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『暗殺教室』17巻 ちょこっと感想

『暗殺教室』の17巻が出たですよ。 今回の表紙は黄色。 なんと、ここにきて1巻の表紙をひねってきたよ! 比べてみると、1巻よりも濃い黄色になってる。 「中途半端な黄色」ってことらしいけど、私は「卵の黄身」色かと思った。 カバー折り返しの作者コメントはプロットについて。 「15巻から最終回までは、もう一週単位で何をやるかが決まっており」ってのはすごいな。 15巻というと、茅野ちゃんが覚醒(?)したあたりだよね。 あの時の、『ジャンプ』の巻末で「ここからが『暗殺教室』です」と松井せんせーがコメントしていたのは、そういう意味もあったのかなあ、と思ってみたり。 つまり、ここから先はもう一本道だよ、と。 松井せんせーは常々、どこかで連載が打ち切られてもいいように、この長さになった場合はこうする、みたいなパターンを事前に複数用意している、とおっしゃっているけれど、15巻から先は、どのパターンでもこの展開にたどりつく、みたいなコアの部分なんじゃないかね。 さて、小ネタについてちょこちょこツッコミ。 殺せんせーは靴をはいてないけど、土足厳禁のところを歩いても、床を汚さない……便利な仕組みだな。 「殺せんせーの体内では汚れの物質は溶けるか燃えるかしてしまう」ということは、もしかして、お風呂に入らなくても、常に清潔でいられるということなのか? 修学旅行の時にお風呂に入ってたけど。 渚くんは馬力がないので、神崎ちゃん+奥田ちゃんで完全に拘束できる……せめて中村ちゃん+片岡ちゃんクラスまでがんばろうよ。 「神崎有希子のおしとやかジェノサイド」怖い。めっちゃ怖い。 これを間近でみた千葉くんが、それ以降、神崎ちゃんに近づかなくなった、とかいうことになっても不思議じゃない。 岡島くんはその程度じゃへこたれずに、神崎ちゃんに声をかけそうだけど。 「味噌汁の具は牛乳とゆで卵がベストです」って、マニアックだな、カルマくん。 少年マンガっぽい展開に目を輝かせる不破ちゃん、かわいい。 茅野ちゃんの巨乳に対する心の闇が深すぎて怖い。 この巻は、E組が分裂してから、再び団結するまでのお話を中心に収録。 前巻で迷いの中にいたE組の生徒たちが、自分たちの意志と能力で、殺せんせーの生徒としての自分を取り戻す部分。 殺せんせーから旅立つための準備を始めたって感じの部分。 本誌では、旅立ちの時が間近に迫っているけれど、...

『ワールドトリガー』第125話 「ガロプラ・4」 感想

本部に侵入されてしまったボーダー。 とりあえず、隔壁閉鎖でC級隊員と一般職員をネイバーから遠ざける。 なんか「清掃中」の表示に笑ってしまったんだが、ネイバーを掃討中、という意味なら間違ってない……かもしれない。 ようやくガロプラ遠征部隊全員の名前が判明。 「コスケロ」をどうしても「コロスケ」って読んでしまうナリ。 ヒュース、完全にアフトクラトルというかハイレインから見捨てられてた。 「救助・奪還の必要はない」まではともかく、「邪魔であればこちらで処理していい」というのは、「ついでに始末してくれたらうれしい」って意味にもとれるんだが。 レギーが「……!」ってなってるのは、「部下を遠征地に置き去りにしたあげく邪魔になったら殺すのかよ。容赦ねえな」くらいの意味なのか? まあ、アフトクラトルの民に対する態度がそれなら、属国であるガロプラの遠征部隊に何かあったらどんな目にあわされるんだよ、と考えたら、ちょっとした緊張がはしってもおかしくはないが。 それにしても「会話の記録も録ってある」とは、隊長さん、アフトクラトルをまったく信用してないな。 それくらいの慎重さがあるからこそ、隊長なのかもしれないが。 いきなり風刃キターっ! 迅さんが風刃をふるう時の冷徹な目がたまらんです。 しかし、風刃、あっさり防御された。 やっぱり、風刃は「距離を詰めればただのブレードと同じ」なのか(苦笑)。 まあ、迅さんも風刃でケリをつけるつもりはなかったっぽいね。 迅さんの目的はあくまでも、遠征部隊を直に視ること。 風刃をふるったのは、ちょっとだけ足を止めさせて、視るための時間を稼ぐのが目的だったか。 天羽くんのサイドエフェクトは、相手の強さとその性質が色として視える、ってことっぽい。 しかも、迅さんと違って、モニター越しでも通用する? ていうか、隊長さん、忍田さんクラスとかっ! 太刀川さんがぶったぎられるってどういう状況よ、と思ってたけど、忍田さんクラスなら、普通に正面衝突でぶったぎられてもおかしくないのか。 考えてみれば、遠征部隊なんだから、太刀川隊+冬島隊+風間隊くらいの強さであってもおかしくないんだよね。 アフトクラトルの遠征部隊のメンツが派手すぎたので、それより劣るのは当然としても、精鋭ぞろいであるのは当然なんだろう。 一方、ドグに襲われてるスナイパーズの援護に、辻ちゃんと緑川が登場。 辻「俺...

『週刊少年ジャンプ』2016年03・04合併号 感想

『暗殺教室』 (第169話 登校の時間) 別記事(戦闘と暗殺) 『火ノ丸相撲』 (第78番 もう一つの報酬) ユーマさんのお師匠さんがグレてる(苦笑)。 なんとゆーか、責任感が強い人だなあ。 たとえ不詳の弟子で、迷惑かけられまくりであったとしても、一度、面倒をみると決めたからには、弟子の敗北は自分の責任、と考えちゃうんだろうなあ。 それにしても、ここまでグレなくても……。 あと、ユーマさん、あっちこっちで頭下げまくり。 まあ、過去にしでかしたことを考えると、しかたないけど。 『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP32 だんごのリズム) ワルツを踊り切って、互いを褒めあうツッチーと亘理ちゃんのペアがかわええ。 最後まで踊れた、というのがふたりにとっては本当にうれしいことなんだなあ。 そして、御木くんとターニャが健闘をたたえにくるのがまたよい。 このツーペアがそろってるコマって、いつみても本当にほほえましいよなあ。 ターニャはロシア語を封印して英語でコミュニケーションをこころみることにいたのか。 なるほど、お互いがほとんどわからない言語でがんばるより、双方ともほどほどにわかる英語の方がまだ通じるってもんだよね。 『ハイキュー!!』 (第187話 昼の月) 疲れ切ってカクッてなっちゃった足をドスドスと責める日向くんがこええです。 田中さんじゃないけど、許してやれよ、って言いたくなる。 ツッキーが指を痛めてまでも耐え続けたリードブロック。 その粘りの成果が土壇場で活かされるとか、1巻のあのツッキーがここまでになったんだなあ、と思うとなんかちょっと泣けるよね。 「月の出」からの「昼の月」……遠征編で顔を出した月が、ついに天頂で輝く、ということか。 『左門くんはサモナー』 (第14話 左門くんは女性の身支度を三時間くらい待てる) サキュバスさんの出落ちっぷりがすごいです(笑)。 「だ~れだ?」の天使ヶ原ちゃんの破壊力がすごいんだが、左門くんが固まっちゃったのは、天使ヶ原ちゃんにやられたせいなのか、インフルにやられたせいなのか……。 この絶妙なごまかし方に踊らされる読者がここにいたりする。 『食戟のソーマ』 (148 凱旋) 一色先輩はやっぱり先を見据えて、すでに備えを始めているのか……。 『ワールドトリガー』 (第125話 「ガロプラ・4」) 別記事に...

『暗殺教室』第169話 登校の時間、もしくは、戦闘と暗殺

巻頭カラー! 速水ちゃんのコスチュームがなかなかの露出度(笑)。 そういえば、このマンガでは弓は使われてないよなあ、と思ったり。 実写映画のキャストの記事みて、柳沢役の成宮さんが意外とハマってるなあ、と思った。 元々、ニノの「死神」役はかなり似合うんじゃないかと期待してたんだけど。 そういえば、電子版ではニノと山田くんが映ってる画像がすべてグレーアウトしてて、さすがジャニーズやなあ、と思った(←蛇足)。 さて本編。 子供たちが習ったのは「暗殺」術。 そして、「暗殺」でならばホウジョウに勝てる目はあると、烏間先生は期待していた。 ホウジョウは「戦闘」のプロであって、「暗殺」のプロではない。 暗殺能力は高いけど、戦闘能力がほとんどないイリーナ先生は、「暗殺」のプロであって、「戦闘」のプロではないように。 「戦闘」になったらE組の負けが確定してしまう。 だからこそみんなは、「暗殺」のフィールドをつくりあげ、「戦闘」を開始させる隙をホウジョウに与えなかった。 それにしても、E組のみんなの連携攻撃の練度の高いこと。 あれだけの人数で、同士討ちをせずに、隙なく攻撃し続ける、というのは、かなりの難易度なんじゃないかと思うんだけど、それをやってのけるんだもんなあ。 そして、ラストの渚くんとカルマくんの連携攻撃からのハイタッチ! 渚くんの笑顔のかわいいこと! その後の、カルマくんと並んで頬を染めてる絵はさらにかわいいけどな! ホウジョウという人は、本当に強い人なんだろう。 でも、その人でも、本気を出すことができなければ負ける。 なるほど「暗殺」というのは、相手に本来の力を出させずに、自分の力を行使することなんだなあ、とあらためて感じた。 それに、ホウジョウにしても、子供たちを拉致するのはよくても、殺すというのはまた違う決断が必要なんだろうね。 子供たちを皆殺しにしてもいい、という条件が最初っからついていたら、E組の全滅エンドだったんだろうな、多分。 障害を乗り越えて、再び出逢った殺せんせーとE組の生徒たち。 「成長しましたね、皆さん」と言った殺せんせーのデレ顔がかわええ。 生徒たちがうれし泣きしながらナイフや銃を向けてる絵がシュールすぎるんですがっ。 一方、柳沢と「死神(弟子)」もすべりこんできたよ。 さすがにこの人たちの出番がないままで終わるってのはないよね。 そういえば、バリア無...

