぽいのは、この敗北の影響かもしれんな。 伏黒父(仮)が夏油を殺さなかったのは、夏油が死んだら取り込んだ呪霊が解き放たれて、どういう事態になるかがわからなかったから、か。 適当に散ってくれればいいけど、自分をおそってきたら面倒だもんね。 頭撃ち抜かれて倒れてる理子ちゃんの絵がグロいんですけど! 黒井さんらしきものもころがってるし……グロい……エグい……ヒドい……。 「呪術も使えねぇ俺みたいな猿に負けたってこと」 なんか似たせりふをみたことあるような、と思ったら、夏油が「非術師は猿だ」って言ってるんだよね。 夏油、このことをよっぽど根に持ってるんだろうか。 「...

『ワールドトリガー』第182話「玉狛支部・6」+第183話「玉狛支部・7」 感想(先輩たちは頼られたい)

めっちゃ出遅れた……。次のSQ.の発売日、明後日じゃないか……。 オサム+迅さんとユーマ+緑川が合流。 迅さん、太刀川さんとソロランク戦やってるのか。 太刀川さん、よかったねえ。 で、迅さんに対戦をことわられて、ちらりとユーマをみる緑川がちょっとかわいい。 でもまあ、ユーマにしてみれば、だいぶ有意義な情報を入手できたんだから、これくらいはしてあげてもいいよね! 借りを迅さんに払わせちゃってる形にはなるけど、迅さん、三雲隊の役に立ちたくてしょうがないんじゃないかと思うから、これは内心、うれしいんじゃないかな。 ガンナーの戦闘スタイルの個性は、射程、弾数、威力、弾速の調整具合か。 散弾銃つかってる諏訪さんたちは弾数につぎ込んでるってとこだろうか。 二宮さんの戦法に対して、一度でも受けにまわれば、ヒュースでも落とされる、という話はおもしろかった。 なるほど、二宮さんのフルアタックを防ぐためにフルガードを使うと、攻撃に転ずることができないままで消耗させられる、ということか。 トリオン量的にはヒュースに有利があるけど、うっかり受けにまわっちゃったらあやういのね。 でも、二宮さんがフルアタックしている時は、当然、防御がガラ空き状態なわけで、そんな状態の二宮さんを守るのが、鳩原さんの主な役目だったのかもしれない。 そして、鳩原さんがいない今は、絶対に敵の攻撃を受けることがない、というシチュエーションにならない限りは、フルアタックは使えないのかな……とか考えると、鳩原さんを失ったのは、戦術的に大ダメージだったのかもしれないな。 ついに、人を撃つ、と宣言したチカちゃん。 でも、オサムはそうそう簡単に納得できないよなあ。 元々、面倒見の鬼なオサムが、チカちゃん相手だと過激度を増すからなあ(笑)。 「チカが撃てると思ったんなら、おれはやってみたらいいと思う」 ここで、フォローを入れてくれるユーマ。 最近のユーマは、三雲隊のよいバランサーになっている気がする。 いろいろ考えすぎてしまうオサムと、まだチームに入ったばかりのヒュースを、よくつなげてくれてると思う。 でも、ユーマは、自分がうまくやらないと、とか考えてなくて、オサムが好きだし、チカちゃんは守ってあげたいし、ヒュースのこともわりと気に入ってるから、みんながうまくやってくれるとうれしい、くらいの気持ちでいるんじゃないかな、と思ってる。...

