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『週刊少年ジャンプ』04・05合併号 感想

今年最後の『ジャンプ』。 今年も本当に楽しませてもらった。 『暗殺教室』と『BLEACH』が終わっちゃったのはさびしかったけど、『ワールドトリガー』が休載になっちゃったのにはヘコんだけど。 『ONE PIECE』 (第850話 "一筋の光") サンジが大惨事(←とかくだらないこと言っちゃうくらいの鬱展開)。 『ハイキュー!!』 (第235話 解放) 「変人速攻」だの「超速攻」だのいろいろ言われてきたマイナステンポの速攻が全国放送で「リーサル・ウェポン」と呼ばれる日がきたか……。 なかなか感慨深いものがある。 烏野が初戦の相手のビデオを手に入れてたように、当然、椿原の方も烏野の武器を知ってるわけなんだけど、知ってるからといってすぐに対応できるものではない、と二口くんと青根くんは言いたいわけだね。 てか、誰かの家とかじゃなく、学校でみてるんだ。練習の合間なのかもしれんけど。 クールな前主将と、情熱的な前々主将。このふたり、卒業したあとも連絡とりあってたのかな。それとも、春高に出るということで、OBたちにはもれなく連絡がまわったのかな。 大地さんたち3年生ズが1年生の頃を知ってるふたりだから、頼もしく成長した後輩たちをみるのはうれしかろう。 大地さんたちももう少し経てば応援する側にまわるのだろうか、と思うとちょっとさびしい。 ユース候補生の影山くんは知る人ぞ知るみたいな選手だったんだろうけど、これで本当の全国区選手になるのかな。 合宿で影山くんのはやすぎるトスにピリピリしていたアタッカーズも、日向くんをみて「ついうっかり」普通はうてないトスを出しちゃう影山くんの事情を理解してくれたことだろう。 ああ、それにしても、影山くんはどんどんオトコマエになっていくなあ。 『Canvas』 正直なとこ、めっちゃこわかった。 電車のつり革とか、車のシートベルトとか、笑いどころなのかもしれないけど、なんかめっちゃこわかった。 『鬼滅の刃』 (第43話 地獄へ) すべての鬼は元・人間なんだよね。鬼舞辻無惨はどうだかわからんけど。 そして、人間だった頃のことを覚えている鬼もいるし、忘れ去ってしまった鬼もいるということか。 累は中途半端に人間だった頃の記憶をひきずっていた。 ひきずっていたというよりは、記憶がないのに想いだけが残ってた、というべきか。 ゆがんだ形で「家族」を...

『週刊少年ジャンプ』2017年02・03合併号 感想

『ジャンプ』の表紙が各マンガキャラの『ONE PIECE』コスプレなんですが、日向くんのチョッパーコスがかわいすぎっ。 あと、炭治郎のゾロや、天使ヶ原ちゃんのナミもかなり似合ってる。 『ワールドトリガー』が休載してなかったら、ユーマがゾロあたりやってたのかなあ。はっ、でもボーダーのトリガーでは刀を同時に3本出せないな。 『ハイキュー!!』 (第234話 アジャスト) 『シン・ゴジラ』のなんちゃってポスターで、日向くんの頭にちょこんと影山くんが乗っかってるのがかわええ。 てか、ゴジラがリアルすぎやしませんか? 照準調整中の影山くん。 それまでは周りがなんとかカバー。 ナチュラルに「なんで? 速攻やるよ?」とか言っちゃう日向くんに、ちょっと複雑な表情の影山くんがおもしろい。 「簡単に言ってくれんな、こんちくしょー」とか思ってるのかもね。 日向くんの、影山くんのトスに対する絶対的な信頼感は、影山くんにとって、重荷であると同時にこのうえない喜びでもあるんだろう。 ところで、日向くん、ヘディングもうまいんですね……。 今号の『ジャンプ』は別方面でヘディングネタが大荒れ(?)でしたが。 ところで、なんですかこの山口くんの成長っぷりわっ! 以前の山口くんを思い出しては「こんなに立派になって……」と親戚のおばちゃん気分を味わっている。 もはや、一か八かじゃなくって、信頼してコートに送り出せる選手になってる。 そして、ついにきたですよ。変人速攻真下打ちバージョン! あれって、実際に目の当りにしたら、何がなんだかわからなくって、あの観客たちみたいに「……?」になるんだろうな。 『頭突け!!横浜謳歌高校XXxX部』 許斐先生のセンスがオンリーワンすぎてついていけないけど、ついつい笑っちゃうのが許斐先生のすごいところ。 いや、なんでそこでNISA、とか、ヘディング星って何、とか、ヘディスって何、とかツッコミどころが多すぎる……って思ってたら、ヘディング星はともかく、ヘディスは実在するスポーツらしい……世の中、私の知らないスポーツがたくさんあるんだろうなあ。 あと、ドモホルン先輩がむだにかわいかった。 許斐先生はいろんな意味でレベルが高い。 てか、巻末コメントに「ギャグマンガに初挑戦☆」と書かれていて、「これギャグマンガだったのか……だとすると『テニスの王子様』は……」と思ったのは内緒だ。 ...

『週刊少年ジャンプ』2017年01号 感想

『ジャンプ』の巻末ページのレイアウトが変わると、師走だなあ、って思うよね。 『ONE PIECE』 (第848話 "さよなら") 巻頭カラーの絵は、尾田先生としてはちょっと珍しい塗り方だね。 「誰も死なねェ!! それが一番!! 何が不満だ」と自分を説得しつつ、プリンちゃんの方に気持ちを傾けようとがんばるサンジ。 いや、好きになろうとがんばってる時点でダメだろ、と思うわけだが、今のサンジにとってはプリンちゃんが自分を慕ってくれているということだけがポジティブ要素なわけで、そこにすがるしかないよなあ。 『ハイキュー!!』 (第233話 最初の敵) そっかあ、天井が高いとそんなに違うのかあ、と思ったけど、大きな会場に入ると遠近感が狂う感じはあるよね、確かに(ライブ会場での経験ですが)。 「悪い。修正する」の影山くんの静かな目がなんか頼もしい。 バレーボールで上を目指すのなら、どんな会場でも同じクオリティの仕事ができるようにならないとダメなんだろうなあ。影山くんもそう思っているからこそ、言い訳をせず、ただ「修正する」と言ったんだろうなあ。 ちょっと混乱気味の烏野だけど、一年前の椿原もこんな感じで、そのまま負けちゃったんだろうなあ、と思うと、ああ、この連中もめっちゃ悔しい思いをしたんだろうなあ、とか考えちゃって、いつも通り、両校に思い入れしちゃうという罠。 『鬼滅の刃』 (第41話 胡蝶しのぶ) 鬼って能力を分け合うことができるのか、それとも、累がたまたまそういう能力を持ってるだけなのか。 実は、力を分け与えて累は本来の強さを発揮できなかった、とかあるのかね。 だとすると、十二鬼月である累に炭治郎&ねずこちゃんでなんとか勝てた、というのもうなずけるというか、十二鬼月って本来的には「柱」ぐらいの人材が複数であたってなんとか勝てるかも、くらいのランクなんじゃないかしらね。 しかし、あの母蜘蛛が実は幼女だったとか、なんだその設定。 幼女を母親に仕立てて、暴力をふるってたとか、どんだけ変態だよ。 とか思っていたら、しのぶさんはもっとあぶない人だった。 ギュとか、だめだめとか、てへっとか、いろいろかわいいのに、やってることがえげつなさすぎる。 拷問内容を話してる時のめっちゃ無邪気な顔とか、「一緒に頑張りましょう」とか、ものすごくきれいな壊れっぷりだな。 自分がやって...

『ワールドトリガー』17巻 箇条書き感想

『ワールドトリガー』17巻について、箇条書きで感想 ・表紙は香取ちゃん。隊服の色は紫ベースに黒で、ラインは赤なんだね。加古隊とか三輪隊とか紫系多いな。でも、微妙に紫の系統が違うよね。加古隊⇒はっきりした明るい紫、三輪隊⇒青成分多めの暗い紫、香取隊⇒赤成分多めなシック系紫って感じ。 ・著者コメントの葦原先生はマラカス持って踊ってた。本体(?)の方もこれくらい元気でいて欲しいものである。 ・折り返しイラストは華さん。これは予想通り。 ・香取ちゃん、トリオン体は少々盛ってるらしい(苦笑)。 ・香取隊の隊服が出た時、那須隊と同じでちょっとサイバーパンクっぽいと思ったんだが、どうやら実際パク……ではなくリスペクトらしい。 ・香取ちゃんが烏丸先輩派で華さんは嵐山さん派か。男性の好みが違うと、女性の友情は長持ちするってきいたことある! ・華さんが嵐山さんのファンとか、16歳っぽい感じがなんかうれしいね。過去が重すぎるだけに。 ・華さんと三浦くんは従兄弟なのか! だから「雄太」「華」と呼び合ってるのか! 女子になれなれしく接することができそうにない三浦くんが華さんのことは呼び捨てだからどういうことかと思ってた。 ・華さん、家族と家を失ってからボーダーに入るまでどうやって暮らしてたのかと思ってたら、三浦くんちに引き取られてたのか。この時点で三門を離れることになってたら、ボーダーには入ってなかったかもね。一度、離れたら、あの年だとなかなか戻ってこられないだろうから。 ・「まあまあ」で香取隊をまとめている三浦くん……お疲れ様です。それにしても、香取ちゃんに一目ぼれとはなかなか大変なとこに目を付けちゃったもんだな(苦笑)。 ・ガンナー界隈ではそこそこかわいがられているらしい若村くん。師匠の犬飼とはどういう感じなんだろう。諏訪さんは若い子たち全体の面倒をみてて、弟子は抱えてないイメージがあるな。 ・スナイパー⇒東さん、アタッカー⇒風間さん、ガンナー⇒諏訪さん、オールラウンダー⇒嵐山さん、がポジション別統括役のイメージ。シューターはそれぞれフリーダムにやってて統括なんてないイメージ(笑)。 ・メテオラは寺島さんが開発したのか。レイガスト、メテオラと、わりとシンプルなネーミングの武器が寺島さんチームの開発品なのかな? ・ボーダーもいずれトリオン兵をつくるのかね。でも、一般的な認識はトリオン兵=ネ...

『週刊少年ジャンプ』2016年52号 感想

『ONE PIECE』 (第847話 "ルフィとビッグ・マム") 表紙で号泣しているキュロスがかわええ。 あと、窓の外からそれを眺めてる国王陛下がなんかこわい(あの方、退位したらレベッカのストーカーになりかねない)。 窓辺で「みんな無事に引き下がってくれ…」と頭を抱えるサンジの悲愴さと、それでもサンジを取り戻すことをあきらめずビッグ・マムにおもいっきしけんかふっかけてるルフィの必死さ。 どうにもこうにもならない感がひどすぎるんですが。 『鬼滅の刃』 (第40話 ヒノカミ) センターカラーだけど、あいかわらず人気あるんだかないんだかよくわからんね。 父から炭治郎に継承された神楽と耳飾り。 それは「約束」だから、炭治郎もいずれ誰かに継承しなければいけない。 「約束」ってのは、父親が誰かと交わしたものなのか、それとも、彼もまた誰かから継承したのか。 それにしても、炭治郎は結構なお父さんっ子だったっぽいな。 炭治郎が自分が長男であること、家族を守ることに強烈にこだわるのは、自分だけが父から託されたものをもっている、だから父の役目は自分が背負うべきだ、ということなのかもしれん。 一方、ねずこちゃんの元には母親が現れていた。 「お兄ちゃんまで死んでしまうわよ…」とはらはらと涙をこぼすお母さんの美しいこと。 ねずこは成長したら、お母さんそっくりの美人さんになりそう。 ついに鬼の術を使うようになったねずこちゃん。 炭治郎は多分それを喜ばないだろうけど、兄妹の力をあわせて勝ったというこの展開は熱いなあ。 ところで善逸、どっかで蜘蛛になってたりしないよね。 『ハイキュー!!』 (第232話 戦線) 日向くんの靴が行方不明でパニクる日向くんと山口くん。 武田先生と大地さんと縁下くんはわりと冷静だな。 ということは、いざとなれば買いに走るだけの時間的余裕はあるのか。 でもまあ、履きなれた靴の方がいいよね、多分。 「一人になったら心細いよね」に続く言葉が「だから、慣れてね」ってのがなんかすごい。 もう継承はすませてあるから、って感じで。 「任せたよ」「任されました」という感じのアイコンタクトもかっこいいよね。うん、マネージャーズ、かっこいい。 潔子さんは大地さんにスカウト(?)されてマネージャーになったのか。 ずっと打ち込んでいたものが続けられなくなって、空いてしまった穴...

『みんなのこち亀×松井優征』 ちょこっと感想

こち亀40周年トリビュート企画『みんなのこち亀』のトリは松井せんせーですよ! ところで、「完結」じゃなくて「40周年」というとこがなんか好きです。終わったことじゃなく、40年続いたことの方をクローズアップするってのが。 こち亀完結にしょんぼりしている殺せんせーと渚くんがかわええ。 てか、ただの松井せんせーの代弁者になっとる。 と思ってたら、いきなりの魔人様&弥子ちゃん登場! おおっ! 『魔人探偵脳噛ネウロ』の方まで巻き込むとは思ってなかったんでびっくりした! でも、『ジャンプ』本誌で再びお会いできてうれしいです、魔人様。 弥子ちゃんもあいかわらずDVネタをくらってるのね。 魔人様と殺せんせーのツーショットは『卒業アルバムの時間』の方にも載ってたけど、弥子ちゃんと渚くんの新旧メインヒロイン(?)のツーショットは初出だよね。 なにげにシルエットが似てるよね、このふたり。 弥子ちゃんと渚くんてこんな似てたかなあ、と思ったけど、弥子ちゃんを今の松井せんせーの絵柄で描いた結果、渚くんに寄っちゃったって感じがする。 こっちの化物とそっちの化物に振り回されてるふたりだから、すぐに意気投合したな。 「知らんな。興味も無い」とか言いつつ、殺せんせーと共に名シーンを再現しちゃう魔人様。 ツンデレ魔人様……すばらしい……。 ところで、松井せんせーの両さんかなり似てるよね! 秋本先生と松井せんせーの絵柄はかなり違うのに、この両さんのタッチはめっちゃ秋本先生っぽい。 まあ、魔人様コスの両さんは若干、キショいけどな(苦笑)。 松井せんせーの秋本先生への敬意がひしひしと感じられたこのトリビュートマンガ。 魔人様と弥子ちゃんにひさしぶりにあえて本当にうれしかったし、笹塚さんと吾代さんと浅田くんもちょこっとだけ顔出してくれたのもうれしかった。 望外の喜びとはこのことか! 松井せんせー、しっかり休んで、できればまたマンガを読ませてください。お願いします。

『週刊少年ジャンプ』2016年51号 感想

『暗殺教室』が終わって、『おおきく振りかぶって』が一年間の休載中で、そのうえ『ワールドトリガー』まで再開時期未定で休載になっちゃって、ついに個別カテゴリにしてたマンガの更新がすべて停止状態になってしまった……さびしい……。 『トリコ』 (グルメ396 まだ見ぬ食材!!) 私にとってこのマンガはトミー・ロッドだった。 ところで、トリコと結婚してメインヒロインになったかと思ったリンが最終回にまったく姿をみせず、最終回もトリコは小松とべったりだったんだけど、あの結婚はなんだったんだ。 実をいうとトリコの嫁は小松だと信じてる。 『ハイキュー!!』 (第231話 開幕とハプニング) 大地さんはともかく、大会慣れしてそうな黒尾まで緊張している。 音駒は全国大会にはあんまり出た経験がないのかな。東京予選もぎりぎり通過だったし。 そして、ノヤさんと日向くんは巨人の森に迷い込んでる。 てか、女子選手の方が大きいな。 それにしても、地方在住で上京してみたら予定の電車がストップとか、絶対パニクるよね。 武田先生がバスルートを提案してくれた時のみんなのほっとした表情が。 いや、武田先生、準備万端すぎる。 あと、広い建物内のトイレの位置把握大事! 特に日向くんは!(苦笑) ここにきてシューズがないって、なんか『黒子のバスケ』でみたなと思ったんだけど、あの時はこんな土壇場じゃなかったよ、そういえば。 あの時は確か、青峰のシューズが火神に渡るって形で決着ついたと記憶してるんだけど、この場で日向くんと同じサイズの選手っているのか? 『左門くんはサモナー』 (第58話 左門くんは合わせる) 悪魔に戻ったネビロス閣下のため息が深すぎる……左門くん、どんだけいやがらせしたんだよ。 「戻って疲れる真の姿ってもう真の姿じゃなくね」ってツッコミが的確すぎる。 左門くんとネビロス閣下の合体技かっけーっ! って思ってたら、なんか「盛り塩結界」にもってかれた! と思ってたら、なんか「盛り塩ビーム!!」にもってかれた……なんか、正義くんが全部片づけちゃったんですけど、ネビロス閣下と左門くんの立場わっ。 いや、これだけシリアス展開重ねてきてオチが盛り塩ビームとは予想外すぎる。 「これは私が地獄に堕ちるまでの物語である」で始まったこのマンガ。 そこがゴールだとして、現在位置は「私を天国から堕としてくれる皆がいます」になる...

