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『魔人探偵脳噛ネウロ』第139話 折【おれめ】 感想

DRがひきおこした水害のニュースを、事務所で見てあおざめる弥子ちゃん。 家には帰らなかったんだね(物理的に帰れなくなっちゃったのか、魔人様の帰りを待ってるのか)。 そこへ窓から魔人様がご帰還。 「ちょっと遊ぶぞ!!」とにこやかな魔人様。 魔人様の表情をかなりの精度で読めるようになってる弥子ちゃんは、魔人様がかなりムシャクシャしてると判断。 「すさまじい虐待の予感!!」をちゃんと感じ取ってるのに、深刻そうに「チッ、やはり怒りはおさまらん」と言う魔人様を心配するあたり、弥子ちゃんはホントにいい子だ。 「『謎』の卵」としての人間を、魔人様は惜しみ、それを潰したDRとその背後にいる「シックス」に、激しい怒りを抱いている。 そして、弥子ちゃんは水に流されてしまった「可能性の卵」としての人間を悼む。 弥子ちゃんの目に浮かぶのは、水に沈んだ人間たちへの哀悼の涙なのか、「新しい血族」の力の前になすすべもなくやられてしまっているという悔しさからくる涙なのか。 めずらしく、魔人様が弥子ちゃんに弱音を吐いてやつあたりしてる(←ように私には見える)。 この一件で、魔人様と弥子ちゃんの「怒り」が初めて同じところに向けられたように思える。 それにしても、こんなシリアスな場面が、ちゃくちゃくと鎖で縛り上げられる弥子ちゃんをベースに進んでるってのが、なんともはや‥‥。 弥子ちゃんを巻いてる極太鎖はいつかホームセンターで買っていたものだろうか。 そうか、あれはこの伏線だったのか!(そんなおおげさなもんではない) 一方、豪雨の中、葛西は投網漁(?)。見事にDRを捕獲。 あれだけ増水した川で網を回収するってのはかなりな労働だよね。 「シックス」の前でのハラキリショーはまぬがれたものの、葛西に炭にされてこなごなに‥‥。 しかも、しっかり記念写真だか証拠写真だかを撮られてる。 葛西の証拠隠滅作業は完了。 あの状況では犯人を突き止めるための手がかりなんてなんにも残らないんだろう。 笛吹さんはがんばってるみたいなんだけど、今回は振り回されるだけで終わっちゃうんだろうな。 川からすくいあげられたDRの背後に3コマに渡って描かれていたなんかの「紙」が開く絵はなんなんだろう、と思っていたら、「薄い鉄板」だったらしい。 DRは「鉄板」を元に戻そうとしたけど折れ目は消えなかった、ということなのね。 一度、魔人様に屈してし...

『週刊少年ジャンプ』2008年04・05合併号 感想

今年最後の『ジャンプ』。 今年も一年、楽しませていただきました。来年も楽しませてください‥‥って、いつになったら離れるんだろ、私(苦笑)。 新年号には小畑健×西尾維新(中に「×」をはさむ場合、どっちの名前を前に置くかで一瞬考えてしまう私は、やっぱりいろんなものに毒されている?)の読みきりが載るらしい。 なに、この凶悪な組み合わせ! 1冊1000円でも買ってしまいそうだ。 『ONE PIECE』 ギリギリのとこで消えずに残ったルフィ海賊団&スリラーパーク被害者の会。 シンドリーちゃんの中の人は、ご主人様に大事にされてるようでよかった。 しかし、一難去ってまた一難(この場合は、七武海去ってまた七武海、と言うべきかな?)。 バーソロミュー・くまが再登場。 モリアが敗れた件をなかったことにするために、口封じに全員を抹殺するつもりらしい。 なんかもう、やることが乱暴すぎる。 ルフィのことを心配するウソップの姿にホロリときた。 麦わら海賊団の誰も、ルフィ一人に無理をさせるつもりはないはずなんだけど。 ルフィに無理するな、と言っても無駄だしね。 『アイシールド21』 セナはものすごくがんばってるんだけど、やっぱり頭脳と経験の差は一朝一夕に埋まるもんではない、ということ。 マルコって峨王を使った力づくなアメフトだけじゃなくって、ちゃんと正攻法なアメフトもできるんだよね。 そういう人がなんであんなに峨王に頼ったアメフトをやってるのかなぁ。 まぁ、それが一番、楽で確実なのかもしれないけど。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 入江くんの指示により、ツナたちの基地にミルフィオーレが夜襲をしかける。 一方、地下では獄寺の猫(?)の「瓜」がツナ達をたたき起こした。なにをどうやったら「瓜」なんてネーミングになるのかがさっぱりわからない。 瓜はどうやら雲雀に夜襲をしかけたらしい(笑)。 雲雀が「おやすみ」と言ったことにちょっとビックリした。う~ん、風紀の乱れはあいさつの乱れから始まるということ? 「僕は死んでも、君達と群れたり、一緒に戦ったりするつもりはない」。 その宣言を実行した雲雀。 ひとりでどんだけ相手にするつもりだ。 雲雀はホントにどれだけ追い詰められても助けを求めそうにない人なので心配だ。 てゆーか、雲雀はなんでこのことに気づいてたんだ? ちゃんと外を監視してたのかな? ジャンニーニ...

『ジャンプSQ.』2008年01月号 感想

ちゃんと発売日に買ったんだけど、うっかり書き損ねていた『ジャンプSQ.』創刊2号の感想。 なんかだいぶ時期をはずしてしまった……。 とりあえず、次号までは買う予定。 そこから先、どうするかは『TISTA』次第? 『テガミバチ』 巻頭カラー。 ガンコなまでにワンパターンな色使い。だが、そこがいい! 初登場のサンダーランドがやたらカッコイイ。 他人にどんなふうに思われようとも、人間たちと動物たちの命を守るという仕事に一途なサンダーランド。 ちょっと一途すぎて、視野が狭いとこがあるかもしれないけど。 ゴーシュを探すための道標が示された今回。 サンダーランドはラグの力強い仲間になってくれそうな気配。 とりあえず、ステーキがほんとのステーキにならなくてよかった。 『屍鬼』 お久しぶりです、の藤崎竜先生。 小野不由美先生の『屍鬼』とは、おもしろい組み合わせだなぁ。 ちなみに私は『屍鬼』挫折組……。 それにしても、原作がついても藤崎先生は藤崎先生のまんまだ(『封神演義』も原作付きではあったけど、あれはちょっと特殊だしね)。 小野先生が書くホラーと藤崎先生が描くホラーは、ちょっとというかだいぶ毛色が違うと思うんだけど、しっかり藤崎先生テイストになってる。 『岸辺露伴は動かない -六壁坂-』 久しぶりの『岸辺露伴は動かない』シリーズ。 実はこれを読みたいがために買った。 あいかわらずの荒木節。あいかわらずな露伴先生。 これでおもしろくないわけがない。 今年、読んだ読みきりマンガの中で一番おもしろかったかも。 荒木先生の描くホラーはギャグと紙一重な感じで、怖いのになんだかユーモラスに見える。 そういえば、ホラーとギャグは実は同じ線上に立っているのだと、最初に示してくれたのは楳図かずお先生だったかなぁ。 『TISTA』 今回もタイトルページがかっこいいなぁ。 殺人という罪の重さに耐えかね、傷つくばかりのティスタの心。 だけど、誰もティスタを助けてあげられないし、ティスタも誰かに助けを求めてはいけないと思い込んでしまっている。 作中に繰り返し挿入されるアニメ『シッパイダーマン』。 ティスタはこんな風に誰かにほめられたいわけでもないし、頼られたいわけでもないし、認められたいわけでもないんじゃないかと思う。 ティスタを動かすのは使命感と罪悪感。 しかし、使命感で動く度に罪悪感が増していくという...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第138話 S【ドえす】 感想

今回のタイトルは『S【ドえす】』。 そのまんますぎです、松井センセ。 タイトルだけで爆笑できるってスバラシイ! 先号で魔人様に羽が生えたのかと思ったら、魔界道具のひとつだったらしい。 「我が輩の最もしたい事を察して動いてくれる」というふれこみの道具がやることは、相手を拘束して身動きとれない状態にしたうえで、生かさず殺さず苦痛を絶え間なく与えること。 「激痛の翼」‥‥拷問にしか使えない道具だな(苦笑)。 「しまった肋骨まで折ってしまった。まだまだ後で折る予定だったのに」って、助手顔で申されましても‥‥。 手首切り落として、くっつく可能性もあると希望をもたせておいて、それをわざわざ踏み潰すとはまた念の入ったことを。 「ダニの手は小さすぎて目立たんな」という魔人様の顔が凶悪すぎる。 いまさらだけど、このマンガ、『週刊少年ジャンプ』に載ってて大丈夫なのか? とか思ってみたり。 こんなに凶悪なことを楽しそうにやるジャンプヒーローは、ダーク・シュナイダー(from『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』)以来いなかったんではないかと思う。 予想されたこととはいえ、DRがただのヤラレキャラに‥‥。 両手なくして、「私はダニです」と言わされたあげくに、支配者と豪語した「水」になすすべもなく流されてしまった。 あのまんま水に呑まれて、下流で葛西あたりに拾われるんだろうか(で、シックスの前でハラキリショーをさせられる)。 1回まるまる使ってひたすらDRをボコボコにしていただけというのが、なんともまぁ大胆だな。 だけど、なんだかんだで魔力を消費させられちゃったんだよね。 つまり、これはDRにしてみれば負けだけど、「シックス」にしてみれば勝ちなんだろう。 魔人様もそれがわかってるからこその、あの怒りなんだろうけど。 それにしても、今週は美人顔の魔人様の大盤振る舞いだった。 7割があれで、残り3割を負担させられたら弥子ちゃん死にますから!(マジで) 魔人様、どんだけ弥子ちゃん好きなんだよ(←完全にそうとしか解釈できない)。

『週刊少年ジャンプ』2008年03号 感想

『MUDDY』 新連載。 マディもかわいいが、クレイはもっとかわいい(笑)。 なんか、吉沢博士(from『からくりオデット』)に通じるかわいらしさだなぁ。 『ONE PIECE』 船長の戦いを黙って見守るルフィ海賊団の面々のツラがまえがえらくカッコイイ。 バカ呼ばわりされたりもするけれど、なんだかんだで絶対的な存在なんだよな、ルフィは。 それにしてもルフィの「若造だろうが出る杭だろうが、おれは誰にも潰されねェ」という言葉の根拠が「ゴムだから」には笑った。 なるほど! とうっかり納得しちゃったい。 『アイシールド21』 栗田がついに峨王の壁を打ち破った。 それは栗田が自分の心の壁を打ち破ったということ。 ヒル魔とムサシをアメフトに巻き込んだ張本人なのに、実は栗田っていろんな「覚悟」ができてなかったのかなぁ、と思う。 一方、セナは覚悟キメまくりで、はやくもヒル魔とは違うタイプのクォーターバックとしての能力を開花させる。 これでヒル魔の戦略の幅がさらに広がるということね。 峨王を突破して勢いに乗る泥門。 このまま突っ走るのか、それとも、峨王がもう一暴れするのか。マルコが新たなる手を打ってくるのか。 『BLEACH』 日番谷メインの番外編。 日番谷の子供の頃のおはなし‥‥ってまだ子供のような気もする(苦笑)。 学校に入ってたかだか10年で隊長の地位まで上り詰めちゃうところが、日番谷が天才児と呼ばれる所以なんだろうね。 学校に入ってから15年で副隊長になった雛森も実は結構すごいのかも(藍染様がいなければもっと時間がかかったのかもしれないけど)。 それにしても、日番谷をスカウト(?)したのは乱菊さんだったんだね。それがいまや隊長と副隊長。 もしかして、乱菊さん、日番谷に一目ぼれだった?(笑) 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 大人の皆さんは雲雀のアジトで密談中。 しかし、雲雀も了平もおとなげないな(苦笑)。草壁が気の毒すぎる。 了平もラル・ミルチも和服のようだけど、ここにやってくる客は和服でなければいけないというルールでもあるのか? リボーンは帽子がないとちょっと違和感。 グロがしかけた時限爆弾がついに動き出し、入江くんは即座に行動を開始した。 山本と獄寺、酔っ払ってて大丈夫なのか? 『D.Gray-man』 アレンとブックマンはがんばってるんだけど、圧倒的な戦力差に敗北寸...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第137話 蜱【だに】 感想

今回のタイトルは【だに】。 漢字をなんとか探し出してきたんですけど、環境によっては「??」って表示されてるかもしれないです。 さて、本題。 洪水が「新しい血族」によって引き起こされたものだと気づいた笛吹さん。 いくら大雨でも、こんないっせいに堤防が決壊するわけがないからね。 身構えてはいたものの、覚悟していたものをはるかに超える被害に、歯ぎしりする笛吹さん。 「人間」の能力では阻みようのない犯罪だと思うけれど、そういう納得のしかたを自分に許すような人ではないからなぁ。 「人間」の世界では生きることができなかったDR。 そのDRにみずからが生きるべき世界を教えたのが「シックス」ということらしい。 回想シーンで「シックス」に踏みつけにされ、お姉さんに首輪でつながれてる‥‥。 それまで誰かに足蹴にされるなんて経験がなかっただろうDR。 このことでいろんなことに目覚めちゃったんだよ、きっと(笑)。 一方的にやられまくりな魔人様。 まさしくなすがまま、という感じ。 調子に乗りまくりなDRだったが、その手首がいきなりボトッ。 そういえば前にも手首を落とした方がいらっしゃったなぁ。 でも、DRには一晩中つきっきりで手首をくっつけてくれる人はいないだろう。 サイの強化細胞を移植されてると自慢していたが、そのサイは魔人様にこてんぱんにやられてたので、魔人様にとって脅威にはなりえない。 ということを、DRは知らなかったのか?(「シックス」がわざと教えなかったんだったりして) ひさびさに出た「魔帝7ツ兵器」。それに「魔界777ツ能力」をあわせて、洪水を食い止めようとする魔人様。 まさしく大盤振る舞い。 もったいないとも思えるけど、ここで出し惜しみしてたら餌場がどんどん減っていってしまう、という危機感があるのかも(実際に目の前で「謎」の卵が流されていっちゃったし)。 ところで、「拒食の工兵隊」がやけにかわいい。 「魔帝7ツ兵器」は呼び出すのに時間がかかるのかなぁ。 確か、前に使った時も魔人様がやられっぱなしになってた時間があったから。 「千を超える罪状がある」。 この台詞がカッコよすぎる~。 「人間」を「ダニ」と蔑んだDRが、魔人様に「ダニ」と見下される。 一種のピラミッド構造。 超凶悪顔の魔人様が美人すぎてころげまくり! おまけに羽(?)まで生えてきちゃったし‥‥。

『週刊少年ジャンプ』2008年02号 感想

『ONE PIECE』 モリアがすごいことになってる。 100体の影を取り込んだルフィがあれだけ影に引きずられてたんだから、いくらモリアでも1000体も取り込むのはさすがに無理があるね。 だけど、モリアも大事な部下をたくさん失って、そのあげくにああいう発想にいたったのかと思うと、ちょっと同情しちゃうかなぁ。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 スクアーロ制作の『剣帝への道 COMPLETE BOX』がちょっと欲しい(笑)。 ということは、わざわざ撮影スタッフ引き連れて100番勝負したんだね、スクアーロ。 そこまでして山本の気を惹きたかったのか。 山本は一時は大リーグを目指してたってことは、野球を続けていたんだね。なにかがあって挫折したのか、野球よりもツナのそばにいることを選んだのか‥‥。 表紙の山本とスクアーロのツーショットがカッコイイ。 なんか、10年後・山本かなりごぶさたな感じになっちゃってる。 さて、ほんとにリボーンの秘密が明かされるのか? 『BLEACH』 マユリ人形がムダにカワイイ。かなり欲しい。 ずっと石田を見張っていたらしいマユリ。 あんなこともこんなことも見張られてたのか? と思うと、心穏やかでいられるはずもない。 かなり気の毒‥‥。 石田ってなんでここまでイジメられキャラになっちゃってるんだろ(苦笑)。 『D.Gray-man』 ノア&大量のアクマが相手なのに、エクソシストはアレンとブックマンだけ。いかにも苦しい。 だけど、クロウリーはいまだに意識不明だし、リナリーとラビは装備が壊れちゃってて戦える状態じゃない。 ラビの「研究員増やせバカ!!」と叫びたくなる気持ちはわからんでもないけど、その研究員がものすごい勢いで減っちゃってる現況だし‥‥。 実はこの状況下で一番、役に立つのはミランダの能力なのかも。 ところで、元帥方はどちらに? 「ずっとずっと‥あの靴は重くて痛かった」というリナリーの言葉が重い。 精神的にも肉体的にも、あわない靴を履き続けてたんだね、リナリー。 そして、それが苦痛だということもわからなくなるくらい、苦痛に慣れきってしまってたんだろう。 リナリーの口から「死んでもいい」なんて言葉を聴きたくなくって、コムイはその言葉を横取りしちゃったのかなぁ、とか思う。 だけど、コムイがリナリーのためなら死んでもいい、と思うからこそ、リナリーもコ...