『ワールドトリガー』第124話 「ガロプラ・3」 感想

ガロプラがボーダー基地への侵攻を開始。 一方、ボーダー基地内では、B級ランク戦、開始間近。 上位は影浦隊×弓場隊×東隊、中位は三雲隊×香取隊×柿崎隊か。 この6隊がいざとなれば、東さん率いる防衛部隊になるんだな。三雲隊と影浦隊の共闘とか、めっちゃおもしろそうなんだけど、ランク戦が延期になるのはちょっと惜しいな。 オサムとチカちゃんの新技が楽しみだから。 基地内にいるC級とB級の下位チームはほとんどがランク戦を観戦してるんだろうな。 観戦会場の警備は風間隊だし、解説席には出水ととっきーがいるから、万が一の時にも守れるし、万が一がなければガロプラ侵攻のことなんて知らせないままですませられるし、忍田さんとしては、ランク戦をこのまま予定通りすすめたいところだろうな。 いつもの指令室に、冬島さんがいる! 基地内のトラップ担当なのか? で、忍田さんはどこにいるんだ? こちらも指令室っぽいんだけど、なんでわざわざ部屋を分けてるんだろ。万が一の場合に、共倒れを防ぐためとか? 玉狛支部からトリガーを盗み出し、脱走したヒュース。 いや、いくらなんでも簡単に脱走しすぎだろ。 これはさすがに迅さんの仕込みを疑っちゃうレベルなんだけど、どうなんだ? てか、林藤支部長はどこにいるんだよ。 陽太郎の「後輩はおれがまもる!」に対する、ヒュースの「……世話になったな……先輩」がちょっと泣ける。 陽太郎はヒュースを信頼しきっていて、ヒュースの面倒をみるのが自分の役目だと思ってて、ヒュースもそれは感じ取っているし、悪い気はしてないと思う。 でも、陽太郎を泣かせてしまうことになるとわかっていても、ヒュースはアフトクラトルに戻りたい。 おそらくは、自分の主のために。 ヒュースは侵攻部隊に接触して、ハイレインの名前を出せば、遠征艇に乗せてもらえると考えているのかな。 でも、ガロプラ側はアフトクラトルからの情報流出を疑ってるし、そんなとこに、角付きのヒュースが現れたら、「裏切り者!」ってなっちゃいそうな気がするんだけど。 狙撃班はスナイパーズの混成チーム。 木崎班:レイジさん+佐鳥+奈良坂+古寺+茜ちゃん 当真班:当真+荒船隊全員+太一 このスナイパーオンリーチームって、なんかこう、贅沢きわまりない絵だな。 レイジさん、はじめてのスナイパー装備姿なんだけど、頼もしさがハンパない。 「外」の迎撃班はオールラウンダ...

『週刊少年ジャンプ』2016年02号 感想

『食戟のソーマ』 (147 反撃開始!!) えりな様の意見はきいても、えりな様の言う通りには動かない極星寮の面々。 これが、幸平パパさんや堂島先輩の時代から連綿と受け継がれてきている気風なんだろうなあ。 えりな様の舌は「神の舌」で、えりな様の言葉は「神の言葉」な世界で生きてきたえりな様にとって、えりな様の言葉と寮仲間の言葉を同等に扱う連中は、ものすごく新鮮な存在なんだろうな、と思う。 極星寮の面々がセントラルという存在に呑み込まれて生きていけるわけないよなあ。 ところで竜胆先輩は誰の味方なんです? 『火ノ丸相撲』 (第77番 知ってほしいこと) 入部前に部長さんにしてきたことを、めっちゃ後悔しているユーマさん。 意外と神経質なところあるよね、この人。 一方、それはもう終わったことだと思ってた部長さん。 相撲のこと、仲間のこと以外は、あんまり深く考えてないんじゃないかね、この人。 ユーマさんは部長さんのやさしさに甘えない。自分がしでかしたことを忘れない。 それは大事なことなんだろうけど、その想いにとらわれて相撲に集中できなかったら本末転倒なんだよね。 その問題が、全国に行く前にクリアされてよかったなあ。 『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP31 リベンジワルツ) 「普通」にワルツを踊るふたりの笑顔がすごくよい。 笑顔だと採点がよくなるから笑顔なんじゃなく、心底、楽しいから笑顔なんだよね。 これは、御木くんとターニャのペアにも言えることなんだけど。 『暗殺教室』 (第168話 開花の時間) 別記事(地の利と気持ちの強さで快進撃) 『ワールドトリガー』 (第124話 「ガロプラ・3」) 別記事になってます。 『ハイキュー!!』 (第186話 バレー馬鹿たち) 「俺は、俺の40年を懸けて、烏野10番、お前を否定したい」という、監督の思いは、なんともせつないなあ。 日向くんと同じように体格に恵まれなかった人が、日向くんとは別ベクトルであがき続け、ある意味、成功している。 でも、自分ももしかしたら日向くんのようになれたかもしれない、という自分のこれまでの人生を否定するような思いが、心の底にくすぶっていることを否定しきれない。だからこそ、「否定する」ではなく「否定したい」なんだろうなあ、と。 『左門くんはサモナー』 (第13話 左門くんはゴネる) 顔を...

『暗殺教室』第168話 開花の時間、もしくは、地の利と気持ちの強さで快進撃

旧校舎がある山に突撃したE組の生徒たち。 一方、烏間先生はイリーナ先生を引き連れて、子供たちが「地の盾」の内側に入ることができたら、自分も入れるように交渉。 追い詰められた殺せんせーから生徒を守るため、とかありえない話を持ち出してるなあ。 建前上は、殺せんせーを危険生物のままにしといた方がめんどくさくないのかね。 ところで、司令官の名前はどこまでも言わせないつもりですか。 山の中では生徒たちが無双してた(笑)。 カルマくんが本領発揮しすぎだろ。 磯貝くんと前原くんの連携プレーがめっちゃかっこええ。 あと、原ちゃんの下敷きになった人、本気で死んでそうなんだけど大丈夫なのか? 「モミの木の高台」とか「山葡萄の繁み」とか「マテバシイ密集地」とかいう単語だけで、あの広い山の中からピンポイントで場所を特定できるとか、ホームグラウンドならではだよなあ。 特訓とか、食材探しとか、エロ本隠しとか、様々なことで駆けずり回り続けた山。 その範囲に限っていえば、E組の生徒たち以上に地の利を持っている集団はいない。 でも、地の利も数の利も、ものともしない。 神兵・ホウジョウっていうのは、そんな強さを持っている人なんだろう。 いやあ、木に立ってる(?)絵がめっちゃかっこいいなあ、ホウジョウ。 こんな強そうな人をどうやって倒すのよ、と思うんだけど、烏間先生は「暗殺者の基本を思い出せ!!」と言ってるから、勝てる見込みがあると思ってるよね、多分。 ところで、ホウジョウに吹っ飛ばされた男子生徒は誰なんだ?

『ワールドトリガー』13巻 箇条書き感想

『ワールドトリガー』の13巻を読んで、思ったところを箇条書きにしてみた。 ◆表紙は二宮さん。表紙カバーを広げると、二宮さんが伸ばした手の先に鳩原さんがいるあたりが……。 ◆鳩原さんの隊服はパンツスーツか。まさかタイトスカートじゃないよね、と思ってはいたが。 ◆元東隊のメンツがすごすぎる。東さん+二宮さん+加古さん+三輪とか、何、その最強布陣。隊員のすべてがA級の隊長(元含む)になったってすごすぎだろ。このメンツで1位をとったのか? そもそも、今の東隊は何代目なのか? といろいろと妄想が広がる。 ◆二宮さんと加古さんの関係は元チームメイトか。同じ年だからそれなりに交流があるのかと思ってたら、もっと密接な関係だった。 ◆会議の時に、東さんが三輪のことを「秀次」と呼んだり、三輪が東さんには従順な態度だったりしたのは、元隊長だったからか。 ◆三輪は東さんの元で修行した後で、三輪隊を結成したということか。東さんの元で戦術を学び、太刀川さんを鍛え上げた実績のある月見さんにオペレータについててもらってるとか、三輪は師匠運がいいな。 ◆ランク戦の解説で加古さんがやたら「これは東さんが考えたんじゃない」的なことを主張していた理由が納得できた。「私の隊長があんな小手先の戦術を使うわけない」的な。 ◆二宮さん、東さんに戦術を習ったらしいが、その前提でオサムに対する「戦術をかじっただけの雑魚」発言を深読みすると、「おれなんか東さんにじきじきに戦術教えてもらったもんね!」になる(爆)。 ◆カゲさん、根付さんにアッパーかましてB級降格になったのか。こんな生身でも強そうな人にアッパーかまされた根付さんがかわいそう。よっぽど不愉快な感情で刺されたのかね。 ◆カゲさん、お好み焼き屋の次男坊か! お好み焼き好きの荒船はカゲさんの実家の常連だといい。 ◆ユズルくんは中学生組トップの個人ポイントを持ってるのか。あの木虎ちゃんや緑川よりも持っているとか……。 ◆ユズルくん、身長156cm。思ったより小さくない。あれは、比較対象がゾエさん(189cm)や当真(183cm)だからか。 ◆ゾエさん、生身の戦闘力(SE抜き)ならレイジさんとツートップとかどんだけ強いの! ◆ゾエさんの体格と戦闘力があったら、相撲部屋からスカウトがきそうだ。 ◆犬飼にお姉ちゃんがふたりいるというのは、めっちゃ納得できる。 ◆犬飼はカゲ...