『週刊少年ジャンプ』2016年50号 感想

『ハイキュー!!』 (第230話 それぞれの夜) 日向くんがついに本物のスカイツリーを目にした! いやあ、ここまでいろいろと長かったねえ(苦笑)。 心臓小さ組ってネーミングがおもしろいな。 旭さん、日向くん、谷地ちゃん……山口くんはそこに入るんだろうか。 酸素が薄いとか、旭さん、東京二十三区内にはそんな標高高いとこないです。 ORE SUGEE DOUGA は本気で観たいな。 アニメの名場面をメンバーごとに編集して、滝ノ上さんが編集したビデオの体で出したら売れそうな気がする。 自分の分じゃなく、全員分のを観て気分を盛り上げてるってのが、いかにも旭さんらしい。 「おれすげえ」じゃなく「仲間すげえ」の方が気分が盛り上がるってあたりが。 滝ノ上さんもつくったかいがあるというものだ。 あと、縁下くんがツッキーを見事にコントロールしているのが笑う。 やっぱり、次期キャプテンは縁下くんしかいないわ。 潔子さんが常に黒タイツでガード(?)をかためている理由が明らかにっ! そうか、そんな理由が……。 潔子さんがこんな風に朗らかに笑う姿ははじめてみるような気がするなあ。 一方、「初戦勝って」という潔子さんの言葉に「ハイ…!」と応える谷地ちゃんの表情も、はじめてみるもののような気がした。 なんか、肝が据わった、みたいな。 いつの間にか、烏野のマネージャーになったよなあ、って感じ。いや、今までもマネージャーだったんだけど。 『左門くんはサモナー』 (第57話 左門くんは頑張り屋さん) 好きな女性を「焼きたいくらい」と表現するのはなかなか斬新だな。迷惑なだけだけど。 「ウンコ」って呼んでくる男と、「焼きたい」と迫ってくる男に挟まれてる美少女、というのもなかなか斬新。 「十秒で片を付ける」 このせりふだけで、左門くんはネビロス閣下の意図を読み取ったのか。 なかなかの阿吽っぷりだな。 しかしこの手、即死しなければ成り立たないわけで(死ぬまでに時間かかってたら台無しだからね)、それを狙ってつっこんでいったネビロス閣下の躊躇のなさがすごいな。 自前の肉体ではないにしても、痛覚はありそうだし。 「昔飽きる程書いたもんだ」って……そんなに頻繁に呼び出してたのか。 そりゃもうネビロス閣下が受肉という手段を択ばざるを得ないほどに。 そう考えるとネビロス閣下の不憫っぷりに涙が出てくるわけだが、それでも、天使...

『週刊少年ジャンプ』2016年49号 感想

『ハイキュー!!』 (第229話 前日) 大地さんの初夢縁起が悪いな、と思ったが、初夢というのは1月1日から2日にまたがる夜にみた夢のことをいうってきいたことがあるからセーフだ。多分。 にしても、正月早々勉強とは大変だな。 3年生ズで初詣か……30分前に集合しちゃうマジメ集団……というよりは、落ち着かなくて出てきちゃったんだろうね、多分。 で、このスガさんの落ち着きのなさっぷりよ。 ついさっきまで落ち着かなかった大地さんが、スガさんの落ち着きのなさっぷりにより、落ち着きを取り戻しておる。 自分よりテンパってる人をみるとクールダウンするの法則がここでも発動したっ。 「神様の助けがなくても大丈夫よ」 この潔子さんの言葉と目力のなんという力強さ。 そのありがたいお言葉に、無言でガッツポーズする3年生ズがかわええ。 ここにノヤさんと田中くんがいたら大変なことになってたな。 烏野の苦しい時期を共に耐えてきた3年生ズだからこその、この緊張感なんだろうなと思う。 同じく苦しい時期を耐えたけれども報われないままで高校バレーが終わってしまった先輩たちが去る姿を見送ってきたから、夢が夢のままで終わってなくて、まだ夢の続きをみていられる現状を、信じ込めずにあんな夢みちゃうのかな。 でも、念のためとか言って体育館まできちゃうのはどうかと思う(苦笑)。 『ONE PIECE』 (第845話 "怒りの軍団") こんなドン底な状況で、幸せ探しをはじめるサンジが痛い。 もう、そうとでも思わなけりゃやってけないんだな。 「誰も傷つけず消えたい」という言葉が切実すぎる。 今のサンジがすがれるのは、プリンちゃんだけか。 それは逃げなんだろうけど、まったく逃げ場がないよりはまだマシか、と思うと同時に、女性を逃げ場にして救われるような性格じゃないから、一時しのぎにしかならんのだろうな、とも思う。 このサンジの受難、さすがに痛々しくてみていられないので、そろそろ勘弁してほしいです、尾田先生。 『ワールドトリガー』 (第164話 「玉狛第2・20」) 別記事(「撃てない」と「撃ちたくない」) 『鬼滅の刃』 (第37話 折れた刀身) 義勇さんのバカ強さにわくわくしてる伊之助がかわええ。 「わくわくが止まらねぇぞ」って、おまえは悟空か! 『左門くんはサモナー』 (第56話 左門くんは久々) マス...

『ワールドトリガー』第164話 「玉狛第2・20」 感想(「撃てない」と「撃ちたくない」)

ユーマの勝利宣言が、ユズルくんの負けず嫌いに火をつけた? ユーマはあおったというよりは、通常運転って感じだけどね。 カゲさんがおごるって言ってくれてたのに、しっかりお金を置いてくあたり、ユズルくんらしいなあ。 ユズルくんが去った後の18歳組の話題はチカちゃんの狙撃スタイル(?)にうつった。 てか、カゲさん本当にログみてないのね。 チカちゃんが人を撃てると断言した当真。 鳩原さんのことを知ってるはずの当真がそう言い切るからには相当の自信があるんだろうなあ、と思う。 でも、同じく鳩原さんを知ってる二宮さんは「撃てない」と断言してたんだよね。 まあ、あれは鉛弾を使いだす前のチカちゃんをみて言った言葉だから、判断材料の量が違うんだけど。 チカちゃんが人が撃てないというわりに、点を獲ることに加担することにためらいはないよなあ、ってのは私も思ってた。 まあ、それを言い出すと、人は撃てないけど武器は撃てる鳩原さんってなんなんだよ。ちょっと弾がそれれば人を撃っちゃうことになるのに、とも思ってたけど。 「撃てない」と「撃ちたくない」は確かに違う。 当真の言う「0と1くらいちがう」というのは、0を1にするのはものすごくむずかしいけど、1を2にするのは意外とむずかしくないってことなんだろう。 そのうえで、チカちゃんが人を撃てるようにしておいた方がよいという当真。 遠征参加経験のある当真の言葉だから重みがあるよねえ。 学校の成績が悪くても、スナイパーとしてはキレ者だしなあ。 ところでゾエさんは「荒船くん」とか「トーマくん」とか、カゲさん以外は同じ年でもくん付けなのね。 それに対して、「あらふね」「ポカリ」と先輩を呼び捨てにしてる仁礼ちゃん。 カゲさんとゾエさんは同じチームだから、先輩後輩の仲でも呼び捨てにしてるのかと思ってたんだが、どの範囲まで呼び捨てなんだ? それとも小南ちゃんの「太刀川」と「鋼さん」みたいに、年齢じゃなく別の基準を導入してる? ユーマがレイジさんの送迎を断ってたから、どうするのかと思ってたら、ゾエさんにバイクで送ってもらってた。 ゾエさんバイクが似合うなあ。 オサムもユーマもチカちゃんをむりやり追い込むようなことはしたくない、というところで意見一致。 まあ、あれだけいろいろと抱え込んじゃってる子を、わざわざ追い詰めたくはないよね。 だからこそ、自分は大事にされている、と...

『週刊少年ジャンプ』2016年48号 感想

『ONE PIECE』 (第844話 "ルフィVSサンジ") 「おれは海賊王になれねェ!!!!」ってものすごい殺し文句だなあ。 明らかにサンジを殺しにかかってる(苦笑)。 無邪気に「おれは海賊王になる男だ!」と言い続けてきたルフィが、本心からそう叫んでるし、サンジにもそれは伝わってるだろうから痛い。 ルフィにそんなことを言わせてしまったのが自分だということとか、じゃあどうすればルフィにそんなこと言わせずにすんだのかとか、これからどうすればルフィをあきらめさせることができるのかとか、いろんなことがうずまいちゃってるんだろうなあ。 ルフィのわがままを折れさせるとか、絶望的すぎるミッションだろ。 ナミもサンジの事情は理解してるんだろうけど、ルフィを傷つけられたら、そこは引くことができないのかな、と思う。 ナミとサンジの絶対的な願いは、ルフィを守る、ということだから、ルフィの意志に背いてでも、ナミはサンジの共犯者になる覚悟なのかもしれない。 そんでもって、ルフィを守るって言ったって、どうすればルフィを守った、ってことになるんだろう、とナミもサンジも途方に暮れてるところなのかもしれない。 『ワールドトリガー』 (第163話 「絵馬ユズル・2」) 別記事(お好み焼き屋の密談)です。 『ハイキュー!!』 (第228話 変化) 指先とボールの間に0.1ミリでも何かあるとボールがわかんなくなる、というのが影山くんの超絶技巧の神髄なんだろうね。 精密なことをやるためには、緻密なメンテナンスが必要ということか。 そういう手間ひまを惜しまないんだろうな、影山くんは。 黄金川くんも手間ひまは惜しまない覚悟だけどうっかり忘れる、ってパターンになりそう。 烏野はあの黒ジャージがかっこいいんだよ。ピンクになったらやだよ。ノヤさんと日向くんは似合いそうだけど、ツッキーとか絶対ジャージ着なくなるよ。 日向くんと青根くんが、無言のままぺこりと挨拶を交わすとこはかわいかった。 なんかわかりあってるなあ、このふたり。 『鬼滅の刃』 (第36話 これはやべぇ) 「家族も仲間も強い絆で結ばれていれば同じように尊い」 家族大事でねずこちゃんを救いたい一心でここまで強くなった炭治郎のこのセリフは、善逸と伊之助も炭治郎にとっては尊い存在なのだなあ、と思わせる。 自分を大事にしてくれる人が欲しくて欲...

『ワールドトリガー』第163話 「絵馬ユズル・2」(お好み焼き屋の密談)

『ONE PIECE』の直後に『ワールドトリガー』が載っててびっくりした。 チカちゃんの狙撃姿がさまになってるというか、余裕がある感じがするよね。 日浦ちゃんはネコちゃんを頭に乗せて撃ってるのがかわいい。そろそろボーダーを卒業しなくちゃいけない頃だと思うんだが、ぎりぎりまで訓練には参加するのかね。 夏目ちゃんは41位までランキングをあげてきたか。 まあ、1回の訓練内での順位なんで、それが即スナイパーとしてのランクではないのだが、着実にランクアップしてきてるよね。 本来的にはこうやって地道にはいあがっていくものなんだろうな。 ユーマとかチカちゃんとかヒュースとか、いろいろ特別すぎるだけで。 ユズルくんが「マジメにやらない人もいるよ」って言うと、いや、じぶんのことを棚にあげて、とか思うわけだが、ユズルくんはナチュラルに夏目ちゃんをはげましてるだけなんだろうな。 135人中の上位15%と言ったら、だいたい20位以内? 正隊員もコミということを考えると、確かに、C級のトップ5にくいこめるくらいじゃないと無理か。 あれ? そう考えると、新入隊員が増えてる今がねらい目なのか?(分母が増えるから) ところで、ユズルくんがまじめに訓練に参加してるのは、チカちゃんに会いたいから? 当真に前の試合のことをさっそくいじられてる隠岐に笑う。 それにしても、チカちゃんにあんなに気軽に声をかけてきて、「かわいい子は撃ちにくい」とさらっと言っちゃうとか、隠岐は犬飼系のコミュ力バカ高キャラなのか? まあ、生駒隊は全員、対人スキルが高そうだけど。 ここで間に割って入るユズルくんがかわいすぎだと思ってたら、自分はかわいいと思われてるのかみずから探りにくる日浦ちゃんはさらにかわいかった。 こんな日浦ちゃんのくったくのなさに、那須隊のみんなは全力で癒されてきたんだろうなあ、と思うとめっちゃせつない。 ところで、「にゃんこ!」ってなんなんだろう……かわいいからいいけど。 2ページ使い倒して焼かれたお好み焼きを、ほふほふと食べるユーマが幸せそうでなによりです。 18歳組が4人もそろって、真ん中に中学生はさんで座ってる姿も、いやこれ原作ですよね。二次創作とかじゃないですよね、と思うくらいの幸せっぷり。 長年、戦場を渡り歩いてきたユーマが、機械的に攻撃を仕掛けられるほど戦闘が身にしみついてるのはまだわかるが、東さ...