『魔人探偵脳噛ネウロ』14巻 感想

『魔人探偵脳噛ネウロ』の14巻が出た! 表紙はアンドリュー(シックス)。 ちらりと見える血まみれの腕がアンドリュー(本物)と思われる。 松井センセ、怖すぎるから! コミックスのタイトルは『絶対悪』。 まぁ、これ以外ないでしょう、って感じ。 内容はサイ編からシックス編への引き継ぎ。 コミックス1冊の中でいろんなことが起こり過ぎてる(苦笑)。 中表紙は首を吊ったまんまの弥子ちゃん。 いいかげん降ろしてあげて!(20巻になるまでムリ?) 毎度おなじみあかねちゃんのプロフィールは「楚々とした美少女」に。 ちょっと路線を変えてみた? 石垣のプロフィールはまたもやない。 ほとんど出番がないから? とか思ったんだが、この巻ではまったく出番がない吾代のプロフィールはしっかり残っている。 やっぱりキャラクター人気投票の結果が反映されているのか? アンドリューのプロフィールが出た。 28歳(享年?)。筑紫さんと同学年なのかな? 指にとんぼを止めてる姿を見ると、本物の彼はこんな穏やかでやさしい人だったんだろうなぁ、と思える。 そう思うと、彼の最期がさらに悲惨に見えてくる。 アイさんのプロフィールも出た。 25歳(これまた享年?)。思ったよりも若い。 ということは、テロリストとして活動していた期間は、ほとんど10代? そんな子供に仕事をさせるなんて、きっと、おそろしく優秀だったんだろうな。 「Xとの関係:日によって、主人、子守り、友人、恋人、兄弟、姉妹、他人のいずれか」という記述に、従者であり、ナニーであり、恋人であり、姉であった人を失ってしまったサイの痛手の深さを思う。 ところで、アイさんの誕生日が私と同じ! すっご~。 『「シックス」の無理難題シリーズ』‥‥これってこれからも続くのか? 松井センセ、ちょっとヘビーすぎるかと思われるんですが‥‥。 そして、それ以上にヘビーな『突撃かなりの確信犯』。 どこまでも弥子ちゃんを追っかける魔人様のお姿に、いろんな意味でノックアウトされる‥‥。 よかった。マイクよりも弥子ちゃんの方が大事で(←だいぶ視点がズレてる)。 松井センセはあいかわらずコミックスのはしばしで楽しませてくださいます。 これからも、季節の変わり目をなんとか乗り越えてくださいますように。

『魔人探偵脳噛ネウロ』第136話 水【りゅう】 感想

DRがつくりだした洪水は、街を呑み込んだ。 幸せに生きるために父親を殺そうとしていた青年も、子煩悩な父親も、分け隔てなく、容赦なく。 見開きのゲルニカのような絵に圧倒される。 どこかのサイトさんが「龍」の字が埋め込まれていると書いていて、言われてそう見ると確かにそう見える。 なんかもう、怖くてすぐにめくっちゃったんで、全然気づかなかった。 DRは「DRAGON」。水を操る龍。 水の流れを熟知し、それを利用して人を操る者。 火を操る葛西とはそりが合わなくて当然か? 目の前で『謎』が消えていくことにぼうぜんとする魔人様。 きっと、こんな経験をしたことがなかったんだろうな。 なすすべもなく、自分の「餌」が文字通り流れ去っていったことなんて。 最初から「餌場争い」と言ってはいたけれど、実際にそれに負けたという現実をつきつけられ、今までに味わったことのない感情をおぼえ、そのことにとまどっているんじゃないかなぁ。 魔人様にとって『謎』は栄養源というだけではなく、あの誇り高い精神の支柱なんだから、それをたかがシックスの使いっ走りにかっさらわれちゃ、魔人様のメンツまるつぶれといったところ。 魔人様が顔を踏みつけられる絵に、動揺しまくりまくりな私。 ドSが大量発生するこのマンガにあって、一番のドSは松井センセ? とか思ってみたり。

『週刊少年ジャンプ』2008年01号 感想

『PSYREN -サイレン-』 『みえるひと』の岩代先生の新連載。 なんか結構、ダークな始まり方ね。 初回だけではどういう方面にストーリーを持ってくつもりなのかがさっぱりつかめない。 そんなわけでしばらく様子見。 そういえば、『みえるひと』って『P2!』とちょっと似た終わり方をしたような気がする。 その『P2!』と入れ替わりって、ちょっと皮肉な感じ。 『ONE PIECE』 オーズ戦が意外とあっさり終わったと思っていたら、もう一盛り上がりあった! そうか「本来の主人の元へ帰れ」とモリアに言わせなくちゃいけなかったんだね。 ルフィ一味が総力戦でなんかすっごく楽しい。 『BLEACH』 白哉兄さんの「私の誇りに刃を向けたからだ」という台詞がやたらカッコイイ。 「ルキアに刃を向けるやつはおれが容赦しねぇぜ!」(一護風)という意味だと思われる。 さらにありていに言っちゃえば「うちのかわいい妹いじめといて、生きていられると思ってんのか!」‥‥う~ん‥‥こんな台詞、白哉兄さんに言わせてみたい(笑)。 花太郎は勇音さんが治してくれるらしい。よかった。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 入江くんは研究してるだけで戦闘要員じゃないもんだと思い込んでたんだけど、どうやら、白蘭が信頼するほどの戦闘能力を持っているらしい。 最前線に立った入江くんがなにがなんでも守りたいもの、そして、ツナたちが知ったらなにがなんでも手に入れたいと思うもの、というのは、あの巨大な機械? 私はタイムマシン的なものかな? とか思ってるんだけど。 「オレの場合、修行は紙とエンピツから入るんです」という獄寺の台詞にちょっと感心。 そうか、理論から入るのか。なんか、気合いだけでなんでも乗り越えようとするタイプに思えてたよ。 そういえば、獄寺ってなにげに成績がよかったんだ。 了平兄ちゃんはまだ「相撲大会」で妹をごまかし切るつもりらしい。 ムリがありすぎだ。 『サムライうさぎ』 「女の子をほめちゃいけない」「自分のことを話しちゃいけない」というしばりの中で摂津殿がやったことは「仲間をほめる」「仲間のことを話す」。 伍助たちのことを話す時の摂津殿の笑顔の無邪気なこと! う~ん、摂津殿がめっちゃかわいい人に見えてきた(元々かわいい人だけどね!)。 千代吉がすぐ泣くのは「人を想う気持ちが強いから」。 そんなことを考える攝津...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第135話 雨【おおあめ】 感想

川べりでの先生と生徒たちのなごやか(?)な会話で始まった今回。 「俺等、言うほど問題抱えてねーよ!!」という生徒の台詞が笑える。実際、私も学生時代、学園ドラマを見ながらそう思ってた。 とりあえず、数週間前からDRの計画は始まっていた、ということね。 イベント会場で起こった惨状を見た笛吹さんは、筑紫さんに「必要以上に人員を割くな」と命令を出す。 これからもっと人員を割かなければならない場面がやってくる、ということね。 初登場当時はなんだったんだ、と思うくらい、笛吹さんは日付が変わっている。 顔までかっこよくなってるし(笑)。 一方、笛吹さんと同じ映像を見て、笹塚さんも悪寒を感じている。 サイとシックスの両方と対面したことのある笹塚さんには、その存在の恐ろしさが身にしみているが、他の連中は意外と余裕モード。 ところで、石垣のホビー用品を壊す任務は、笹塚さんから等々力さんに移行されたのか? シックスに次ぐ序列を得る、と断言するDR。 人間を超越した存在、と言いながらも、やってることは単なるポスト争い? 「新しい血族」も一枚岩ではないと言うことか。 まぁ、シックスの独裁体制ではあるんだから、そういう意味ではそうそう内部分裂は起こさないだろうが。 それにしても、DRに見下されても余裕な感じの葛西。 ただの放火魔ではないんだろうな、やっぱし。 なぜかさかさまになって沈思黙考している魔人様。 『謎』がなくても動かなければならない。そうしないと『謎』の種(=人間)を失う事になる。 そんな必死な状況の中でも、弥子ちゃんへのイヤガラセは欠かさないところがナイスだ。 しかしこの傘‥‥かわいすぎる。何かが素通りしてしまうとわかっていても、ちょっと入ってみたい。 なんちゃってホームレスのおじさんのダンボールハウスが台風で危機的状態で、助けを求められてしまった弥子ちゃん。 「増水ぐらい予想して家建てようよぉ!!」ともっともなことを言う弥子ちゃんに「私さえ中にいれば大丈夫な計算なんじゃ」って‥‥どういう理屈なのかがわからない。 なんらかの防災装置がセットしてあって、それをおじさんがコントロールしなくちゃいけないのかな?(それ以外、思いつかない) そんな弥子ちゃんの会話を聴いて何かひらめいた様子の魔人様。 喜びのあまり(?)、弥子ちゃんのケータイを破壊。 弥子ちゃん、魔人様とつきあい出してから、何...

『週刊少年ジャンプ』2007年52号 感想

『BLEACH』 花太郎が気の毒すぎる(戦闘要員じゃないんだから‥‥)。 『アイシールド21』 落ち込む栗田をおもいっきし蹴っ飛ばしたヒル魔。どうやら足の方は大丈夫っぽい。 しかし、ヒル魔は完全に戦線離脱。 絶対的リーダーであるヒル魔を失っても、戦意を失わない泥門チーム。 ヒル魔がつくりあげたチームは、ヒル魔なしでも成立するところまでレベルアップしてたんだね。 破り捨てたかと思ったヒル魔の指令書をちゃんとつなぎあわせてたまもり姉。 マネージャとしての彼女は、それを捨てることができなかったんだろうね。 ずっと、セナに対して過保護だった彼女が、セナが一番危ないポジションに立つことを涙ながらに受け入れた。 実は、まもり姉が一番きついポジションに立ってるのかもしれない。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 なんか最近、山本がかわいくなってきてないか? 気のせいか? 突然、了平VS雲雀。 何で対立してるのかと思ったら、ランボとイーピンを屋敷に入れるか入れないかって‥‥確かに守護者同士のバトルが始まる理由としてはくだらない。 ツナたちは修行に忙しいし、女性陣は家事やら看病やらに忙しいしで、了平が子守役を引き受けているらしい。 引き受けたからには、ちゃんと面倒をみる! そーゆーとこ了平はマジメなんだよなぁ。 そんなわけで間に立たされた草壁の妥協案は、自分が子守役を引き受ける、ということ。 「おいちゃんと遊ぼうね」て‥‥「おいちゃん」て‥‥おまえはいつの時代の人間だ(笑)。 おまけにイーピン語(中国語?)をちゃんと理解してるし。 それにしても、了平はあいかわらず人の言うことをちゃんときいてないよね。 この了平と、人の言うことをまともにきく気がない雲雀の間で、話し合いが成立するんだろうか。 骸とのつながりを失ったクロームの前に現れたのは、ミルフィオーレにあった巨大な機械と、子供の入江くんと大人の入江くん。 この幻影の意味するものとは? これが骸からのメッセージだとすると、最後のキーは白蘭ではなく入江くんということになるのか? 『D.Gray-man』 変に不幸慣れしちゃってるアレンがフビンでしかたない。 リナリーは神田となかよしさん(笑)。もしかして、神田も幼い頃から教団にいるのかな? とゆーことは、二人は幼馴染? アレンやラビはリナリーにかまいすぎちゃう傾向があるから、神田くら...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第134話 雨【あめ】 感想

掲載位置が高すぎて落ち着かない。 低ければ低いで文句を言うクセに‥‥。 掲載位置はほどほどがいいんだよ!(とゼイタクなことを言ってみる) ダンボールの構造の美しさを力説するおじさん。 ダンボールが肉まんに見える弥子ちゃんとはえらい違いだ。 しかし、これだけ頭のいいおじさんを、弥子ちゃんは眼力の鋭さで驚かせることに成功。 う~ん、やっぱり日付の変わった弥子ちゃんはただものではない。 頭が良すぎて肝心なとこが見えなかった人、といえば確かに春川教授を思い出す。 そして、弥子ちゃんはおじさんにケータイの番号を教えた。 「何かあったら」=「大物が上がった時」。どうやら、どこまでもたかる気らしい(笑)。 まぁ、食うに困ってる人じゃないそうだから、いいんじゃないのかな。 しかし、巷で言われている通り、このおじさんホントに本城博士かもしれない。 本城博士なら確かに戦力になりそうだ。 魔人様のメールの絵文字‥‥欲しい‥‥。 呼び出しくらって事務所に向かった弥子ちゃん。 魔人様に雑草を食べさせられている。 生の雑草はからだに悪いのでよい子はマネしちゃダメだよ。ちゃんと火を通そうね!(火を通しても食べちゃいけないものもある) 一方、新しいビルのオープニングイベントが行われている会場。 なぜかセレブたちはツバが好き。 そして、なぜか松井センセはセレブが好き(笑)。 葛西の仕事により、華やかなイベント会場は火の海と化し、魔人様と弥子ちゃんはその光景の中に、シックスからの挑戦を見いだした。 そのやり方にサイを思い出す魔人様と弥子ちゃん。 以前、サイからの挑戦状を受け取った時、魔人様はいかにも楽しそうだった。 しかし、今回、魔人様の表情にそんなものは読み取れない。どちらかといえば、緊張しているように見える。 そんな魔人様の姿に、「エサは太らせてから食べよう」と「エサ場争い」の違いを感じる。 シックスの挑戦状にサイを思い出し、ホームレスのおじさんの姿に春川教授を思い出した弥子ちゃん。 これまでの戦いよりもさらに過酷な戦いが始まる、という暗示なんだろうか。 そして、弥子ちゃんの1枚絵がかなりスゴイなぁ。 う~ん、「人間」の中から生まれたものが「人間」を蝕んでいく、という解釈でよいのかなぁ。 さて、次回、ついにDRの能力が明らかになるのか?

『週刊少年ジャンプ』2007年51号 感想

『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』 またでっかい話になってきたなぁ。 ベクトールがたまにめっちゃかわいく見える‥‥。 そして、早くもエンチュー釈放? 協会自体がつぶれそうな非常事態なんだから、使えるものはなんでも使おう、ということね。 そして、ムヒョの秘密がついに明らかに? 助手なのに、結構いろんなことを秘密にされちゃってるっぽいロージーがちょっと気の毒。 『ONE PIECE』 ナイトメア・ルフィがオーズ&モリアを粉砕。 それでもやっぱり、あれをルフィと認知できない‥‥。剣まで振り回してるんでさらに‥‥。 残念ながら、これで一件落着! ってわけにはいかない。もう一人、七武海が乗り込んでるからね。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 雲雀がなにげにツナにやさしくなってる気がする。やさしいっていうか‥‥丁寧? なんかまだ違うな。 とりあえず、雲雀の中でツナがちょっと格上げされたって感じ? 泣いてるハルに「ほっといてください。日課ですから」なんて言われたら、ほっとけるわけないよなぁ。 この「日課ですから」ってのがめちゃくちゃせつない。 ハルはノーテンキなだけの子じゃない。基本、頭はいいし、なんだかんだで結構、気を遣う子だし。 京子ちゃんはお兄ちゃんが戻ってきて、少し落ち着きを取り戻したんだろうけど、ハルには泣いてあまえる相手がいないんだよなぁ。 ツナにもそんな余裕がなかったし。 過去に戻れたら、ランボと、じゃなくって、二人っきりで遊園地に連れて行ってもらえばいい。 『アイシールド21』 如月もろともヒル魔を壊した峨王。 いやはや、峨王も怖いけど、マルコはもっと怖いっちゅう話。 そして、如月の盲信ぶりも怖い。 如月は「パーツ」のひとつだけど、ヒル魔は「コア」だもん、確かに天秤にかけるとすれば、それは正しい判断なんだろうけど、普通は天秤にかけないって! こうやって見ると、ヒル魔は常識人だなぁ‥‥。 『銀魂』 字が多すぎて、めっちゃ読みにくい。 『HUNTER×HUNTER』 最後のページの見開きに、自分でもビックリするほどダメージを負った私‥‥。 『サムライうさぎ』 今の伍助よりも熱血だったかもしれない8年前の摂津殿。 顔はいいし、ガタイもいいけど、なぜだか剣が上達しない。これはカナシイ‥‥。 「あなたがクズなのはよく存じてますから、役に立てる時くらい立ったらどうで...

幽遊のこと

 干支が一回り以上も前の話なんですが、当時、私は幽遊に夢中でした。 幽遊ってのはいわずとしれた超メジャー作『幽遊白書』のことなんですが、一般的には「幽白」と略されていたらしいんですけど、私は「幽遊」と呼んでいました。 で、夢中になったあまり、毎週、延々と感想記事を書いてたわけです。 ええ、私ってば干支が一回り以上しても変わらないんですねっ!! このたび『HUNTER×HUNTER』の連載が再開して、ストーリーがさっぱりわからなくなってたんで土日かけてコミックスを最初から読み直したわけです。 で、いろいろと昔のことを思い出して、『幽遊白書』まで遡っちゃって、さらに、当時、書いていた記事をひっぱりだして読み返してみたんですが、これがまぁ、実に「若い!!」(苦笑)。 なんでしょう。若さゆえの過ちってヤツですか? でもまぁ、自分で言うのもなんなんですが、これはこれでおもしろい、と思ったわけです。 で、せっかくブログがあるんだし、今さらだけどもう一度、恥をしのんで人目にさらしてみようかな、とか思っちゃったわけです。 そんなわけで、昔の記事を『幽遊白書』のカテゴリで追加していきます。 日付がやたら古い記事がこれからがんがん増えていくはずです。 幽遊をリアルタイムで読んでいなかった世代が結構、増えてきましたけれど、そんな皆様には、こんなにも振り回されていたバカな女がいたんだなぁ、と笑っていただければ幸いです。 リアルタイムで振り回されていた同志の皆様には、「ああ、当時、こういう猪突猛進な女がいたのねぇ」と笑っていただければ幸いです。 ところで、テキストベースでデータが残ってなくって、紙媒体をスキャナで取り込んでOCRで解読をかけるという方法をとっていますので、一挙にアップというわけにはいきません。 めんどくさい仕事なんで、飽きないうちにすませちゃいたいとは思っていますが。 それにしても、はじめてちゃんと使ったんですけど、いまどきのOCRてかなりちゃんと解読するんですね。 「不親切」が「不義理」になったのには笑ったけど。 最後になりますが、当時、私の記事を読んでくださっていた皆様へ。 いろいろとはげましのお言葉をありがとうございました。 いただいたお手紙やプレゼントはいまも私の宝物です。 楽しい時間を一緒に過ごせて幸せでした。 もしよろしければ、これからもおつきあいください...