『週刊少年ジャンプ』2019年39号 感想

『鬼滅の刃』 (第171話 変ずる) 表紙は時透くんに黒死牟の髪を食べさせてもらってる玄弥。 いや、ものすごくシリアスなシーンだってわかってるんだけど、絵面がどうにもアレでうっかり笑ってしまった。 あと、時透くん、片腕で、ものすごくがんばって玄弥の胴体と両腕をくっつけて、布を巻いてあげたんだね、って絵もなんか笑ってしまう。 いや、それで胴体と両腕がつながるってなんなんだよ。 これは異常体質ですませられるレベルなのか? とか思ってたら、無惨様の通信を傍受できるようになっちゃったよ! チャットに強制入会だよ! あれ、ROM専(?)だよね。書き込みとかできたらこわいよね。 無惨様、柱相手に戦ってる黒死牟に、あんなにうるさく呼びかけてるのか……。 邪魔じゃないかな。 あれで黒死牟、実は既読スルーしてたら笑えるけど。 岩柱さん、会話中も鎖をブンブンまわしててうるさいな、と思ってたら、あれの反響で周囲のデータを拾ってたのか。 それじゃあ、戦闘中もブンブンせざるを得ないな。 うるさいとか思って申し訳なかった。 岩柱さんと風柱さんで、黒死牟の耳を斬るところまで追い詰めた、と思ったら、あっさり反撃されてる。 岩柱さんはまだいけそうだけど、風柱さんはもう無理っぽい(泣)。 で、あの耳は玄弥が食べることになるのかな。 黒死牟の刀はからだの一部らしいから、刀が変形してもおかしくないのか……。 さらにグロさが増した……。 『ハイキュー!!』 (第362話 小さな巨人VS) サブタイトルの表示が変にかたよったレイアウトになってたんだけど、最後のページをみると、なるほど! ってなるのね。 これはおもしろい仕掛けだなあ、と。 つまり今回の正式サブタイトルは「小さな巨人VS最強の囮」なんだね。 「誰かがおれに名前をつけてくれるなら、おれは最強の囮がいい」 「小さな巨人」に憧れて、なるんだって言い続けてきた日向くんが。 最初は「囮」というポジションに残念さを感じていた日向くんが。 今、「最強の囮」と呼ばれたい、という。 これはもしかしたら、この物語の大転換点ではないのか? あきらめとかではなく、「あっ、気が付いちゃった」みたいな表情で、日向くんが言うのが本当にいいよね。 憧れは憧れのまま、ものすごく大事なものとして残っている。 でも自分が本当に求めるものは別にあったんだ、ってようやく気付いた、って感じ...

『呪術廻戦』(第72話 懐玉 -捌-) 感想(そこまで念入りにやらなくても……)

五条先生、特級呪具で喉刺されて、術式無効にされたうえで、胸から腹にかけてゴリュゴリュされて、脚をザクザクされて、とどめに額をドスッってされてるんだけど、あれ? 10年後に生きてるよね? 呪骸とかじゃないよね? でも、これで生きてたら、人間じゃないよね? それにしても、伏黒父(仮)、執拗にもほどがあるだろ! からだをゴリュゴリュって、あきらかに骨まで斬られてるだろ! 足のザクザクッぷりが念入りすぎるだろ! (仮)じゃなかったとしたら、五条先生が「クズ」って言うの納得できるわ。 てゆーか、クズ程度ですましてくれるんだ! って思うわ。 10年前の話だよね? 五条先生、今、生きてるよね? って本気で心配になってきたんだが……。 過去編だから、少なくとも、五条先生と夏油は死なないってわかってるのに、あそこまで念入りに描写されると不安になってくるという。 なんか、芥見先生に踊らされてる感がある。 ここまでやられても生きてたから、夏油は五条先生を殺すのではなく、封印を提案してるのかもね。 これまでは、さすがに殺すところまでは吹っ切れないのかな、と思ってたんだけど。 五条先生と夏油は、理子ちゃんが天元様との同化を拒んだ時は、逃がすつもりだったのか。 呪術界全体を敵に回す行為を軽く決めちゃうなあ。 これは、「私達は最強なんだ」の自信ゆえかもしれないし、若さゆえに呪術界の重みそのものを軽んじたからかもしれない。 どちらにせよ、五条先生と夏油は、自分たちの能力を高く見積もり過ぎていたんだろうな。 生まれた時から、いずれ天元様と同化する、と教え込まれて育てられ、それを受け入れて生きてきた理子ちゃん。 でも、土壇場になってみれば、やっぱり自分として生き延びたいと願ってしまうんだよね。 もしかしたら、沖縄でのバカンスが、その気持ちを増幅させてしまったのかもしれない。 最期に楽しい思い出を、というのはとても残酷なことだったのかもしれない。 それを自覚しているから、五条先生と夏油は、彼らなりにその責任をとろうとしていなのかもなあ。 夜蛾学長が「抹消」って言葉を使ったのは違和感あったけど、「同化」ってのはそういうことだぞ、という念押しだったんだね。 夜蛾学長は確かに回りくどいことする印象あるなあ。虎杖の入学の時のこととか。 それにしても、理子ちゃんの本当の気持ちをききだして、いい話だなあ、って感じに...