『週刊少年ジャンプ』2016年47号 感想

『ハイキュー!!』 (第227話 チャレンジャー) 「悪いけど僕、機械でも日向(バケモン)でもないんで…!」って言ってるツッキーのぜーはー感がすごい。 いやあ、ツッキーがこんなんなるまでがんばるようになったんだなあ。 縁下くんにも「いつもより大分がんばって動いてたもんな…」言われてるし。 確かに日向くんを基準にされるといろいろとつらいだろ(苦笑)。 そして、あいかわらず伊達工の3年生ズと2年生ズは仲がいいです。 これまでずっと陰に控えがちだった木下くんが戦力になりはじめた。 山口くんがツッキーと共に戦うために選んだピンチサーバーというポジションも、安泰ではないのだな。 まあ、ピンチサーバーは何人いても困らないけど。 旭さんが3枚ブロックをぶち抜いたとこは、以前の旭さんを思い出してちょっとうるっときた。 ああ、旭さんも以前の旭さんとは段違いに強くなってるんだなあ。 『鬼滅の刃』 (第35話 散り散り) 炭治郎と伊之助が必死で父蜘蛛と戦うバトルシーンにいきなりぶっこまれた「健太郎ーっ」がめっちゃシュールだった。 いや、健太郎って誰だよ。 吹き飛ばされながらも、伊之助に「死ぬな!! 絶対に死ぬな」と叫び続ける炭治郎。 父蜘蛛と一対一で対峙することになってしまった伊之助。 毒がまわってきて動けない善逸。 3人が散り散りになってボロボロ。 特に、蜘蛛になりかけちゃってる善逸はどうすんの、と思っていたら、美しき救いの手が、文字通り舞い降りてきた。 彼女、善逸を助けられる技をもってるのかなあ。 さすがにここで善逸が蜘蛛になっちゃう展開はないだろうけど。 ところで、母蜘蛛が亡くなったら、今度は娘蜘蛛がDVの標的かよ。 『左門くんはサモナー』 (第54話 左門くんは休息も大事) 「既に仲間が傷ついた」って、ネビロス閣下かっこええ。 いやもうこの人が主人公でいいんじゃないかな。 『ジャンプ』伝統(?)の塔をのぼって、各階にいる敵を破っていく展開キターッ。 「本気で腹立ってんだ」 「…何にだ?」 「決まってるだろ。長い階段にだ」 このやりとりもやたらかっこいい。 いや、長い階段にたどりつく前から、すでに本気で腹立ててたよね、左門くん。 ところで、宰相がかっこよすぎてときめくんですがっ。 花をバックに刀一本で現れるとか、なにこの強者感。 いや、第一柱だから当然強いんだろうなあ、とは思ってた...

『ワールドトリガー』第162話 「玉狛支部・5」(戦争と戦争ごっこ)

玉狛支部の「城戸」のプレートがかかる部屋でオサムがみつけた1枚の写真。 玉狛支部をバックに写る19人。 このうち10名が5年ほど前の戦いで亡くなったとは、壮絶すぎるな。 生き残った9人の現状は以下の通りか。 ・城戸さん⇒司令 ・忍田さん⇒本部長 ・林藤さん⇒玉狛支部長 ・桐山さん⇒本部勤め(どんな仕事をしているのか不明) ・ゆりさん、レイジさん、迅さん、小南ちゃん⇒玉狛支部で隊員を続けてる ・真都さん⇒一般人 桐山さんと、真都さんは未登場なんだけど、これから出てくるのかな。桐山さんの方は登場する可能性高そうだけど。 林藤支部長にべったり張り付いて笑ってる小南ちゃんがかわええんだけど、これが6年ほど前で、5年くらい前に仲間の半数が失われるという大惨事があり、4年半くらい前の第一次大規模侵攻時の小南ちゃんとおぼしき女の子が無表情というのは、察するにあまりあるものがある。 そう考えると、よく、今の表情豊かな小南ちゃんに戻れたものだよなあ。 小南ちゃんのいとこである嵐山さんが、家族を守ること、町を守ることに、強い意志を持っているのは、小南ちゃんの変化をみているからなのかもな、とか思ってみたり。 レイジさんはゆりさんに視線をやって頬を染めてるけど、この頃からすでに片想いか……長すぎだろ。 狙撃手には忍耐が必要だけど、忍びすぎだろ。いや、全然、忍べてないけどさ。 林藤さんが頭をなでてるのは風間さんのお兄さんかね。 林藤さんの弟子だったそうだし、なんとなく風間さんに似てるし。でも、お兄さん、背が高い(苦笑)。 旧ボーダーもやっぱり平均年齢が低かったようで、半分以上はまだ10代の子供にみえるんだが、こんな子供たちを戦争に巻き込んで死なせてしまった城戸司令の心中を考えると、そりゃあ、別人にもなるわな、という感じ。 よく、このマンガに対して「戦争ごっこしているだけ」という批判をみかけるが、城戸さんたちは子供たちに戦争をさせないために、今のボーダーをつくりあげたのかな、とも思える。 ネイバーが出る限り、戦いは不可避。そして、主戦力は子供たち。 だからこそ、子供たちに「戦争」をしているという意識を持たせないよう、「戦争ごっこ」ですませられるよう、なおかつ、自分たちは正義だという誇りを持てるよう、城戸さんたちは今の仕組みをつくったのかもしれない。 本当の「戦争」を知ってしまった子供たちを玉狛...

『週刊少年ジャンプ』2016年46号 感想

『鬼滅の刃』 (第34話 強靭な刃) 善逸はお師匠さんの期待に応えたいんだな。 ただひとり、自分を見捨てなかった人だから。ただひとり、自分の未来に期待を寄せてくれた人だから。 自分のダメさ加減を自覚しつつ、でもダメじゃない人になりたいからがんばって、それなのに自分のダメさ加減を突きつけられる日々……これはしんどい。 でもお師匠さんが見限らないから、善逸も自分を見限れない。夢を捨てられない。 そんな日々の中で、善逸は自分でもわからぬまに強さをみにつけてきたんだなあ。 「炭治郎にも…怒られるぞ…」というモノローグに、善逸の中で、炭治郎が、お師匠さんに次ぐくらいに大事な人になってきてるんだなあ、と思った。 そうだよね。炭治郎もきっと、善逸を見捨てないよね。 ところで父蜘蛛がめっちゃ蜘蛛なんですけど。 『ハイキュー!!』 (第226話 まぎれる) 今回、ツッキーがめっちゃしゃべってるな。 ブロックのことになると熱くなっちゃうんだな。 なぜか、烏野を追い詰める方法を生き生きと語るツッキーがかわいかった。 変人速攻はそのままで、他の連中とのコンビネーションを追加するか……。 基本的に、もう新技(?)は出してこない感じかね。 ベースは今のままで、練度をあげる、バリエーションを増やす、って感じで。 『左門くんはサモナー』 (第53話 左門くんは我慢に限界がある) 突然のシリアス展開におののいている。 ジャンヌ・ダルクと同列扱いとは、天使ヶ原ちゃん、聖女認定か。 「憎悪」を踏み台に天国に行く……か。 これまでさんざんギャグネタとして使われてきたヘブライ語が、ここにきてシリアスネタとしてぶっこまれたのが、めっちゃこわかった。 『ワールドトリガー』 (第161話 「玉狛支部・4」) 別記事です。

『ワールドトリガー』第161話 「玉狛支部・4」 感想(レイジさんそわそわ、チカちゃんにまにま)

そわそわしてるレイジさんに「おっ?」と思ったら、めっちゃキャラ崩壊してた(笑)。 そうか~。ゆりさんがレイジさんの「かっこつけられない人」かあ。 BBFネタがこんなところにぶっこまれてくるとは、さすがBBFあなどりがたし! もう一度、読み返さなきゃ!(←何周するつもりだ) ああ、このネタでレイジさんをからかいまくる21歳組の絵がめっちゃ想像できてツラい(主に腹筋が)。 レイジさんに襟を直してもらうチカちゃんのうれしそうな顔もかわいかったけど、レイジさんのことを意味ありげに見上げるチカちゃんもかわいかった。 「……なんだ」「いえ」って……この師弟は本当によいなあ。 人見知りでなにかと遠慮がちなチカちゃんが、レイジさんにはここまで気安い態度をとれるようになってるんだなあ。 身長差がすごいことになってるのに、こういう問題ではなんか対等っぽくなっちゃってて、これはレイジさんが中学生並みということ?(爆) ゆりさんの前でのレイジさんの態度をみて、ユーマが「ほほう」って言ってるけど、ユーマもさすがに気づいてる? てか、落ち着いた筋肉のはずのレイジさんが、オサムに「落ち着いて」と言われる日がこようとは。 まあ、好きな人と大事な弟子に二股かけるとか、最悪な存在なのはわかるけど、お子様相手に殺気を放つとは。 ゆりさんは支部長の姪っ子かあ。 でも「姪」とわざわざカッコつきなのが、なんとなく「カナダ人(設定)」的なものをにおわせているんだが……ただの釣りか? ゆりさんオペレータということは、宇佐美ちゃんが来るまでの玉狛第一のオペレータだった、って可能性もあるのかなあ。 でも、ゆりさんにオペレートされてるレイジさんが使い物になる気がしない(苦笑)。 そして、ゆりさん今までいなかった24歳か……誕生日によっては25歳組に組み込まれるのかもしれんが。 噂のカナダ人(設定)は32歳か。 16歳のヒュースの「父親」は確かに無理がある。 本部のエンジニアチーフでもあるということは、雷蔵と同じポジションか。 次回のランク戦は、影浦隊、東隊、鈴鳴第一との四ツ巴戦か。 どのチームにもスナイパーいるから、チカちゃんを守るのもより難しくなるなあ。 ヒュースと鋼さんの直接対決とか、めっちゃみてみたい! ところで、オサムとユーマの進路がさらっと出てきた。 そうか、ボーダー推薦で普通高か。 オサムはともかく、ユーマ...

『週刊少年ジャンプ』2016年45号 感想

『ONE PIECE』 (842話 "満腹の力") サンジが絶対に女に手を上げないのは、ゼフの首がかかってるからか。 そりゃあ、なにがなんでも言いつけを破っちゃいけない、と思うわなあ。 恥ずかしいから親子を名乗るなと言った実の親と、おまえがやっちゃいけないことをやったら自分が死んで落とし前をつけてやると言う育ての親。 サンジがゼフを慕うのは当然だよなあ。 あと、ナミはやっぱり最強かもしれん。 『ハイキュー!!』 (第225話 ぎくしゃく) 伊達工のメイン盾(?)はハロウィンコスが似合うなあ。 「言葉選びも間違うみたいです」と反省の弁を述べる影山くんに対して、何をいまさら、という反応の烏野の面々。 確かになにをいまさらとしか言いようがない。 でも、影山くん的にはちゃんと反省して、ちゃんとまわりとうまくやっていこうと努力してたんだ。ちょびっと間違ってたかもだけど、その心意気は必要だ。 「本数減らす」と言われるのがイヤな田中くんと、ちゃんと言って欲しい旭さん。 スパイカーそれぞれに考えがあるから、セッターも大変やねえ。 でも、そういう気持ちを伝えあい、納得しあうのが大事なんだよね、多分。 だけど、影山くんに「さりげなく」を要求すると余計な惨事を招きそうな気がする。 『ブラッククローバー』 (ページ81 そんなアイツが) ずっと、「魔力なんかなくても」と言い続けて、がんばり続けてきたアスタが、泣きながら「オレ……魔力に恵まれなくて…」とつぶやいたシーンをみて、アスタがあんなに連呼してたのは、いっそ、それだけがアスタのアイデンティティになってたからなのかなあ、とか思った。 このマンガの世界観では、魔力がない、というのは相当に生きづらいんだろう。 でも、それに負けたくなかったアスタは無理やりにでも、それを強みにしようとしてきた。 そのがんばりが、いつの間にか自分を居心地のいい場所に連れてきていたことに気付いて、「ずっと…悔しかった」と素直な気持ちを口にすることができて、アスタはようやく、自分の中の何かと折り合いをつけることができたのかもしれない。 こればっかりは、ユノにはできないことだったんだなあ。 自分を認めてくれてるってわかっていても、ライバルポジを堅持するユノの前では、弱音は吐けないもの。 『左門くんはサモナー』 (第52話 左門くんは一周年) 祝! ...

『ワールドトリガー』第160話 「ヒュース・4」 感想

「俺も戦りたいわ」とノリノリな生駒さん、この人もバトルジャンキー系なんだろうか。 基本的にアタッカーは戦うのが好きな人が多いイメージある。 でもって、スナイパーは黙々と練習こなして、命中度があがってくるとひとりでにんまりしてる系? 辻ちゃんが「俺は新人が勝つと思う。旋空なしだし」とか言ってたら、その旋空を使っちゃって反則負けしちゃうあたりが、さすが生駒さん。 勝っても負けてもカメラ目線をはずさないあたりもさすが生駒さん。 いやあ、生駒さんは旋空に特化してる様子があるから、ちょっと本気になると無意識にでも繰り出しちゃうってのはあるだろうな。 「まことにもうしわけない」とひざに手を揃えて神妙に謝る生駒さんがなんかかわいい。 その後であざとくもテヘペロまでしてるし。 おまけに、その後の「ごめんね」のコマのかわいさときたらっ! きたらっ! あと、旋空で斬られた時のヒュースのびっくりした顔もかわいかった。 そうか、ヒュースは新人のミーティングやら訓練やら受けてたから、まだ対生駒戦のログを観てないのか。 最後のユーマが斬られてるシーンを観てたら、ここまでびっくりしなかっただろうに。 ボーダーに1万点超えのアタッカーは7人しかいない、か。 1位⇒太刀川さん 2位⇒風間さん 3位⇒小南ちゃん 4位⇒鋼さん 5位⇒? 6位⇒生駒さん 7位⇒? で、後の烏丸先輩の「雪丸か生駒さんあたり」というセリフからして、5位か7位がA級8位片桐隊の雪丸か。 もう片方の空欄は、迅さんかもしれない。 で、幻の1万点超えアタッカーがカゲさん(苦笑)。 ところで、ヒュースの剣の師匠はヴィザ翁か! ここ2年ほどはランビリスに専念してたので、ちょっと剣の腕が落ちてるっぽいけど。 ヒュースを置き去りにするときいた時、ヴィザ翁が残念そうにしていたから、優秀な弟子だったんだろうなあ、と思う。 それでも、残念を口にするだけだったあたり、生粋の職業軍人って感じだな。 マスタークラスの辻ちゃんが5対2で負け。 1万点超えの生駒さんが実質4対4で引き分け。 で、そこに現れたボーダートップアタッカー・太刀川さん。 てか、45961ポイントって……どんだけだよ。 8千を超えるとマスタークラスで、1万超えのアタッカーが7人だけって、2千ポイント分の壁が結構でかいな、と思ってたら、トップは約4万6千か。戦闘力高すぎでちょっと笑っち...