『週刊少年ジャンプ』2007年49号 感想

『BLEACH』 やちるちゃんもしっかり虚圏に来ていた。 やっぱり剣八とやちるちゃんはセットじゃないとね! そして、白哉兄さんと卯ノ花隊長と涅もそれぞれの副隊長を従えて登場(阿散井はすでに来てたけどね)。 卯ノ花隊長はあくまでも救護担当らしいので戦闘担当の隊長は3人、藍染様とギンと東仙で3人なので隊長の数をあわせた? ルキアを傷つけられて激怒したお兄ちゃんの戦いっぷりが楽しみだ。 『ONE PIECE』 ニコ・ロビンまで影をとられちゃって、どうすんの~! チョッパーは医学知識を武器にオーズの弱点を見出したけど、そこを攻めあぐねてる状況。 てゆーか、ルフィの出番がなかった‥‥。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 今度の登場は10年後の骸。なんか長髪になってる‥‥。 いや、めっちゃ色っぽいなぁ。 この骸の横にあの雲雀を立たせた絵を想像するだけでうっとり~。 白蘭はリッピくんがニセモノだと知っていて、わざと入江くんとの通信にリッピくんを映りこませたわけか。 入江くんなら気づいてくれると信じてたんだね。入江くんの評価が高いなぁ。 骸と対等に張り合うとは白蘭はなかなかのつわもの。 キツネとタヌキの化かしあいってゆーか、両方ともキツネっぽい。 骸が言っていた大仕事とは、白蘭のからだを乗っ取るということ? 今の情勢では、ボンゴレのボスになるよりもミルフィオーレのボスになった方がいろいろとお得そう。 獄寺の逃亡(?)、ラル・ミルチの不調と不安要素満載で、さすがのツナもハルにやつあたり。 ツナが気の毒すぎる‥‥。 『D.Gray-man』 リナリーの髪が短くなったことにコムイさんが号泣。 ムリもない。ホントにキレイなツインテールだったからねぇ‥‥。 元帥の「マーくん」と「ユーくん」に大爆笑。あの図体で「マーくん」て‥‥あの仏頂面で「ユーくん」て‥‥。 弟子はみんな可愛い息子、という気持ちはわかるんだが。 するとチャオジーは「チャーくん」? なんかどっかのコメディアンみたいだ。 だけどまぁ、さらなる問題元帥の弟子になるよりはよっぽどましだよ、チャオジー。 その問題元帥、じゃなくってクロス元帥は久々に教団に戻った途端に諮問されることに? いろいろと問題起こしてるし、いろいろと秘密握ってることバレちゃったし、教団だってこの人のことをほっとけないんだろうな。 マナが「14番」だったとい...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第133話 魚【さかな】 感想

サイ経由で魔人様の情報がシックスにダダ漏れ。 魔人様の情報を得るためにサイを捕まえたわけではないはずだけど、結果的にはおもいっきしシックス有利な展開に。 ここらへんの展開の無駄のなさがスバラシイ。 弥子ちゃんが拒否しまくった靴舐めを愉しそうにやってるお姉さんが、ちょっと青年誌チックなエロさだ。 坦々麺にご満悦の弥子ちゃん。 食事が済んだばっかのハズなのに、はやくも魚のにおいにつられてるし‥‥。 そんなわけで、こんなドでかい魚が都内の川を泳いでるのか? ってくらい巨大な魚を焼いてるホームレスに、弥子ちゃん遭遇。 あんな巨大魚を釣るくらいのおじさんだからタダモノではない。ダンボールで4階建ての「豪邸」まで建てちゃう。 紙だけで造った建物、というのは見たことあるけど、あれは特殊加工した紙を使ったものだったしなぁ。 拾い物のダンボールだけでこれをつくるってのは、かなりあなどれない。 そして、おじさんが泥くさくて食べられなかったものを、クセがあっておいしい、と言う弥子ちゃんもはもっとあなどれない(苦笑)。 せっかく釣り上げた大物が食べられなくてがっかりなおじさんを見かねた弥子ちゃんがクッキング開始。 母親と違ってかなりまっとうなものをつくるよなぁ。 料理の前にちゃんと除菌シートで手を拭くあたり、しつけが行き届いてるし。 ホームレスの食事を横取りするような子だけどね(苦笑)。 バターと醤油の組み合わせは確かにおいしいと思うけれど、さすがにコンクリートは食べられない。 弥子ちゃん、人間の消化器はコンクリートには対応できないから‥‥って、弥子ちゃんなら大丈夫なのかもしれない。可能性がゼロとは言い難い(笑)。 なんせ、ダンボールハウスが肉まんに見えちゃう子だから。 DRの見事なキレ芸には笑った。 なんなんだこの人。 葛西はあいかわらず歩く発火装置だし。 このコンビがこれからどんなイカれた攻撃をしかけてくるのかが楽しみであり不安であり。

『週刊少年ジャンプ』2007年50号 感想

『ONE PIECE』 こいつはナニモノだ! なルフィが登場。 なんか、オーズの方がルフィっぽく見えるくらい違和感ありまくり(笑)。 「こんなルフィいやだ」というお題で『ジャンプ魂』に投稿したいくらいだ。 しかしこのドーピング・ルフィ、激強。 あのオーズの巨体をかる~く投げ飛ばしちゃった。 でも、なんか素直に喜べないのは、ナミと同じく、これをルフィと認識できないからに違いない。 『銀魂』 ものすご~くコメントに困るマンガだな。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 骸、白蘭にボロ負けっぽい。 白蘭てどんだけ強いんだよ。 流血する骸がドえらく色っぽくって、めずらしくホンキであせってる骸がドえらく美人さんだ。 骸がピンチでクロームもピンチ。 クロームの幻覚を維持する余力が骸にないためか、ホントに白蘭の部屋になんらかのバリアが張ってあって、骸の力が届かなくなっちゃってるのか。 打つ手もなく右往左往するだけのツナたちの前に雲雀が登場。 骸との接点であるクロームを失いたくないらしいが、あの角度だと絶対、クロームのセミヌード、雲雀に見えてるって! とりあえずボンゴレリングを媒介にして、クローム自身の力で失われた内臓を補えるようにする、という技でクロームの延命はできた。 いろいろと便利だな、ボンゴレリング。 でも、自分の生命維持がせいいっぱいで戦力にならないクローム。 そして、ついに倒れてしまったラル・ミルチ。 そんなわけで、男性陣だけでミルフィオーレの本部に殴りこみをかける決意を固めたツナ。 確かに、先延ばしにしても状況が好転するとは思えないよなぁ。 「こんな状況に一秒でも長くいて欲しくない」というツナの決意の理由が泣ける。 ツナはいろいろと迷うけど、一度、決意すると絶対にゆるがない。 そこらへんが、皆に信頼されるところなんだろうな。 『サムライうさぎ』 御前試合の予選種目は「ナンパ」。 なんじゃそりゃ、ではあるけれど、これこそ摂津殿の得意ジャンル。 それ以前に、他の連中にはムリすぎ。 桶入りのマロと千代吉が異常に笑える。 桶に入って地面に転がって泣いてる千代吉の絵は、なんかものすごい拷問にあわされてるみたいだ(昔、中国で女の人が瓶に入れられて、っていう拷問があったじゃない)。 ニューキャラの薄雲さん。最高位の遊女ということは花魁? なんか、摂津殿とわけありなようだけど‥‥。...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第132話 愚【バカ】 感想

ここのところお気楽な展開が続いていて、だけどすぐにシックスが来るぞ~、誰かレギュラーが殺されるのか~、とか思っちゃってビクビクしてるという、すっかり松井センセに踊らされてる状態だった私。 そして、いよいよシックス編に復帰してしまうらしい。 シックスをあのまま放っておいたらそれはそれで怒るんだろうけど(それをやったらある意味、神展開だ)、それでもまだまだ石垣見て笑ってたかったかな~(苦笑)。 事件解決、即、次の「謎」探しに動こうとする、いささかせわしない魔人様。 そんな言動に、魔人様の焦りを感じて、不安そうな弥子ちゃん。 本当に、ちょっとしたことから魔人様の気持ちをきっちり読み取るよなぁ。 弥子ちゃんがいろんなことを察していることを、魔人様は気づいているのかな? 一応、「石垣さん、クビにしないであげてねー」と笹塚さんに声をかけた弥子ちゃん。 どーでもいい目で見てたくせに~(笑)。 笹塚さん、おっそろしく間をあけた後で「ああ」。 でも、多分、笹塚さんに人事権はない。 事件解決に貢献した形の石垣。それでも等々力さんは納得できない。 いや、その気持ちはよくわかるわ。 しかし、等々力さんの生真面目さは、ある種の人間にとってはマイナスに働く、というのもよくわかる。 とりあえず笹塚さんとしては、石垣は石垣で使える場面もある、という考えなんだろう。 ところで、笛吹さんは笹塚さんの手の上で転がされてたの? 知らなかったな~(笑)。 等々力さんは石垣と交代で入ったのではなく、増員として入ったということ。 じゃあ、別に石垣がクビになるという話は元からなかったのね。笹塚さん、そこんとこちゃんと石垣に説明してあげようよ。 笹塚さんたちがいる捜査一課が10人も増員されたのは、シックスへの対抗策。 それは笛吹さんの責任下で実行された人事らしい。 笛吹さんは実際、本性を出したシックスと対面したわけではないけれど、旧知の仲だったアンドリューがシックスで、自分がまったくそれに気づけなかった、という事実は相当なショックだっただろうな。 そもそも、戦闘機に「つかまって」逃げるという時点で人間じゃないし‥‥。 弥子ちゃんの最近のお気に入りは坦々麺。 陳キリトの店って‥‥もしかして陳ヤマトの息子? なんか遺産狙われてるけど。てゆーか、陳ヤマトは幾度もの危篤を乗り越えてまだしっかり生きてるんだね(爆笑)。 甘苦...

『ジャンプSQ.』創刊号 感想

『ジャンプSQ.』の創刊号を買った。 いや、ポストカードと小畑先生の読みきりにつられて‥‥。 とりあえず来月号も買う予定になってる。 ポストカードと『岸辺露伴』につられて‥‥。 なんてゆーか、作家のラインナップを見た時点で、どこらへんの層を狙ってるのかがわからない、って感じだったんだけど、実際に読んでみるとさらにわからない(苦笑)。 その点では『アフタヌーン』もそうとうなもんだけど、これはそれ以上にカオスな感じ。 創刊したばっかで焦点がさだまってないだけかもしれないけど、雑誌というものは、自前の作家さんが育ってみて初めてカラーというものが出てくるのかもしれないけど‥‥。 私的には浅田弘幸先生の 『テガミバチ』 が一番おもしろかった。 もともと大好きなマンガだからね。 やたらとニッチのパンツにこだわったあげくに最後はノーパンとはどういうことだ(大笑)。 『HELLO BABY』 は「さすがに小畑先生は絵がうまいなぁ」と感心するためのマンガだった(苦笑)。 これを森田先生が描いていたらどんな感じになってたかなぁ、と思ったんだけど、おもいっきし「ヤクザ」な感じになってたんだろうね、きっと。 それを小畑先生が描くとなんか「シンジケート」か「マフィア」って感じ。 それにしてもこの主人公かわいそすぎだよ、森田先生。 あと遠藤達哉先生の 『TISTA』 がおもしろかった。 マンガ家さんの名前にはさっぱり覚えがないんだけど‥‥どっかで読んでるのかなぁ。絵には見覚えがあるんだけどなぁ。 この雑誌を買って得したと思った一番のことは、このマンガ家さんを認知できたことだ。 カラー表紙ですでに「おおっ」と思ったんだよ。なんかすごいかっちょいい。 ストーリー自体はよくある殺し屋ものなんだけど、キャラクターの表情がいいと思うんだよ。 特にティスタの表情のうつりかわりがよいなぁ。 臆病で臆病でどうしようもないティスタが、哀しくて愛しい。 これはかなり続きが楽しみだなぁ。 『銀魂』の小説に「脳噛ネウロ」という名前が出てきただけでシアワセだった(笑)。 ネウロの声優さん座談会も楽しかった。 そうか、遊佐さん、笹塚さんの声の小ささに悩んでたのか‥‥。 今のテンションがいいと思うんで、そのままでお願いします。

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第131話 夢【ゆめ】 感想

巻頭カラー! なのに表紙じゃない‥‥。 魔人様が表紙では瘴気が強すぎて売れないですか?(泣) さて、カラーで石垣がアップ。目が血走ってる。カラーの効果をおもいっきし使ってますね、松井センセ(笑)。 魔人様、弥子ちゃん、笹塚さん、石垣、等々力さんの5人が並んで何かを見上げているという不思議な表紙。 遥かな魔界をみつめている‥‥のかもしれない。 「そうだ、魔界、逝こう」っていうアオリが妙に笑える。 犯人指名は仕切り直し。 そんなわけで犯人は店長だった。 夢がないのにあの店にいてはいけないんだそうだ。 見開きで懇切丁寧に日本野球界への熱い想いと、メジャーリーグへの夢を追う野球選手が描かれる‥‥。 松井センセ、メジャーリーグに行った選手たちに恨みでもあるんですか?(笑) 「いや‥‥夢なんで」と言ってる選手の鼻提灯に「$」と書いてあるあたり、よっぽどな思いいれがあると愚考いたします。 「夢と野球の存亡とどっちが大事だと思う? 夢に決まってるじゃないか!!」と言っても、日本野球界の方が大事だろ、と思っている人も結構いるんだろうな(個人的にはどっちでもいいけど)。 それにしても、鼻提灯に気持ちを書く、というのは斬新な表現方法だなぁ。 弥子ちゃん、ハンガーに吊り下げられてる。 笹塚さんはこのDV行為に対しては完全にスルー? なんかもう慣れちゃってんのかな(苦笑)。 犯人豹変にもノーリアクションだし。 今回、石垣のモデラーとしての手腕が役に立った。 「え、俺? 俺に何か期待すんの?」って、自分でも期待されてないことを自覚してるんだ、やっぱり。 石垣だって、100回に1回くらいは役に立つ(笑)。 100回に99回は役に立つ等々力さんとあわせてようやく一人前? でも、2人で一人前では税金の無駄遣いだよなぁ。 その等々力さんは、まじめすぎて犯人を逆上させる。 これが「損」の一部なんだろうね。 もうちょっと頭をやわらかくしないと、人間と対峙し続けなければならない刑事という職業では、いろいろといらぬ災いを招いてしまう。 しかし、等々力さんのおかげでひさしぶりに笹塚さんの蹴り技が見られたのでありがたい。 どうやらサイにバリバリ折られたからだも完全回復したようだ。 『ジャンプSQ.』のコメントページで松井センセが浅田について衝撃告白? モデルは編集さんだったのか‥‥。 もしかして、最近、浅田が姿を...

『週刊少年ジャンプ』2007年48号 感想

『ジャンプSQ.』の尾田先生の応援イラストがかなりなレア物。 藤子不二雄キャラで統一してるのね。このまんま『ONE PIECE』に出てきても違和感ないかも(笑)。 『ONE PIECE』 剣をふるうルフィってのがものすごく違和感(普段、刃物系は使わないからね)。 100人分の影を入れてすごいことになってるみたいだけど、そんなに大量に入れて、おのおのの影の能力がバッティングして役立たずなことになったりしないのか? 捨て身のブルックの攻撃が泣ける。まったくもって、ホントの意味で捨て身だな‥‥。 『BLEACH』 口に指つっこまれてる織姫ちゃん‥‥。これが『魔人探偵脳噛ネウロ』なら笑えるのに、なんかもう気持ち悪いだけなのはナニユエ?(きっと織姫ちゃんがホントに苦しそうな顔してるから) これからどうすんのよ、と思ってたら剣八登場!! あいかわらずカッコイイ。 ルキアのことが心配で白哉兄さんも現れるに違いない。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 あいかわらずのドッピーカン男だけど、年を重ねてさらに頼りがいのある男になった了平。 あくまでもツナを中心に考えてくれるところがうれしい。 子供に戻ってない守護者は雲雀と了平だけだし、雲雀はボンゴレ上層部には多分、信用ないんだろうし(苦笑)、リボーンは外に出られないしで、現在、ボンゴレ本部との橋渡し役が出来るのは了平だけなんだね。 雲雀と了平の対談がちょっと楽しみだっ。 一方、山本はリボーンにこてんぱんにやられてる様子。 そして獄寺は修行(てゆーかビアンキ)から逃亡? あの獄寺がツナの期待を裏切ることを承知でそんなことをするとは、かなりせっぱつまってるなぁ。 『サムライうさぎ』 先号であんな壊滅状態だったのに、見事に復活した宇田川邸(笑)。 ふすまが破けた程度の問題でおさまってるし‥‥。 そんなわけでようやく二人っきりでお月見。 「がんばる!!!」で、手を握るのが精一杯な伍助。 しかしめずらしく志乃ちゃんまで赤くなっちゃって、おおっ、と思っていたら摂津殿の乱入で台無しに‥‥。 摂津殿は単なる間の悪い男なのか、それとも、今頃になって妹を伍助に独り占めさせるのがイヤになっただけの兄バカなのか、解釈に悩むところ。 でも、伍助に握りしめられた手を見て赤くなってる志乃ちゃんを見ると、二人の仲がものすごい進展した感じがする。 さて、うさぎ道場...