『週刊少年ジャンプ』2019年38号 感想

『鬼滅の刃』 (第170話 不動の柱) 「奇跡の合流3秒前」な表紙がめっちゃよい。 伊之助はちゃんと落ち着いたっぽいね。まあ、あんな場所でいつまでも泣いてらんないからね。 善逸はいつもの善逸に戻っていた。 「いたい」と「おんぶ」しか言わないとか子供かっ! まあ、本当に痛いんだろうね。愈史郎いなかったら死んでたっぽいから。 その愈史郎とはぐれて村田さんとふたりっきりになっちゃったのは、鳴女の妨害で分断されたんだろうか。 でもまあ、この4人が合流できてほっとした。 さらに、炭治郎と義勇さんとも合流してくれるとうれしいんだが。 ところで、なんで見開き2ページもつかって、時透くんが苦しんでる姿を描くんですかっ。 見てる方も痛いんで勘弁してください、先生。 「……」ってうずくまってるコマが一番痛い。 それにしても「死ぬなら役に立ってから死ね」って、かなしいからやめてくれませんか……って思ってたら、玄弥まで「最期まで…戦いたいんだ…」だよ。 ふたりとも覚悟決めすぎでなく。 「兄貴を…守る…死なせたくない…」ってのはわかるけど、お兄ちゃんの方は、弟を死なせないために戦ってるんだから……。 てか、胴体まっぷたつでもくっつけたら治るかもとか、上弦の髪の毛を喰べるとか、玄弥は本当に人間なの? 特異体質にもほどがあるでしょ。 で、時透くんも玄弥も死を覚悟しすぎ……と思ってたら、「痣の者は例外なく…二十五の歳を迎える前に死ぬのだ」とか、とんでもない話がでてきたっ。 えっ、炭治郎、長くても25までしか生きられないの? てか、痣を出せなくて気に病む柱が続出した、みたいな話があったけど、この話を知ったうえで、出せないことを悩んでたの? 柱たち、いろいろとこわすぎる。 風柱さんが「それぞれの今後の立ち回りも決めねぇとならねぇだろうが」って言ってたのは、みんなが痣を出して柱全滅、という事態はさすがにまずいので、生き残る柱を決めよう、という意味もあったのかもしれない。 その前に岩柱さんが「これ以上、柱が欠ければ鬼殺隊が危うい」とも言ってたし。 でも、御館様が自爆し、無惨様を追い詰めてくれたので、ここで一気に全戦力を投入して、すべてに決着をつけてしまおう、となったんだろうね。 岩柱さんは、御館様と同じ日に死ねるとは幸せ、くらいのこと考えてそうだよ。 風柱さんまで痣が出て、これで、痣が出てない生き残りの柱...

『呪術廻戦』(第71話 懐玉 -漆-) 感想(散ってもまだ咲いている)

子供時代の五条先生! めっちゃかわええ! なんとゆーか、浮世離れどころか現実離れしてる。 高専生徒時代の五条先生はちょっとやんちゃな普通の高校生にみえるんだけど。 おもいっきし胸を刃物で貫通させられてるようにみえたんだけど、それでも倒れない五条先生。 どんだけ丈夫なんですか……。 呪力でコントロールしてダメージを防いだ、みたいなことらしいけど、呪力ってそんなに便利に使えるものなの? まあ、五条先生だからこそ、だろうけど。 とは言っても、汗だらだら流してるから、かなりヤセ我慢してるっぽい。 伏黒父(仮)にもツッコマれてたし。 呪霊をからだに巻いてる伏黒父(仮)の絵がめっちゃ禍々しくて、めっちゃかっこええ。 ちょこちょこ伏黒と見まがうコマがあって、かっこいいんだけど! かっこいいんだけど! なんかヤダ! 伏黒父(仮)は伏黒みたいな術式つかうのかな、と思ってたんだけど、まさかの呪力ゼロ。 それでもってやたらフィジカルが強い。 なるほど、真希さんみたいな存在か。 禪院家にはこういう人がちょくちょく生まれるのかね。 あんな感じでやさぐれちゃってるのは、うまれもった呪力の強さでヒエラルキーがつくられてるような家系にうまれて、気が付いたら最下層でのしあがる希望はほぼない、みたいな環境のせいかもしれない。 それと、存在を気取られたことがなかった、というのは、呪力がゼロだから、なのかもしれないね。 呪力がないと、存在することまで認められない。 そんな境遇でまっとうにあがいている真希さんはすごいよね。 近寄らせないために、自分の周囲を更地にする五条先生こわい。 まあ、高専の敷地内だから、一般人に迷惑かけるってことはないんだろうけど。 それにしても、やることがダイナミックすぎる。 伏黒父(仮)、ねちねちねちねちとめっちゃ執念深い。 でも、呪力がないのに、頭脳と呪具と身体能力だけで、五条先生をここまで追い詰められるのめっちゃかっこいい。 五条先生が、真希さんも十分に戦える術師になれる、と評価してるのは、この人を知ってるからかもしれない。 五条先生、喉さされちゃってるけど、これ大丈夫なの? いや、10年後にちゃんと生きてるから大丈夫だってのはわかってるんだけど。 術式で身を守ってるから大丈夫、と思わせておいて、「発動中の術式強制解除」な呪具で攻撃とか、ものすごい数の攻撃パターンを練ってきたん...