『週刊少年ジャンプ』2016年01号 感想

『ジャンプ』の巻末コメントのレイアウトが変わると、師走だなあ、って感じがするよね。 『暗殺教室』 (第167話 信頼の時間) 別記事(会いたい気持ち) 『火ノ丸相撲』 (第76番 食うしかねぇぜ!!) このメンツで、女子相手だと、蛍くんが一番、頼りになるというか。 もう馴染んでるメンツの中に女子ひとりで飛び込んできた千鶴子ちゃんに、気を遣ってあげてるのかな、って感じがする。 レーナちゃんの挙動不審っぷりがかわいすぎなんですがっ。 てか、潮くんはレーナちゃんがユーマさんの妹だって知らなかったんか。 レーナちゃんはユーマさんのこと「祐真」って呼んでるから、気付かなくても不思議じゃないのか? でも、だとしたら、レーナちゃんがユーマさんを熱心に応援してることを何だと思ってたんだよ。ただのファンだと思ってたのか? 「頑張れよ! ダチ高相撲部!!」とか言っときながら、出禁にした店長さんにはめっちゃ笑った。 いやいや、頑張れというなら応援してあげようよ。 『ハイキュー!!』 (第185話 頑張れ俺の太腿) 大王様が観戦してた。 メガネかけて、姿勢を低くして、コートにいる影山くんに発見されないようにしてたのか? 岩ちゃんは「何だ及川居たのかよ」って言ったけど、大王様がいることを確信して探してたんじゃないかね。これ。 『左門くんはサモナー』 (第12話 左門くんは少しずつ大人になる) なんぞこれ(笑)。 左門くんの猫好きと虫嫌いは天秤にかけると猫好きが勝つんだな。 『BLEACH』 (BLEACH 654. Deadman Standing) イヅル生きてたーっ! いや、小説で読んでたんで、生きてるのは知ってたんだけどね。 やっぱり本編の方でみられるのはうれしい。

『暗殺教室』第167話 信頼の時間、もしくは、会いたい気持ち

軟禁状態の中、学級会を開くE組の面々。 「殺せんせーに本心から死んで欲しい生徒なんていない」と「僕等はそれでも殺し屋だ」というのは、矛盾しているようにみえるが、生徒たちにしてみれば矛盾はしてるかもしれないけど不自然ではない。 殺せんせーは大事な自分たちの先生であり、その殺せんせーがどうせ死ぬのなら生徒たちに殺されたいと望んでいるんだから、その望みが叶えられるにしても叶えられないにしても、その決定権および実行権をE組から奪うなよ、ということにはなるだろう、当然。 でも、E組の「外側」からみれば、自分たちも巻き添えで死ぬことになるかもしれないんだから、それはおまえらだけの問題じゃないだろ、ということになるわけで、ここらへんの溝はどうやったって埋まりそうにない。 事前に殺せんせーとE組のみんながこの件について話し合いの時間が持てていたら、殺せんせーに説得された生徒たちが、じゃあせめてその瞬間までそばにいます、とかいうことになったのかもしれないが。 殺せんせーは旧校舎を念入りに手入れして、最期の時を待つ。 唯一の望みは「もう一度だけ……生徒に会いたい」 殺せんせーと生徒たちの望みは一致している。 ただ「会いたい」。 殺せんせーに会いにいくと決めた生徒たち。 山にたどりつくまでは磯貝くんが、山に入ってからはカルマくんが仕切り役か。 一番、重要な部分の仕切り役を志願したカルマくんに、「…ああ、任せた」と微笑む磯貝くんがイケメンすぎる。 イリーナ先生の口の中が、四次元ポケットな件(笑)。 E組内ではほぼ無効なイリーナ先生の技術だけど、やっぱり、普通に強力な武器なのね。 「最後の任務は全員無事に登校する事!!」か。 気が付けば、暗殺期限まで残り3時間だよ。 そうか、ここまできたか……。 なんかもう、本当にここまできちゃったんだなあ。 とか思ったら、どんどんヘコんできた。

『ワールドトリガー』第123話 「ガロプラ・2」 感想

木虎ちゃんからのアドバイスを得て、めっちゃ吹っ切れた感じのオサム 「無償のやさしさはいずれ重荷に変わります。特に、彼のような人間にとっては……」というのは、とてもうなずけるセリフ。 木虎ちゃんはオサムのことをよくわかってるなあ。 一方、ユーマはまだ加古さんにつかまってた。 なんだ、「そう言うと思ったわ」は引き下がるって意味じゃなかったのか。 それにしても、チームのメンバーをイニシャル縛りで決めてるってのは、おもしろいな。 勧誘したいと思ったけど、イニシャル「K」じゃなかったからやめた、ってこともあったのかな。 でも、よくよく考えてみると、ボーダーの正隊員、イニシャル「K」が意外と多い。 玉狛第一とか、木崎、小南、烏丸で、オペレータの宇佐美ちゃん以外はみんなそうだもんな。 小南ちゃんと加古さんは仲よさそうだったけど、小南ちゃんも勧誘されたことあるのかな。木虎ちゃんはどうなんだろな。 並んで解説してた時の様子からして、風間さんのことをかなり気に入ってるっぽいから、隊を率いる立場の人じゃなかったら引き込みたかったんじゃないかな。で、そのことを知ってる菊地原が、加古さんに警戒心むきだしだったりしたら楽しい。で、だったらふたりともうちに来ない? とか言われて歌川が絶句したりしたらさらに楽しい。 と、いろいろと妄想が広がる。 加古さんと二宮さんは交流があるんだな。同級生のはずだから、ある程度の付き合いがあってもおかしくはない。 てかこれ、ユーマにA級とのつながりをつくってあげよう、という心遣いから加古さんに話した可能性もあったりするのか? A級になるとトリガーのカスタム可能になるのね。 諏訪さんとゾエさんと犬飼の銃の形が違うのは、諏訪さんのはスタンダードで、ゾエさんと犬飼のはA級だった時にカスタムしたもの、ということなんかな。 カゲさんのスコーピオンとおぼしき伸びる武器も、カスタマイズされてる可能性があるのか? だとすると、ユーマが同じことをするのはむずかしくなるけど。 それにしても、三雲隊がA級にあがれることをみじんも疑ってないって感じの、ユーマの対応が頼もしい。 ところで、ユーマとカゲさんがめっちゃ仲良くなってる件。 待ち合わせして個人ランク戦でもやる予定だったんじゃないかな。 仲介した鋼さんの思惑通りになってるなあ。 柿崎さんと「カゲ」「ザキさん」と呼び合うってあたり、カ...

『週刊少年ジャンプ』2015年53号 感想

『暗殺教室』 (第166話 困惑の時間) 別記事(怪物と過ごす日常という異常) 『背筋をピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP29 静かなる決意) 八巻先輩を傷つけてしまって泣いてる秋子先輩がかわええ。 普段、超強気キャラなのに、なにかのスイッチが入ると泣き虫キャラになるとか、何、そのおいしい設定(笑)。 ところで、秋子先輩は八巻先輩のこと「章」って呼んでるんだね。あれ? 今まで、名前で呼んだことあったっけ? 八巻先輩と秋子先輩の、貪欲に勝ちを目指す姿勢もありだけど、それはツッチーと亘理ちゃんには似合わない。 楽しみたいとか、ちょっとずつ前に進みたいとか、そういうモチベーションでダンスをするのがこのふたりには似合ってる。 鹿高競技ダンス部の3組のカップルの、それぞれの距離感みたいなのがかいまみえて、おもしろかったなあ。 『ハイキュー!!』 (第184話 はじめての感情) 治療中も戻ったら何をするかを考え、戻った途端に鵜養さんに試合に出させろアピールをするツッキー。 ツッキー的にはテンションMAX状態。 「時間は稼いだぜ」とか言いながら、正直に山口くんの奮戦ぶりを報告する日向くんがかわええです。 あと、応援席でドキドキしながら「寿命縮まんだよ、クソがあああ!!」とか野次ってるおじさんも、なんだかかわええです。 「馬鹿じゃないの。こんなの。日向じゃあるまいし」とか考えながら、痛みをこらえて必死でブロックするツッキー。 ウシワカにまったく気圧されていない強い目がすごい。 バレーボールに完全にハマったな。 木兎さんの予言(?)通り。 『火ノ丸相撲』 (第75番 何より嬉しいこと) 全国行きが決まった相撲部に、学校はお祝いムード一色。 全校集会で、何が何やらって感じにみんななってるのに、チヒロだけ堂々と声援に応えてるのがおもしろい。 チヒロはレスリングで全国優勝経験があるから、こういうのには慣れてるんだろうなあ。 とか思ったら、チヒロがレスリングで優勝した時より盛り上がりがすごいらしい。 この盛り上がりに乗じて、部費増額をねだる桐仁くんは、本当に有能だな。 そして、メガネ三つ編み美少女がマネージャーに投入された! おおっ。このマンガに女性キャラが増えたぜ! と思ったら、レーナさんまでなし崩し的にマネージャーになった! 「何でお兄ちゃんに相談しねぇんだ」と言うユ...

『暗殺教室』第166話 困惑の時間、もしくは、怪物と過ごす日常という異常

センターカラーで全員集合。 これは卒業アルバム(公式)用の集合写真かな? 偽律ちゃんもちゃんと入ってるんだな……てか、律ちゃん、卒業アルバムに印刷される名前はどうなるの? 「自律思考固定砲台」って名前で卒業アルバムに載るのか? 「偽律ちゃんの名字」+「律」になるのか? 名前を名乗らせてもらえない司令官さんかわいそう。 最後には、烏間先生に握りつぶされているし。 理事長先生は今回の計画を知らなかったのか。 自分の学園のことなのに知らされていなかったとは、さすがに怒るだろう。 でも、国からさんざんお金を巻き上げてるわけだし、被害者とも言い難い。 ということは、バレンタインデーに旧校舎を訪れたのは、お別れのあいさつというわけではなく、単純に、殺せんせーと契約更新の話をしたかったのか。 理事長先生なら、うまいこと言い逃れするのは、確かに簡単そう。 でも、理事長先生は理事長先生なりに筋を通した。 殺せんせーを教師として認めたから雇い続けたのだと。 めっちゃ壊れてるし、とてつもなく迷惑な人なんだけど、自分の中にしっかりとした価値基準を持っていて、自分にとって大事なものに対してはものすごく真摯な姿勢をみせるんだよね。そこらへんだけみると、とてもいい大人なんだけど。 そういえば、大人たちの中で殺せんせーを「殺せんせー」と呼んでるのは、理事長先生だけなんだよね。 烏間先生とイリーナ先生は「やつ」とか「タコ」とか呼んで、「殺せんせー」と呼ぶのを避けてる感じだし。 理事長先生にしてみれば、「殺せんせー」と呼ぶこと自体が、教師としての殺せんせーに敬意を示している、ということなんじゃないかな、と思ってみたり。 それにしても、理事長先生の洗脳スキル、最強すぎる……。 理事長先生が保身に走らなかったのは、最初の教え子との約束は違えない、ということもあったんだろうけど、どんな風評が流れても自分がダメージを受けることはない、というゆるぎない自信があるからなんだろうな。 E組の生徒たちは私服まで没収されて監禁状態。 いや、中学生相手に徹底してるなあ。 そして、世論は「E組の生徒たちがかわいそう」という方向になっていた。 まあ、表に出てる情報だけみればそうなるよなあ。 人間を傷つけることはないとはいえ、中学生にナイフやら銃やらを与えて、「怪物」を攻撃させてるんだから、「分別のつかない中学生」であり「何も...