ネウロを眺めて暮らす

ちょっと遅れたけど2008年版のネウロカレンダーを買った。 期待していた以上に描き下ろしが多かった~。カンゲキ~。 これからご覧になる方もいらっしゃるだろうからあまり言わないことにするけど、特に7月と12月は泣けるよ。 デフォルトで2セット買っちゃったんだけど、中を見て「もうワンセット買ってこようか」とホンキで思った。 しっかりしろ、私。そんなに買ってどうするつもりだ。会社のデスクには飾れないぞ!(飾りたい‥‥) しかし、ホンキで実用性が低いカレンダー。だって数字がものすごく見にくい。 最初っから実用性なんて求めてないからいいけど。キレイだし。 とりあえず、カレンダーの金具をはずして分解して、A4のクリアファイルに1枚ずつ入れて、マンガを詰め込んでるキャビネットのふちにずらっと吊って、ちょっとしたネウロギャラリーをつくってみた。 だって、毎月1枚じゃもったいないよ。当然、12ヶ月+表紙を毎日眺めるんだよ。 そんなわけで、魔人様やら弥子ちゃんやらサイやらアヤさんやらに囲まれて、西浦高校野球部員が円陣を組んでいる(←アニメイトで買ったクリアポスター!)という、なかなか不思議な眺めができあがってご満悦な私。 いや~、ニシウラーゼが一層さわやかに見えるわ(大笑)。

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第130話 宅【マニア】 感想

毎度おなじみ弥子ちゃんの好物欄に書かれた「ブルダック」を「ブルドッグ」と読み違えた私。 いくら弥子ちゃんでもブルドッグは食べない‥‥多分‥‥。 テキパキ働く等々力さん。 容疑者とのオタク談義に夢中な石垣‥‥といっても石垣が一方的にしゃべってるだけだな。 魔人様に好き勝手に動かれちゃってる笹塚さん。 警察トリオは三者三様。 『忠実!! うらぎり君』は30巻まで出ている人気作らしい。 マンガ内マンガには笑った。脇腹に穴あいてんのに無表情なみのる君がスゴイ。 「好きな色はやっぱり肌色!」と「好きな色は意外にピンク!」の柱文字のコラボがきいてる。 この部分はコミックスになるとおもしろみが半減しちゃうな。特別に掲載してくれないかな。 石垣のオタク談義につきあうくらいなら、魔人様にいじめられる方がマシらしい弥子ちゃん。 そんな様子を遠目に見てあきれかえってる等々力さん。 こんな人が職場にいたら私でも等々力さんみたいなこと言い出すと思うわ。 しかし、笹塚さんは意外にも石垣擁護発言? 「バカにはバカで学ぶ所はあるって事さ」と言っても、やっぱり99%しっかりしてる人の方がいいと思う。 等々力さんが納得できない気持ちがわかるなぁ。 笹塚さんくらい力量があれば、石垣に多少、足をひっぱられてもそんなに痛手はおわないのかもしれないけど。 それにしても、石垣のネイルアートはすごい。 オタク向けのネイル専門店を開いたらどうだ、ってくらい細かくてキレイ。 やっぱり道間違えてるよ。原型師とかになった方が世のため人のためだよ。 ところでコーティング剤を目に塗ったら相当アブナイと思う(容赦ないなぁ、笹塚さん)。 ピザに目玉焼定食にカレーうどん、とものすごく品揃えのいい「キッチンあたり」。 客が食べたものをわざわざ訊ねた魔人様の意図はどこに? そして、トイレの中の人がマッチョなからだに少女マンガの顔立ちな松井センセの意図はどこに? そんなわけで、恒例の弥子ちゃんの犯人指名! と思ったら石垣に邪魔されるし‥‥。 松井センセはあいかわらずスカシ方がうまいな。 次号は巻頭カラー! カラーで石垣が描かれる‥‥かもしれない(そういえば石垣はまだコミックスの表紙に出てないよね)。

『週刊少年ジャンプ』2007年47号 感想

今回、なぜか『P2!』と『サムライうさぎ』が同時に「男の髪を結んでるひもがほどける」祭りを開催していた(大笑)。 こういうカブり方ってそうとう珍しいよね。 アンケートはがきに「きみが好きなグルメ漫画を教えてください」とあったので、『沈夫人の料理人』と手で書く(←選択項目になかったから)。 『沈夫人の料理人』が絶対、一番、おもしろいグルメ漫画だよ!(と言っても現在、休載中) ‥‥って、『ジャンプ』とまったく関係ないね。 『P2!』 表紙&巻頭カラー! 打ち切りにおびえていた日々が夢のよう。 相馬は解説役にまわっててもエラそう(笑)。 そんなに遊部に負けて欲しくないのかなぁ、ってゆーくらいの鰐淵の動揺っぷりがなんか笑えるし。 しかし、メガネとポニーテール(?)という二大アイテムがなくなって、「誰だ、てメェ!?」な遊部にはもっと笑った。 経過を見ずに最後のページの遊部だけを見たら、私もきっと「誰だ、コイツ」と思ったことだろう。 江尻先生、ついでに張の三つ編みもほどいてください(笑)。 『ONE PIECE』 塩を持ってきたので精一杯らしく、ブルック戦力にならず。ウソップ+フランキーとか、ゾロ+サンジとか、昔はあまり見られなかった合わせ技が大量発生。 ナミも合流して、船長以外はようやく全員集合。 にもかかわらず、なぜかルフィの技が使えるオーズに大苦戦。 モリアもだてに七武海ではないということか。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 入江くんには過去から誰かが来たことがわかるらしい。 ということは、あのばかでかいメカには10年バズーカ発動の探知能力が備わっているのかな? またお腹が痛くなってきたみたいだし、苦労してるなぁ。 そしたらそこにまたグロが大問題起こして大混乱。 グロが死んではいなかったのね。あごの骨折られただけで‥‥って十分に悲惨な状態ではある。 クロームが黒曜ランドに現れたのをグロが知っていたってのは、なんらかのニュースソースがあったということで、つまりはそれがボンゴレの二重スパイ? スクアーロ再登場! あいかわらず無駄に声がデカい。 山本がうれしそうなのは、一度は自分が殺しちゃったと思っていて、別れた時も車椅子に乗ったミイラ男状態だったスクアーロがピンピンしているからかな? ベルもあいかわらずだ。 了平がクロームをお持ち帰り(←と書くと誤解を招きそうだ)。 ...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第129話 虫【むし】 感想

さて、前回から引き続き、石垣のリストラ問題のおはなし。 等々力さんは若手の期待の星! かわいいし、はきはきしてるし、当然、仕事中にプラモなんか組み立てないだろう(←それが普通だ)。 きらっきらした目で笹塚さんを見る等々力さんがかわいい。 ああ、ホントにあこがれの人なのね。 うん。かっこいいし、能力あるし、いざとなったら俊敏だし、笹塚さんはステキだよねぇ。 そして、そんな笹塚さんと等々力さんのラブラブぶり(?)に、ジェラシーのあまり豹変する石垣。 等々力さんを「小娘」呼ばわりだよ。 女ながら警視庁捜査一課にいるってのは、かなりな努力家なんじゃないかと思うんだけどね。 石垣の脳内では、絵石家邸でサイと対峙した時、自分は拳銃をかまえて立ち向かったことになっているらしい‥‥都合のいいように編集したもんだなぁ(苦笑)。 しかし、等々力さんはホントにはっきりものを言う子だねぇ。 石垣を「お荷物」呼ばわり‥‥しかし、これを石垣以外、誰も否定しないんだろう、きっと。 ところで、道が逆になるのは当人たちが困るだけだけど(いや、このご時世、ガソリンの無駄遣いはよくないか)、車線が逆ってのは道交法違反かと思われるんだが‥‥「死ぬぞ」の一言で片付けちゃっていいのか? 一方、魔人様と弥子ちゃんは昼間っからデート(笑)。 「魔界の太陽は明るい所が嫌い」って‥‥自己矛盾だな‥‥。 「謎」を追って二人が来たのは、笹塚さんたちが出張ってる現場。 石垣、弥子ちゃんに助けを求めるも振りほどかれる。 笹塚さんの「昆虫を見るような冷たい目」もナイスだが、弥子ちゃんの「正直、どォーでもいィーなという目!!」が最高! 現場は「キッチンあたり」。なんか食べ物屋としては縁起の悪い名前だな。 弥子ちゃんと等々力さんが再会。 等々力さんの中では、「笹塚さんが一目置いてる」から、弥子ちゃんにも一目置くのね。わかりやすい。 アヤさんとか由香ちゃんとか、理知的な女性を虜(?)にしてきた弥子ちゃん。 等々力さんも味方につけることができるのだろうか。 ところで、弥子ちゃんの理解では、魔人様とシックスは「餌場争い」をしていることになっているらしい。 ずいぶんと問題をシンプルにしたな。 でも、シンプルな問題だからこそ、簡単には片が付かない、ということなのかもね。 まぁ、この二人の場合は存在そのものが折り合わないんだろうけど。

『週刊少年ジャンプ』2007年46号 感想

『ONE PIECE』 オーズと戦いつつ、新しく手に入れた「秋水」のチェックをしているゾロ。「雪走」とは違ったタイプながら、かなりお気に召したもよう。 ルフィ、ゾロ、サンジと一味の主戦力が3人とも「影」を奪われているってのは、かなり厳しい状況だったのに、オーズが大暴れしたせいで船全体が流されて、唯一の救いだったはずの霧までがなくなってしまった。 なんかもうかなりなピンチなんだけど、行方をくらましていたブルックが大量の塩を持って再登場。 影が薄いなんて言って悪かった。 黒ひげはまんまと王下七武海の座にもぐりこんだらしい。 とゆーことはちゃんと生きてるんだね‥‥てゆーことはエースはどうなった? 七武海に黒ひげが入ったら、白ひげが黙ってないような気もするんだけど。 くまが突然現れた理由は、七武海の一人であるモリアが、ルフィたちに倒されたら困るから手助けに来た、ということであったらしい。 七武海を倒される心配するくらいなら、もうちょっとまともなのをメンバーに選べよ、と言いたい。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 グロの「はなから常識など持ち合わせていないのだ。エロとグロにおいて快感を妨げるゴミにしかならんからな」という台詞がスゴイ。 常識があるからこそ、エロとグロに快感をおぼえる、ということも考えられると思うんだけどな。 4人がかり(?)でなんとかグロを倒したクローム。 「控えている大仕事」ってのは、普通に考えればミルフィオーレ撲滅なんだろうけど、骸のことだけにそんなストレートなことじゃなかったりするのかな、とか思ってみたりする。 ここで了平登場! 10年後バージョンのようね。 ヴァリアーも登場しそうな気配で、これでディーノが出てくれば、ツナの側の戦力はほぼ出揃う感じかな? 『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』 今のシリーズになってからの方がコワイ。 やっぱり、大きすぎる話よりは身近な話の方が、よりリアリティを感じるんだろうね。 『テガミバチ』 MJで私が一番好きなマンガがWJに載ってる! やっぱりカラーがきれいだよなぁ。この色使いがいいんだよ。 『HUNTER×HUNTER』 気がかりがどうしても消えなくて落ち着かないキルア。 ギリギリまで皆でいろんな可能性を考えたあげくに、パームと王のイヤ~ンな現場を想像してフリーズしたりする‥‥。 読者は王を知ってるからそんな...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第128話 ○×【けいさつ】 感想

またもや字がでないんで分解して○×と表記してみたんだけど(正確には警察署の地図記号)、これじゃあ【まるばつ】としか読めない。 あいかわらずコンピュータ泣かせな松井センセ。 ところで、ジャンプのアンケートの裏面にネウロのアニメに関する設問があった。 その中に、放映が深夜なことについてどう思うか、といったのがあったんだけど、これで、何を計るつもりなんだろう‥‥。 そういえば、WJのアニメ化で深夜枠で放映してるのって他にない。 あっ、今頃になって気づいた。 でも、規制がゆるい深夜枠でやってもらわないと困る、というのが本音(笑)。 今回の表紙は警官コスプレの魔人様&弥子ちゃん。 なにげにコスプレが多い魔人様。 形から入りたがるタイプらしい(笑)。 さて、待望の警視庁組編。最初は筑紫さん。 前髪おろした筑紫さんがカッコよすぎてトキメク~。 いつもその姿でいてくださいっ! いや、たまにこうなるのがいいのかっ(混乱)。 筑紫さんの冷蔵庫の中の「マガーリン」がなんか笑える。なんで「マーガリン」じゃいけないの?(マジボケだったりして) あいかわらずメルヘンチック(?)な笛吹さん。でも、普通の人は、富良野に行ってもクマとハチミツの争奪戦はしないと思う。 シックス対策に意欲を見せる筑紫さんに、満足そうな笛吹さん。育ててるつもりが助けられてる、っていうこの関係がいいんだよね。 吾代もうらやましがるだろう上司と部下の関係(苦笑)。 しかし、筑紫さんはシックス逮捕よりも、ヨーグルト獲得の方に執着しているような気が‥‥。 いや、この筑紫さんの迫力は、13巻の巻末の魔人様の次くらいにスゴイよ。 おまけに「念」までとばせるらしい。 次は待望のヒグチ再登場。 ヒグチは警視庁でまじめに働いてるらしい。 やっぱりいくらなんでも笛吹さんが常にヒグチを監督してるわけじゃないのね。 空気読めない系の笛吹さんでも、ヒグチに対して親のことを話題に持ち出すほど無神経ではないだろう。 それにしても、七三分けにスーツのヒグチがあんまりにもかわいくてスバラシすぎる。特にスーツのダボダボぐあいが見事にツボを押さえてる。グーになってる手までもがかわいい。「ちぃーん」ていう擬音も最高! 非の打ち所がないとはこのことだよねっ!(←ヒグチに興奮しすぎてだいぶ壊れてきてる) 松井センセ、ネコ耳警官よりもこっちの方が「萌え」ですよ(笑)...

『週刊少年ジャンプ』2007年45号 感想

『D.Gray-man』が戻ってきて、『HUNTER×HUNTER』が再開して、ようやくフルラインナップに戻ったかと思ったら『テニスの王子様』が休載していた。 いつも誰かが休載状態って、昔のジャンプでは考えられないことだなぁ。 アンケートハガキでおもしろかった順位をつけるのに、かーなーり久しぶりに悩んで、1位は『魔人探偵脳噛ネウロ』、2位は『HUNTER×HUNTER』とつけておいた。 ストーリーの内容以外では読者を泣かせない松井センセに敬意を表して(苦笑)。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 キャラクター人気投票結果発表。 女の子たちの中ではいまやクロームが一番人気なんだなぁ。元々のヒロインは京子ちゃんのはずなのに順位低っ。 私はラル・ミルチが一番だな。 さて、男の子たちの中では、圧倒的に雲雀が強い!! 実は、雲雀に一目ボレして、このマンガを熱心に読むようになった私‥‥。 時流に乗りすぎてるな。 ところで、スクアーロってディーノよりも人気あるんだね。ディーノ好きとしてはちょっとショック。 さて、本編。 ボックスに憑依した骸。 憑依できるということは、ボックスのあれはひとつの生物としてみていい、ということか。 クロームを助けるために現れた骸も、今は大きな力を使うことができない。もしかしたら、表に出ること自体がむちゃなのかもしれないな。 そんなわけで骸は、クロームが本来持ってる力とボンゴレリングそのものの力を最大限に引き出すことで、なんとかこの場をしのごうと考えたらしい。 そして、一番、信じているもの、と言われてクロームが出した幻は、骸と千種と犬。 なるほど、クロームが信じているのは、ボスであるツナでも守護者たちでもなく、あくまでも骸のチームなのね。 この4人が並んでる姿を見るのは初めてで、グロとの戦いがちょっと楽しみだなぁ。 ところで、ホンモノの千種と犬は今なにしてるんだ? 『ONE PIECE』 ひっくり返されたひょうしにツノが地面に突き刺さって抜けなくなってしまったオーズ。 それをいいことに全員でめった打ち。そして、抜けたら即撤収。 正々堂々と戦おうなんて考えはない。さすが、海賊! 非道だな(笑)。 ルフィがモリアを倒すまでの時間稼ぎなんて気持ちはなく、自分の手で倒す気満々のサンジとゾロ。 こういう時だけ気があう二人。 フランキーは意外に堅実派だった。 一...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 13巻 感想

ネウロのコミックスもついに13巻。 今回のサブタイトルは『怪盗の真価』。 「真価」‥‥う~ん‥‥いろんなこと考えちゃう言葉だなぁ。 今回はまるまるサイ・リベンジ編(もしくはシックス登場編?)。 ここらへんのおはなしをあらためて読み返すと、この後の展開を知った今ではいろいろと複雑な気持ちになる。 表紙はアイさん。美人さんだ~。 カラーのアイさんを見たのは初めてだ(私が忘れてるだけかも)。 毎度、お楽しみの登場人物事典のあかねちゃんの項は「絢爛たる美少女」になっていた。 四字熟語シリーズは終わったのね。 ところで、石垣の項がなくなった。人気投票の順位があまりにも低かったから?(笑) まぁ、この巻、石垣の出番ないから無理ないか。 これまた、毎度お楽しみの空きページの穴埋めイラスト。 「いつもの作画ミスだと思っていました」‥‥みずからツッこんだっ!(苦笑) 「始末に負えない」‥‥サイのお守りは本当に大変そうだ。だけど、それが楽しそうなのがアイさん! 「忘れたころでもう一回」‥‥しまった。同じ手にひっかかってしまった。 「殺した人数:蛭のイレズミの数」‥‥かなり殺してる。パッと見、2桁いってる。コワっ。てゆーか、あのイレズミ、蛭だったんだ‥‥(変な形の矢印だな、と思ってた)。 「このシリーズ一番の萌えキャラ」‥‥松井センセ、申し訳ありません。私はこれでは萌えられませんでした。 今回は、キャラ人気投票結果も掲載。 本誌には載りきらなかった部分もちゃんと載ってる。 石垣の「カキフライに勝った!!」がホンキで泣ける。 カキフライには勝ったけど、池谷にも負けてるし‥‥。 それにしても、ランキングの名前見ても、とっさにその絵を思い出せないものがホントに多い。 私もまだまだだな。 さて、シメは『突撃かなりの確信犯』。 ホンキでコワかった。シックスよりコワかった。 松井センセに魔人様への愛を試されてるのかと思った(笑)。