『週刊少年ジャンプ』2019年36・37合併号 感想

表紙が集合絵なんだけど、センターで並んでピースしてる虎杖と夜凪ちゃんがかわええ。 あと、日向くん、意外と海賊帽が似合う。 『鬼滅の刃』 (第169話 地鳴る) 表紙は炭治郎と義勇さん。 ふたりとも、ケガしてるからってじっとしてないな、やっぱり。 岩柱さんに「腹の傷は今すぐ縫え。その間は私が引き受ける」と言われて、「はい、すみません」と答える風柱さんがなんかかわいいな。 この人、普段の口調は荒いけど、尊敬している人に対してはきちんとした言葉遣いするよね。 内臓がまろびでる危機はひとまず去ったようで、よかった。 ところで、ハンマーと斧を武器にしてる岩柱さんを「剣士」って呼ぶのね、黒死牟。 てか、黒死牟、ここんとこ、懐かしがるか感心するかしかしてない……。 『Dr.STONE』 (Z=116 奇跡はこの掌で) 救うためとはいえ、石化した龍水をバラバラにするよう指示を出す千空もアレだし、あっさり指示に従うコハクちゃんもアレ。 まあ、理屈としてはわかるんだけどね。 ドン引きするゲンの感覚が普通だよね。 でも、龍水と千空の立場が逆だったら、龍水も同じことをやるだろうな。 あと、一瞥しただけで、状況を把握する龍水があいかわらずスゴい判断力。 『ブラッククローバー』 (ページ215 3つの困ったこと) ショタ化魔法帝がやたらかわいい。 『Fけん』 別記事になりました。 『ハイキュー!!』 (第360話 教え) 烏野の応援団が意気消沈してるとこに「ヘイ!! 勝手に絶望すんじゃないよっ」って発破かける冴子姐さんがかっこええ。 そうだよね、コートの中のみんなが全然あきらめてないのに、応援団があきらめちゃダメだよね。 日向くんも影山くんも、今ダメだったことではなく、次どうするかってことを考えてるんだから。 『おおきく振りかぶって』の応援団はため息をついてはいけない、って話を思い出した。 番外編の暑苦しい研磨の違和感がすごすぎる。 『呪術廻戦』 (第70話 懐玉 -陸-) 別記事(水のない水槽の幼魚)になりました。 『チェンソーマン』 (第33話 作戦開始) デンジとパワーちゃんのカラーは楽し気なのに、アキひとりのカラーはめっちゃさびしい。 アキはなんだか、冷静に正気を失ってるな。 それとも、正気を失おうとしてるのか? そうしないと、自分が保てなくなるから。 銃の悪魔に2万円を払うと銃と弾が...

『呪術廻戦』(第70話 懐玉 -陸-) 感想(水のない水槽の幼魚)