『週刊少年ジャンプ』2015年52号 感想

『ハイキュー!!』 (第183話 欲しがった男) 白鳥沢の鷲匠監督は、選手としては日向くんに近いタイプだったのか。 でも、小さくてもてっぺんで戦える選手になりたい、と日向くんが願ったのに対して、鷲匠監督はあくまでも力でねじふせる選手に憧れ続けた。 そんな鷲匠監督の想いが、白鳥沢のストロングスタイルにつながっているのか。 もし、日向くんが白鳥沢に入学していたら、鷲匠監督は日向くんをどう扱ったんだろうなあ。 「バレーは!!! 常に上を向くスポーツだ」という鵜養さんの言葉。 ああ、そういえばそうだなあ。 ボールはだいたい上方向からくるものなあ。 そして、マッチポイントまできてツッキーが再登場。 なんだか、このシーンだけみると、ツッキーが主人公みたいだよ! 『ONE PIECE』 (第807話 “10日前”) 表紙の現在のシモツキ村の様子がおもしろい。 そうか。みんなゾロに憧れてるのか。これは師範も頭が痛いわ(苦笑)。 トラファルガー・ローは部下に愛されてるようでなにより。 で、サンジはどうなってるんだよ……。 『暗殺教室』 (第165話 正論の時間) 別記事(E組が世界にさらされた日) 『火ノ丸相撲』 (第74番 甘やかされている連中) ユーマさんがあっさり負けてて悲しい。 ユーマさんはまだメンタル面に難あり、なのかなあ。 そして、レーナちゃんの悲嘆ぶり……どんだけお兄ちゃんが好きなんだよ。 『BLEACH』 (BLEACH 652. THE THEATER SUICIDE SCENE 6) 七緒ちゃんのお母さんは、八鏡剣を京楽隊長に預けたために、神剣を失った罪で極刑に処せられたのか。 当然、お母さんはそうなることを覚悟のうえで預けたんだろうなあ。 それほどに、娘に引き継がせたくなかった、ということなんだろう。 相手を死なせてしまうんじゃないか、とおびえることなく、娘が好きな人の元に嫁げるようにしてあげたい、という想いがあったんだろうなあ。 だけど、京楽隊長は、八鏡剣を預かることが義姉の死につながる、とまでは考えていなかったんだろう。 八鏡剣というものが、それほどにだいそれたものだとは思っていなかったんじゃないかな。 てか、京楽隊長が四十六室に対して、やけに強硬な感じだったのは、自分の思惑や行動を邪魔されたくない、とか、力はないくせに権力だけ振るう四十六室を嫌っている、と...

『暗殺教室』第165話 正論の時間、もしくは、E組が世界にさらされた日

ずっと、このおはなしの中では「世界」=E組だった。 生徒たちにとってE組は世界の中心にしてすべてだった。 初回から、地球が爆発する、という全世界規模な話は出ていたが、それでも、E組の生徒たちにとっては「世界」=E組だったんだと思う。 E組は完璧なる「内側」。 E組の生徒たちは、E組の「外側」には行かない。 「外側」から「内側」に来て去っていく人はいても、「内側」から「外側」に出て行く人はいない。竹林くんが戻ってきてしまったように。 つまり、E組の生徒たちにとって「内側」=「世界」。「外側」は無視してもいい存在だった。 たまに「外側」がちょっかいだしてくるけど、殺せんせーと生徒たちは「内側」を無傷で守り続けた。 そんな調子で、卒業式の日まで、E組の子供たちは「内側」で幸せな日々を過ごせる……はずだった。 でも、前回から、E組だけで「世界」は完結しなくなってしまった。 E組の生徒たちはどれだけ強くなっても、中学生の枠内でしか強くなれない。 殺せんせーという強大な力を失えば、自分たちはただの中学生でしかないと思い知らされるばかりだ。 「1%という数字はね、地球を賭けのチップにするには…あまりに高すぎるんだ」 このセリフはあまりにも正論だ。 「明日、あなたが死ぬ確率は1%です。ちなみに原因はこれです」と言われたら、全力でその原因を排除しようとするのが普通だろう。 でも、E組の生徒たちは「正論」を納得しない。 「外側」の「正論」を受け入れない。 思うに、E組の生徒たちはすでに「世界」の終わりを経験しているのだ。 E組落ちした日に、姉を亡くした日に、家族が離散した日に。 そして、殺せんせーの元で、「世界」は劇的に修復された。 E組の生徒たちにとって、「世界」とは殺せんせーにつくりかえてもらったものだ。 だから、E組の生徒たちの「世界」に、殺せんせーは存在していなければならないピースだ。 でも、「外側」の人たちにとって、殺せんせーはこの「世界」から全力をもって排除すべきピース。 排除すべき理由は「正論」すぎて、反論のしようがない。 結局のところ、E組の生徒たちは「外側」がないと生きていけない。 そこには、家族がいて、夢見ている未来がある。 「外側」がないと、先生になれないし、高級官僚になれないからね。 切り捨てて生きていけるだなんて、誰も思っていないだろう。 生徒たちはE組から卒...

『ワールドトリガー』第122話 「木虎藍・5」 感想

大福みてハートマークだしてる綾辻ちゃんかわええ。 木虎ちゃん、トリオン少ない言われてたけど、本人は「平均の範囲内」って言ってる。 でもまあ、昔は劣ってた、と認めたから、若いうちなら鍛えればある程度は強くなれる、ってやつなのかね。 でもまあ、「平均の範囲内」のトリオン量でA級チームのエースをやってること自体がすごいんだろうなあ。 オサムの当面の目的は、アフトクラトルへの遠征部隊に入ってさらわれたレプリカとC級隊員たちを奪還すること、なんだけど、最終的な目的は、麟児さんとチカちゃんの友達を連れ戻すこと、なんで、オサムが単体で強くなることは、特に「無意味な努力」とは思えない。 レプリカの件がなければ、オサムもこれほどまでに焦ってはいなかっただろうしね。 それでも、木虎ちゃんにしてみれば、ユーマの寿命の件も、麟児さんたちの件もあずかり知らぬことなので、そうなると、オサムが記者会見で公約(?)したことを是が非でも守りたくて焦ってる、くらいの認識なのかもしれない。 それはともかく、誰がみたってオサムはアフトクラトル遠征にこだわっているわけで、それが「目の前の目標」であることには間違いなく、だとすると、すぐに単体でも点がとれるようになりたい、というのは方向性が違うだろ、ということになるのかもしれない。 これはまあ、若干、菊地原がミスリードしてる感もあるんだけど、菊地原に悪気はないと思う。 だって、風間隊は全員が点を獲れる人材でないと成立しない戦い方をしてるから、風間隊が絶対な菊地原にとってはそれが自然なものの考え方のような気がするんだ。 菊地原は、風間さんの足を引っ張らない隊員になれるよう、サイドエフェクトがなくても必要とされる隊員になれるよう、ものすごくがんばってきたんじゃないかな。 ボーダーには教えあうという文化が根付いてる感じがしてて、それは、ランク戦の時は敵でも、ネイバー相手に戦う時はみんな味方なので、味方が強くなってくれた方がなんにしても都合がいい、ということなんじゃないかな、と思う。 まあ、緑川がユーマを強くしたことを黒江ちゃんが怒ってたように、ちょっとした感情のもつれ(?)みたいなものはあるんだろうけど。 で、今回の木虎ちゃんの対応は、黒江ちゃんと同じく、ちょっとした感情の掛け違えみたいなものなのかな、という感じがしてる。 木虎ちゃんは案外、オサムを高く評価している...

『週刊少年ジャンプ』2015年51号 感想

『暗殺教室』 (第164話 混乱の時間) 別記事(世界の中心にある教室へ) 『食戟のソーマ』 (143 火蓋は切られた) 若き日の幸平パパさんと堂島先輩の過激派スタイルが似合いすぎてる。 まあ、今でもふたり並んでる姿は、威圧感ありすぎだけどね。 このまま極星寮だけが徹底抗戦して、潮見ゼミを潰された潤さんと葉山くんが、極星寮に駆け込んで合流って流れなのかな。 えりな様自身が自分が極星寮にいることを公表して、父親にはっきりと反旗を翻す、というルートもありそうだけど。 『火ノ丸相撲』 (第73番 楽しそう) 楽しそうな潮くんと部長さんをみて、「少し…羨ましいよ」と思う桐仁くん。 潮くんのライバルとしての立ち位置をあきらめ、マネージメントに徹しようとしているし、そのおもしろさも実感してる様子だけど、それでもくすぶり続ける想いはあるんだろうなあ。 相撲をあきらめられず、たった一人で黙々と土俵を守り続けた部長さんは、潮くんとのこの一戦で報われたところがあるけれど、相撲をあきらめるしか道がなかった桐仁くんに、自分の道はこれでよかったんだ、と思える日はくるんだろうか。 くるといいなあ。 『ハイキュー!!』 (第182話 おくることば) なにかってーとウシワカに張り合おうとする発言をする五色だけど、ウシワカが自分を認めてくれてる発言をしてもらうと、素直にデレるという(笑)。 これはよいツンデレ。 あと、ウシワカは意外と、天然人たらし系キャラなのかもしれない。 山口くんはピンチサーバーをだいぶ落ち着いてこなせるようになったな。 安定して使える戦力になってる。大進化。 『背筋をピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP27 秘密兵器) ダンスで蹴り技とは確かに斬新。 『ブラッククローバー』 (ページ38 心に決めた人) まさかの合コン回。 とりあえず、ノエルちゃんがひたすらかわいい、という感想しかない。 「羽虫」とか「小虫」とか、アスタと身内以外の男は全部、虫扱いなんだろうか。 『左門くんはサモナー』 (第9話 左門くんは爆発する) 左門くんは作中最強キャラのはずなんだけど、どんどんヘタレキャラになっていく。 『ワールドトリガー』 (第122話 「木虎藍・5」) 別記事になってます。 『BLEACH』 (BLEACH 651. THE THEATER SUICIDE SCEN...