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第127話 ☆【はんにん】 感想

前回に引き続き短編集。 今回は犯人特集。 またもや表紙にしか魔人様がいない(あっ、早坂兄弟の回想に1コマ)。 考えてみれば、魔人様って弥子ちゃんとあかねちゃんくらいしか、日常的なつきあいがある人がいない。 だから、こういう日常編になると出番がむずかしいのかな? まずは、「ボクの国」の人、デイビット・ライス。 魔人様に鼻を折られちゃって、さらにおもしろい顔になってる。 あいかわらず納豆を食べさせられ続けてるみたいだね。 そして、同じ刑務所には噛み切り美容師もいるらしい。 至郎田もいたりして。 「悔い改めなさい 母より」の下に手書きで「←英語」と書いてあるのが、むっちゃウケた。 何度見ても笑えるのはナゼだろう。 次は早坂兄弟。 あいかわらずアニキべったりなユキ。 「老後の貯蓄を奪う」とか「ネコを蹴り飛ばす」とか、おそろしくセコイ悪役をアニキに求めているユキが笑える~。 おまえはアニキに何をして欲しいんだ、ユキ。 車を止めるために拳銃ぶっぱなす方が「悪」な感じするんだけど、その点はツッこまないのか、ユキ。 ネコちゃんに顔をゆるませるアニキがキモカワ(笑)。 そして、アニキがネコをかわいがって、それにジェラシーなユキがすねる‥‥という図を妄想してウットリ~な私も相当キモいかもしれない。 最後はアヤさん。 あいかわらず弥子ちゃんはアヤさんには何でも話すんだね。 なんだか弥子ちゃんのカウンセラーになってる感じ。 それにまぁ、シックスなんて現実離れしたことを話しても、アヤさんなら笑わないで訊いてくれる、って確信がもてるから素直に話せるのかもしれない。 アヤさんの歌声は人間どころか、植物にまで作用するらしい。 そうか、アヤさんはキチェ・サージャリアンだったのか。 そして、服役囚ではあっても大物歌手のアヤさんのところにはなんと現役総理大臣もお忍びでくるらしい。 「総理やめるわ」って‥‥その隣にいる額と頬にガーゼの人って‥‥あいかわらずきわどい(苦笑)。 前の右森総理はサイに「赤い箱」にされ、右妻総理はアヤさんに力を抜かれすぎちゃって退陣し‥‥次の総理はどうするつもりだ、松井センセ。 アヤさんが歌ってる時の音符のデザインがなにげにかわいくてお気に入り。 ところでなぜに「レモン石鹸」にこだわるですか、松井センセ。 こういう並びできたら、次回は警視庁組のおはなしよねっ! と信じて疑わない私...

『週刊少年ジャンプ』2007年44号 感想

『ジャンプSQ.』の武井先生の応援メッセージのイラストに描かれている女の子がめっちゃかわいい。 一瞬、このマンガが載るなら読んでみようか、と思っちゃったほど。 しかし、これはあくまでも「応援」なのね。武井先生が連載を始めるわけじゃないのね。 ずいぶんな勘違いだった。 『初恋限定。』 河下水希先生の新連載。 あいかわらずこの方が描く女の子はぷにぷにしてるなぁ。 私的には桂正和先生が描く女の子の方がエロくて好きなんだけど。 初回からパンチラ(チラというよりはそのものズバリ?)大放出なところがサスガだ!!(笑) 『ONE PIECE』 フランキーはサンジのことを「ぐるぐる」って呼んでたっけ? そういえば、サンジとフランキーのからみのシーンて記憶にない(忘れてるだけかも)。 「パイレーツドッキング6」は人として恥ずかしい技らしい。 確かに、あの絵にニコ・ロビンが加わったら恥ずかしい絵になるかも。 だって、ウソップみたいにフランキーの腕に足でつかまるわけでしょ? 絵的にそうとうイヤだ。 あれだけの大きさの柱を片腕で振り回すゾロと、その柱こみのゾロを蹴り飛ばすサンジは、どっちがより人間離れしているのか、判断に迷うところ。 とにかく力をあわせてオーズをひっくり返すことに成功。 あんまりオーズにダメージ与えてないみたいだけど、屋敷が原型をとどめないほどに破壊されたゲッコー・モリアにとってはダメージでかいかも。 ここで七武海の一人、バーソロミュー・くま登場。 もしかしてこのシリーズ、まだまだまだ終わらない? 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 「不思議の国に迷い込んだアリス」だの「その鈴の音のような声を奏でよ!!」とか、なんかわけわかんないこと言うグロ。 現状がわけわからないのに、こんなわけわからない男にからまれて、クロームが気の毒すぎる。 5年前(5年後?)、犬と千種を引き連れて、果敢にも「復讐者の牢獄」へと骸奪回にむかって失敗したらしいクローム。 ツナの守護者でもこういう希望は聞き入れられないんだね。 それとも、ツナが正式にボンゴレのトップになれば、そこらへんの融通はきくのか? でも、骸に全滅させられたファミリーもあるらしいので、それは難しいか。 それにしても「ムクロウ」って‥‥「ヒバード」よりものすごいネーミングセンスで笑える。 こういう名前を真顔でつけるのが雲雀っぽいと思...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第126話 ♂♀【だんじょ】 感想

今回のタイトルがちゃんと表示できない(泣)。 そんなわけで『♂♀』で代用。「ヒグチ」といいコンピュータ泣かせだな、松井センセ。 ちなみに私は最初、このタイトルをパッと見で「元プリンス」と読んだ‥‥って、笑ってくれる人いるのか? 巻頭カラーじゃないけど、カラーが4ページもあってシアワセ。 まぁ、松井センセの絵は半分だけだけど。 しかし、せっかくのカラーでこんな顔させられるヒロインって一体‥‥。 「お目出と!!」なんてダジャレのためだけに身体を張らされた弥子ちゃんが気の毒。 テレビのメーカ名が「SAYURI」。 これはやっぱり、小百合様が宣伝をやっていらっしゃるアレのことですか? うちはテレビもDVDレコーダも「悪雄」です(笑)。 そして、見開きでアニメ情報。 やっぱり魔人様の目がおっきくてビックリする。 笹塚さんは結構、いい感じなんだけどなぁ。 でもやっぱりアニメは動いてるのを見ないとなんとも言えない。 今日の『クレイモア』の最終回で、予告が流れるんじゃないかと期待していたりするんだけど。 今回、初めての短編連作形式。 最初は池谷のおはなし。 インテリア雑誌とおぼしき雑誌のインタビューで、なぜか「女に座る」ことについて語る池谷。 これ雑誌間違えてない? と思ったら、案の定、この部分だけ別の雑誌に掲載されたことが判明。 「そっちの趣味に生きる」‥‥って、どっちの趣味のことですか?(笑) 「女に座る」のはまぁ趣味の問題なので、女性側が了承しているのなら文句をつけるようなことじゃないけど、薬を使うってどうよ? 弥子ちゃん&由香ちゃんが「外道」認定している池谷が今、座りたい女はやっぱり骨のある女・由香ちゃん! オリジナル家具をプレゼントして気をひこうとしているところはカワイイんだけど、スキを見ては座りたがるところがダメダメ(笑)。 金を払うから、なんて言われても、プライドが高い&親の遺産で食うに困ってない由香ちゃんが、座らせるはずもない。 もうちょっと慎重にアプローチすればいいのに、と思うんだけど、それができないのが池谷なんだな。 でも由香ちゃん、池谷がつくった椅子は気に入ったんだね。 そして、池谷自身のこともなにげに気になってる? だって、呼び出されてちゃんと池谷のところに行ってるってことは、そういうことだよね!(←妄想半分) 芸術方面にバツグンの才能を持ってるけど人間とし...

『週刊少年ジャンプ』2007年43号 感想

次号から河下水希先生の新連載が始まるらしい。 そして、次々号からは冨樫先生の『HUNTER×HUNTER』の連載再開。 久しぶりに新人さん以外の連載が増えるんだね。 『ONE PIECE』 自分がぶっつぶしたルフィ一味の手配書を確認するオーズ。 ナミが「オレンジ女」はともかく、ソゲキング(=ウソップ)を「イカスヒーロー」って‥‥。 ここらへんちょっとルフィのセンスな感じがする。 意識を取り戻したペローナ様は、オーズに「女、いねェか?」と訊かれてビビリまくってるけど、この場合の「女」ってナミのことだよね、多分。 でもまぁ、いきなりそんなこと言われたら、別の意味にとられてもムリはない。てゆーか、そっちの方が自然だよね。 その行方不明だったナミはローラのおかげで窮地を脱出。 ナミに一撃で倒されるなんてアブサロム弱っ!! とか思ったけど、実はサンジとの戦いですでに限界を超えていたのね。納得。 『アイシールド21』 結局、ヒル魔の父親が何者なのかがわからない‥‥。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 今回、獄寺の家庭環境が明らかに。 確かに暗い。暗すぎる。 獄寺のツナに対する極端とも言える執着は、獄寺の中の精神の不安定さが関係しているのかもしれない。 幼い頃に行き場を失った愛情が、ツナにそのまま降りかかってしまっているような。 一方、だだっ広い和室で、和服でくつろぐ雲雀‥‥ゼイタクな生活してるな、おい。 それにしても和服‥‥和服‥‥もっとアップでみせろい!! とか思っちゃった(反省)。 さて、クロームは10年後ではなくそのまんまで登場。この人もいきなり10年バズーカで撃たれたらしい。 犬と千種ともはぐれちゃって、わけがわからないままあの廃墟にひとりぼっちとはカワイソウ。 白蘭に「ゲスな男」と言われたグロは、10年後のクロームと顔見知り? クロームはボンゴレリング以外の武器を持たないし、ボンゴレリングが武器になるってこともわかってないし‥‥。 ここで10年後の犬と千種が現れたりするのか? 『P2!』 食べ物の好き嫌いが多いヒロム。スポーツ選手やってんだからそんなこっちゃいかんぞ。特に体調を整えるには野菜の摂取は大事だよ。 「好き嫌いはいけねェぜ。大きくなれねェぞ」というせっかくの山雀の忠告に「説得力なし!!」と応えるヒロム。 これは当然、山雀の怒りを食う。あたりまえだ。そん...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第125話 母【はるか】 感想

コミックスは10月発売。 「表紙にはあの女性が!!」って、絶対にアイさんだよね! アイさんじゃなかったら泣く。 ていうか、このタイミングを逃したらもう出番が‥‥あっ、ホンキで泣けてくる。 さて、本編。 今回は遥さんのおはなし。 「接着剤ぎょうざ」をつくったというウワサの遥さん。 しかしどうやら、接着剤ぎょうざはまだ笑い話にできるレベルのもんだったらしい。 あんなコンパスやら分度器やらカップ酒やらがつっこまれてる鮭のホイル蒸しを食べた、弥子ちゃんと誠一さんてスゴイ。 遥さんて家族にめっちゃ愛されてるね。 料理の材料をホームセンターで買う遥さん。 「何か違う!!」じゃなくって、根本的に違ってるから。 ものすごい数の工具を買い揃えようとする遥さん。アイさんみたいにゴリラでも解体する気かもしれない。 そして、そこに魔人様登場。 極太鎖をご購入。 「何のプレイ用」って‥‥そうか、これは『ジャンプ』的にはセーフなのか。 魔人様は遥さんに気に入られている様子。 「お母様」って‥‥魔人様、桂木家に婿入りしたいんですか?(笑) そして始まるポイズンクッキング‥‥違った‥‥ケーキ作り。 まず、メレンゲをつくる。 「黄身と白身分けなきゃ!! てゆうか殻!! それ以前に手羽先とか入ってんだけど!!」 「いーのよ!! みんな同じニワトリでできてんだから!!」 いや、手羽先とか入ってたら絶対に泡立たない。 次にメレンゲに小麦粉を入れる。 「隠し味でなんかの昆虫のさなぎ粉!!」 「それ、あきらかに魚つり用!!」 虫やら石やらを見ておいしそうと言う弥子ちゃんのルーツを見た気がした。 さらにバターを投入。 「それとふっくらふくらむように風船!!」 「無機物投入!!」 弥子ちゃんが楳図かずお先生テイストに‥‥。 そして出来上がったスポンジを食欲をそそる色に着色。 「それどう見ても油絵の具!!」 「多分、べにばな由来かなにかよ」 油絵の具の中には鉱物由来のものとかあって、中には毒物もあるという話をきいたことがあるんだけど‥‥。 最後にできあがったスポンジ生地を焼く。 「直火!?」 どうやらその後、オーブンにうつされたらしい‥‥。 仕上げのクリームは生クリーム・砂糖・硫酸・硝酸・グリセリン、その他でできあがっているらしい。 そして作成されたニトログリセリンクリームは、ドーピングコンソメスープよりも破壊力が...

『週刊少年ジャンプ』2007年42号 感想

一通り読んで、何かおかしいな~と思っていたら、目次ページを見てようやく『ONE PIECE』が載っていないことに気づいた! 今までもたまに休載してたけど、いつもちゃんと予告があったのに~。 『銀魂』 表紙&巻頭カラー。 やたらと字の多い表紙だな、おい。 それにしても、新太郎のアブナイ台詞に、腐女子たちは爆笑していたのか冷や汗かいていたのか‥‥。 私はとりあえず、このギャグで小学生が笑ってたらやだなぁ、と思った。 『アイシールド21』 ヒル魔が持ち得ないものを栗田が持ってて、ヒル魔はそれにほだされちゃったってとこなのかな? それは、うれしいとか悔しいとか悲しいとかいう感情を、何の加工もせずに表に出せる素直さなんじゃないかと思う。 表情と言葉をつくることで自分を守り続けてきたけれど、その限界にヒル魔は気づいてしまったのかもしれない。 勝負師になりきれなかった父親を見て、おれはホンモノの勝負師になってやるって思っているのかな? 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 ひさしぶりに白蘭登場。 前々からでてきている「トゥリニセッテ」というのは、7つのボンゴレリング、7つのアルコバレーノのおしゃぶり、そして、7つの謎のリングの総称らしい。 そして、5つのアルコバレーノのおしゃぶりはすでに、白蘭の手中にあるもよう。 残る2つのおしゃぶりは、ラル・ミルチが持ってるコロネロのものと、リボーンのもの? 「究極権力の鍵」とはまた大きく出たなぁ。 ユニがかわいいけど、なんか藤崎竜先生の『封神演義』にこんな人いたような気がする‥‥。 山本はいまだに「マフィアごっこ」をしているつもり? この状況で? それってあえて目をつぶってない? って感じがしてしょうがないんだけど‥‥。 ホンキでいまだに自覚してないんなら、天然にもほどがあるな。 ヴァリアーはどうやら解体されなかった様子。ツナが残したのかな? バイパーとゴーラ・モスカは当然いないとしても、他の連中は健在の様子。 ていうか、あれだけボンゴレ十代目の座に執着していたザンザスが、ツナの下でやっていけてるのかね? 雲雀みたいに、完全な別動隊になっちゃってる可能性もあり? でも、了平がルッスーリアとコンタクトとれるってことは断絶状態ではないんだろうな。 リボーンの女子マネは、今までのコスプレの中で一番似合ってると思う(笑)。 『BLEACH』 ネルは...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第124話 病【やまい】 感想

アニメ化情報がちらちら出てきた。 1話目からドーピング・コンソメ・スープらしい。しょっぱなからインパクト勝負?(笑) ドーピングバージョン至郎田の絵を見るとちょっと『クレイモア』入ってる感じ。同じマッドハウスだからねぇ。 で、2話目でさっそくオリジナル。この2話目でアニメスタッフのリキの入れようが測れるかな? そして、3話目であかねちゃん登場‥‥ってことは、この時点ですでに事務所ゲットしてるの? 神志那監督の「ネウロファンの拡大を狙って」というコメントが頼もしい。 ぜひぜひ、ネウロファンが拡大するようなおもしろいアニメをつくってくださいませ。 ファンの数は連載が打ち切りにされない程度いれば十分だけど。 さて、本編。 今回、めずらしく表紙絵がある。 地球から生まれ、地球を覆いつくそうとしているシックス。 すごくカッコイイ絵だな。 「シックス」は「6」と「Sicks(病気)」をかけているらしい。 関係ないけど、イエモンの6thアルバムのタイトルが『SICKS』だった。そういえば、ロビンが一時期、シックスみたいな髪型をしてたような気がするなぁ、とだいぶ薄れている記憶を掘り起こした私がいた。 必死でネウロにアピールする殺人マンションの人々。 ホントのホンキ、掛け値なしに「必死」なんだろうなぁ、と思うと‥‥。 そんな人々に対して「黙れ」と静かに命令する魔人様。 この顔が超美人~。 静かだけど威圧的なお姿にほれぼれする。 なんだかんだで、どんな人間よりも「人間」を高く評価しているのが魔人様なんだな。 しかし、魔人様の言葉に気を呑まれた様子の人々を、シックスあっさり「つまらん」の一言で爆破。 なんだかもう‥‥怖いのはシックスなのか? 松井センセなのか? 魔人様、サイのことを訊いてくださいました。 サイはとらわれて、実験データを吸い上げられているらしい。 なんかもう、このサイの後姿が痛々しくもエロく見えるのは、サイは女の子フィルターが稼動しているせいなんだろうか? おしりのところでホールドされてるの原因なのかな? 普通、腰じゃないのかなぁ。 ウェストラインが妙に強調されているような気も‥‥。 ああっ、ヨコシマフィルターでみとれている場合じゃないっ。今のままじゃサイがかわいそすぎだ。 アイさん亡き今、魔人様にひきとっていただきたい。弥子ちゃんに癒されていただきたい。あかねちゃんとお友...