『週刊少年ジャンプ』2016年44号 感想

『ハイキュー!!』 (第224話 返還) 「牛島さんに代わり、牛島さんに代わり!」……大事なことなので2回言いましたな五色がかわいい。 あと、「鷲匠先生と鵜養前監督ゲートボールで対決!!」は本当に書いてくれないかな。できればそこに猫又先生も加えて。 これまで影山くんがおとなしかったことの方が不思議。 鵜養コーチとスガさんの意見が同じなのがおもしろい。ふたりともセッター畑の人だから、悟るものがあるのかもしれないな。 「あいつ文句しか言わないっスよ!!」って、そういえば日向くんに対してはそうだね。 うっかり本音をもらしちゃって、昔のことを思い出してビクつく影山くんが、なんかもう痛々しい。やっぱりあれは影山くんにとって手痛い経験だったんだなあ。 でも、日向くんは、中学時代のチームメイトと同じ反応はしなかった。 譲れないなら譲らないでいいじゃない、的な。 「何が重たい事なのか、それは人による」という言葉を縁下が言うと重いよね。 縁下にとっては、一度、バレー部から逃げ出した、ということが超重い事なんだと思うから。 大地さんたちが「今更、どうでもいい事」と考えていても、縁下にとってはどうにも取り返しのつかない後悔なんだろう。 日向くんがかぶせてくれたタオルの王冠。 なるほど「返還」というサブタイトルは「王位」の返還という意味か。 影山くんが一周まわって元に戻った、みたいな感じだけど、全部が元のままじゃないから、ああ、影山くんが幸せそうで良いなあ、と思うわけです。 少しずつ許されて、少しずつ納得して、少しずつ受け入れて、ここまで来たんだなあ、と。 今回の日向くんの影山くんへの言葉は「王様のままでいいよ。どっちにしろ、おれは下僕にならないから」って感じで、これは、影山くんがとても高いところにいる、ということを認めると同時に、間違ったら逆らうし、正しいなら従うから、思ったことをそのまんま口に出しちゃっていいんだよ、ということなのかな、とか思う。 なるほど、これが変人コンビの関係の理想形なのかもしれん。 日向くんの、あんまり考えてないようにみえて、的確に正解にたどりつく嗅覚はこわいな。 というか、「横暴でもいいよ。おれもおまえに対して横暴だから」とも読み取れて、なるほど、金田一には横暴さが足りなかったのか! というところにたどりついちゃって、金田一スマナイ。 『ONE PIECE』 (...

『週刊少年ジャンプ』2016年43号 感想

『ONE PIECE』 (840話 "鉄仮面") ベガパンクって、たびたび名前が出てくるけど、今は何をしてるんだろう、と思ってたら逮捕されてた。 超有能な人なんだろうから、何もさせずに閉じ込めておくのは惜しいけど、させてもやることが人間兵器造りやら毒ガス製造だったら、ただ閉じ込めておく方がマシか。 しかし、サンジの生い立ちが予想以上に壮絶だ。 鉄仮面かぶらされて、牢に閉じ込められて、「よわく生まれでごめんなざい…!!!」と泣く姿をみてると、確かにサンジにとって家族との和解はありえないだろうな、と思う。 でも、レイジュさんだけは、計算高いところはあっても、自分からすすんでいじめていたというわけではないようだし、手当てもしてくれてたので、この人だけは味方になってくれる可能性が残されてる? 『ブラッククローバー』 (ページ79 仮面の奥) 魔法帝があっちこっちで魔導士をナンパしている。 しかも、基本、有能な魔導士しかナンパしないからタチが悪い。 『ハイキュー!!』 (第223話 刺刺) 「邪魔」と言われて怒ったノヤさんだけど、影山くんが理由を説明したらすぐに納得した。 「なるほどな!!!」っていう、あっさりした答えが、ノヤさんのさっぱりした性格をあらわしているなあ、と。 伊達工の3年生ズがあいかわらず後輩ズに過保護で笑う。 「点取ったら盛り上がってこーぜ!」って二口くんがめっちゃいいキャプテンにみえる、と思ったら、「心折りに行くんだよ! 主審に目を付けられない程度に!」って……あいかわらず性格悪すぎでかわええ。 でもってシメが「練習でできない事は本番でもできないぞ!」って、普通なアドバイスに戻ってるのがまたおもしろい。 いや、黄金くんとか、心の折り方がわかりません教えてください、とかまじめに応答しそうだな。 そして、青根くんはしゃべらないから折りようがない。まあ、あの威圧感で心折れる選手はいそうだが。 『ワールドトリガー』 (第159話 「ヒュース・3) 別記事です。 『鬼滅の刃』 (第31話 自分ではない誰かを前へ) 「てめェェ!! これ以上俺をホワホワさすんじゃねぇぇ!!」って……ホワホワってなんだよ。 伊之助、着実に炭治郎にデレてきてる。 あと「俺を踏め!!」とか言いつつ、実際に踏まれてるのはねずこちゃんの箱なんだけど、あそこで箱を踏み抜いちゃっ...

『ワールドトリガー』第159話 「ヒュース・3」 感想

さあ、ヒュース無双が始まりましたよっ! ユーマもやってた、入隊最初のバムスター退治。 1.5秒で歴代2位ときいて、やり直しを要求するヒュースがかわええ。 で、結局、ユーマの記録は破られたのかね。 ていうか、ヒュース、孤月なのか。これは予想外。 オサムがレイガストで、ユーマがスコーピオンだから、ボーダーのブレードが三雲隊の中で揃ったことになる。 しかし、ユーマでさえB級昇格に数週間が必要だったのに、ヒュースがそんなにかかってたら、遠征隊入りを決めるランク戦が終わっちゃいそうだけど、どうするんだろ、と思ってたら、遠征がらみで入隊希望者が増えすぎて一時的にイレギュラーな入隊方式になってる、という設定が活きてくるとわ。 初期ポイント1000点+4人×4組×120=2920ポイントに、ユーマの時と同じだとすると訓練が満点で20ポイント×4種(戦闘訓練、地形踏破訓練、隠密行動訓練、探知追跡訓練)を足して、ジャスト3000点か。 う~む。この方式なら、ユーマも即日B級になれたんじゃない? そして、C級3バカは期待を裏切らなかった! ヒュースに譲るためにポイントを貯めてC級にとどまっていたとは感心だな(苦笑)。 いや、冷静に考えると、ユーマに搾り取られ、ヒュースに搾り取られと、気の毒すぎなんだけど。 かっこつけておきながら、1コマずつでヒュースにやられるページは、なんかめっちゃデジャブだった。 いや、ヒュースのめっちゃつまらなそうな顔がすごいな。 歯ごたえがない、とか思いながら斬ってるんだろうな。 で、「うん、おめでとう」って言うトッキーの無表情っぷりがまたおもしろい。 これが佐鳥なら、大げさに祝福してくれるだろうに(当然、スナイパー組についてるんだろうな)。 笹森、小荒井、三浦、巴くん、辻ちゃんって、B級の孤月使いアタッカーをそうざらえしたようなメンツだな。 熊谷ちゃんは出てないけど、そうなると辻ちゃんが引っ込んじゃいそうだし(笑)。 このボーダー内の先輩後輩間で敬語を使ったり上下は尊重しつつも、仲良しさんな感じがよいよなあ。 笹森はいつも末っ子ポジションな感じなんだけど、同年代の中だとちょっとお兄ちゃんっぽく見えて新鮮。 あと、辻ちゃんの「え? え? 何?」とか「で、誰?」とか、極端に単語を絞ってる感じがおもしろい。 犬飼なら多分、同じ状況でこの10倍は単語使うに違いない。 今...

『週刊少年ジャンプ』2016年42号 感想

今号はこち亀祭りですね。当然といえば当然ですが。 連載終了回でも表紙にはならないのが『ジャンプ』だったりしますが、今回はさすがに別格扱いらしい。 あと、いつもの巻末の編集部コメント『OK!! JUMP GUY』の下に、みかけない『OK!! JUMP HENSHUCHO』というコラムができてて、編集長さんがこち亀終了コメントを寄せてた。これもまた別格扱いだな。 表紙に秋本先生の両さんと並んで両さんを描いたのが、尾田先生、古舘先生、堀越先生ということは、『ONE PIECE』、『ハイキュー!!』、『僕のヒーローアカデミア』が『ジャンプ』の看板だ、という編集部の表明と考えてよいんでしょうね。 まあ、妥当なセレクトだと思いますが。 すると、見開きの方の表紙の最前列に並んでいるのが、『ジャンプ』の主戦力になるんでしょうね。 『食戟のソーマ』、『銀魂』、『ワールドトリガー』、『トリコ』、『斉木楠雄のΨ難』、『ブラッククローバー』……う~ん。わかりやすくアニメ化作品が並んでる。 『ブラッククローバー』はアニメフェスでのアニメ化が発表されてるだけですけど、次期テレビアニメ化候補の筆頭なのは間違いないんでしょうね。 個人的には『左門くんはサモナー』をアニメ化して欲しいです。藤田監督で! 見開きのたくさんの両さんの中で、一番、わかりやすかったのは川田先生の両さんかな。あと、島袋先生の両さんもかなりわかりやすい。仲間先生のもわかりやすいっちゃあ、わかりやすい。 これ、全員、麗子だったら、もっと絵柄の差がわかりやすくなったんじゃないかな。 ところで、トリビュート企画のトリを松井せんせーが描かれるそうですよっ! おおっ、思ったよりはやく松井せんせーが『ジャンプ』に戻ってくる!(読み切りだけど。多分、5ページくらいだろうけど) しかし、松井せんせーの両さんコラボはわりと想像がつくけど、椎橋先生のはどんな感じになるのか予想がつかない。 それにしても、読み切り4作って……40年も休載なしで連載やってきて、ほぼ休みなしでまた描きますかっ。 秋本先生、どんだけ元気なんですか。 ちなみに、各連載マンガに課された、両さん眉をどこかにひそませるというノルマの消化内容をタイプ別にまとめてみた。 表紙にしっかり出した ⇒ 『ONE PIECE』、『左門くんはサモナー』 主人公を両さん眉にした ⇒ 『ブラック・ク...

『ワールドトリガー』第158話 「玉狛第2・19」

王子は崩れる家を利用して、ユーマを落とすつもりだったけど、逆にやられちゃったということか。 ユーマは歴戦の強者だから、こういう荒れた場で戦うには、かなり難しい相手だったんじゃないかな。 機動性をウリにしてる隊の隊長やってるくらいだから、王子もそういうステージでの動きに自信はあったんだろうけど。 でも、王子もしっかり置き土産は残してた。 ボーダーの隊長さんたちは、たたでは落ちないな。 足に深手を負ったユーマが生駒さんと1対1になり、チカちゃんが隠岐にくぎ付けにされてる状況で、オサムが出した指示は、生駒さんを無視して、ユーマとチカちゃん2人で隠岐を落とせ、というものだったか。 まあ、両方落とせるのが一番いいのは確かだけど、二兎を狙うよりは、どちらか片方を確実に落とした方がよいか。 てか、前回、チカちゃん、片腕、吹き飛ばされたのかと思ってたけど、ちゃんとあった。そうか、かすっただけか。 それにしてもチカちゃん、人を撃つことはできなくても、銃を持った相手に立ち向かうことはできるのね。 個人的にはそっちの方がこわい感じがするんだけど。 てか、鉛弾つきのライトニングでも速度がほとんど隠岐と変わらないようにみえるんだけど、素のライトニングだったらどんだけ速いんだよ。 それと、両さん眉をそこで出しますか、葦原先生。 寄られたらスナイパーは終わり、という東さんのお言葉をそのまま絵にしたようなユーマと隠岐の一騎打ち。 チカちゃんをくぎ付けにするために、居場所をさらし続けていたのがマズかったんだねえ。 でも、あそこでチカちゃん止めてないと、生駒さんがあぶなかったしなあ。 結局、生駒隊が落とせたのは、ユーマだけだったけど、1回、ユーマの動きをみただけで、きっちり調整して旋空弧月をあわせてくる生駒さんの巧者っぷりはなかなかすごいな。 てか、本当にこれアタッカーの間合いじゃないっ。 それと、ちゃんとカメラ目線を守ったあたりはさすがだった。 最後まで残ったのは生駒さんだけど、勝ったのは三雲隊だった。 なにげに生存点をとったチームが負けるというのははじめてのような。 試合前の時点で、三雲隊と生駒隊は1点差だったから、これで三雲隊は生駒隊と並んで3位タイということになる。 ターゲットの2位以内が目前になった。 まあ、その2位と3位の点差が結構あるんだけどね。 オサムが両手出して、ユーマとチカちゃんが...

『週刊少年ジャンプ』2016年41号 感想

『ハイキュー!!』 (第221話 壁、再び) 日向くんが本能だけで動きすぎ問題(笑)。 でもまあ、高校に入るまで、まともな指導受けてきてないんだから、しょうがないっちゃあしょうがない。 鵜養さんが日向くんのジャンプに口を出してこなかったのは、すでに飛びすぎてたからなのか、それよりもレシーブとかサーブとか他に気になる点がありすぎて、そこまでカバーできていなかったからなのか。 合宿(といえるかどうかわからんが)で、細部の動きが大きな違いにつながる、ということを理解した今の日向くんなら、影山くんのアドバイスは理解しやすいかもしれない。 スガさんの「あいつらの"ちょっとだけ"を信じるのか、大地」には笑った。 まあ、信じられないよね。 てか、なんでそんな場所から注意してんだ、大地さん。 そして、やってきましたよ、伊達工。 黄金川くんが「ツッキー!」と呼ぶので、警戒(?)してる山口くんがっ。 『左門くんはサモナー』 (第48話 左門くんはさもしい) アイドルの次はゲームかっ。 てか、本人の許可もなく堂々と名前と姿をゲームに使うとは、肖像権はどうしたっ、と思うんだが、悪魔にそんなもの通用しない、といえばそれまでか。 中将Pは契約にはうるさい人だから、事前にそういう契約をしていれば、遵守してくれたんだろうが。 アンリちゃんのマユっしーがかなりかわいいんだが、リアルではインフルエンザウィルスをまきちらし、ゲーム内ではコンピュータウィルスをまきちらすとは、どんだけ迷惑体質だよ。 アンリちゃん、かわいそすぎる。 ところで、ルキ様、24時間ログインしてるらしいけど、お仕事はどうしてるんだろうか? してないのか? 『ワールドトリガー』 (第157話 「玉狛第2・18) 別記事です。

『ワールドトリガー』第157話 「玉狛第2・18」

生駒隊をワイヤー地帯に連れ込む(?)ことに成功した三雲隊。 オサムはがんばった。落とされたけど。 ユーマのワイヤーアクションはさらに速くなったらしく、生駒さんも手を焼く。 「その動きはもうログで何べんも……」と前フリしたうえで「あかん、ログより全然速やなってるわ」とヒヨるとか、さすが生駒さん。テンプレに忠実です。 しかし、数日のうちにさらに速くなるとか、ユーマ、どんだけ練習してんだよ。 夜、寝なくてもいいとはいえ、がんばりすぎだよ。 うれしいんだろうね。スパイダーのおかげで、オサムがちょっと楽しそうになって。 それと、アタッカーランク4位の鋼さんにちょっとだけ負けてるらしいユーマだから、ランク6位の生駒さんならだいたい同ランクと考えることができるわけで、そのうえで、ユーマの得意フィールドの中なら、圧倒的にユーマが有利になるのが当然かもしれない。 生駒隊の作戦を立ててるのは、生駒さんじゃなくて水上っぽいなあ。 でも、その水上も、ユーマの瓦礫ホッパーにしてやられた。 いや、グラスホッパーを投擲用に使うとわっ。 狙ったポイントにきちんとものを飛ばすので、むずかしそうにみえるんだけどね。 ユーマはどんだけグラスホッパーを使い倒すつもりだよ。 ユーマに瓦礫をあごにくらわされ、チカちゃんに鉛弾を腹に当てられ、あげくに、王子に首を落とされるという、三段構えでやられた水上。 これはひどい。 それでも、「そっちかい」とツッコミいれるのを忘れなかった水上には笑った。 それにしても、王子がワイヤー地帯につっこんでくるとは意外だったな。 チカちゃんとやりあってて、近くに援護する人もいない隠岐の方が落としやすそうにみえたんだが。 仕返しに生駒さんに片足斬られたけど、これは仕方ない。 てか、家をまるごと斬って斬撃とばしてくるとか、生駒さんがますますアタッカーにみえなくなってきた。 これの規模がでかくなるとヴィザ翁のオルガノンになるのね。 当真が木虎ちゃんの足スコーピオンのことを考えてて、ちょっと笑った。 そういえば、頭きられてたね、当真。 スコーピオンを足代わりにして走るのって意外とむずかしいのかな。 走りやすい形にスコーピオンを成型するのはむずかしそうな気がするな。 あと、1枠つぶすぐらいなら、片足で跳ねる方がまだいいのかも。 ゾエさんと出水は普通におしゃべりする仲なんだな。 新顔の三雲隊が...