応募者全員サービスの五条先生フィギュア、なんかコワくない? 宿儺のはちょっとかわいいんだけど、五条先生のなんかコワい! センターカラーで夏油が仏様になってて笑った。 しかも意外とさまになってるな。 メイドさんが誘拐されたけど、その救出よりも理子ちゃんの安全確保を優先しようとする五条先生と夏油。 まあ、妥当な判断ではある。 理子ちゃんに何もできないのなら、メイドさんには何の価値もないもんね。 理子ちゃんの気持ち以外に、メイドさんを急いで救わなきゃいけない理由がない。 ひとまず理子ちゃんを高専内にかくまってから、メイドさん救出でもよいわけだから。 でも、ここで理子ちゃんの気持ちを無視できないあたり、五条先生と夏油はやさしいよね。 まあ、ふたりが自分たちの強さに自信を持ってる、ってのもあるだろうけど。 とか思ってたら、いきなり見開きで、メイドさん込みで沖縄にいてびっくりした。 思わず、ページをめくりなおした。 いや、うっかり飛ばしちゃったのかな、って思って。 メイドさん、無事救出されてたけど、記憶が曖昧ってのが不穏だよね。 「不意打ちなら仕方ないですよ」「不意打ちだったんですかね」という夏油との会話も不穏。 なんで不意打ちって決めつけられんの? っていう。 ミスリードの可能性もあるけどね。 高一の七海さん、かっこよすぎないですか? かっこよすぎですよね! 高一にしてこの渋さはなにごとっ? 五条先生たちはビーチで遊んで、後輩たちは空港警備か……。 まあ、七海さんだったら、女子の遊び相手をするくらいなら、空港で見張りやってる方がマシ、とか思いそうではある。 さりげに夏油シンパの後輩くんが初登場だけど、この子は今も呪術師やってるのか。 夏油と一緒に呪詛師になっちゃったのか。 東京に帰るときいてしゅんとする理子ちゃんかわええ。 そして、その顔をみて、滞在を伸ばす五条先生やさしい。 高専に戻ったら、理子ちゃんはもう旅を楽しむことなんてできないとわかってるから、ちょっと無理をしてでも楽しませてあげたい、って考えちゃったんだろうな。 でも、このやさしさが結局、あだになるわけか。 はしゃぎまくってた理子ちゃんが、水槽をみつめてる時はなんだか遠い目をしてたのは、自分ももうすぐ「水槽」の中から出られない存在になるんだ、という事実を受け入れ直しているように思えた。 これが最期のわがままなんだ、...

『Fけん』感想

松井せんせーの久しぶりの読み切り『Fけん』ですよ! 「正道熱血剣道ラブコメ」とか予告がうたれてて、松井せんせーが「剣道」というのも「ラブコメ」というのもよくわからん。 てか「正道」? 「王道」じゃなく? だいたいタイトルが意味不明すぎるんだけど。「けん」は「剣道」として「F」ってなに? と、予告だけですでにわくわくしかなかったんだけど、読んでみたら、めっちゃ松井せんせーのマンガだった。 2ページ目ですでにいつものパターンだった。 松井マンガ的にめっちゃテンプレだった。 なるほど「生存報告」だね、これ。 ところでマネージャーちゃん、名前が出てないんだけど、浅野学長のご親戚か何かかな? だとしたら、あの容姿端麗っぷりもめっちゃ納得がいくんだけど。 「F」ってなんなんだ、と思っていたら、タイトルのところに埋め込まれてた。  Fetishism ⇒ フェティシズム  Fixer ⇒ 調停者、もしくは、黒幕  Female ⇒ 女性  Fighter ⇒戦士  Fury ⇒ 憤激  F cup ⇒ Fカップ  Fox ⇒ 狐  False ⇒ 偽 読んだ後でこのリストを見返すと、なるほどって感じ。 てか、「Fカップ」はいるんですか? いるんですね、多分。 そうか~「Fけん」は「フェチ剣道」の略か~。 どこからそんな流派あみだしたんですか、松井せんせー。 ところで、部員たちのフェチなパーツがかぶってなかったからよかったものの、これ重複してたら大変なことにならない? これだけの狂乱状態で奪い合いになったら大変なことになりそうなんだけど。 まあ、その場合でもしっかり「調教」できる自信があるんだろうな、マネージャーちゃん。 マネージャーちゃんは、生まれ持った美貌をもってすれば、なんでも手に入れられるのかもしれない。 男性たちが自分のために、なんでもしてくれるのかもしれない。 でも、彼女が望んだのは、自分だからこそできることで、誰かに何かをしてあげること、だったんだよね。 かわいい女の子という部分を抜きにして、誰かに必要とされたい、という普通のことを望んだだけなんだよね。 そう願っていても、彼女の言動を下心も偏見もなくとらえることができる人はいなくて、そういう存在を求めた結果、たどりついたのが、あの剣道部だったわけね。 剣道部員たちは素直に、彼女が与えてくれるものに耽溺し、彼女の期待に...