『暗殺教室』第164話 混乱の時間、もしくは、世界の中心にある教室へ

よかった。 殺せんせーも律ちゃんも卒業アルバム用の写真も旧校舎も無事だった。 殺せんせーの片腕(?)はやられちゃったけど。 律ちゃんは本体と連絡がつかなくても稼働できるんだな。 自分をあちこちのサーバに分散して置いてるのかな。 それにしても、触手生物のみを溶かす兵器、ってすごいな。 これなら、政府は触手生物以外に被害を与えないように必死に努力した、とアピールできるしな。 殺せんせーが音もなく光速で降ってくるレーザーをかわすことができたのは、「死神」としての勘が働いた、ということなんかな。 「地の盾」で殺せんせーを閉じ込め、「天の矛」で攻撃するか……。 政府側は絶対に失敗しないプランをたててきたし、実際、失敗できない。 だから、殺せんせーの存在をもはや隠さない。 てゆーか、これだけのおおごとを仕掛けたんだから、それを説明できるだけのネタを提供しなければならないわけで、殺せんせーの存在を公開することは必要不可欠とも考えられる。 そして、殺せんせーだけを悪者に仕立て上げなければ、自分たちの正当性を示せない。 そういう道理を、E組のみんなは理解していると思う。 でも、みんなは「正しさ」を蹴り飛ばして、旧校舎へ、殺せんせーの元に走り出した。 世界が求める「正しさ」よりも、自分たちの「このまま殺せんせーと別れるのはイヤだ」という想いを優先させた。 その行動は混乱をもたらすだけだろうし、そもそも、殺せんせーに会えるかどうかもわからない。 でも、E組のみんなにしてみれば、卒業式までは殺せんせーは自分たちの先生であるべきで、それを邪魔されることなんか、絶対に許容できないんだろうなあ、と思う。 旧校舎はE組の生徒たちにとって、「世界の中心」だった。 そして、今や、世界中の注目を集める場所になっている。 その「世界の中心」で、E組のみんなは何をしたいんだろうか。 殺せんせーに会って、「ありがとう」と「さようなら」を言えれば満足するのか。 「天の矛」に消される前に、いっそ自分たちが殺せんせーを殺したいのか。 世界を敵に回してでも、殺せんせーを生き延びさせたいのか。 今のE組の生徒たちにそんなことを考える余裕はないんだろうけど。 ところで、シロと「死神(弟子)」はどうしてるんだろうね。 ホウジョウと共同戦線を組む展開にはなりそうもない感じなんだけどなあ。

『ワールドトリガー』第121話 「ガロプラ」 感想

ヒュースは携帯用の軌道図を隠し持ってたのね。 まあ、ヒュースが隠してるつもりでも、林藤さんと迅さんは把握済、という可能性もあるが。 それにしても、陽太郎くんがオコサマなのにオトコマエすぎるんですがっ。 ガロプラの任務は、ボーダーの足止め。 とりあえず、ボーダーがすぐにアフトクラトルにやってくることはない、という状況をつくることができれば、任務成功ということか? そして、ガロプラが選んだ足止め方法は、ボーダー基地襲撃。 人間は狙わない。 なるほど、迅さんが予知できるのは、あくまでも「人間」に対するものなので、基地だけを壊す、という状況は読みづらいのね。 そんなことになったら、鬼怒田さんがえらいことになりそうな気がするんだが、「あっ、鬼怒田さんが過労死寸前な未来が……まあ、いつものことか」とかになってたら悲しい。 それにしても、遠征艇を壊されたりしたら、めっちゃ困ることになるよなあ。 人間をさらえば、ボーダーはまずガロプラ遠征を考える。アフトクラトルよりも近くて、小さい国だから。 でも、基地に被害を与えられれば、復旧作業が優先事項になるわけで、ガロプラをわざわざ追っかけてくることはない。この場合、復旧してもアフトクラトル優先で遠征をしかけるだろうし。 属国としてはアフトクラトルの命令には逆らえないけど、自分の国の面倒ごとも増やしたくない。 という問題の両方をクリアする案を出してくるとは、ガトリン隊長、なかなかの策士ですな。 ガトリン隊長は与えられたものをやりくりして、小国であるガロプラの利益のために知恵を絞る。 ハイレインはハイレインで、アフトクラトルという大国および自分の家を生き延びさせるために、様々な手を打ってくる。 双方とも、自分が守るべきもののために、必死なんだよね。 ところで、レギーには菊地原と同じ匂いを感じる(笑)。 アフトクラトルは、ボーダーの黒トリガーが1~3本としているらしい。 ユーマの黒トリガーは完全にバレてるけど、「風刃」はユーマの黒トリガーと同時に起動したんで、別々のものと断定できていない、ということかな。 天羽くんの黒トリガーは、天羽くんが計測装置もまきぞえにして更地をつくっちゃったんでデータがないから断定できない、とかいう話だったりして。 一方、ユーマはまたもや迷子になっていた。 そこに登場したのは柿崎隊長。 おおっ、大規模侵攻編でぼやきまく...

『週刊少年ジャンプ』2015年50号 感想

『火ノ丸相撲』 (第72番 潮火ノ丸と小関信也) 潮くん、最初は部長さんのこと、ちょっと期待して、ちょっと失望して、そして、尊敬できる人、と思えるようになったんだなあ。 部長さんのことを話す時の潮くんのデレっぷりがかわええです。 おまえ、どんだけ部長さんのことを自慢したいんだよっ! ていう。 一方、部長さんは、潮くんのことを自分のはるか上をいく人、なにせ国宝、もはや天上人、くらいに思ってたような気がするんだけど、ここにいたってようやく、勝ちたい相手、になったんだな。 ついに、気持ちの上で対等になったふたり。 どっちも勝たせたいけど、相撲に引き分けはないんだよね(←水入りならあるけど)。 『キセキの待ったなし対決!!』 『黒子のバスケ』と『火ノ丸相撲』のコラボマンガ。 いや、この組み合わせはすごいな。 てゆーか、赤司様が目立ちすぎだと思います!(うれしいけど) エンペラーアイまで出すサービスっぷり。 ユーマさんはバスケのユニフォームが似合うね。このまま『SLAM DUNK』に出られそうな感じだよ。 一方、キセキの世代+黒子くんはやっぱりまわし姿が似合わない……。 潮くんの「鬼背き」には笑った。 ムダに迫力ありすぎ。かっこよすぎ。 『暗殺教室』 (第163話 確定の時間) 別記事(世界の中心が消える時) 『背筋をピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP26 頂への挑戦) 部長のあおり芸がなかなかすごい。 それに対して、八巻先輩はいちいち反応しすぎ。 いや、これはからかいたくなるよなあ(笑)。 部長はきっと、ツッチーに対しては、こんなことやらないんだろうなあ。 あおった方がよい結果になるって信じてるから、八巻先輩をあれだけ挑発するんだろうなあ。 とか、思うと、かわいいし、楽しいし、おもしろいし、八巻先輩どんだけおいしい後輩だよ、と思うわけです。 『ハイキュー!!』 (第181話 殴り合い・第2ラウンド) 冴子姉さんががんばって応援席を奮い立たせているのに、白鳥沢の物量戦(?)に圧倒される様がなんともつらい。 応援する人数がどれだけ違っていても、コートの中にいるのは6対6なんだから、そんなの関係ないといえばそれまでなんだけど、応援することしかできない冴子姉さんたちにとっては、無力感で胸がつまる思いだろうなあ。 『ワールドトリガー』 (第121話 「ガロプラ」)...

『暗殺教室』第163話 確定の時間、もしくは、世界の中心が消える時

卒業アルバムの写真を撮るために、世界30ヶ国を1日で回ったE組の面々。 途中から誰も笑顔をみせてなかっただろ、それ。 ぐったりした顔ばかりが載ってる卒業アルバムってシュールだな。 まあ、殺せんせーがそれでうれしいんならいいんじゃないかな。 さくらちゃんは、渚くんの第一号生徒。 学校に戻ることに対する恐怖心はあるけれど、戻りたい、という意志はある。 学力があれば教室内でうまくやれる、ということはないけれど、自分は学力的には劣っていない、という自信は、戻りたいという意志を支える助けにはなるんじゃないかな。 そして、渚くんは決意した、殺せんせーのような先生になると。 てか、コスプレ渚くんがめっちゃかわええなあ。 これ、いつかの表紙の恰好かな。 東西南北もわからず道に迷っていた渚くんが、にっこり笑いながら足取りも軽く歩いていく。 かわええ。 生徒たちがすべて帰宅したこと、殺せんせーが卒業アルバムの編集で旧校舎に残ることを確認したうえで、烏間先生はGOを出した。 そして、宇宙空間からの攻撃により旧校舎は消滅した。 E組のみんなにとって「世界の中心」だった場所は、文字通り消滅した。 ……あの……もしかして、旧校舎には律ちゃんが固定されているのでは……。 殺せんせーは完全防御形態になって助かるかもだけど、律ちゃんは……。 あと、みんなの写真は……。 理事長先生がバレンタインに顔を出したのは、殺せんせーと、自分のはじまりの場所である旧校舎を見納めしておくためだったのかもしれない、と思えてきた。 椚ヶ丘学園の敷地内を攻撃するわけだから、理事長先生くらいには事前通知があったんじゃないかな……。 烏間先生もむずかしい立場に立たされちゃったよなあ、と思う。 まあ、連載開始時点から、烏間先生の立場がむずかしくなかったことなんてなかったんだけど(苦笑)。 殺せんせーが自分にとっても「師」であることを認めたうえで、任務に忠実であるしかなかった、烏間先生。 もちろん、これで殺せんせーの暗殺が成功した場合、生徒たちがどれだけ苦しむか、その様をみてイリーナ先生がどれだけ苦しむかを承知のうえで。 でも、烏間先生はそれをすべて抱え込む覚悟なんだろうなあ。 自分が目指すべき未来をさだめた渚くんが軽やかに帰っていった道を、殺せんせーの未来を断つ引き金をひいた烏間先生は重い足取りで歩いていた。 そういう対比が、...