『週刊少年ジャンプ』2016年40号 感想

『ハイキュー!!』 (第220話 合流) 日向くんと影山くんが久しぶりに出会った! と思ったらいつも通り競争はじめた(笑)。 「ケンカから平和を感じる」ってすごいわかる。 影山くんは自分だけが参加する合宿で、日向くんを強化するネタまでつかんできてたか。 コンビで強くならなきゃ、全国では勝てないってことなんだろうけど、それ以前に、影山くんは日向くんがどこまでいけるのかみてみたいと思ってるのかなあ、と思った。 『食戟のソーマ』 (181 熊肉を攻略せよ) 久我先輩は、今の遠月のシステム内で十傑の席にいるのはイヤだけど、自分がいた席に誰かが座るのもイヤということか。 わがままともいえるけど、セントラルというシステムそのものが究極のわがままともいえるから、どっちもどっちって感じがする。 この人はなんでセントラル入りを拒んだのか、と思ったら「面白くない」が理由か。 シンプルで久我先輩っぽいといえばぽい。 『ワールドトリガー』 (第156話 「王子一彰」) 別記事です。 『鬼滅の刃』 (第28話 緊急の呼び出し) 「俺は普通で、お前らが異常だ!!」というせりふはちょっとおもしろいなあ、と思った。 善逸の基準は常に自分だ。他人の基準を見向きもしない。そして、自分は「普通」だと信じている。 自分は「普通」だから人にあわせて行動するということをしない、ということかと、なんだか腑に落ちた。 まあ、炭治郎が普通か、と言われるとだいぶ困るけどね。 『左門くんはサモナー』 (第47話 左門くんはそそり立つ壁にもたどり着けない) 六柱のマジメ⇔フマジメ、有能⇔無能チャートをみて、サルガタナスさんのマジメな無能っぷりがツボった。 なんかめっちゃわかる。 アガルアレプトさんはフマジメだけどそこそこ有能なのね。これもわかる。 つまり、チャートの中央あたりにいるナッキーが一番、邪魔にならない存在ということか(笑)。 でも、サルガタナス的にはナッキーが一番怖いのか? 見事、天使ヶ原ちゃんの願いを叶えた左門くん。 「さて、天使ヶ原さんに伝えないとな」とつぶやいた時のほっとした表情に、天使ヶ原ちゃんがアイドルやってることで何かとすり減ってて、そんな日々もこれでようやく終わりだ、って気分なのかな、とか深読みしたり。

『ワールドトリガー』第156話 「王子一彰」 感想

王子に捉えられたオサムとチカちゃん。 オサムはチカちゃんを逃がそうとする動き。 ある程度ワイヤーはってるのなら、ユーマを援護できる能力を持ってるチカちゃんの方を残した方がよいということなのか。 でもまあ、そんな計算なくても、オサムはチカちゃんを守ろうとするような気はするけどね。 「罠の奥からバシバシ撃ってくるスナイパーがいて……」という当真の解説をきいて、冬島隊もそんな戦い方をするんだろうな、と思った。 チカちゃんをハウンドで牽制しつつ、オサムと接近戦をするとか、王子はやっぱり強いな。 王子の「片手間のぼくとなら勝負できると思ったかい?」というセリフの強者感がステキだ。 本当に、オサムを過小評価も過大評価もしてない、自分の力を誇示してるつもりもない。単純に自分の方が強い、という客観的な事実を述べているって感じが。 とっさにワイヤーを張るオサムの手際がいい。短期間の間にめっちゃ練習したんだろうなあ。 でも、首をつかまれて、スコーピオンぶっ刺されて爆散とか、ずいぶんなやられ方だな。 てゆーか、ここまでのランク戦、オサムがやられる相手は常に隊長なんだが、これって葦原先生なりにオサムの格を下げすぎないようにしてるってことなのかね。毎度やられ方がなかなかエグいので、そうでもないのか? それにしても、シリアスな場面で「ミューラー」とか「ジャクソン」とかぶっこんでこないで欲しいです、葦原先生。 おもしろすぎて、オサムがやられたことがしばらくのみこめなかった。 「カトリーヌ」「ミューラー」「ジャクソン」ってめっちゃゴージャスな感じになってるな、香取隊。 元々、横文字な「ヒュース」はどんな呼び名になるんだろうか。 チカちゃんの素のハウンドがでかすぎる件……。 4×4×4=64分割のキューブの1個分がオサムの分割なしキューブよりも大きいかもしれない。 チカちゃんが撃つ姿勢をみせた時、当真は「撃てんのか!?」と言ったあたり、もはや、チカちゃんが人に対して弾が撃てないというのが周知の事実っぽくなってるな。 まあ、ヒュースも指摘してたし、普通にみてバレバレなんだろうな。 しかし、人は撃てなくても地面は撃てる……。 あてられなくてもあれだけの威力なら十分に足止めになるんだな。 いやはや、チカちゃんがめっちゃ手ごわくなっててすごいな。 でも、「ワイヤーのところまで来ました!」って報告するとこのチ...

『週刊少年ジャンプ』2016年39号 感想

こち亀連載終了のニュースをきいて、なんとなくヘコんでいます。 『ハイキュー!!』 (第219話 空腹) カラー表紙が潔子さんと谷地ちゃん。潔子さんはロングスカートだったりタイツだったり、なかなかおみ足をみせないなあ。 アニメはまたTBSに戻るのか。日5枠ではないけど。 こんなにころころ放送枠がかわるアニメは珍しいんじゃないかな。 ウシワカのプレイをあの作画で観られると楽しみ楽しみ。 合宿で影山くんが生き生きとプレイしてるなあ。 烏野にいる時が生き生きしてないってわけじゃないんだけど、なんとなく別枠で楽しそうな感じがする。 烏野にいる時は正セッターとして勝敗は自分の判断にかかってるみたいなとこあるけど、合宿ではただの一選手という気軽さがあるって感じかな、と思った。 まあ、コーチ陣が意図的に、そう誘導してるっぽいけど。 宮さんの「俺のセットで打てへんやつはただのポンコツや」というのは、大王様の思想とはだいぶ違うよね。 大王様は、アタッカーの力を引き出せないのはセッターがポンコツだから、という感じだと思う。 影山くんは、大王様が絶対、みたいなところがあるから、それと違う意見をきいて、ちょっとビックリしたんじゃないかな、と思った。 金田一が日向くんに「影山は元気か」ときいたのは笑った。 なんか、国見ちゃんもツッキーにそんなこときいてたような気がする(Twitterで)。 で「テスト期間以外は!」って答えも同じだな! 誰からみても影山くんはテスト期間は元気がないのか。 勉強しなきゃいけないし、バレーできないし、そうなるのもわかるが。 金田一の中にはいまだに影山くんに対するわだかまりみたいなものがあるんだな。 まあ、トスを誰も打たなかった、ってのはイジメととられても仕方ない行動だもんなあ。 ゆずれなくてケンカしたという解釈もあるけど、実際問題として、目の前には、誰もついてけないはずの影山くんのトスについていってる日向くんがいるわけで、そうなると、自分がもっとがんばれば打てたんじゃないか? 自分はただ努力を怠っただけじゃないのか? という考えになるのも当然だと思う。 国見ちゃんはそこらへん、見事に切り分けてるっぽいけど。 それにしても、国見ちゃんはなんだかんだで金田一にやさしいよね。 めんどくさがりなのに、めんどくさい場面にわざわざ口をはさんで、金田一をフォローしてるし。 鷲匠先...

『ワールドトリガー』第155話 「王子隊」

チカちゃんと隠岐、王子隊にみつかる……てか、わりとみつけやすいとこにいた。 まあ、移動中だからね。 隠れてたらそう簡単にはみつからないだろ、さすがに。 草壁隊は機動力が武器か……緑川がいるだけのことはあるな。 隊長でオペレータの草壁さんは、隊員を緻密に動かすのが得意なのかもしれん。 犬飼も舌を巻いたチカちゃんのシールドの硬さ。 それは本当に心強いけど、シールドを出していては鉛弾も出せず、逃げることしかできないか……やっぱり、王子隊長、頭いいな。ちょっとズレてるけど。 チカちゃん、ピンチ! ここにはユズルいないし!(笑) とか思ってたら、ピョンひとつで時間を稼いだ。 ぴょんって……かわいすぎじゃないか。 あれは、チカちゃんのアドリブだったのか、事前にオサムに「ワイヤーをよけるようなしぐさをみせれば、相手が戸惑う」とかレクチャーされてたのか。 樫尾がまんまとひっかかっちゃったけど、あれで本当にワイヤーがあってコケてたら、目も当てられないもんなあ。 「あるかもしれない」って思わせるだけでも、十分だ、というのがよくわかる。 そして、このちょっとした時間稼ぎのおかげでオサムが間に合った~! いや、このオサムとチカちゃんが合流してから、樫尾ベイルアウトまでの流れがすばらしくスムーズだよ。 オサムがレイガストで守ってるあいだはチカちゃんが鉛弾を出し、オサムがレイガストでアタックしてるあいだはチカちゃんがシールドを出して守る。 きっとこういった連携をとる訓練を熱心に重ねてきたんだろうなあ。玉狛にいれば強い練習相手にはことかかないし。 このオサムとチカちゃんが互いを守り合いながら1点をもぎとったってとこがね、うぉ~っ! ってなった。 ユーマがまったくからまずに点を獲れるなんて、オサムもチカちゃんも成長したなあ。 まあ、ユーマがひとりで生駒隊を抑えてくれてるおかげ、ともいえるんだけどね。 それにしても、樫尾が落ちて、王子隊は隊長しか残ってない。 最初は一番、押してるようにみえたんだが、あっちゅーまに劣勢になっとる。 それでも、意気消沈する様子もなく、オサムに斬りかかる王子って、本当に心臓が強いな。 自分が勝手につけたあだ名で堂々と呼ぶあたりも(苦笑)。 てか、「オッサム」はなんとかわかる範囲だけど、「アマトリチャーナ」とか呼ばれたらチカちゃん反応できないんじゃないかな。 一方、生駒隊に...

『ワールドトリガー』16巻 箇条書き感想

『ワールドトリガー』16巻について、箇条書きで感想 ・表紙はヒュース&陽太郎。私的『ワールドトリガー』コミックス史上最萌え表紙! ヒュースがちょっとかがんでるとこが、陽太郎を守ってる感じでよい! ・カバー折り返し著者近影。葦原先生のダイエットが順調に進んでいるのなら何よりです。やつれた、とかだったらこわいけど。 ・カバー折り返しキャラは柿崎さん。そうか、19歳組のまとめ役は柿崎さんなのか。嵐山さんあたりかと思ってた。まあ、嵐山さんはめっちゃ忙しそうだし、そこそこズレてるキャラだから、普通人な柿崎さんの方が適任か。ここらへん、21歳組における諏訪さんと同じ立ち位置にみえる。 ・柿崎さんと歌川と熊谷ちゃんでバスケ……めっちゃさわやかな絵だな。それを「今日は体調がいいから」といって見学している那須さんがいればなおよし。 ・柿崎さん、享年92……長生きだな。大勢の子供や孫に看取られて息をひきとりそうなイメージある。 ・「おまえダメっぽいから面倒見に来た」「思ったほどかっこよくない」と散々な言われようだが、それでも慕われてるあたりが柿崎さん。 ・「押しかけ肝っ玉女房」って……柿崎さん×照屋ちゃんは公式なんですか? ・照屋ちゃん、めっちゃお嬢様なんだな。高嶺の花候補……将来は、アクティブな月見さんって感じになるんだろうな。 ・巴くんは忠誠心が高く「躾のいいワンコ」。緑川、太一、笹森が隊長に対して忠誠心の高いワンコ系キャラのイメージだな。 ・宇井ちゃんも大規模侵攻で家を失っているのか。 ・唯我のキャラ紹介が途中から葦原先生の近況報告になってるんですが、どういうことですか? 唯我に弁護士呼ばれますよ。 ・ガトリン隊長、身長189cmか。レイジさんかゾエさんとの生身での格闘戦を観てみたいな。 ・ラタリコフの好きなもの「等間隔に並んだもの」って、具体的になんなんだろう。ちなみに私はきっちり並んでいるタイルとか、等間隔に立ってる電柱が好きです(←不要な情報)。 ・ヨミ、幼くみえると思ったら14歳だった。年の割に有能すぎる。彼だけが遠征艇から出なかったのは、突撃部隊に向かない能力、というのもあるけど、ガロプラ的にもっとも失ったらダメな人材だから、というのもありそう。 ・アフトクラトルから誘いがあっても断れるのね。誘いなんかせずに即拉致されそうなイメージがあるんだが。 ・レギーの好きなものが...

『週刊少年ジャンプ』2016年38号 感想

『ハイキュー!!』 (第218話 最後まで) 国見と五色は性格的に合わない感じなのかねえ。 ふたりともプライド高いし、クールにみえて負けん気がやたら強いし、相手に歩み寄れる性格じゃないから、なかなか打ち解けるのはむずかしそう。 五色は、セッターじゃないツッキーにトスがヘタだと怒らなくてもなあ、と思うわけだが、どんなことを一定以上のレベルでこなせる、というのがトップクラスの選手の条件なんだろうなあ、とも思う。 試合になってしまえば、リベロ以外はどのポジションであろうが、なんでもやらなきゃいけなくなるわけだし。 それにしても、合宿中、日向くんは本当にプレイをさせてもらえなかったなあ。 まあ、得るものは確実にあったようだけど。 『BLEACH』 (BLEACH 686. Death & Strawberry) 大人になったチャドが京楽隊長に見えた……。 そうか、ルキアが隊長になったら「朽木隊長」がふたりになってややこしいんじゃ、とか思ってたんだが、そんな心配、不要だったな。ルキア、多分「阿散井隊長」になってる。 で、阿散井は副隊長のままか……。 でもって、織姫ちゃん、しっかり一護とくっついてた! 織姫ちゃん、めっちゃぐるぐるしてたけど、本当によかった。一時期、若干、病んでる感じだったからな(苦笑)。 てか、織姫ちゃん、盾舜六花を子供の見守り役にしてるのか。便利だな、それ。 一方、藍染様は椅子に磔になってた。 どういうことなの、これ。まだ罰を受け続けてるってことなの? それでギンはどうなったんですか~。 と叫びたい最終回。 そうか、終わっちゃったのか……。ギンにもう一度、会いたかったよ。 『ワールドトリガー』 (第154話 「生駒達人・2」) 別記事です。 『鬼滅の刃』 (第26話 素手喧嘩) 刀抜くのはダメでも骨折るのはいいんかい、とツッコミたくなるよね。うん。 善逸はだいぶズレてる子だけど、生まれ持った能力ゆえに苦労してるんだなあ。 ていうか、ああいう過去を持ってるわりに、性格がまっすぐすぎる。 『食戟のソーマ』 (179 対面) 葉山が十傑入りしたか。 まあ、一年生のトップになったんだから、順当といえば順当だよなあ。 潮見教授のことはどうなったんだ、ってのはあるけど、人質にとられてる、と考えるのが妥当だろうなあ。 『左門くんはサモナー』 (第45話 左門くんは...