『週刊少年ジャンプ』2007年41号 感想

『アイシールド21』 中学生にしてホテル暮らしのヒル魔‥‥すごすぎる。 子供一人でどんだけたくましく生きてるんだ。 頭がよすぎるがゆえに、いろんなものを理解しすぎてしまうヒル魔。それゆえの孤独を抱えて、それでもポーカーフェイスで生きてきた。 でも、栗田の言動はちょっと理解不能だったらしい。 ムサシは中学生ですでにあの老け顔だったんだなぁ。 この3人、基本的なところがまったくかわってない‥‥。 『ONE PIECE』 ルフィのゾンビが強すぎる。おまけに容赦ない。 サンジのあの手配書とサンジ自身を比べて、「そっくり」と言ったのは、サンジにしてみれば不愉快だろうなぁ。 『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』 エンチューとの一件が片付いたら連載終了かと思っていたら、まだ続くらしい。 いや、同じこと考えてた人は結構、多いんじゃないかな。 ムヒョとロージーが、ナチュラルに新婚夫婦に見えるのは、私の脳が改変を加えているせいなのか? ロージーはあいかわらずかいがいしいお嫁さんだ。 ていうか、アニメと打ち切りドラマをめぐってケンカって、ほのぼの、を通り越してバカップル? 『BLEACH』 ネルが巨乳ちゃんだったことにナチュラルにショックを受けた。 巨乳率高いな、このマンガ。久保先生の趣味なのか? 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 ボックスの謎が少しだけ明らかにされた。 最初にリングがあって、それを利用する形でボックスがつくられたということらしい。 「大空専用のボックスも存在するらしい」と仮定形で言うということは、雲雀でさえもそれを見たことがない? ものすごいレア商品なんだな。 ところで、全体的にやけに雲雀の絵にリキが入ってるような気がしてならない。 「偶然だ」って台詞のとこの雲雀なんか、おもわず「おっ」と言っちゃったくらいよ。 そういえば、雲雀と山本がすれ違ったところで、雲雀の方が背が高くて、これまた「おっ」と思っちゃった。 なんか、山本より背が高い雲雀って新鮮‥‥。 10年後の山本と比べたら、やっぱり山本の方が高いのかもだけど。 その山本はリボーンとラブラブでステキだ(笑)。 獄寺はビアンキに振り回されるだけ振り回されてるけど。 『P2!』 表紙が華やかだけど、なんといってもメイド姿の晶ちゃんが激好み。 似合う。似合いすぎる。 ヒロムはお嬢の裸を「じっくり、ねっぷり」見ていたら...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第123話 茶【ちゃ】 感想

今週は真ん中くらいに掲載されている『魔人探偵脳噛ネウロ』。 これくらいの位置で固定してもらえるとありがたいんだが‥‥。 シックスの招待を受けた魔人様。 連れていかれたのは、海辺の別荘(?)。 お外にカーペットと椅子と机をセッティングして、海を眺めながらお茶会。 字面だけだと優雅なもんだけど、実態はめっちゃ凶悪っつーか、最悪っつーか、ありえないっつーか‥‥。 弥子ちゃんがこのお茶会に参加してなくてよかった。 ホント~に心の底から、よかった、と思った。 いくら神経が図太い、と言われてる弥子ちゃんだって、こんなの絶対、見せちゃだめだよ。 てゆーか、こんなところに「人間」を連れこんじゃだめだよ。 「かけなさい、ネウロ」ってすごい台詞だ。 完全に上から目線というか‥‥。 そもそも、魔人様に対して命令口調ってのがありえない。 そのうえ、魔人様に対して「喰べなさい。大量の食糧を用意してあげたよ」って‥‥。 魔人様のこの「不快」としか表現のしようのない表情がなんとも言えない。 魔人様ってあんまりこういうあからさまな嫌悪の表情は見せないんだけど、今回のはホントに露骨だよね。 私は、魔人様の不快そうな顔を見て、シロタの料理(ド~ピング・コンソメ・ス~プ~)を食べた時の弥子ちゃんを思い出した。 「私は食べ物が大好きなのよ!! 食べるとすっごく幸せな気持ちになれるから! だけど‥‥あの料理は幸せな気持ちになれなかった」 弥子ちゃんはそう言った。 そして魔人様はその後で弥子ちゃんにこう言った。 「食物の価値は美味いか不味いか、多いか少ないか、それだけでいいのだ。ヤコ、そこに違いはないはずだ。物質を喰う貴様も、『謎』を喰う我が輩もな」 魔人様がこんなことを言ったシーンは、初めて弥子ちゃんが魔人様に対して「共感」した場面だったと思う。 つまり、まったく違う生物にしか見えなかった魔人様は、理解しあえる部分をちゃんと持った存在なんだと、弥子ちゃんが感じることができた瞬間だったんじゃないかと。 「食べること」=「生きること」、というのはこのマンガのひとつのテーマなんじゃないかと思う。 だからこそ、弥子ちゃんはあんなに食べることに対して貪欲でないといけないのかもしれない。 魔人様は「美味い『謎』をたくさん食べる」ことが目的で人間界にまでやってきた。 そんな魔人様の生きる目的とまで言っていい「食事」を、シ...

『週刊少年ジャンプ』2007年40号 感想

『HUNTER×HUNTER』再開のニュースで全部がふっとんでしまった感のある今週の『ジャンプ』。 でも今週の『魔人探偵脳噛ネウロ』もかなりぶっとんでたよ(苦笑)。 『BLEACH』 織姫ちゃんの能力はいつの間にか「藍染様の所有物」になっていたらしい。 それは、「六花」さえ傷つけなければ、それを操る織姫ちゃんを殺しさえしなければ、織姫ちゃんそのものはどう扱ってもかまわないということ? 石田がギャグ要員に見えてきた‥‥って、前からそうだったか?(←ひどすぎる扱い) 『ONE PIECE』 「ウチの船長なら怪物でも‥!! サイボーグでも魔獣でもエロでもネガティブでも!! 何だって従えられる!!!」って‥‥。 「怪物」はチョッパー自身のこととして、「サイボーグ」はフランキーのこことして、「ネガティブ」はとりあえずウソップのこととして、「魔獣」と「エロ」って? 残ってるのはゾロ、サンジ、ナミ、ニコ・ロビン‥‥なんかビミョ~な‥‥。 ホグバックを助けなかったシンドリーちゃん。 それが「誤動作」なのか「忠誠以外の意志」なのかは誰にもわからない。 私は、ニコ・ロビンが願った「奇跡」だと思いたい。 とにもかくにも、ルフィVSモリア、そして、ルフィ一味VSルフィのゾンビの戦いが始まった。 意外とこのシリーズ、スピーディに終わるのかな? 『アイシールド21』 突然、野球マンガになってる。 おまけにオールキャラ状態になってる。 なにはさておき、小学生のヒル魔‥‥髪も黒いし、ピアスもないし‥‥カワイすぎてビックリだ。 『家庭教師ヒットマンREBORN!』 10年後ツナもちゃんとリングの継承をすませていたらしい。 ということは、二度も継承をやらされるハメになったのか。なんて気の毒な‥‥。 してみると、10年後ツナは相当、強かった? 雲雀が認めるほど? だったらなんで、あっさりと殺されちゃったのかなぁ。 ところで、「大空ならオレンジ、晴はイエロー‥‥」とかいうフゥ太の話を聞いて、おもわず戦隊ものを思い出したのは私だけ? アカレンジャーは獄寺でアオレンジャーは山本でキレンジャーは了平。 絵を想像すると笑える。 久しぶりに雲雀のトンファーが登場。 あいかわらずバカ強いなぁ。 それに、あいかわらず見限るのが早い(笑)。 『銀魂』 ナオコやシンジに訴えられないのか心配だ。 そして、訴えられた場合、どう...

『魔人探偵脳噛ネウロ』第122話 呼【よぶ】 感想

またもや掲載位置が危ない感じの『魔人探偵脳噛ネウロ』。 この掲載位置の乱高下は、ジャンプ編集部のイヤガラセじゃないか、などとかんぐりたくなる‥‥。 シックスは無人戦闘機に素手でつかまって庁舎の屋上から脱出したそうだ。 戦闘機があんな低空を飛んだら、屋上にいた連中、風圧でふっとぶんじゃないか? 音で耳がやられるんじゃないか? という気が‥‥などという野暮なことを言ってはなりません(笑)。 アイさんは死亡確定。 すでにわかってたことなんだけど、あらためてショックだ。 そして笛吹さんも、アンドリューがニセモノだったことを知ってショックを受けてる。 「私の失態だ」と言うけれど、この場合、笛吹さんを責められる人はいないと思う。 だってみんなが、ずっと近くにいた警視総監のすり替えに気づかなかったのに、しばらく離れていたアンドリューのすり替えに気づかなかった笛吹さんを責めることはできないでしょ。 笛吹さんはアンドリューのことを気に入ってたんだと思うんだよね。だからこそ、ショックも大きいだろうな。 一方、弥子ちゃんはシックスの正体を魔人様に尋ねる。 その答えは「奴と人間の間には、生物学上で決定的な差があるようだ」。 それは、「人種」が違うレベルじゃなくって、「生物」として違うっていうこと? シックスが「生物学的に人間と違うもの」なのに、そのクローンであるサイは「人間」であるというのが一番の謎。 魔人様が感じる「人間」との違いというのは、その精神の在り様なのかもしれない。 「向上への姿勢こそ‥‥貴様の正体が人間であることの証拠だ」と、以前、魔人様はサイに言った。 果たしてシックスに「向上への姿勢」とやらは存在するのか? そもそも、シックスがクローンをつくって、いろいろやってる「研究」の「目的」はどこにあるんだ? 弥子ちゃんの食欲は元に戻ったらしい。弥子ママのためには、あのままの方がよかっただろうに‥‥。 でもまぁ、ファンとしてはうれしい限り。 「なぜか一番、痛む場所はほっぺただし」という弥子ちゃんに対して、「それは我が輩が蹴った場所だ。3分の2はサイは無関係だな」と堂々と答える魔人様。 ごまかす気がまったくない。サスガだ。 久しぶりのネウロ×弥子の漫才(?)にシアワセを感じる私。 そして、ツッコミを失ったボケ‥‥もとい、アイさんを失ったサイを心配する弥子ちゃん。 あんだけひどい目にあ...

『週刊少年ジャンプ』2007年39号 感想

『家庭教師ヒットマン REBORN!』 最近、表紙&巻頭カラー多くない? 絶賛売り出し中なのかしら? 見開きの左ページに美人さんが3人もいらっしゃる。右ページのハードバージョン・ツナももちろん美人だけど! 最初、上の金髪美人さんが誰だかわからなかった(苦笑)。 これディーノだよね。鞭もってるもんね。めっちゃ、色っぽくなってる~。 剣持ってるのはスクアーロとして、横顔どアップの人はもしかしてザンザス? 前髪降りてるけど‥‥。 やっぱり、ヴァリアーの皆さんもちゃっかり生き残っているんだね。 さて本編。 雲雀によって球針態に閉じ込められてしまったツナ。酸欠死寸前‥‥さすがに雲雀、容赦がない。 その中でツナが見たのは1代目から9代目までのボンゴレボスの幻影。 8代目は女性だったんだね、ものごっつい美人。 そして、ツナのご先祖さまにあたる1代目は、ツナに激似だった。 ボンゴレをぶっつぶす、と宣言したツナに「栄えるも滅びるも好きにせよ」と告げ、ボンゴレを継承させた1代目。 これってどう解釈すればいいんだろうね? ボンゴレリングには、代々の守護者の記憶が刻みこまれているということ? これは大空のリングだけのこと? それとも、他のリングもそれぞれの守護者たちの記憶が刻み込まれているということ? いろいろとわからないこと多すぎ‥‥なので、単純に「ツナが正式にボンゴレを継承した~!」と思うことにする。 ボンゴレリングにこんな機能があるってことは、他のリングにもそれぞれがたどってきた歴史の中で、いろんなものが詰め込まれているのかな? それがリングとボックスの秘密。 そして、雲雀はそれを調査するのに熱中している、ということか。 しかしそうなってくると、貴重なボンゴレ守護者のリングを、雲雀がよく手放したな、という気がしてくる。 案外、ツナに渡したのはフェイクで本物はしっかり保存してたりして‥‥。 なんか、雲雀ならやりそうな気がしてきた。 もし、ホンモノを壊されたとしたら、雲雀がツナを殺す理由になりそう。 ところで、草壁が雲雀を「恭さん」と呼んだことにビックリした。 あれ? 前からそう呼んでた? なんか、やけにフレンドリーな感じだ。 雲雀を「恭弥」と呼んでいいのはディーノだけだと思っていたので、一応セーフ(なにが?)。 『ONE PIECE』 サンジの影が入ったゾンビはニコ・ロビンを蹴った。も...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第121話 悪【あく】 感想

第97話と同じモノローグ、同じ構図で始まった第121話。 そして、タイトルは両方とも『悪【あく】』。 同じタイトルを使ってくるなんて、初めてだよね(『手【て】』と『手【て+】』ってのはあったけど)。 97話の時、おかしな構図だなぁ、と思っていたけど、今回のストーリーを読み終わって、改めて見直すと、その意味がわかる。 つまり「6」をかたどっていたのね‥‥あいかわらず凝ったことを‥‥。 アイさん、頭を撃ち抜かれたうえに、墜落したヘリの下敷きにされ、あげくに燃やされてる。 これは、「絶対悪」あらため「シックス」の残虐性の表れ、もしくは、アイさんに対する怒りの表れ? それとも、もしかしたら生きてるんじゃ‥‥という希望をファンに抱かせまいとする松井センセの意図? 意志だけで人を動けなくする「シックス」の威圧感。 なんか、シャンクスみたいだ‥‥ビミョ~に名前まで似てるし(笑)。 周囲にあわせて苦しむふりをしない魔人様は、笹塚さんあたりに怪しまれてもかまわないと思っているのか、単純に、人間たちには周囲をみやる余裕がないとふんでいるのか。 いずれにしても、この事態にあっても魔人様は動じる様子を見せてない。 しかし、「だが、この男は‥‥人間‥‥なのか?」と、めずらしく判断を迷っている様子。 サイに対してはまったく迷いなく「人間に決まっている」と言ったのにね。 ということは、本人が言うように、「新しい血族」というのは「人間」とは違う種族なのか? 「6」というと、キリスト教的には「神が世界を創造するのに要した日数」、仏教では「六道」すなわち「生命が巡るすべての世界の数」。 松井センセがどういう意味で「シックス」と名づけたのかは、いずれ明かしてくださるだろうから、おとなしく待つことにしよう。 ところで、「一族」ということは、他にも血族が何人かいるということ? サイは17歳の女の子だそうだ。 なんかもう、サイが男でも女でもどっちでもよかったんだけどね。 あれ? もしかしたら弥子ちゃんと同じ年? あれほど必死にサイが捜し求めた「自分」は、ある意味、どこにもなかった。 「験体11」というコードネームがあっただけ。 11はローマ数字で書くと「XI」すなわち「サイ」なのね。 松井センセはホントにこの手のダブルミーニングがすきだよね。 「シックス」は、遺伝子的にサイの父親であり、製作者だった。つまり、...