『週刊少年ジャンプ』2015年49号 感想

『ハイキュー!!』 (第180話 こだわり・2) 誰が打つのかを迷った時点で、天童くんの負けか……。 「ここしかない」ってとこに突っ込んでくのが天童君のスタイルだからねえ。 「読みが外れてもいい!!」って言われても、読めてない状態だから、ハズレもアタリもないよなあ。 『ONE PIECE』 (第805話 “ミンク族”) トラファルガー・ローの部下たちは、ローに会いたがってるけど、ローの方はそうでもないっぽいのがよくわからない。 ローがドフラミンゴとやりあって死ぬ覚悟を決めたうえで、仲間たちと別れていたとしても、生き残ったんなら仲間と合流したいもんじゃないのか? 『暗殺教室』 (第162話 思い出の時間) 別記事(日常を思い出にするために) 『食戟のソーマ』 (141 思い出) えりな様、裸エプロンがわからないとは、もしかして、一色先輩、えりな様には裸エプロン姿を披露していないのか? 『背筋をピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP25 「勝負」) 御木くんのテンションが高すぎてついてけないツッチーが笑える。 いや、御木くんに悪気はまったくないのはわかってるんだけど、それ、ツッチーを緊張させるだけだからやめたげてっ。 「僕にはあなたさえいればいい」……これを一切の照れなく言える高校生男子ってすごいな。 『火の丸相撲』 (第71番 金星) 潮くんはやっぱり右腕を痛めていたか。 それを察して、右腕を攻めた部長さんの本気っぷりがこわい。 『BLEACH』 (BLEACH 649. THE THEATER SUICIDE SCENE 3) お花さん、どっかでみたことある、と思ったら、アニメオリジナルで出てきた花天狂骨の擬人化キャラだった。 アニメオリジナルから逆輸入? まあ、元々キャラ原案は久保先生がやってるんだろうけど。 てか、「お花」さんがいるのなら「お狂」さんもいたりするのか? 「他所の女の着物」って、もしかして京楽隊長がいつも羽織ってる女ものの着物って、由来があるもんだったの? この部分だけでもアニメで観たいなあ。大塚明夫さんのお声で、ここらへんのセリフを聴きたいなあ。

『暗殺教室』第162話 思い出の時間 感想、もしくは、日常を思い出にするために

渚くんは無事に志望校に合格したもよう。 これで、ママさんも満足してくれることだろう。うんうん。 E組は全員、第一志望or第二志望の学校に合格することができたらしい。 磯貝くんと竹林くんが一緒、ということは、片岡ちゃんあわせてトリオで同じ高校ということね。 殺せんせー、生徒たちをいれこんだ自撮り写真が3万枚とか……これは盗撮まがいとしかいいようが……。 殺せんせーには長い触手があるから自撮り棒いらずだな。 にゃんこに頬ずりしてる速水ちゃんのデレ顔がかわいすぎでじたばた。 姫系の服を着てる片岡ちゃんもかわええ。 磯貝くんにみせてあげたら、絶対に全力でほめてくれるっ! ところで、男子生徒たちは夜の学校で何をやってるんだろうか。 ベタな爆発シーンやってる奥田ちゃんとか、目の色変えて自然薯掘りをやってる磯貝くんとか、貫禄ありまくりな神崎ちゃんとか、ノリノリでギアセカンドやってる不破ちゃんとか、ノリノリで吉田くんをメイド喫茶に連れ込む寺坂くんとか、なんかもう楽しすぎるんですが……。 そして、烏間先生とイリーナ先生は4月から同居が確定したようだが、「1日10発」って……烏間先生の命が心配になってきた(爆)。 殺せんせーが撮った写真、みんながどんどん破ってるけど、データは律ちゃんにあずけてるんじゃないかな、と想像している。 そして、まさかの烏間先生とイリーナ先生のウェディング姿ですよっ。 さすが、松井せんせー、サービスがよいです。 てか、考えてみると、烏間先生、イリーナ先生のことをご家族にどう紹介するのかね。 なんとも感想が書きにくい今回。 E組のみんなが楽しそうでなにより、だけで終わっちゃうんですが。 なんかもう、これが最終回でもいいんじゃないかな……。 『暗殺教室』終わっちゃうのはさびしいけど、ここから先を読むのはちょっと怖いかな……。

『ワールドトリガー』第120話 「アフトクラトル・6」 感想

ヒュースは家柄は悪かったけど、そこそこのトリオンを持ってたので、「エリン家」に拾われて、角を付けられてしまったのか。 でも、それなりにやさしい環境で育てられたらしい。 なるほど、それで妙に育ちがいい感じがするのか。 「近界民だし難しいよな」というユーマに「そこは別に問題じゃない。空閑だって近界民だろ」とオサムが即答したのが、なんかおもしろかった。 ボーダーとしては問題にすると思うんだが、オサムとしては問題じゃない。 オサムの中では、すでに近界民=敵という概念は消え去ってるんだな。 これは、オサムがユーマを全肯定してる感じがして、ちょっとうれしいかな。 ユーマはヒュースを入れることに賛成だけど、チカちゃんはどう思うんだろうね。 ヒュースに追い掛け回された立場だからねえ。 一方、チカちゃんは「鉛弾」の実験中。 てか、チカちゃんの「鉛弾」にあたった出穗ちゃんが、ウニみたいになっとる。 これまたギャグみたいな絵だな。 メテオラといい、チカちゃんがやると、威力ありすぎて笑っちゃう状態になっちゃうなあ。 ユズルくんと出穂ちゃんと一緒で楽しそうなチカちゃん。 「オレも楽しいけど……」って頬をそめるユズルくんがかわいすぎです。 「修くんたちがやることの邪魔したくないから……」とチカちゃんが言った時の、ユズルくんの沈黙の意味をちょっと考えたんだけど、もしかしたら、鳩原さんが同じようなことを言ってたのかなあ、と思った。 「二宮隊の邪魔になりたくない」とか……。 チカちゃんは、オサムとユーマのことを信頼しきってるけど、元々「人に迷惑をかけたくない」という気持ちが強すぎる子だから、そこらへんでどうしても遠慮がでちゃうんだろうなあ。 会議の方は終了。 迅&太刀川という二大苦手キャラに親しげに話しかけられて、無言の三輪(苦笑)。 でも、目の下のくまが消えてるってことは、眠れるようにはなったのか? その背後で、親しげに話してる東さんと沢村さん。 同じ年だし、もしかしたら、沢村さん、東隊の一員だったりしたのかなあ。 そして、三輪は東さんにならちゃんと返事をする(苦笑)。 東さんは「秀次」呼びなんだなあ。奥寺と小荒井は名字で呼んでるのに。 「今度また焼肉でも食いに行こう」ってことは、これまでにも何度か行ってるのかなあ。 てか、東さん、後輩たちを引き連れてしょっちゅう焼肉屋に行ってそう。 肉をガバガバ...

『ワールドトリガー』第119話 「アフトクラトル・5」 感想

ユズルくんに誘われて、影浦隊の作戦室に来たチカちゃんと出穗ちゃん。 そこにいたのは、干物女な光ちゃんだった(笑)。 いや、作戦室にコタツにミカンにマンガって……光ちゃん、あそこで生活してんじゃないの? カゲさんは文句言いつつも、見逃してそうだな。 影浦隊の4人でコタツに入ってる絵を想像すると、めっちゃほのぼのするわ~。 ユズルくんが女子をふたりも連れてきたことに、めっちゃテンションあがってる光ちゃんがかわええ。 ガールフレンドを家に連れてきた息子をみるオカンのような(笑)。 あれ、絶対、後でカゲさんとゾエさんに話すよね。 そして、ネコさんにほおずりしてぶるぶるしてる光ちゃんがこれまたかわええ。 あのネコさん、どこに行っても人気だな。 本人(本猫?)は常に無表情だけど。 ボーダーの弾トリガーは流れ弾防止の安全処理がしてあるから、生身の人に当たっても死にはしないか……。 つまり、三輪は初対面でいきなりユーマを撃ったけど、「うっかり一般人」だったとしても死にはしなかったのね。 でも、ブレードの方はどうなってるのかね。生身の人が斬られたら普通に傷つくのかな。 それにしても、ここで「鉛弾」が出てくるとわっ。 なるほど、吹っ飛ぶことに抵抗があるのなら、重石で動かなくすればいい、ということか。 鳩原さんは武器を撃ち落とすことで敵の無力化をしてたそうだけど、「鉛弾」の方が使い勝手はよさそう。 ランク戦なら、チカちゃんが「鉛弾」で釘づけにしといて、オサムかユーマがベイルアウトさせればポイントになるわけだし。 このアイディアを考案した鳩原さんが、実際に使用しなかったのは、「鉛弾」にトリオンをとられて弾速がめっちゃ落ちるからか……。 「鉛弾」は弾速が落ちるから、かなり敵に近づかないと当てられない、と烏丸先輩も言ってたもんね。 三輪は動きの速さと射撃の正確さで「鉛弾」を使いこなすことに成功したけど、チカちゃんは黒トリガーなみのトリオン量でそれを克服できるということか。 三輪がもし、チカちゃんなみのトリオンを持っていたら、ものすごくこわいことになってたなあ、きっと。 どうしても、チカちゃんに鳩原さんを重ねてみてしまうユズルくん。 せつない……。 アフトクラトルは4つの「家」が支配していて、そのうちのひとつのトップがハイレインか……。 エネドラッドに「思考パターンが根暗」とか言われてるけど、ハ...

『週刊少年ジャンプ』2015年48号 感想

『磯部磯兵衛物語』の表紙がなんだかシュール。 『ジャンプ』ではおなじみの、連載マンガの主役オール出演表紙なんだけど、全部、ひとりで描いてるってのははじめてみるような(とじ込みポスターならたまにあるけど)。 磯兵衛の左足のとこにいるユーマが、ちょっと不気味なんですが……。 それと、左門くんはわりと似てる感じがするな。 殺せんせーはそのまんまだよね。 『暗殺教室』 (第161話 プライドの時間) 別記事(無事が大事) 『ONE PIECE』 (第804話 “象の背の国の冒険”) 必死にのぼるりゅーのすけのけなげな姿に涙するニコ・ロビンが、なんかかわええです。 『食戟のソーマ』 (140 見せしめ) マンガのタイトルにも入っている「食戟」を、こうもあっさり無力化させるとは、なかなかすごい展開になってきたなあ。 『左門くんはサモナー』 (第6話 左門くんは故あれば寝返る) 天使ヶ原さんを反転させたはずの偽ヶ原さんに「左門くん嫌~い!」と言われて動揺しまくる左門くんがかわいすぎて、私が動揺している(爆)。 いやいやいや、かわいすぎるだろ、その反応。 それにしても、あれだけのことをやられても左門くんを嫌わない天使ヶ原さん、マジ天使。 『ハイキュー!!』 (第179話 嫌な男) 旭さん、フランケンシュタイン役が似合いすぎです。 手じゃ間に合わないと判断して、顔面でレシーブする日向くん……。 日向くんまで医務室いっちゃったらどうすんのよ、と思ったら、それを避けるために鼻はよけたらしい。 ああ、鼻血が出たら問答無用で医務室送り、というのを影山くんの一件で学んだんだね。 でもこれ、口の中がすごいことになってそうな。 『火の丸相撲』 (第70番 尊敬心と競争心) 潮くんとチヒロの戦いかと思っていたら、それがするっと潮くんと部長さんの戦いにスライドしていた。 うおっ、この展開はおもしろい。 『背筋をピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP24 同世代の強敵) 新キャラがごろごろ出てきたけど、みんなキャラが濃いなあ。 男性キャラ同士はバチバチしてるのに、女性キャラ同士はきゃっきゃうふふな感じなのがおもしろい。 御木くんは本当にツッチーが好きだよね。同じ年で身長も同じくらい、ということで親近感をおぼえているのか、ツッチーの純朴な性格を気に入っているのか。 「彼のダンスをよく見たら...