『ワールドトリガー』第154話 「生駒達人・2」

「生駒旋空」でユーマがやられなかったことが納得いかないらしい生駒さん。 水上の「撃ってみたら」という表現がちょっとおもしろいな、と。 いや、刀なんだから「斬る」とか「振るう」とかいうのが普通なのに「撃つ」なんだ。 まあ、あの距離をみれば「撃つ」で正しいとは思うけど。 それにしても、アタッカーで40mの間合いってのはすごいね。 太刀川さんを押しのけて、旋空の一番の使い手と評されたのもわかる気がする。 ガロプラ戦で太刀川さんが旋空の間合い取りに苦労してる感があったんだけど、旋空というオプションは起動タイミングと間合いの取り方が難しいのかね。 起動時間が短ければ短いほど射程はアップするけど、敵に当てられる範囲は狭められるわけで、これは当てるの相当にむずかしいだろうなあ、と。 そうか、生駒さんも変態枠だったか。 技を繰り出すのに掛け声は特にいらない、という設定をどこかで読んだ記憶があるんだけど、そうだとすると「アステロイド」と叫びながらハウンドを撃つことも可能になるのね。 まあ、バレバレだったけど。 言ってることと動きを意図的にバラバラにするのは、意外とむずかしいもんなあ。 それにしてもなんだか、王子隊が三雲隊と生駒隊にフルボッコって感じの絵になってるなあ。 最初はオサムを追いまわして、優位をとれそうな雰囲気だったのに、どうしてこうなった。 蔵内が集中攻撃をくらってるのは、片足を失って、一番、機動力がさがってるからだろうけど、チカちゃんと隠岐に狙われて、あげくにユーマに首をおとされるとか不憫すぎる。 それにしても、すっと乱戦から抜けたと思ったら、すっと戻ってきて、蔵内の首を落とすとか、ユーマが怖すぎる。 いや、首が落ちるとこちょっとしたホラーだよ。 あと、「シューターは手足切られてもけっこう戦えるから」とかいうセリフもちょっとしたホラー。 蔵内を落とされて、一瞬、反省したけどすぐに切り替えて態勢の立て直しをはかる王子は、やっぱり優秀だなあ。 しかし、元々スナイパーがいないのにシューターも落とされて、アタッカーだけ残るとか、どう考えても王子隊が一番、不利な状態になってるよなあ。 三雲隊と生駒隊はスナイパーが健在なのに。 生駒さんの「もしもし? かわいいかわいいマリオちゃん?」は、マリオちゃんをからかってるんじゃなくって、「そうか、マリオ、かわいい言われたかったんか、気づいてや...

『週刊少年ジャンプ』2016年36・37合併号 感想

『ハイキュー!!』 (第217話 "楽") 黄金川と国見の相性が最悪な件。 そして、国見といる時は、フォローの鬼になる金田一……大変だな。 なんとなく、こんな黄金川は珍しいなってちょっと思ったんだけど、よく考えてみたら、普段は先輩方と一緒だから、タメ口でしゃべるシーンの印象がなくって、そこが違和感なんだろうな。 百沢は身長2mという、選手たちが皆欲しがる「才能」を持っていて、本人もそれはわかっているからこそ肩身が狭いんだろうなあ。 練習して経験値を積み上げていくしかないってちゃんとわかっててもツラいものだろう。 てか、百沢の体格で日向くんのメンタル持ってたら最強な気がしてきた。 そして、日向くんがまた人をたらしこんでるよ(爆)。 黄金川と日向くんが同じレベルのアホの子&バレー好きで、本当にかわいいなあ。 そして、国見にキモがられるという。 『BLEACH』 (BLEACH 685. ) 次回で最終回って……いきなり十年後って……。 それでなんだか浮竹隊長、死んでるしっ。 浮竹隊長が死んで、ルキアが隊長に昇格したということなら、死んだのは割と最近? ミミハギ様が抜けてしまったので、病状が悪化してお亡くなりになった、ということなのかな。 親友を失って、京楽隊長もさびしいだろうなあ。 それは、やちるを失った剣八も同様だろうが……って、斬魄刀としては残ってるのか? マユリ様は「眠八號」をつくったか。 次の子はずいぶんとやんちゃっぽい。 常に控えめで寡黙だったネムとは完全に別人格か。でも忠誠心は高そうだよな。 マユリ様がこの子を「ネム」と呼ぶ日は来るのだろうか。それとも、別の名前を与えたりするのだろうか。 「ネム」という名前は封印しそうな気がするなあ。なんとなく。 ところで、阿近さんがマユリ様の副隊長になってるの? リサもいつの間にか隊長になってる? 前の隊長ズが並んでる絵は、妙に迫力があったけど、ちょっとカジュアル(?)な印象になってるなあ。 狛村隊長がいなくなったからかな。卯ノ花隊長も妙に迫力のある人だったから、その関係かも。 ルキアはちょっと大人っぽくなった感じだけど、まだまだ幼さが残ってる感じでかわええなあ。 服に着られてる感じもまたかわいい。 朽木隊長がふたりになったわけか……どう呼び分けるんだろ。「ルキア隊長」とか呼ぶのかな。 『ワールドトリガ...

『ワールドトリガー』第153話 「生駒達人」 感想

いつもの3の口アイコンマップが、ちょいちょい王子隊長オリジナルアイコンマップに切り替わるのやめて欲しい。 どうしても笑ってしまうから。 スピーディーな展開の序盤戦。 あくまでもオサムを潰そうとする王子隊と、対応に追われる三雲隊。 そして、あいかわらずマイペースな生駒隊。 王子隊長は的確にオサムの思考を読んでて、なかなかすごいな。 「サラマンダー」かっけー! ってか、すごい迫力。 弾速が狙撃よりも遅いってことは、よけられやすいのかな? と思うんだけど、これだけの破壊力だと直撃でなくても影響受けるよな。 二宮さんのトリオン量でこの丸ごと一発サラマンダーやったら、ものすごいことになりそう。 南沢はちょっと判断力が足らんのかな、と思うけど、あれはあれで年相応の行動とも思える。 てか、南沢をみてると、緑川はああみえて戦闘に関してはすごくクレバーなんだな、と思えてきた。A級部隊に入れてもらえるだけのことはある、ということか。 とにもかくにも、生駒隊がひとり減らして、3対3対3の状態に。 生駒さんの「もうただ隠岐が女子にモテるだけの部隊やで」には笑った。 そうか、やっぱり隠岐はモテるのか。 あと、水上のやる気なさそうな「なんでやねん」もおかしかった。 いや、それでもツッコミを入れずにはいられないのね。 一方、オサムを守るためのユーマとチカちゃんの働きもまたすばらしい。 グラスホッパーの使い方が、さらにうまくなってないか? ユーマ。 なんかもう、普通に空飛んでるように見えちゃうんですが。 王子隊から腕一本と足一本をもぎとったユーマとチカちゃん。 地道に削ってるなあ。 王子隊のプランは、オサムを最初に潰す、なので、それに忠実にいくのなら、樫尾にオサムを追わせて、王子と蔵内でユーマを止める、というのが正しい? でも、片腕失ってる樫尾が、オサムに追いつく前に生駒隊の誰かにやられてしまいそうな気もする。 ならば、当初プランを捨てて、3人がかりでユーマを潰した方が得策な気がする。 スナイパーがいない王子隊は、チカちゃんを狙うのはむずかしいだろうしね。 それにしても、こうやってみるとスナイパーってのは便利な存在だな。 B級隊長ズは「はやく荒船隊解散してくんないかな」って思ってるかも(笑)。 ここで生駒さんキターッ! いや、あれアタッカーの間合いじゃないよね。ものすごい距離あったよね。 「生駒旋...

『週刊少年ジャンプ』2016年35号 感想

『ハイキュー!!』 (第216話 迷子・2) ツッキーが日向くんに声をかけたのは、練習台になると思ったから、ということなんだけど、以前だったらそんな理由くらいでは日向くんに声をかけようなんて思いもしなかっただろうから、ずいぶんな進歩だなあ、と。 ツッキーの日向くんへのデレ度と、ツッキーのブロッカーとして強くなりたい、という気持ちが。 それにしても、ツッキーが一番低い壁とはなかなかすごい環境だな。 影山くんが今いる環境だと、さらに壁は高いんだろうな。 影山くんは孤独な王様だった頃のことをだいぶ払拭できてると思ってたんだけど、まだなんかひきずってる感じなのかなあ。 自分は元々、そういう人間だから、気を付けてないとすぐに戻ってしまう、とでも思っているのだろうか? 日向くんがそばにいれば、なんだかんだですくいあげてくれるんだろうけど、日向くんは今はツッキーにとられてるからなあ(爆)。 ここにきてまさかの伊達工の再登場! 日向くん大好き青根くんが大喜び! だと思う。多分。 『ワールドトリガー』 (第152話 「玉狛第2・17」) 別記事です。 『鬼滅の刃』 (第24話 元十二鬼月) 「俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった」というセリフが妙にツボった。 なんだ、その理由。 まあ、「自分は長男なんだから」と自分に言い聞かせることで、自分の心を支えていたってことなんだろうけど。 で、折れていても挫けることは絶対に無い!! という結論にいたるあたりが、アホの子っぽいけど、必死に戦って生き抜こうとしているんだな、ということがひしひしと伝わってきて、なんかもうかわええなあ、と。 『火ノ丸相撲』 (第107番 三ツ橋蛍の相撲) 蛍くんがめっちゃコワイんですけど……大丈夫なの、この子。 『左門くんはサモナー』 (第43話 左門くんは「服装も心なしかプリンっぽいな」と思った) 手羽プリンって味が想像できないんだけど……めっちゃ油っぽいプリンだったらかなりイヤだな。 てか、天使ヶ原ちゃんがコワすぎてホラーの域に達してるんですけど。 なるほど、こういう姉をちょくちょくみてるから、輪ちゃんはお姉ちゃんに逆らえないのか。 やたらとキャラに異名をつけるこのマンガだが、「天使」とか「仏」とかきれいな方向にあだ名がついてた天使ヶ原ちゃんについに「手羽先おばけ」というふたつ名がついた。 ...

『ワールドトリガー』第152話 「玉狛第2・17」 感想

1ページ目の転送の様子が、めっちゃ美しい。SFチックというか。 そうか、こんな感じで落とされるのか。 アニメで観てみたい絵だな。 「市街地A」は学校があって、公園があって、戸建て住宅があって、集合住宅があって、みたいな本当に普通な市街地。 ボーダー本部が建ってる場所は、元はこんな感じだったんじゃないかな、という気がした。 B級の3~5位の面々が描かれた見開きページをみて、こうやってみるとオサムは美人さんだなあ、とか思った。 いや、あんまり美形扱いされてないけど、香澄さん似の美人だよねえ。 ランク戦の転送位置はランダムだけど、「大体、同じくらいの間隔で転送される」のか。 すると、転送直後に不意打ちされた、みたいなことにはならないのね。 ゾエさんはちゃんと「三雲くん」呼びなのに、当真は「メガネ」か。 ボーダーにはメガネキャラもそこそこいるのに、なんでオサムは「メガネ」が定着してるのか……。 あと、当真の「チカ子」呼びは驚いた。 夏目ちゃんのがうつったのか、ナチュラルに「雨取チカ子」って名前だと思ってるのか。 東さんや荒船といった狙撃手連中は「雨取」って呼んでるし、名前を誤認してる可能性はあるよなあ。 本名を短くして呼ばれることはよくあるけど、わざわざ長くすることはあんまりないしな。「アマトリチャーナ」とかさらに長くしている人もいるけど。 そういえば、南沢の「三雲チャン」って呼び方も何気に新しいな。 「機動型狙撃手」らしくグラスホッパーであっちゅーまにビルの屋上にたどり着いた隠岐。 かっこええ。でも、すぐみつかる(笑)。 まあ、あんなことやってりゃ目立つよね。 佐鳥のツインスナイプと同じで、二丁構えるのかっけー! でも、バッグワームつかえないよね、みたいな、狙撃手連中が似たようなことをしない理由がわかる感じ。 樫尾は隠岐をみつけても報告するだけで放置か。 隊長の命令に忠実に動くタイプっぽいな。 あと、王子はあの隊服で弧月持ってると、日本軍の青年将校っぽい。 王子をうまく誘導してチカちゃんの的にできたかと思えたユーマだけど、王子に気付かれた。 頭がいいし、察しがいい。ちょっと残念なとこもあるけど、有能なのは間違いない。 この、バッグワーム使ってる連中をめぐって、位置情報と視認情報と、レーダーから消えたタイミングで、それぞれの隊が位置関係の読み合いをしてるとこがおもしろい。 ...

『週刊少年ジャンプ』2016年34号 感想

『ONE PIECE』 (第833話 "ヴィンスモーク・ジャッジ") サンジは四つ子だったのかっ。 名前といい、着せられてる番号シャツといい、親が子供を"数"でしかみてない感が否めない。 4人もいるんだから、適当にほっぽっといて、強く育った子供だけ利用すればいいや、的な。 こんなところで育ったら、そりゃあヴィンスモーク家を捨てよう、って気持ちにもなるし、自分を受け入れてくれたバラティエや麦わら海賊団が大事にもなるわ。 それにしても、サンジは子供の頃は弱かったんだね。 ゼフたちに相当、鍛えられたんだろうか。 『ハイキュー!!』 (第215話 音) 知らない人ばかり(ブロッコリー2号除く)の合宿で、影山くんはがんばっている。 コミュニケーションを積極的にとろうとする姿勢は、烏野にきて、そういうことが大事なんだって身に染みてわかったからなんだろうなあ、と。 でも、根はやっぱり影山くんなんで、あっちこっちに無意識に喧嘩売ってるよね(苦笑)。 『火ノ丸相撲』 (第106番 千鶴子の話) そうかっ。堀ちゃん、初回に出てきたあの子かっ。 あんな気弱そうな子が、なんもわからないのに相撲部に飛び込んで、ものすごくがんばって相撲のことを勉強して、「明日はもっと、この人を好きになる…」って、言えちゃうくらい好きなんだなあ。 レーナちゃんのヒロインの座があやうい。 『ワールドトリガー』 (第151話 「玉狛第2・16」) 別記事です。 『左門くんはサモナー』 (第42話 左門くんは左門くんでシルエットが不自然だし無粋というかゲスい) 赤い浴衣姿の天使ヶ原ちゃんがかわいい。 それでもってサブタイトルが長い。 「アンリ様マジ勘弁祭」とか、語感はかわいいけど、これ実際にやってる人たちは必至だよなあ。 てか、同人イベントのタイトルになりそう(笑)。 あと、左門くんに祭への同行を断られてグズってなってるアンリちゃんがどえらくかわいい。 ところで、アンリちゃんだけ浴衣の合わせが逆なんだけど、アンリちゃんがそういう常識を知らない&側近の人たちもやっぱり知らない、ということなのか、死病を振りまくアンリ・マユという設定を考えるとこれで正しい、ということなのか。 輪ちゃんの浴衣姿もめっちゃかわええ。 ヤーさんたちに囲まれてちょっとおどおどしてるところがたまらない。 輪ち...