『週刊少年ジャンプ』2007年38号 感想

『アイシールド21』 怖くて口にできなかった夢を、ようやく口にできたと思った途端につぶされてしまったキッド。 回想シーンからの一連の流れと、壊されたキッドの絵がホントに怖くって、おもわず「ギャア」と口に出してしまった。 容赦ないなぁ‥‥。 『ONE PIECE』 ボロボロにはされてたけど、負けてはいなかったゾロ。 ようやく三刀流に戻れてよかった。 ていうか、ブルックの影が戻ったことの方が重大事なのか? 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 雲雀の容赦のなさはあいかわらず。 しかし、ツナを殺す理由が雲雀にはある、ってどういうこと? そして、リボーンの本当の姿って、それは自分の意志で戻れるものなの? ピアノの音を聴きわけるとは、意外とインテリ(?)な獄寺。 家庭環境が複雑という話は前にも出ていたけど、ここらへんちょっとトラウマなのかもしれない。 『テニスの王子様』 いきなりリョーマが記憶喪失って‥‥。 おまけに記憶が無くなった途端、礼儀正しくなるってどういうこと? あいかわらず度肝を抜かれるマンガだな。 『P2!』 山雀って、ポジティブなように見えて、かなりネガティブだよねぇ。 そして、川末はネガティブなように見えて、ポジティブ? ていうか、単にガンコなだけかもしれない。 そして、試合会場にまでロシナンテで乗り込む相馬キャプテン。 それは許可されてるの? とかいうツッコミはしてはいけないお約束(笑)。 『サムライうさぎ』 貸金法なんか存在しない江戸時代。 ギンギンのブラックゾーン(from魔人様)でお金を借りちゃった伍助。 志乃ちゃんを遊郭に売り飛ばされる、という想像をかきたてられて真っ青。 それにしても、これは客がマロなのがマズいのか? 千代吉ならいいのか? 摂津殿なら‥‥って、摂津殿だったら遊郭じゃなくってもマズいな。 しかし、あんな年のお嬢様がいるとは、札差の華屋は何歳だ? この絵柄だと年齢がよくわからない(苦笑)。 『D.Gray-man』 冨樫のデジャブを見た‥‥と思ったが、いや、まだマシだ、と思いなおした。 がんばって~。がんばれないんなら休ませてあげて~。 対アクマ武器はひとりにひとつ、と決まってるわけじゃなかったんだね。 でも、皆、ひとつだけでも充分に振り回されてる様子だもんなぁ。 『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』 ムヒョはついにエンチューを取り...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第120話 濁【にごる】 感想 追加分

先週、書いたんだけど、なんか中途半端になっちゃったので、『魔人探偵脳噛ネウロ 第120話 濁【にごる】』の感想の追加を書くです。 2年目に突入した『第49話 壁【かべ】』は、 「世界には…想像を超えた犯罪者が存在する。私達が今まで見てきた中では、彼は…その最たる存在だ」 というモノローグで始まっている。 そして、3年目に突入した『第97話 悪【あく】』の時は、 「世界には…想像を超えた犯罪者が存在する。いつか、運命は私達を引き寄せる」 というモノローグで始まった。 「最」と「サイ」がひっかけられているのは明らかで、2年目突入の回のモノローグは当然、サイについて語られた言葉だ。 だから、3年目に突入した回も、サイについて語られた言葉と考えられたんだが、実はこれは違っていたらしい。 もっとも、サイ≠「絶対悪」説というのはわりとあっちこっちで言われてきたことで、実際、サイには「絶対悪」のイメージがあんまり重ならない。 だって、サイってばそんな「悪の真髄を極めました」ってキャラじゃないんだもの。 どっちかってぇと、子供じみた無邪気さが犯罪につながってるイメージで、これを「絶対」と呼ぶのはなんかちょっと違和感だよねぇ、という感じはあった。 これは多分、読者が違和感をおぼえるように、松井センセが意図的に演出をしかけていたんだと思う。 『第107話 伝【でんせん】』には、葛西の次のようなモノローグがある。 「怪盗”X”などというイメージは…世間の勝手な偶像に過ぎない。奴を相手にする者は…いずれ招待される事になる。真の”悪”の世界へと!!」 普通に、サイ=「真の悪の世界に招待する者」という意味ととれるわけだけど、これもサイ≠「絶対悪」となると違うニュアンスが読み取れる。 「絶対悪」はサイの動向に目を配っていて、サイを相手にする者には「絶対悪」も関心を寄せる、ということ。 アンドリューは「蛭」と二人っきりになったことがある。 もし、「絶対悪」がなんらかの手段で「蛭」の消去された記憶を引き出すことができるのなら、「絶対悪」は「魔人」の存在を知っていることになる。 すると、アンドリューがわざわざ庁舎の屋上まで弥子ちゃんと魔人様を連れ出したのは、このふたりに自分という存在を見せ付けるため、という可能性もあるのかな? 「世界には…想像を超えた犯罪者が存在する。私達が今まで見てきた中では、彼は...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 12巻 感想

『魔人探偵脳噛ネウロ』の12巻が出た!! って、ビミョ~に話題が古いのは、先週のネウロの展開のせいでビミョ~にヘコんでたせい。 サブタイトルは「這って動く老人」。 知らない人が見たら、ホラーものかと思われそうだ(笑)。 表紙は、魔人様&早坂兄弟。 表紙に魔人様の全身ショットってのは初めてじゃないかな?(いつもバストショットだから) めっちゃかっこいいスリーショット。 中表紙は首吊り弥子ちゃん&魔人様。 やっぱり10番台の間は、弥子ちゃんは首を吊ったままらしい。 さて、今回のあかねちゃんのプロフィールは「天下無敵の美少女」。 前回は「空前絶後の美少女」。 四字熟語シリーズに突入か? 今回の収録は、弥子ちゃんアルバイト編の後半部分と、宮迫老人殺人事件編すべてと、X・HAL編の導入部分。 宮迫老人殺人事件編をまとめて読み返すと、笹塚さんがカッコイイなぁ、とあらためてウットリ~。 HAL編でほとんど出番がなかっただけに、感慨ひとしお。 睦月ちゃんのプロフィールが出た。 母親と二人暮らしなんだね。 「大体理解していたもの:おじいちゃんの性癖」に笑った。 ‥‥そうか‥‥大体はわかってたのか‥‥。 おまけマンガの『突撃かなりの確信犯』。 吾代の秘密も気になるけど、ヒグチの秘密がはげしく気になる。 ところで、恒例の裏表紙の3Dアートはいまだに一度も見えたことがない‥‥これって、どういう風に見えるものなの?

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第120話 濁【にごる】 感想

アニメ化情報でたね。 でも、キャストはまだ出てない。すっごく気になる。 監督は神志那さん。確か『牙』の監督さんがこの方だったと思う。 時間帯が書いてないけど、日テレ系ということは『DEATH NOTE』やってた時間帯かな? やっぱり魔人様の目がデカすぎ~。 笹塚さんはわりといい感じかな? 髪はやっぱり灰色なんだね。 というわけで、ちょっとした現実逃避終了‥‥。 庁舎の屋上に逃げたサイ。そこにはアイさんが操縦するヘリが迎えに来ていた。 とりあえずの退却を決めたサイだったが、アンドリュー、笹塚さん、弥子ちゃん、魔人様&警察官ご一行様に追いつかれてしまう。 それでも余裕綽々のサイ。 魔人様はこんなに人目があるところで本性は出さないから、攻撃してくる危険性はないと考えているのかな? ヘリに飛び乗ったサイ。 そして、ヘリの操縦席にいたのは、こめかみを撃ち抜かれたアイさん‥‥って‥‥死んでる‥‥。 頭から血を流してるだけじゃなくって、ごていねいにもしっかり弾痕が描かれているよっ。 こめかみから血を流してるアイさんの姿がむやみやたらにキレイで、余計にギャ~って感じ。 わけがわからず、呆然とするサイ。 あれだけ人を殺してきたのに、サイはアイさんの死をとっさには認識できない。 サイはたくさんの人の死を見続けてきたのに、「近しい人」の死の経験を持ってないんだ、と思った。 すべての情報を吐かされ、殺されたアンドリュー。 「今が最高に幸せだと思って最高の笑顔を見せてくれ」。 今までネウロを読んできて、一番、ビビった台詞かもしれない。 庁舎の屋上に墜落したヘリ。 サイは機体の下じきに。 そこに近づいていく、アンドリューの化けの皮をはがした『絶対悪』。 彼はサイに告げる。 「名前もない‥‥わが子よ」。 「我が子」ってのは、そのまんま、「遺伝学的な父親」という意味? それとも、「製作者」という意味? サイが必死になって探し続けたルーツ。 そのルーツを知る者が今、ここにいる。 しかし、この男はサイが求めるものを、何ひとつ与えないような気がする‥‥。 う~ん‥‥そろそろちゃんと落ち着いて書けるかと思ったんだけど、全然ちゃんとしてないなぁ。 スミマセン。後で出直しますです。 素直にアイさんがお亡くなりになったのがショック‥‥。 アンドリューの最後も気の毒すぎ。 しかも、この状態で2週空くってのは‥‥ど...

『週刊少年ジャンプ』2007年36・37合併号 感想

チビキャラがやたらカワイイ今週の『ジャンプ』の表紙。 伍助とリボーンとムヒョとヒロムはあんまりかわんないけど‥‥(普段から2~3等身キャラだから)。 特にチビネウロがなごむ‥‥本編がアレなだけになおさら‥‥。 『BLEACH』 一護が簡単に織姫を肩に乗っけた時点で、一護×織姫路線はあきらめるべきか? と思ってしまった。 フリでもいいから照れてみせろよ、一護! と、だいぶお門違いなことで怒っている私。 織姫はそんなに太ってるようには見えないけど、胸があるからなぁ‥‥。 『ONE PIECE』 幹部とはいえさすがに女の子なので、暴力をふるうようなことはしてないけど、たとえオモチャでも、女の子をゴキブリまみれにしてはいけません(苦笑)。 それよりも、ゾロが大変なことに‥‥。 ここまでボロボロにされているのは、ミホーク以来ではないかな? 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 すぐそばに重傷の弟がいるのに、リボーンに一直線につっぱしるビアンキ‥‥。 まぁ、死んでしまったリボーンがそのまま生き返った(?)んだから、無理もない? フゥ太は10年間でしっかり成長したけど、キャラは全然かわってない。 あいかわらず無邪気でツナ大好きっ子なのね。 雲雀がツナの家庭教師に就任。 この設定、楽しすぎ‥‥。 このまんまボンゴレがつぶされたらスポンサーいなくなって困るから協力するのか? とか思ってみたりする。 ツナがどんだけ強くなれるのか試してみたい、という興味もあるんだろうけど。 『D.Gray-man』 ティッキーがどういう状態になってるのか、誰も説明できないまま何週が過ぎたんだろう。 言葉らしき言葉も出てこないあたり、もはや、ティッキーとしての意識もなくなっているのか? でも、アレンに「僕を殺したいんじゃなかったんですか?」と言われてニヤリとしたところをみると、ティッキーとしての自我をすべて失っているわけでもないらしい。 ここでついに、長々と伏線が張られ続けてきたクロス元帥が登場! なんか、この人はホントに強い! という刷り込みがカンペキにできあがってるんだけど‥‥。 『サムライうさぎ』 剣は弱いのに、腹筋はちゃんとついてる摂津殿‥‥エロさ満点。 「そーゆーシュミはねェんだがなぁ」と言われて「別にそんなつもりじゃないっス!」と答えるとこから見て、ちゃんとわかってるんだね、千代吉! マロが...

ネウロコレクション追加

ネウロのフォトフレームが届いた! 春くらいに『ジャンプ』でやってた「50000名様プレゼント」のヤツがあたったのね。 4号連続で応募したカイがあったわ。 それにしても、フォトフレームにしてはちょっとサイズ小さめ。 名刺をひとまわり大きくしたくらいのサイズかな? まぁ、フォトフレーム自体はどうでもいい。 私はこれに付いてる、HALマークとかバリ8マークとか「私は家畜です」とかのシールが欲しかったの。 この字は松井センセみずからが書いてるのかなぁ。 フォトフレームいらないから、このシールが2枚欲しい‥‥とは言っても、当たっただけでもワタシはマンゾクだ。 ところで、どこかのサイトでネウロ検定とかいうのがあって、ためしにやってみたら、10問中9問正解で「かなり読み込んでますね」的なメッセージが出てきたんだけど、私、何を間違えたのかなぁ? ホンキで全問正解してるつもりだったから、何かを間違えたことがショックだ。

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第119話 X【ざせつ】 感想

『ジャンプ』の来年用のカレンダのラインナップにネウロが入ってた! なんか、カレンダが出るって、編集部が押してますよ、って感じでウレシイ。 絶対に買う! 当然、保存用も買う! ってふと思ったんだけど、保存用って何のための保存なんだろう?(苦笑) 掲載位置も地味~にあがってきてる。 今号くらいが私的に一番、安心できる位置かな? さて、本題。 警視庁に大急ぎで戻ってきた笹塚さんとアンドリュー。 案内係に弥子ちゃんの助手(ネウロ)を呼び出したのが「警視総監」ときいて、さすがに驚く。 そりゃそうだよね。警察の総大将がサイなんだもんね。 でもまぁ、総理大臣だった時期もあったから、それに比べればランクはさがる。 考えてみればサイって、アメリカの大統領にだってなれそうだよね。 魔人様のお顔がコワい。 サイ相手だとほんとに容赦がない。 「内臓(ユニット)は無傷で残した。いわば魚の活け作り」って‥‥内臓を抜いてるのにピクピク動いてるから「活け作り」って言うんじゃ‥‥というツッコミはしちゃあいけないということで(笑)。 まぁ、「半殺し」という点で「活け作り」ではある。 しっかし、サイはくじけない子!(大笑) そして、くじけない子をくじけさせることにヨロコビを見出すのがドSの本領というもの。 そんなわけで、魔人様がホンキで楽しそうだ。 人間離れしていくことを厭いながらも、魔人様を殺すために人間離れしていくのは楽しいというサイ。 「自分の正体がわからない」から不安。ならば、「自分の正体がわからない不安」を忘れてしまえばいい。 これぞまさしく本末転倒。 なら、魔人様をもし殺せたとして、それでも自分の正体がわからなかったら、その後、サイはどうするの? 自分の正体がわからないうえ、最大の手がかりと信じたものを失っちゃったら‥‥サイは何を頼りに生きていくの? そして、対決は魔人様の圧勝だった。 まさしく「完膚なきまでの敗北」をしたサイ。 「支柱など考え方次第でいくらでも作れる」「納得できるかどうかは、結局は貴様次第だ」という魔人様の言葉は、どんなことにもあてはまるよね。 「自分の正体を知りつくした奴等が」とサイは言うけれど、実際、そんな人はいないように思う。 ただ「自分の正体を知りつくしていないことを納得できている人」がいるだけ。 だけど、サイは納得できない。 あくまでも魔人様を殺すことをあきらめな...

『週刊少年ジャンプ』2007年35号 感想

『ONE PIECE』 ペローナはウソップに対しては無力かと思っていたらとんでもない。やっぱり幹部になるだけのことはあるらしい。 素手で心臓を握りつぶすなんて、ティッキーみたいだ、と思っていたらただのハッタリだった。 要するに、あのペローナは投影図であって本体ではない、ということなのね。 それにしてもいつからウソップは二重人格キャラに‥‥ソゲキングは二度と登場しないかと思ってた。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 草壁が出てきて驚いた‥‥この人、ずっと雲雀にくっついてきたのか。 群れるのは嫌いだけど、面倒なことしてくれる人は欲しいらしい。 おまけに自分専用の施設まで持ってるし‥‥。 群れるのは嫌いだけど、ボンゴレの財力はちゃっかり利用しているらしい。 10年後ツナは雲雀に好き勝手させてたに違いない。 「またいつでもおいで。100歳のおばあちゃんになっても、アリンコにされてもくるんだよ」という花ちゃんの言葉が、オットコ前で泣ける。 『サムライうさぎ』 なんとノロケ合戦で幕引きに! これはある意味、斬新だ。 志乃ちゃんの抜けた歯が見えるってことは、志乃ちゃんがいつも大口あけて笑ってるってこと。 単純な似たもの夫婦でいいじゃないか、ということで。 『銀魂』 いろいろとスゴイものを見せてもらった(笑)。 『ぬらりひょんの孫』 これからしばらく新人さんの読みきり掲載が続くらしいがその第一弾。 このタイトルはどうかと思うけど、線はいい感じだね。 「一日の四分の一はどうしても血がさわぐのだ」の1ページまるまる使った絵なんか、かなりイイ感じ。 『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』 エンチューの母親はティキに殺されていた‥‥って、リオ先生と同じパターンじゃん。 ベタだけど効果的な手、ということなのか? 『P2!』 試合には勝ったけど、ホントにめいいっぱいだったらしく、もどしかけて川末にトイレに連れ込まれるヒロム。 ちょっと情けなかった(笑)。 人前で泣かないはずの乙女ちゃんは、ヒロムのためには結構、泣いているのだね。 しかし、不特定多数の人間が往来する廊下で、そのポーズはマズくないかと思ったりした。

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第118話 門【もん】 感想

あいかわらず掲載位置が低空飛行な『魔人探偵脳噛ネウロ』。 「載ってくれてさえいれば、位置なんてどうでもいいじゃない‥‥」とつぶやいてみる(泣)。 今回の表紙はふたりの弥子ちゃん(正確には弥子ちゃんとサイ)。 ポーズがカッコイイなぁ。 エッシャーの『昼と夜』(『蛭と依』ではない)を思い出す。 一体になって攻撃してくるサイと弥子ちゃん。 その両方をいきなり蹴っ飛ばす魔人様。 手加減はしてるらしいけど‥‥。 サイがホンキで驚いている。 弥子ちゃんは「人質」になる価値があるけど、それは生きていてもらわないと困る、という話なだけで、傷ひとつつけたくない、というわけじゃない、ってことをサイはわかっていなかったんだね(苦笑)。 そして、魔人様の作戦にまんまとハマってしまったサイ。ちょっとおバカじゃない?(まぁ、今までもあんまりお利口なところは見たことないけど)。 魔人様の推理なんて無視して、両方の髪飾りをはずしちゃえばいいだけじゃん。 頭脳労働担当のアイさんがこの場にいたら、もうちょっと違う展開があったかもしれない。 でも、魔界777つ能力あたりを使えば、もっと簡単に弥子ちゃんを判別できたという可能性も考えられる。 この場合、あえて頭脳戦で勝つことで、サイに「敗北感」を与える意図があったのかも、とか勘繰ってみたりする。 つまるところ、サイの記憶能力が壊れている、ということは、どれだけいろんなことをやっていても、実はあまり経験値が積まれてないってことなのかもしれない。 身体能力はどんどんレベルアップしていくけど、頭脳レベルや精神年齢は停滞したまま。 だから、簡単に魔人様の言葉を鵜呑みにしてしまったのかもしれないなぁ。 それにしても展開が速っ。 一週で片がつくとは思わなかったよ‥‥。 弥子ちゃんの食欲が減退していたのは、「燃費」をよくするためらしい。 そうか、あれだけ食べても普通のパワーしか出ないんだったら、サイ並みのパワーを出すにはどれだけ食べさせればいいねん、ということになるのか! サイの暗示(?)が解けたら、食欲は元に戻るの? それともこのまんまなの? 読者としては元に戻って欲しいけど、弥子ママにしてみればこのまんまでいて欲しいだろうなぁ(ホントの意味で父親の保険金を食いつぶした娘だから)。 ところで、今回の「門」の話に似た論理パズルは、学校の授業(コンピュータ関係)でやった記...