『暗殺教室』第161話 プライドの時間 感想、もしくは、無事が大事

あいかわらずけんかっぱやいカルマくん。 しかし、中学生に喧嘩ふっかけるような大人を、いちいち相手にしててもしかたないよなあ。 殺せんせーの言う通り、カルマくんが目指す高級官僚になれば、理不尽なことに目をつぶって頭を下げるなんてことは、いくらでも発生しそうだし。 ホウジョウとE組のファーストコンタクトは、カルマくんの降伏により、衝突回避。 考えてみれば、渚くんもクラスのみんなのために、鷹岡相手に土下座までしたんだよね。 それを考えると、カルマくんはまだ頭を下げる程度ですんだ、とも言える。 でも、自分が我慢して事が丸く収まるのなら、という思考の渚くんと、とにかく相手かまわず喧嘩を売ってきたカルマくんでは、ことの難易度がまるで違うんだろうな。 イトナくんは本当に落ち着いたなあ。 寺坂になじみまくってるし。 イトナくんが欲しかったものは、強ければ手に入るものじゃなかった。 では、イトナくんが欲しかったものはなんだろう、という答えはすぐに現れた。 イトナくん的には「すぐ」ではないけれど。 強ければ手に入るものじゃなかったけど、辛抱強く待ち続けていたからこそ、イトナくんは後ろめたい気持ちを抱くことなく、父親の前で素直に「……うん」と言える。 自分はちゃんと頑張ったよ、と。 それにしても、イトナくんは本当にかわいくなったなあ。 なんとゆーか、ものすごい勢いでE組内の問題が解決されていってる。 これはやっぱり、ここから先はE組外との戦いになる、ということなんだろうな。

『週刊少年ジャンプ』2015年47号 感想

『暗殺教室』 (第160話 バレンタインの時間・放課後) 別記事(倉橋ちゃんはちょっとかわいそうだけどね) 『ハイキュー!!』 (第178話 こだわり) ツッキーが予想以上に重症だった。 指の付け根が切れるとか、めっちゃ痛そう。 でも、ツッキーはどうやってコートに残るかを懸命に考えてるんだよなあ。 以前のツッキーならそそくさとひっこみそうなもんだが。 いや、そもそも、こんなケガするまでがんばらないか? 「休めて丁度いいよ」とかお兄ちゃんには言ってるけど、その前の「生きてても肝心なとこで役立たずだけどね」が本音なんだろうなあ。 チームの役に立てない自分が腹立たしい、という。 天童はスパイクを止められた相手の顔をみるのが楽しくてブロッカーやってるのか。 なんというドS。 木兎さんとは別ベクトルで自分に素直な人なんだなあ。 『食戟のソーマ』 (139 崩れゆく学園) 創造を許される者と、模倣だけを強いられる者に生徒たちを二分するか……。 これまでの、なにかってーと退学制度もどうかと思うけど、これもまたなんだかなあ。 「十傑のおこぼれ」という名の施しを受けてよしとする生徒たち、とか言うとちょっと表現悪いかもだけど、遠月を卒業した、というブランドを手に入れられればそれでよしな生徒は、一定数、いそうな気がするから、そういった連中にとってはこれは改善なのかもしれない。 極星寮の寮生みたいな独自ルートを歩もうとしている生徒たちにしてみれば、これは改悪だろうけど。 『火の丸相撲』 (第69番 仲間との対戦) レーナちゃんみて、顔がぱあっと明るくなった咲ちゃん。 相撲部のマネージャ仲間をみつけた! と思ったんだろうなあ。 それなのに、レーナちゃん、相撲部のマネージャの存在自体を全否定するし……(苦笑)。 でも、咲ちゃんのどんより顔、ちょっとかわええ。 『背すじをピンと! ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP23 それぞれの…!) 熱血というほどでもないんだけど、徐々に盛り上がってくる感じが気持ちええなあ、と。 あと、あいかわらず、クイックステップやってる時の、ツッチーと亘理ちゃんがかわええ。 『左門くんはサモナー 』(第5話 左門くんはザコもいいとこ) 左門くんにこき使われないために、悪魔の体を捨て受肉しているネビロス様。 どんだけ左門くんに使われるのイヤなんだよ。 まあ、気持...

『暗殺教室』第160話 バレンタインの時間・放課後 感想、もしくは、倉橋ちゃんはちょっとかわいそうだけどね

祝! 『ジャンプ』の表紙&巻頭カラー! しかし、『ジャンプ』の表紙をめくった途端に、これ少年誌でやって大丈夫なんかい、というセリフが飛び出してきて、松井せんせーってばあいかわらずチャレンジャーです(汗)。 カラー表紙では岡野ちゃんが華麗な跳び蹴りを披露。 前原くんは最近、ふっとばされてばかりやなあ(苦笑)。 あと、殺せんせーの影にひっそりいるおだんご頭(?)の渚くんはかわええです。 殺せんせーに隠れてるボディ部分は、私の脳内ではチャイナドレスになっています(爆)。 倉橋ちゃん、イリーナ先生に烏間先生宛のチョコを託すとは、いい子だなあ。 と、ほのぼのしていたんだが、バレンタインのE組の様子はなんだかサツバツとしていた。 吉田くんが原ちゃんに巨大チョコで殴られてるようにみえるんだが、あってる? あと、右下で嘆きのポーズをみせてるのは、岡島くんかな? 新キャラ・ホウジョウ登場。 登場のタイミング的に、この人が最後の新キャラ、そして、ラスボスになるのかなあ。 柳沢&「死神(弟子)」は、殺せんせーを生み出した組織の、最後のコマ。 ホウジョウは、超国家連合の最後のコマということなんだろう、多分。 ここでまさかの理事長先生の登場! いやあ、理事長先生がバレンタインチョコを殺せんせーに贈るとわっ(←多分、理事長先生がもらったチョコのおすそ分けなんだろうけど)。 理事長先生は理事長先生なりに、雪村先生を評価してたし、雪村先生はE組の生徒たちの先生であることに全力を尽くしていた。 このふたりの間では、利害が完全に一致していたというか、対立関係はなかったんだろうけど、雪村先生が椚ヶ丘の体制自体をどう思っていたのか気になるなあ。 目の前の、暗い目をした生徒たちを救うことでいっぱいいっぱいだったんかなあ。 理事長先生が力づくで学校を支配し、落ちこぼれた子たちを雪村先生や殺せんせーみたいな先生が受け止める。 それは、理事長先生にとっては理想形かもしれないけど、A~D組の生徒たちが、それぞれにストレスで押しつぶされて歪んじゃってるようにみえるんだが、それはどうなるのか、と。 教育方式が嫌なら公立に移れよ、という言い方もできるけど、椚ヶ丘に入れるような子供たちだから、「逃げる」を選択できる生徒は少ないんじゃないかな。 子供たちの将来を憂うイリーナ先生。 それだけ、子供たちに愛情を注いでしまっている...

『ワールドトリガー』第118話 「雨取千佳・5」 感想

「エネドラッド」って公式呼称なんだろうか、それとも、ユーマが勝手に呼んでるだけなんだろうか。 「誰がエネドラッドだ!」と抗議してるあたりをみると、ユーマだけの呼称のような気がする。 ざぶとんに鎮座ましましてる姿がなんかかわええ。 鬼怒田さんと体型が似てる部下の方の名前がようやく出てきた。 雷蔵とか、天候属性の名前とわっ。 それにしても、21歳でチーフってすごいな。 トリガー技術自体が新しい分野だから、全体的に年齢層が低い可能性はあるけど。 エネドラは映画で懐柔され、ヒュースはおいしい食べ物で餌付けされてる……おいてけぼり組、大勝利な気がしないでもない。 「神」選びで身内がゴタゴタするか……。 チカちゃんを連れ帰ることができていれば、トリオン量においてチカちゃんに並ぶものがなく、ゴタゴタすることなく「神」にできたんだろうね。 チカちゃんはアフトクラトル内に身内がいないわけだから、勢力バランス的なものを崩す心配もないし、政治的にも都合がいいんだろう。 さて、スナイパーの合同訓練。 レーダーの情報なし、ということで、バッグワームをつけてる人とつけてない人がいるんだな。 つけている人は、より実戦に近く、ということなんだろうか。 「同じ目標を二度撃つことはできない」というのは、ユーマが3バカにしたみたいな、特定の対象から点数を絞り上げることをできないようにする、ということなんだろうね。 チカちゃんに当てたユズルくんが、悠々と背中をさらして立ち去ろうとして当て返されたのは、チカちゃんからは反撃がないと思っていたのか、反撃してくるか確かめようとしたのか。 なんか、確認しようとした気がするんだよね。 チカちゃんが、鳩原さんとどれくらい同じでどれくらい違うかを。 てか、鳩原さんは訓練ですら撃てなかったんだろうか? 当真さん、順位は51位だけど、被弾なしってのはすごいな。 的中させた相手がA級とB級ばかりなところをみると、C級は狙わないルールでやってたんじゃないかな、と推測。 出穂ちゃんを撃ったのは、後でからかうネタをつくっただけなんじゃないかなあ、と。 実質トップは当真さんだよなあ、これ。 奈良坂もそう思ってるんじゃないかな。 荒船隊は4位、5位、7位とアベレージがめっちゃ高い。 貴重なスナイパーの、それも優秀な連中を独占してるとか、なかなかに罪深いな(苦笑)。 それなのに、B級中位...