『ワールドトリガー』第151話 「玉狛第2・16」 感想

王子隊長がその名に違わず王子様系のルックス……それもさわやか系……とか思ってたら、なかなか強烈なキャラだった件。 生駒さんもキャラ強いけど、まだ、こういう人リアルにいそう、職場にいたら楽しそうって思える。 でも、王子は……リアルにいたら対応に困るだろうなあ(苦笑)。 いや、18歳組はどんだけ個性派を取りそろえれば気が済むんだよっ! 「オッサム」って誰だよ、と思ったらオサムのことだった。 いやいや、オサムは紅茶じゃないし(それはアッサム)、カミソリでもないし(それはオッカム)となったんだが、アイコンみたら、ただの新八の本体だった……。 チカちゃんはどうみてもヒロアカの梅雨ちゃんだし、ユーマはポンデライオンだし、南沢はキューピーだし、隠岐はホルスの目だし、水上はブロッコリーだし、生駒さんはなんかの特撮でみたような感じだし、蔵内はレゴっぽいし、樫尾はそのまま時計だし、自分には冠かぶせてるし……とツッコミが追い付かない。 ホルスの目がサンバイザーかぶってるのはともかく、ほくろがちょんと付いてるとこ細かいよね。 てか、このアイコン、誰がつくったの? B級上位グループの分は全部つくってあるのかな。 みたい……めっちゃみたい……ユズルとかどんなんだろ……。 ところで、「クーガー」ってなんかかっこいいね。強そうで速そうで、ユーマには似合ってる。 あと、全体的に、あだ名(?)が長すぎる。「アマトリチャーナ」とかだいぶ言いにくいだろ。 でも「柿崎先輩」とか「イコさん」とか、年上には変な呼び名つけてないんだな。一応。 香取ちゃんが「カトリーヌ」ってのはなんとなく似合う。 てか、王子が18歳組の連中をどう呼んでるのか、猛烈に知りたい! でも、そんな残念系王子様な王子だけど、言ってることはかなりまともというか、三雲隊のことをちゃんと調べたうえで、どう対応するかを練り上げてるって感じなんだよね。 あの妙なあだ名とアイコンさえなければ、普通にキレ者にみえるのになあ……本当に残念……。 葦原先生は美形をちょっと残念キャラにしないと気が済まないのかね。 嵐山とか完全無欠っぽくみえるけど、シスコンとブラコンをこじらせすぎてるからね。 しかし、三雲隊のことをよく調べたうえで対策をたててる王子の考えを読んで、さらにその対策をたててるオサムの有能さよ。 そして、至極まじめに作戦会議をしている三雲隊と王子隊に...

『週刊少年ジャンプ』2016年33号 感想

『ONE PIECE』 (第832話 "ジェルマ王国") 船が「ジェルマ王国」の国土か……。 その国民のほとんどが男で兵士って、ほとんどの人が独身ってことなの? 女の子が生まれたらどうするの? 養子に出すの? と、いろいろと疑問が湧くんだが。 まあ、このデータだけでもサンジが国を出る理由になりそうだが、サンジが国を出たのは子供の時なんで、男ばっかでむさくるしい、が出奔の理由ではないんだろうな。 「おれに親がいるとしても、お前じゃねェよ!!!」というのはおもしろい言い回しだな。 おまえなんか親じゃない、ではなく、いるとしても、というのは。 おれの親はゼフだ、ということなんだろうか? 『火ノ丸相撲』 (第105番 1日目終了) 祖父と母は柔道、実父はレスリング、義父はボクシングとか、ものすごい一家だな。チヒロ。 体格に恵まれ、環境に恵まれ、本人もやる気十分とか、強くならないはずがない、って感じだな。 蛍くんがうらやむ気持ちはわかるなあ。 でも、がんばってもどうにもならない問題を抱えている、という点で、桐仁くんの方が不遇な感じはするな。 まあ、こういうのは比べるもんじゃないけど。 桐仁くんの出番はあるんだろうが、あの人の場合、一回、勝負をしたら弱点がモロばれ、ドクターストップの可能性もあるので、一回っきりになるんだろうなあ。 『ハイキュー!!』 (第214話 妖怪たち) 山口くんのサーブ練習はまだコツコツと続いてるんだね。 嶋田さん、あいかわらずやさしい。 日向くんと影山くんを妖怪といい、その例えに笑うウシワカもまた妖怪っぽいと思う天童。 いや、おまえが言うな、って感じなんですが(笑)。 ウシワカは「今週いっぱいコッチ」らしいけど、この人、大学に行くのかね、実業団に入るのかね。 どちらにしろ引く手あまたなんだろうけど。 影山くん、ユースでボコボコにされるどころか、無意識でケンカ売ってた。 金田一たちをキレさせたトスだけど、ここにいるのは全日本候補の選手たちだからねえ。 「打てねぇトスをあげるんじゃねえ」ではなく「こんぐらい打ってやろうじゃねぇか」になるよねえ。 『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP59 仕掛ける!) ここにきてゾノきゅんの株爆上げとか、あざといっ。めっちゃあざといっ。 ダンス歴がほとんどなくても、アイドルとし...

『ワールドトリガー』第150話 「玉狛第2・15」 感想

なんかまた月イチ休載ペースにもどるようですね。 いきなり休載されるよりは、心配が少なくてすむのでいいかなあ、と思います。 ヒュースまた食べてる。 玉狛にいるシーンで何かを食べてないことなんてあったっけ? そのわりにお箸の持ち方がうまくならないけど。 てか、あのお箸の持ち方でうどんを食べられるのは逆にすごいかも。 ボーダー最古参組の小南ちゃんが「あのおっさん澄ました顔で裏切ってくるわよ」って、いったいこれまでにどんなことがあったんだろう。 小南ちゃんは多分、城戸さんがいる場所でも「おっさん」とか言えちゃうんだろうな。 城戸さんは城戸さんでとがめることもなく普通に聞き流しそう。 お互い、絶対の信頼感はなくても、気持ち的に近しさは感じているって感じじゃないかな。 「ぼったくられてない!?」はちょっと笑った。 そうか、取り引きをすること自体はかまわないんだ。 まあ、小南ちゃんの中で、チカちゃんとヒュースが同じ価値ってことはないわな。 現在、二宮隊は34点、影浦隊は31点。 あの四つ巴戦の直後は、二宮隊は28点で、影浦隊は26点だったから、あの後、二宮隊は6点、影浦隊は5点つみあげたことになる。 「二宮隊・影浦隊に対しては、時間切れや逃げ切りを狙う部隊が多い」とオサムが言っていたのに、それでもこれだけ点数を積み上げるんだからすごいな。 三雲隊がめっちゃがんばって7点も積み上げたのに、ほとんど点差が縮まってない。 あれだけ点数をとれなければ、完全に突き放されてたな。 そして、「なむなむ」と手を合わせる三雲隊のかわいさよ……。 ユーマはわけもわからずマネしてるだけなんじゃないかと思うけど。 神頼みとかいうことではなく、人事を尽くして天命を待つ、ってことだよね。 ヒュースはあの白服じゃなくって、ユーマがC級時代に着てた黒服を着てるな。 こっちの方が似合いそう。 コスチュームがひとりだけ浮いてるけど、同じ服着ててもヒュースは浮くだろうから、たいして違いはない。 B級暫定3位の生駒隊がついに登場! 「風刃」使い候補をあげた時に、迅さんが「生駒っち」って呼んでたから、この人だけニックネーム呼びだけど仲が良いのかな、と思ってたら同級生だった。 なんか、生駒さんにエセ関西弁で話しかけてツッコミ入れられる迅さんの絵が容易に想像できる。 迅さんの友達が増えた感じがしてなんかうれしい。 それにして...

『週刊少年ジャンプ』2016年32号 感想

『ハイキュー!!』 (第213話 ボール拾いLv.1) 巻頭カラーで読者選抜チームお披露目。 大地さんとノヤさんとクロがそろっていれば、守備になんの不安もありませんな。 あと、影山くんと木兎さんが組んだらどんな感じになるのか気になる。 クールでクレバーな赤葦に対して、影山くんは天然でピュアだからな。だいぶ勝手が違うことだろう。 なんとなく、岩ちゃんとクロの相性はよさそうな気がする。 古舘先生選抜チームは絶対パワー負けしないな。 ウシワカと青根と百沢がネット際で並んで構えてたら、かなり迫力のある絵面になりそう。 あと、大王様と天童はわりと相性よさそうな気がする。 さて本編。 日向くんに褒められて、舞い上がる五色くんがかわええ。 そうだよなあ、白鳥沢のあのメンツの中では、こんなに面と向かって称えられることはないだろうなあ。 白鳥沢に入るまではきっと無双してただろうに。 それにしても、日向くんは天然おだて上手だな。 本気でそう思ってるのが伝わるから、取り入ろうとしている、とかいう勘ぐりもされないし。 あくまでもボール拾いという立場を崩さない日向くん。 いろいろと無理を通してそこにいるのがわかっているから、置いてもらえた以上は筋を通しきるつもりなんだろうなあ。 『左門くんはサモナー』 (第40話 左門くんは依然デブ虫) 地中に埋まった校舎は1週間でどうにかなるのに、左門くんの肥満は1週間では戻らない……。 あれから天使ヶ原ちゃんは左門くんにつきっきりなのかな。 ていうか、天使ヶ原ちゃんがそばにいて痩せさせようとするから、左門くんは痩せようとしないんじゃ……。 さて、新キャラが一挙にふたりも投入されましたよ! サタナキアはこれまで出てきた幹部の中では、一番、悪魔っぽい造形だなあ。 アガリアレプトはこのマンガには珍しくダンディ系。 ふたりとも、あせる姿がめっちゃかわええ。きゃっきゃする姿もかわええ。 それにしても、こうやってみると、ネビロス閣下が一番、まともというか、ネビロス閣下だけが堅苦しい。 ネビロス閣下が、今の左門くんの様子をみたら、怒りのあまり死んでしまいそうだな。 サルガタナスの透明になってガンプラを戦わせる芸が、なんか私の中で大ヒットだった。 本気で観たい……。 『火ノ丸相撲』 (第104番 大典太光世と…………) 「国宝」になる気はさらさらない。 だからと「国宝喰...

『週刊少年ジャンプ』2016年31号 感想

『ハイキュー!!』 (第212話 視点) ボールだけをずっと追いかけてきた日向くんが、それ以外のものに目を向け始めたか。 こうやってみると、つくづく日向くんは経験が足りなすぎるんだな、と思うね。 中学時代、バレーボールをきちんと教えてくれる人もいなくて、試合は結局、1回しかできなくて、だから、バレーボール歴1年といってもいいくらいなんだよね。 日向くんがボールしか見てこなかったのは、ボールしか見るものがなかったから、とも言えるんだろう。 で、高校に入ったら、いろいろと詰め込みすぎな日々だったしなあ。日向くんに気付ける余裕がなかったのも無理はない。 そのことを鵜養さんはちょっと後悔してるんだろうけど。 『左門くんはサモナー』 (第39話 左門くんは良い趣味) ベヒモス先輩は料理上手か……欲しい……でも、あの図体では邪魔そうだよな。 太ってしまったことを恥ずかしがってる天使ヶ原ちゃんかわいい。 左門くんは天使ヶ原ちゃんがちょっとぽっちゃりになったって気にしなさそうだけど、天使ヶ原ちゃんが気にしているのなら、ちょっかいを出さずにはいられない。 てか、めずらしく天使ヶ原ちゃんが本格的にいらいらしてるな。 やっぱり、ダイエットってのは精神的にくるものがあるよね。 ところで、サモパンマンはいろいろな意味で大丈夫なんだろうか……。 『BLEACH』 (BLEACH 680. THE END 2) 終焉まで●回って、どういうことなんですかっ。 いや、最終回まで後X回的なものは『NARUTO』でも『暗殺教室』でもみたけど、なんで数字をぼかす必要があるんだ。 てか、藍染様はどうしたっ。ギンは行方不明のままかっ。 ついに自分が一護の友達であることを認めた石田くん。 ずいぶんとデレるのに時間がかかったな。10年以上かかってるんじゃないかな。 『ワールドトリガー』 (第149話 「雨取千佳・6」) 別記事です。

『ワールドトリガー』第149話 「雨取千佳・6」 感想

う~ん。そう来るか、と思った今回。 オサムは中学生としては、頭がいいし、度胸がある。なにより、強い意志がある。 でも、城戸司令はさらにその上をいく。 冷徹で明晰な頭脳と、一般市民の立場でありながらボーダーという組織を立ち上げ、政府とも渡り合ってきた経験と、おそらくは、オサム以上に強い目的を持っている。 結局のところ、オサムに城戸司令をまるめこむほどの力はないんだな、と思うと同時に、それでも、オサムでなければ、取り引きもできず、城戸司令にもってかれるだけもってかれてたんだろうな、と思う。 だいたい最終的には、オサムの希望はほぼ丸のみしてもらえた(チカちゃんの件がちょっと不穏だが)わけだしね。 なにより、オサムの意志が上層部にきちんと伝わった、というのは将来的な布石として、価値があるんじゃないかな、と思える。 つまり、オサムは取り引き可能な相手である、ということを。 今はまだオサムは非力だけれど、いずれオサムが自分の価値を跳ね上げさせた時に、それは役に立つんじゃないかな。 ヒュースを遠征に連れて行く有用性は認められても、それがヒュースを三雲隊に入れなければならない理由にならない。 そこらへんをどう主張するのか、と思っていたら、なんのことはない。 そちらの要求を呑むから、こちらの要求も呑めよ、ということだった。 なるほど、ボーダーの利益を重視する城戸司令にとって、「価値」がみあうと判断されれば、「理由」なんてものは、おまえらの勝手、くらいのことになってもおかしくない。 チカちゃんカモネギがかわいいんだが、表現はかわいくても現実としてはシビアだよね。 そこらへんをチカちゃんもわかってはいるんだろうけど、それを呑み込んでも遠征に行くと、チカちゃんは決意している。 チカちゃん強くなったなあ。城戸司令に対して、はっきりとものが言えるあたりも。 そんなチカちゃんをみる、心配そうなオサムと、うれしそうなユーマ。 オサムにとってはチカちゃんは守る対象だからひたすら心配なんだろうし、ユーマはチカちゃんが強くなって守られなくても大丈夫なようになることを望んでいるから、チカちゃんがみせた強さがうれしい。 なにげに、チカちゃんに対するスタンスの差がみてとれるな。 チカちゃん⇒燃料(?) ヒュース⇒ツアーガイド(?) ユーマ⇒うそ発見器(?) という感じで、遠征部隊に選ばれなくても、オサム以外は...