『週刊少年ジャンプ』2019年35号 感想

次号! ついに! 松井せんせーがご帰還! 読み切りだけどね! 「正道熱血剣道ラブコメ」っていう紹介文がわけわからなすぎて、めっちゃわくわくしてる。 『ブラッククローバー』 (ページ214 夜明け) まさかのパトリの成仏失敗。 まあ、このマンガは割と徹底して「罪は生きて償え」だから、これはこれでらしい展開かも。 憧れのリヒトはもういないし、パトリは頼るもののいない世界で、これから償う道を模索しつつ生きていかなきゃいけないわけで、それはそれでキツいだろう。 でも、サードアイの連中はパトリについていくのかな。 てか、ラデスとヴァルトスを逃がしちゃってよかったんだろうか。このふたりも罪人のはずなんだが。 セクレがネロだって気づいてたアスタ。 でも、鳥さんが進化して女の子になったと思ってたのか……。 セクレはもうこのまんまなのかな。 だとしたら、黒の暴牛に入団したりするんだろうか。 そしてまさかの魔法帝のショタ化である! 実は死んでないとか、ラデスの魔法で生き返るとか、いろいろ考えてたけど、自分で自分の時間を巻き戻すとわっ。 魔法帝の前に一枚の紙が浮かんでるけど、あれがグリモワールなのかな。 魔法帝のグリモワールは元々、表紙がない特殊形状だったし。 でも、若返って、おそらく魔力も弱体化している魔法帝は、そのまま魔法帝でいられるんだろうか……。 人望があるから、それだけで十分な気もするけど。 『鬼滅の刃』 (第168話 百世不磨) センターカラーは黒死牟。 もしかしてカラーのこの人ははじめてか? 『ジャンプ+』でカラー版も読んでるんで、よくわからなくなってる。 着物は絞っぽい? なるほど、風柱さんが鬼になった母親を倒せたのは、稀血のおかげか。 一般人が鬼に勝てるとかすごいな、って思ってた。 柱合会議で御館様に心酔してるって感じだった風柱さんだけど、最初は反抗的だったのか。 まあ、隊員はおそろしいスピードで減っていくらしいし、御館様は殿上人だし、自分はふんぞり返ってて隊員たちを死地に送り込んでる、って考えるのも無理はない。 御館様、一度は自分で刀を振ろうとしたのか。でも、虚弱体質すぎて無理だった、と。 この段階では、まだ片目は見えてるっぽいけど、こうやって着実に自分が弱っていくというのはつらいよね。 無惨憎しの気持ちだけが、彼を生かしているんだろうな。 そう考えると、炭治郎たちが...

『呪術廻戦』(第69話 懐玉 -伍-) 感想(ツバメやってる五条先生をみてみたい)

女子高の音楽の授業に乱入する五条先生。 この点だけみるとただの変質者。 でもまあ、理子ちゃんを連れ出さないと、学内の他の人たちまで巻き添えくらう可能性があるので仕方ない。 理子ちゃんも、周囲に迷惑かけてまで、自分の希望を通したいわけじゃないだろうし。 てか、理子ちゃんが望んでいるのは、ぎりぎりまでいつもの平穏な学校生活を送りたい、ということで、学内が平穏じゃなくなった時点でもうタイムリミットがきちゃった、ということなんだろうね。 と考えると、伏黒父(仮)の罪は重い。 女子高生にきゃあきゃあ言われて、グラサンとってご満悦の五条先生がちょっとかわいい。 あと、電話番号のメモをこっそり渡してる音楽の先生もちょっとかわいい。 メイドさん、戦える人だった。 まあ、理子ちゃん戦闘能力なさそうだし、その理子ちゃんにずっと付き添ってる人は、戦闘能力ないとまずいよね。 モップで戦うのかっこええ。 ところで、紙袋の人、前回と前々回で微妙にデザインが違ってて、作画ミス? と思ってたら、あれ、別々の存在(?)だったのね。 疑ってすみませんでした、芥見先生。 それにしても分身できるって、結構、すごい呪術師なんじゃないかな、紙袋の人。 でも弱いのね。 分身してもザコはザコ、とかいう話なんだろうか。 逃亡する時には便利そうだけど。 五条先生の術式の説明、なるほどわからん、って感じなんだけど、数学とか物理学とかで考えるのはあまり意味なさそう。 なにせ呪術だし。 術に失敗して、照れ隠ししつつ拳で決着つけちゃう五条先生。 この頃はまだ、術式をコントロールしきれてなかったのね。 「なんかできそうって思ったんだけどなぁ」って、いいかげんなこと言ってるけど、実は「できそうな気がする」っていうのは大事なことのような気がする。 呪術はそういうメンタル面が重要っぽいから。 中途半端ながらも領域展開を出した時の伏黒のように。 ところで、メイドさんがつかまっちゃってるんだけど、どういうことなの? 夏油がそばにいて、なんでこんなことになっちゃってるの? 夏油が負けるような敵があらわれたのか、夏油とメイドさんが結託してなんらかの誘導をしようとしているのか。