『週刊少年ジャンプ』2007年34号 感想

『ONE PIECE』 今回、『ジャンプ』の表紙。ルフィの麦わらが金箔に!! おおっ、10周年ともなるとさすがに金をかけてもらえるんだね。 そうか‥‥10年も『ONE PIECE』を読み続けてきたのかぁ。 表紙にはシルエットだけどシャンクスも入ってる。 そうだよね。これはルフィがシャンクスに麦わらを返しに行く物語でもあるんだよね。 袋とじのイベントガイドブックは、正直どうでもいいんだけど、中の尾田先生のメッセージが泣けるっ。 「ただ10年、漫画を描き続けただけの事」という言葉に、やっぱりこういう気持ちでないと、10年は続けられないのね、と思ったりした。 このメッセージに添えられたルフィの絵がちょっと幼い感じでなつかしい。 ところで、先週、サンジが言っていた「因縁」とは、単なるサンジの思い込みだった。 実は過去にいさかいがあった、とかいうことかと思ってたのに、自分が食べたかった「スケスケの実」をアブサロムが食べちゃってたから、だったとは‥‥。 まぁ、サンジらしいと言えば、果てしなくサンジらしい。 そう、サンジはドリーマーなんだよ。夢を見ていたいんだよ。ステキだよ。 それがたとえ、「女湯を覗く」ということでも!! これからも、料理と女に命かけてください(笑)。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 10年後の雲雀はボックスの謎にご執心らしい。 で、ボンゴレとはつかず離れずで行動しているわけね。 そして、雲雀は10年後もバカ強かった。リングやボックスも完璧に使いこなしてるっぽいし‥‥。 しかし、もう学校はとうに卒業しているはずなのに、まだ、「並盛の風紀」にこだわっているとは。 ということは、雲雀が山本と獄寺を助けたのは、ふたりが並盛の現役の生徒だから、という理由? 『サムライうさぎ』 マロは二刀流だった‥‥って、あきらかに木刀の振り方がおかしいっ。 これでなんでこんなに強いんだ? 伍助の出番が少ないとか思ってたけど、決着は伍助の腕に委ねられた。 ちゃんと主役をたてるマンガだ。 『P2!』 今回は乙女ちゃんのおはなし。 最近、アキラちゃんにすっかりヒロインの座を奪われた感があったけど、ちゃんと江尻先生、考えていたんですね。 正直、乙女ちゃんが自分のことを「愚図」だと思っているってのはかなりな驚きだった。 乙女ちゃんにはヒロムとの間でちょっとしたトラウマがあった。 小学生く...

『魔人探偵脳噛ネウロ 世界の果てには蝶が舞う』 感想

『魔人探偵脳噛ネウロ 世界の果てには蝶が舞う』を読んだ。 マンガのノベライゼーションなんてどういう層が買ってるんだろうと常々思っていたんだけど、買っちゃうもんだね(苦笑)。 『DEATH NOTE ロサンゼルスBB連続殺人事件』は持ってるけど、あれは西尾維新の小説として買ったもんだったし‥‥。 家族を殺され、混乱した精神状態のまま、南北アメリカ大陸をさまよっている若き日の笹塚。 そんな笹塚が南米で出会ったのは、エマという日系の少女と、その祖父が率いるナツメ・ファミリアというマフィア。 そして、ナツメ・ファミリア内で発生した殺人事件がきっかけで、笹塚はマフィアの世界に引き込まれていく‥‥。 というのがストーリー。 この物語の主役は笹塚さん。 魔人様と弥子ちゃんは申し訳程度に出てる。 吾代の扱いが悪いよ~。いじめられすぎだよ~(笑)。 今ほどテンションが低くない(高いわけでもないけどね)、10年前の笹塚さんは、やっぱりまだまだ肝が据わってない感じ。 刑事じゃないんだよなぁ、まだ学生なんだよなぁ、としみじみ~。 10年前の笹塚さんが抱いていた迷いは、今でも笹塚さんの中でくすぶっている。 笹塚さんは多分、復讐そのものをあきらめているわけではない。 ただ、たくさんの被害者や加害者の姿、そして、被害者が加害者に、加害者が被害者に変わる様を見て、殺すことが復讐になる、とは思わなくなっただけなんだろう。 そして、何が本当の「復讐」になるのかという問いに対する答えを、笹塚さんはいまだに探し続けているんだと思った。 エマっていうのは、今までのネウロの中で、いそうでいなかったキャラのような気がする。 こういう男の人相手でもポンポン怒鳴りつける女の子っていうのがね。 睦月ちゃんが成長したらこんな感じになりそうな気もする。 うっとおしがりながらも、なんだかんだで笛吹さんを頼る笹塚さんが、私的にツボだった。 筑紫さんが柔道をやってたってのはともかくとして、笛吹さんが紅茶研究会って‥‥これは公式設定ととっていいんですか? 松井センセ! テディベア好きだし、もしかしてブリティッシュ系トラディショナル好きなのか? 小説としては可もなく不可もなくって感じかな? この東山彰良さんて方の、小説家としての好き嫌いの評価は保留ということにしておきたい(オリジナルをまだ読んでないから)。 あっ、松井センセが「ス...

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第117話 値【あたい】 感想

今回センターカラーの『魔人探偵脳噛ネウロ』。 せっかくのカラーを見事に無駄使い(?)する松井センセがステキ。 いや、ある意味、これほどカラーを有効に使ってる例はないのかも。 魔人様と弥子ちゃんがコテコテの漫才コンビのようだ。 魔人様がお出かけして、一人(?)で探偵事務所のお留守番のあかねちゃんの元に笹塚・アンドリューコンビ現る。 この事務所、鍵かけてないの? それとも勝手に開けられちゃったの? 笹塚さんは、身の安全を確保できる範囲で石垣を使っているようだけど、ものの見事に役立たず。 「能力が無い」「人気も無い」とはヒドすぎだよ、笹塚さん。まぁ、ホントのことだけど(失礼!)。 さすがのアンドリューも、探偵ではなく助手の方がサイの本当のターゲット、という発想はまったく出てこないようだ。 サイの暗号はフツーに探偵ものっぽい(笑)。 私はもはや推理することを放棄しているので、なぁんにも考えず、答えが出たら「なるほど~」と言ってる派。 そうか、笛吹さんとアンドリューが警視庁内でサイの捜査をしていた場面と、サイがカエルを食べたりゴリラを解体したりしていた場面は、ひとつのビルの上と下で展開されていたのか‥‥。 このことを笛吹さんが知ったら憤死しそうだ。 すると、アイさんは警視庁にゴリラを搬入したわけね。ものすごい手腕だ。 先号で出た秘密基地(?)をシルエットにして、さらに警視庁の本庁舎に描き換える、という3ステップは、松井センセらしい表現方法で感心した。 アイさん、ついに魔人様とご対面。 「サイの従者」と自己紹介するアイさん。 「下僕」ではなく「従者」。「付き従う者」なのね。 「蛭」は「下僕」っぽかったけど。 その「蛭」の「謎」を魔人様は喰べなかったらしい。 どんなにお腹がすいていても養殖物は食べない‥‥グルメな魔人様。 でも、サイは魔人様が「謎」を喰うとは知っていたけど、「悪意を宿した謎」限定とは知らなかったんだから、しょうがない。 そうと知っていたら多分、葛西の方を使っていたと思うよ(←いかにも悪意を持ってそう)。 弥子ちゃんツインズ(笑)登場!! ホンキでビックリしている魔人様を初めて見たような気がする。 ここまで魔人様を驚かせることに成功したって点では、サイをほめてやりたい。 ありがとう! この顔を私に見せてくれて(笑)。 でも、弥子ちゃんをこんな扱いするのはダメ~。 弥...

『週刊少年ジャンプ』2007年33号 感想

『SKET DANCE』 新連載。 これは学園コメディということになるのかな? これもしばらくは様子見って感じだなぁ。 でも、「好きな十刃はアーロニーロ・アルルエリ」というのはなんだかわかる(笑)。 この名前をかまずに言えたらきっとウレシイ。 『ONE PIECE』 オーズがやたらとルフィ色が強いのは、影と肉体の体格差が大きいから、らしい。 そうか、ルフィの自我が強すぎるせいかと思っていたよ。 時間が経つにつれてどんどん自我が薄れていくっていうのは、ブルックのゾンビが、本体からまったくかけ離れているところをみるとよくわかる。 それにしても、女神になったり天使になったり天女になったりナミも忙しいな、おい。 でも「こんなに純白が似合うのはナミさんか米くらいだ」ってのは、どうもホメ言葉とはとれない‥‥。 『サムライうさぎ』 今までいろんな必殺技を見てきたけれど、「マタタビ夢中」なんて必殺技は初めてだ。 ママタビでウットリしたネコを床一面に敷いて自由を奪うなんて‥‥動物愛護団体がなんと言うか‥‥って、この時代に動物愛護団体はない? 「生類憐みの令」の時代なら打ち首かもしれないけど。 なんかこの作者、ネコやらウサギやら小動物にこだわりがあるのかなぁ。 そんなわけで、5対5の勝ち抜け戦だったはずが、すっかりただの乱闘戦に‥‥。 そんでやっぱりマロはバカ強かった。 最初から、マロが5人抜きすればよかっただけなんではないの? って、それじゃあ良成くんの立場がないね。 『アイシールド21』 「上手く説明できないけど…てか何かを上手く説明できたことなんてないんだけど…」という台詞を、ちょっとテレ気味に言うセナがかわいい。 以前だったら、オドオドしながら言うような台詞だと思うから。 ところで今回は、セナ×鈴音だったりセナ×まもりだったり陸×セナだったりヒル魔×まもりだったり、いろいろと華やかだ(←ひとつ違うのが混じってる)。 私としてはヒル魔×まもりを押したい!! 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 10年後ツナは射殺されていた。 殺されたって話は出ていたけど、「射殺」とか言うとなんか一気に現実味が出るというか、ムゴい感じがするというか‥‥。 獄寺もあらためて、この連中がツナを殺したんだということを認識したらしく大激怒。 でもγにはかなわなくって、山本ともどもボコボコに。 そして、そ...

祝! 『魔人探偵脳噛ネウロ』アニメ化!!

ネウロアニメ化!! 公式発表が出たっ!! ということで、先号の「大発表」の告知が気になって仕方なかったんで、せっかくの休みに早起きして雨の中コンビニに行った私‥‥(←バカ)。 そしたら『ジャンプ』の表紙のすみっこに「衝撃のアニメ化決定『魔人探偵脳噛ネウロ』」と書いてあった。 うぉ~、今度こそホントだったのか‥‥。 制作はマッドハウスだそうだね。 『DEATH NOTE』や『クレイモア』をつくったところだね(『牙』もマッドハウスだ、確か)。 両方ともわりと絵はキレイに動いている印象だけど。 まぁ、ネウロの場合、絵も心配だけど演出も心配だな。 赤い箱とか、どうすんの? てゆーかどこまでやれるの? 設定画が出てたけど、弥子ちゃんはカワイイ感じになってる。 魔人様はなんだか‥‥コワイ? 何がコワイのかなぁ、と思ってよくよく見たんだけど、目がパッチリしすぎなんだと思うんだよ。 前髪部分も黒じゃなくって茶色だしね。 あと、弥子ちゃんも魔人様も原作よりあごがとがってる。 ところで、声優陣の方はドラマCDと同じキャストで行くんだろうか? 弥子ちゃんの声が高すぎる気がするんだけどなぁ。 今日、『地球へ…』を見てて、そういえば、ジョミーが斎賀さんでキースが子安なんだよなぁ。このアニメ9月で終わるはずだけど、10月になったら、サイと魔人様として敵対関係を続けていくのかなぁ、とか思っちゃった。 マンガのアニメ化といったら成功、失敗いろいろ見てきたから、期待と不安が半分半分。 まぁ、私は静かに見守る‥‥てゆーか祈る! どうか、おお振りみたいに、毎週ニコニコしながらアニメ版を楽しめますように!!

『魔人探偵脳噛ネウロ』 第116話 変【かわる】 感想

すがすがしいほどにいろんなものが漂白されちゃった感じの依で始まった今回。 一方、アンドリューの方は、「漂白しちゃいたいくらいのことがたくさんあるんだけど、何ひとつ拭い去れてないよ」な雰囲気。 サイのことを思い出しただけで吐き気をもよおすほどなのに、あえて依と二人っきりになったのは、自分の覚悟を確認するため? 葛西が「こんな事されたら生きていけない」というほどのことって、『ジャンプ』で描けるようなことなんだろうか‥‥。 そして、サイがアンドリューに聞かなければいけないこととは何なのか‥‥。 アンドリューはかなりストーリーに深くからんでくるキャラのようだ。 これだけアンドリューが苦しんでいるのに、この人のことサイが覚えていなかったら哀しいなぁ(サイなら充分に有り得る話なだけに)。 カエルをおいしそうに食べる弥子ちゃん。 これは別にたいしたことではない。さすがに、生のカエルを手づかみで食べてたらビックリだけどね。 しかし、「2皿も食べたら‥‥さすがにお腹いっぱいです」‥‥って‥‥コワすぎる。 まさしく「恐るべき変化」。 なんだこれは? 電子ドラッグが効いて、異常(ていうか正常?)になっちゃったということか? なんかもう、こんなことで読者に衝撃を与えるヒロインってなんなんだ、という気がしないでもないけど(苦笑)。 そして、サイは脳みその入ったジュースを飲んでる。 大きさからしてカエルの脳ではないと思うんだけど、ゴリラの方かな。 サイはどういう形に弥子ちゃんを「仕上げる」つもりなのか、激しく気になる。 一方、弥子ちゃんの不在をごまかし、笹塚さんとアンドリューを追い返した魔人様。 奴隷たち(?)と「謎」を持っている人間以外の相手をするのは、とことん不愉快なご様子だなぁ。 弥子ちゃんがいないので、あかねちゃんが今までになく台詞(板書?)が多い。 あかねちゃんて弥子ちゃんに対しては「弥子ちゃん」と呼んでいたような記憶があるんだけど、魔人様の前では「探偵さん」と呼んでいる。 この呼び方はアヤさんの特権かと思ってた。 「少し考えれば貴様にもわかるだろう」とは、魔人様、あかねちゃんの頭のよさは評価しているらしい。 ていうか、基本的にあかねちゃんに対しては対応がソフトだよね、魔人様。 サイの招待場所がわかったところで、ひさしぶりに鳥頭でご出陣の魔人様。 次回、本当にサイと激突? 弥子ちゃん...

『週刊少年ジャンプ』2007年32号 感想

『ベルモンド -Le VisiteuR-』 新連載。 なんというか、かずはじめと松井優征の真ん中をとって加藤元浩風味をつけた絵、という印象(誰にも通じない表現?)。 設定自体はおもしろいと思うんだが、イマイチ乗り気になれない感じ。 まぁ、始まったばかりなので、じっくり様子を見てみよう、といったところ。 『ONE PIECE』 ネガティブホロウが効かないばかりか、ペローナにまでダメージを与えるウソップ‥‥ものすごい活躍ぶりだっ!! 一方、またもや自分の影に負けてしまったブルック。 「私の人生‥‥淋しいなァ‥‥」というつぶやきが淋しすぎる。 ネガティブホロウがとりついたかのようなネガティブっぷりだよ(まぁ、無理もないが)。 しかし、そこに現れたもう一人の剣士・ゾロ。 戦いで失った刀は、戦いで奪い取る腹積もりのよう。 いかにもゾロらしくて笑ってしまった。 オーズはあいかわらずやりたい放題でルフィまるだし。 なんかもう‥‥ゲッコーモリアがあわれに思えてきたよ。 『家庭教師ヒットマン REBORN!』 ここんとこずっと厳しい顔をしていた山本が、久々に全開の笑顔を見せてくれて、なんとなくホッとした。 だけど、相手をちゃんと倒せたか確認しないってのは甘いよな‥‥。 山本は一般人だからそれでもいいけど、マフィアを自認する獄寺はそれでよいの? 了平はオカマに会いに行っている‥‥ってルッスリーアのこと? ヴァリアーはツナたちと和解しているということ? それにしても、了平もしっかりボンゴレファミリーの一員として動いているようで、なんかちょっと複雑かな? ついに雲雀(の後姿)登場!! 次回こそお顔拝見!! にならなかったりして‥‥。 『サムライうさぎ』 いきなり冒頭からマロが帯ひかれてコマになってる。 「愛いヤツじゃ」「あ~れ~」とかアテレコするとなかなかに風流(嘘です)。 一対のしゃちほこをやっているマロと良成の絵がカワイスギでもだえる。 なんだ、この破壊力は。 『D.Gray-man』 ティッキーがものすごいことになってる。 わけがわからない。 血だけで動いてたクロウリーみたいな感じ? 『P2!』 乙女ちゃんはリトルリーグで4番でピッチャーだったんだね。 この時点でヒロムのことを「藍川」って呼んでるから、二人は野球が元で知り合ったのかな? もうこの時点で二人の力関係は確立していたんだろ...