『暗殺教室 イラストファンブック 卒業アルバムの時間』 箇条書き感想

『暗殺教室 イラストファンブック 卒業アルバムの時間』を読んで、いろいろとツッコミたかったので、箇条書きで感想。 ・表紙を開いたら、魔人様と魔人様鳥さんver.と殺せんせーと「死神」の2ショットなんだか3ショットなんだか4ショットなんだかよくわからないカラーがっ! うぉ~っ! しょっぱなからテンションあがるっ! てか、魔人様が「死神」と出会っていたら、かなり興味をひかれるだろうな。 ・描きおろしのゾンビものっぽいカラーの律ちゃんがかわええ。あと、執事&メイドもののカラーの速水ちゃんも。進学先の制服は不破ちゃんが一番似合ってると思う。 ・『東京デパート戦争体験記』のクリーチャーたちのカラー絵がステキ。松井せんせーって、わりとクリーチャーにピンク系の色を使うよね。あっ、ピンクじゃなくて「人肉色」か? ・渚くんと茅野ちゃん、大人になってもコンタクトとってた! でも、あいかわらず渚くんの方は友達感覚っぽい。 ・カルマくん「俺の好きなチビやメガネ」って、チビは渚くんとして、メガネは奥田ちゃんですかっ? カルマくん×奥田ちゃんは公式ですかっ? ・カルマくんはインド香の香りか……。なんですか、そのかっこいい設定。 ・「正義(ジャスティス)」の弟は「勇気(ブレイブ)」……名前のことでからかわれる弟くんを慰める木村くんの姿が目に浮かぶ。 ・不破ちゃんが原さんに「再現して欲しい特殊なコンソメスープがある」と頼んでいたり、奥田ちゃんが錯刃大学に進学していたり、さりげにネウロネタをぶっこんでくる。 ・不破ちゃんは来週発売の『ジャンプ』を気にしすぎるあまり成績低下してE組落ちしたそうです。不破ちゃんがますます好きになりました。 ・前原くん、姉ふたりにいじられて育った結果、女の子への抵抗まったくなしのチャラ男、コミュ力おばけになったとか、どこの犬飼かと。 ・烏間先生、イリーナ先生と結婚して、娘までいるのか。てか、このふたりの娘って末恐ろしいな。 ・渚くんのママさんは美少女戦士アニメが好き……どうしても中の人ネタをかましたいんですね、松井せんせー。もしかしてファンなんでしょうか。 ・ネウロに引き続き、ちょっとしたモブにまで名前を付ける松井せんせー。これだけの名前考えるの大変そう。で、殺せんせー暗殺計画の司令のお名前は……。 ・速水ちゃんがめっちゃできる女になって千葉くんを支えてる。このカップルは...

『暗殺教室』21巻 ちょこっと感想

『暗殺教室』の21巻が出たですよ。 コミックスもついに完結。 旧校舎と生徒たちのシルエット、明るい夜空に浮かぶ殺せんせーの月。 なんかもう、カバーイラストですでに泣かせにきてる……。 このコミックスの中だけで、松井せんせー、何回「ありがとうございました」を言ってるんだよ、と思って、数えてみたら、カバー折り返しの著者コメントで「ありがとうございました!」、あとがき①で「ありがとうございました!!」、あとがき②で「ありがとうございました!!」、巻末のSpecial Thanksで「ありがとうございました!!」と5回もおっしゃってた。 ところで、再会した殺せんせーと雪村先生がハアハアしすぎな件……とか書くと、ちょっとエロい方向にとれないこともない(笑)。 いや、お互いがドストライクすぎって、なんて相性のいいカップルなんだ。 毎週、なにげに楽しみだった「マッハ20、すなわち…」の柱コメントが、こうやって一堂に会するとなんだか壮観だねえ。 「まあ、だいたいのものより速かった」という投げやりなオチがわりと好き。 カバー下の裏表紙の「触手語録」が「はい、さようなら。」 まったくもって松井せんせーは的確に読者を泣かせにくる。 ああ、「ありがとう」と「さようなら」がたくさん詰まっているコミックスだなあ。 そんなことを考えてちょっと泣いた。

『暗殺教室』テレビアニメ完結でちょこっと感想

アニメの『暗殺教室』が完結しました。 いろいろとエピソードすっとばされてた(ホウジョウの存在がまるっと消されてたのはさすがに驚いた)けど、アニメらしい表現で、丁寧に『暗殺教室』という作品をつくりあげてくださっていたと感じます。 スタッフ&キャストの皆さまには、感謝感謝です。 でも、イトナくんが父親と再会できなかったのはちょっと残念だったなあ。 「声変わりしたな」というセリフのために、緒方さんががんばって声を低くしたらしいのに。 特に、ラス前の『卒業の時間』は途中にCMを挟まないという特殊編成まで駆使して、大事に再現してくださったと思います。 生徒たちひとりひとりの返事が、本当に彼ら彼女らぽくって、キャストの皆さんはすごいなあ、と感じました。 そして、最後の殺せんせーの「はい、さようなら」という声がやさしすぎでした。 この回、磯貝くんが殺せんせーをどうしたいか決を採るシーンあたりから涙がぽろぽろこぼれだし、最後は渚くんと一緒に号泣でした。 アニメを観ながらこんなに泣いたのは久しぶりでした。 どれくらいぶりだろうと振り返って、『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』の最終回以来だな、と思い出しまして、そういえばルルーシュも殺せんせーも福山さんだよ。福山さんに泣かされっぱなしだな、と苦笑してしまいました。 この最終回観て、あとはコミックスの最終巻とイラストブックが出たら、『暗殺教室』とお別れだなあ、と思っていたら、なんか映画になるらしいですよ(苦笑)。 実写映画は結局、観に行かなかったので、アニメ映画の方はちゃんと映画館で観たいと思っています。

『週刊少年ジャンプ』2016年30号 感想

『食戟のソーマ』 (172 いざ戦いの地へ) 北海道をバスツアーしつつ進級試験とは、さすがにお金かかってるな~。 えりな様が自分の料理を押し付けるのではなく、徹底的に知識を叩きこむ方向に動いたのはよいなあ、と。 たくさんのことを知っていれば、それだけ発想の幅も広がる。 ソーマたちの料理に対する自由を侵害することなく、知識の底上げによりパワーアップをはかろうというのは、父親にただ反抗しているのではなく、考えの違いで対立している、というしっかりとした意思表明になっているんじゃないかな。 ところで、一色先輩が追っかけてきてるようだけど、すでに十傑をクビになってる彼は何をしようとしているんだろうね。 まあ、同じ立場の久我先輩が軍団引き連れてきてるんで、何かしら手やら口やらを出せる機会はあるんだろうね。 『ONE PIECE』 (第830話 "賭けられる男") ルフィを気に入りすぎて無意識にのろけ話(?)を繰り返しているらしいジンベエ(爆)。 ビッグ・マムの子供たちはあっちこっちで政略結婚させられているけど、意外とうまくやってるっぽいね。 プリンちゃんもサンジとの縁談は乗り気な様子だし、意外とちゃんと相性よさそうな相手を選んでる? 『ハイキュー!!』 (第211話 迷子) 大地さん⇒鵜養さん⇒武田先生と、説教の三連コンボくらってる日向くん。 まあ、やってることがむちゃくちゃなのは確かだからしょうがない。 ソファがあるのに、床に正座して日向くんを諭す武田先生の静かな迫力がすばらしいです。 「まあ、お前。あんな焦んなよ」と言う田中くんは、日向くんのことをよくわかっているなあ、と。 影山くんとの評価の差は身に染みて知っているけれど、それを素直に受け入れることもできない。 そんな日向くんのいろいろと逸脱しがちなところが、日向くんを強くしてきたけれど、だからといってはずれちゃいけないルールってもんはあるんだよね。 だから、大地さんも鵜養さんも武田先生も、日向くんの気持ちを理解しつつも説教をする。 日向くんも説教されてることを当然だとわかっているから素直に謝る。 でも、自分で自分の気持ちをおさえられない。 いろいろと難儀な子だなあ。 『左門くんはサモナー』 (第38話 左門くんはタクティクスが好き) 天使ヶ原ちゃんのクラス、あくの強い子が多すぎない? と思っていたら、...

『ワールドトリガー』第148話 「三雲修・15」 感想

「メガネくんをなめるなよ」って言う迅さんが、ちょっと自慢気で、おまえはどんだけ後輩自慢をしたいのかと!(爆) いつのまにかチカちゃん座ってるけど、鬼怒田さんがすすめたのかな。 それでもユーマの方に椅子を寄せてるあたり、チカちゃんとしても緊張や不安があって、仲間の方に近づきたい、という気持ちがあるんだろうな。 チカちゃんなりに自分の立ち位置を示そうとしている、つまり、これは隊全体の意志である、ということを示そうとしている、という見方もできるな。 さて、オサムからボーダー上層部のプレゼン開始! ていうか、オサムのセリフが「お忙しい中、時間を割いて頂いて……」で始まった時、本当にプレゼンだな、と思った。 あそこにプロジェクタとパワポがあればカンペキだった。 ヒュースが玉狛支部を抜け出してガロプラ兵と接触した件は、イヤミを言われつつも不問になっているようだ。 ユーマの協力と引き換えにヒュースの扱いを玉狛に一任する、という取引がある以上、なんらかの被害が出ない限りは口出しできないということなのかな? 唐沢さんは記者会見の一件をみても、オサムに期待している人。 だから、「彼の加入がボーダーにとってどう得になるのか」という言葉は、オサムをけん制しているようにみえて、それさえうまく示せば味方してやれるぞ、と援護してくれているようにもみえる。 少なくとも、何もきかずにつっぱねそうな鬼怒田さんや根付さんを、オサムの話をきいてやる、という姿勢に誘導してくれた。 忍田さんはちょっとだけ三雲隊寄り? ユーマは尊敬する先輩の忘れ形見だからできる限り力を貸してやりたいし、ヒュースは駒として動いただけなので戦争責任を問うのはおかしいと考えている。 でも、ヒュースを信頼しているわけでもない。 ちょっと複雑な立場。 林藤さんは心情的には三雲隊の味方だけど、ボーダーの幹部としての立場を崩すほどの無茶をやる気はないんだろうな。 林藤さんがまず、否定的な意見を出したのは、オサムから頼まれたのかな、とも思う。 最初っから林藤さんがオサムをかばうような姿勢をみせたら、おまえの意見はきかん、という感じになって、発言力がゼロになってしまいそうだから、まずは、自分はボーダーのことをちゃんと考えてますよ、部下かわいさに自分の立場を見失ったりしてませんよ、とアピールしてください、という。 まあ、オサムの頼み事はまだ発動さ...

『週刊少年ジャンプ』2016年29号 感想

『ONE PIECE』 (第829話 海賊「四皇」シャーロット・リンリン) このマンガ、迷惑な人が多いけど、ビッグ・マムは群を抜いて迷惑な人だな。 「ホテルに泊まってたシュークリーム達」ってのがシュールだけど、観光客とかそんななのか? だとしたら、いきなり食べられちゃってかわいそうだな。 でも、シュークリームになっちゃった時点で食べられる運命だよね。はて。 まあ、首都を守ろうとして母親に殺された息子が一番かわいそうだが。 『左門くんはサモナー』 (第37話 左門くんはお触りに目を光らせる) またセンターカラー。久しぶりに左門くんがかっこよくみえる。 ていうか、このツーショットでのカラーって意外とみないような気が(いつも女子集合なイメージがある)。 カラー裏は4コマ2本。 なかよしさんクズカスコンビ(笑)。 確かにいちゃいちゃっぷりが「もう結婚しろよ」と言われるレベル。 ルキフグス宰相。 結構すごい人のはずなのに、結構かっこいい人なのに、3D酔いするコレクター系オタクか。 それにしても「3D酔い」って表現がすごいな。 2次元がデフォルトになって、3次元で酔うようになるとは、なかなか極まってる。 やっかいな上司の面倒みつつ、部下の監督しつつ、バイトしつつ、左門くんやアンリちゃんに振り回されてるネビロス閣下、おつかれさまです。 いや、天使ヶ原ちゃんがかわいくなければやってらんないよね。 ちょっと話がはずんだ程度で恋に落ちてしまうとか、宰相がちょろすぎるのか、天使ヶ原ちゃんが天使すぎるのか。 天使ヶ原ちゃんが襲われそうになって、スマートに宰相を退治しちゃった左門くん。 「お仕事」だから当然ですよね(棒)……みたいな感じなんですが(爆)。 ひさしぶりの左門くん×天使ヶ原ちゃんでころげまわる~。 問題を暴力で解決した左門くんを怒るそぶりをみせつつ「けど、ありがとね」と満面の笑みをみせる天使ヶ原ちゃん、マジ天使。 あと、左門くんに「さくらさん」って呼ばれてけらけら笑ってるとこもかわええ。 『ハイキュー!!』 (第210話 スタート地点未到達) 鵜養元監督はまた入院してるのか。お医者さんの言うことをききそうにないタイプだしなあ。 日向くんに言葉攻めかましてスッキリするツッキー。 やったことがやったことなんで、言い返すこともできない日向くん。 ところで、ウシワカは『ジャンプ』の「ムダ...

『ワールドトリガー』第147話 「ヒュース・2」

いきなりエプロン姿の迅さんが出てきてびっくらした。 意外と似合う。 「レイジさんからお褒めのメール」ということは、レイジさんだけ戻れてないのかね。 ガイストでベイルアウトしちゃったんであろう烏丸先輩はともかく、小南ちゃんも戻ってきてるのに。 まだ警戒を続けてるのか、ガロプラに対応した隊の隊長さんたちで会議でもやってるのか。 ていうか、あのままヒュース戻ってきちゃったの? ボーダーの偉い人たちに本部に引き留められる展開を予想してたんだけど。 一挙7得点で、三雲隊は3位生駒隊と5位王子隊の隙間にもぐりこんだ感じで4位にランクアップ。 ここらへんは団子状態なのに、1位の二宮隊と2位の影浦隊、そして、3位の生駒隊は意外と点差が空いてるな。 二宮隊と影浦隊に点差があるのは、影浦隊は隊員全員がランクにあまり興味がないために戦績にムラがあるのかな、と予想。 二宮隊は二宮さんのプライド的に、B級ランク戦において負けることなど許さず、毎試合、きちんと作戦を練ってあたっているのかな、とか思ってる。 現在のB級上位グループでまだお披露目されてないのは、生駒隊と王子隊だけなので、次のランク戦ではこの2チームが出てきて欲しい。 てか、三雲隊と鈴鳴第一に追い出される形で中位グループに落ちた弓場隊がちょっと気になる。 三雲隊への加入の意志をオサムたちに示したヒュース。 あいかわらずお箸の持ち方がすごいけど、スプーンを使おうとしないのは、意地なのか? ヒュースが三雲隊に入るにあたっての、三雲隊内の最大のネックは、ヒュースに追いかけまわされたチカちゃんがそれをどう思うか、ってことだったんだけど、「修くんがいいって言うなら……」で解決。 うん、チカちゃんならそう言うと思ってた。 それに、嘘を見抜くサイドエフェクトを持つユーマと、未来視のサイドエフェクトを持つ迅さんが、そろって賛成なら警戒心が薄れるのはわかる。 三雲隊の弱点を示したうえで、自分が入れば「どんな相手とも互角以上に戦えるだろう」と語るヒュース。 B級のツートップである二宮隊と影浦隊の戦いぶりを観ているヒュースが「どんな相手とも」と言うからには、この2隊にも勝てる自信がある、と宣言してるようなものかな。 ヒュースの角はトリオン体のデザインからはずせるだろう、とは思ってたけど、ヒュースたちに追いかけまわされたC級の子たちはどうすんの、と思ったら...