『週刊少年ジャンプ』2015年46号 感想

『暗殺教室』 (第159話 バレンタインの時間・2時間目) 別記事(男の子たちと女の子たち) 『ONE PIECE』 (第803話 “登象”) サウザンド・サニー号、めっちゃ久しぶりな気がするんだけど、どれくらいぶりなのか思い出せない……。 サボはドラゴンの元に戻って、ルフィのことを話しまくったんだろうなあ。 息子の話をききたかろう、という親切心からやったこと、とも解釈できるけど、多分、単純にうちの子自慢だったと思われる。 サボのうちの子自慢はしつこそうだなあ(苦笑)。 『食戟のソーマ』 (138 えりな、極星寮へ) 一色先輩が寮内できちんと服を着てる、ということに驚愕したっ! なんだ、えりな様が来たことを知らされて、あわてて服を着たのか? アルディーニ兄弟と肉魅ちゃんが来た時は裸エプロンだったのに……。 えりな様にめたくそに酷評されても、負けずに燃え上がるのが、極星寮生らしいところ。 あの遠慮のないところが、えりな様にとってはうれしいカルチャーショックなんだろうね。 で、そんなえりな様をみつめる秘書子ちゃんの、なんともうれしそうな顔……。 どんだけえりな様が大事なんだよ。 『左門くんはサモナー』 (第4話 左門くんは裁かれる) 「貴様ら庶民の感覚で言えば、俺はな貴様……貴様に毎日チャリパクされてるも同然なんだぞ!!」というセリフが、妙にツボってしまった。 それは腹立つ。めっちゃ腹立つ。 てか、閣下なのに、庶民感覚が身に着きすぎてやしないか? なんか、妙にテンポよく畳みかけてくるのが、めっちゃ楽しい。 『ハイキュー!!』 (第177話 不快な壁) 相手を不愉快にさせる術を知りまくってるって感じのツッキーが超頼もしいんだが、5セットもの間、ウシワカのスパイクを止め続けてたら、さすがに無理が出てくるよなあ。 ツッキーを特に注視しているお兄ちゃんと山口くんが異変に気付いたのはともかく、影山くんがちゃんと気付いたのは、さすがの観察眼だなあ。 スガさんの動きを読んだ天童のバックに点描が浮いてるのには笑った。 相手の判断が手に取るようにわかる、というのは、天童にとってはものすごい快感なんだろうな。 そして、ツッキーにブロックされた時は青筋たてて怒ってたから、動きを読まれるのはめちゃくちゃ不愉快なんだろう。 でもそういった感情の波が、プレイの好不調にはつながらず、常に安定してハイ...

『暗殺教室』第159話 バレンタインの時間・2時間目 感想、もしくは、男の子たちと女の子たち

バレンタインチョコを持ってることが、カルマくんと中村ちゃんにバレちゃった茅野ちゃん。 態度がめっちゃ不自然でかわいい。 これが、大人のスタッフさんやキャストさんたちとも堂々と渡り合っていたんだろうなあ、と思われる、天才子役なんだもんなあ。 この顔を隠して縮こまってる姿の、頼りなさがかわいらしすぎる。 目がぐるぐるしちゃってるとこも。 てか、あの写真を見せちゃうのは、さすがにかわいそうだよ、カルマくん。 「よっしゃ」「うっしゃ」と木に体当たりしている杉野くん。 目が血走りすぎでコワい。 あの桃太郎の劇の杉野くんが、杉野くんの本質だったんじゃ……と思わずにはいわれない。 この姿をみて、ドン引きもせず、「よかった、喜んでくれて」ですませている神崎ちゃんて、何気に怖くない? 神崎ちゃんは義理のつもりらしいけど、わざわざふたりきりになって渡しているあたりをみると、全員に配っているわけでもなさそうだし、男子の仲では親しい、くらいには認識されてそう。 劇で相手役だったから、ちょっとだけ特別扱いされてる可能性も。 一方、千葉くんと速水ちゃんはやっぱり射撃を通じて会話をしてた(笑)。 粒チョコを「弾」扱いとはおもしろい。 ひょいと投げて「尊敬してる。これからもよろしくね」って、甘さはないけど、できあがってる感がはんぱないというか……。 寺坂グループは狭間ちゃんからチョコをもらってた。 てか、あのチェックリストはどういう意味があるんだろう。 チェックが一番、多い男子とつきあう、とか? ところで、カルマくんはすでに奥田ちゃんにチョコをもらってた。 寺坂くんに渡すこと前提だけど。 「上手にシアン化できました」って、それ、誰かが食べるってわかっててつくってるんだよね……。 奥田ちゃんがナチュラルに怖い。 片岡ちゃんが磯貝くんに渡したのは、色気のない業務用チョコレートだけど、妹さん+弟さんのことまで考慮に入れている点で、もはや嫁状態。安さを求めてチャリを飛ばしてるあたり、本当に嫁。同じ高校に入ることを目指しているあたり、まさしく嫁。 このカップルが一番、できあがってる感あるなあ。 磯貝くんちは貧乏だけど、「ふたりで稼いで、家族みんなで幸せになろうね!」的なことを言いそうだよ、片岡ちゃん。 茅野ちゃんは、今、まっすぐ未来を見据えている渚くんを、見守って、応援するポジションを選んだか……。 今回、...

『ワールドトリガー』第117話 「林藤陽太郎」 感想

東さんと冬島さんという年長者が立ってるのがなんだかおもしろい。 椅子ぐらい全員分、用意しようよ(笑)。 東さんと冬島さんはあれが定位置で、それがもう暗黙の了解になっているのかもしれない。 レプリカいつの間にか「玉狛支部のレプリカ特別顧問」という役職になってた。 レプリカの情報とか、本部内でどういう扱いで流されているのかと思ったら、ちゃんとポストが与えられていたのね。 「レプリカって変な名前だな」「玉狛のことだから、近界から情報通のネイバーをひっぱりこんだんだろ」とか思われてるのかな。 新たなる攻撃は、アフトクラトルの属国か……。 アフトクラトルは今、玄界から遠ざかっているはずなのに、わざわざ乗り込んでくるのか? と思っていたら、属国を使うという手があったか。 近界でも最大級の軍事国家だそうだから、属国くらいあっても不思議ではないな。 迅さん、あちこちぶらぶらして、みんなの未来を見てたとか、それってめっちゃ大変なんじゃないの? つくづく、迅さんのサイドエフェクトは便利すぎて荷が重い。 こんな大変なことをやっているのなら、三雲隊に入ってランク戦やる余裕ないよね。 東さんが「技術」とか「情報」とかわりかし穏当なことを言ってるのに「捕虜の奪還、もしくは処分」とかずばり言っちゃう風間さん。 「奪還」はともかく「処分」って……。 ヒュースは置いていかれたけど、本当は殺しておきたかった、とかいうことはあるのかなあ。 あの時はその時間がなかったから放置だけですませたけど、余裕があればミラあたりに殺させていた、ということがあるんなら、あの時、迅さんが足止めしていなかったら、すでにヒュースの命はないわけで、だから「こっちに残って正解」ということなのかなあ、と。 草壁隊は、緑川以外、さっぱり顔をみせないと思ってたら、県外にスカウトに出てるのか。 緑川は義務教育中なんで、置いていかれたのかな。 てか、8位片桐隊ってのがあったのね。 A級は8位まである、っていう情報があったから、これまで出てきた7チーム+玉狛第一で8チームかと思っていたら、玉狛はランク外だから、「8位まである」≠「8チームある」だったとは、なんという叙述トリック。 てか、片桐隊のエンブレムがめっちゃおしゃれだな。あれは雪の結晶かな? あと、前々からそんな説はあったけれど、天羽はサイドエフェクト持ちらしい。 ボーダーの黒トリガ...

『週刊少年ジャンプ』2015年45号 感想

『ONE PIECE』 (第802話 “ゾウ”) 本当にバルトロメオがどうして無事に“新世界”を航海できてきたのか不思議。 「ナミ助けてくれー!!!」と叫ぶルフィがなんかかわええ。 やっぱり、こういう時にナミのありがたみがわかるってもんよね。 自称“白ひげJr.”がめっちゃばかっぽい件。 これは、白ひげ海賊団の連中は、白ひげの息子とは認めたくないだろうなあ、と。 自称“白ひげの愛人”はさらに認めたくないんじゃないかな。 こんなお金を一番、愛してそうな人を、“親父”が愛したとは思いたくなかろう。 『暗殺教室』 (第158話 バレンタインの時間) 別記事(キックが強力な彼女と頑丈な彼) 『火ノ丸相撲』 (第67番 鬼丸国綱と三日月宗近、再び・5) それこそ鬼の形相だった潮くんが、勝ったとわかった途端、ほっとしたような表情で息を吐いたのが、かわいかった。 ああ、潮くんに戻ったなあ、と。 あの鬼の形相の潮くんの方も、潮くんに違いはないのに。 潮くんは泣いてないのに、部長さんがぽろぽろ泣いてるのが、またかわいい。 部長さんは、表情を表すのがちょっと不得意な潮くんの分も、うれし泣きをしてくれてるんだよね。 あと、あのレーナさんが我を忘れてバンザイしてる絵もかわいい。 いつの間に、どんだけのめり込んでるんだよと(笑)。 『食戟のソーマ』 (137 希望の灯火) ゴミ箱に捨てられちゃってる小さいえりな様の絵が痛々しい。 こんなふうに、不出来な料理みたいに、ゴミ箱にポイされるということが、リアルにあり得るという、恐怖感があったんだろうなあ。 久我先輩は十傑たちから距離を置いているらしい。 前回も、めっちゃ不機嫌そうだったしなあ。 一方、一色先輩はいつも通りにこやかに会議に出席してるんだなあ。 紀ノ国先輩はそれを不審がってるようだけど。 まあ、一色先輩はこの作品で一番、うさん臭い存在だからねえ。 秘書子ちゃんから徹底的に切り離され、追い詰められていくえりな様に、救いの手を差し伸べたのはアリスちゃん。 手伝ってる黒木場くんが、顔蹴られててちょっとかわいそうやね。まあ、スカートの中をのぞくな、ってことなのかもしれない。 アリスちゃんは、本当に世間知らずだし、後先考えないし、根拠もなくポジティブ思考で周囲を振り回してるけど、今回ばかりはそれが頼もしいなあ、と。 秘書子ちゃんや、黒木場くんは現...

『暗殺教室』第158話 バレンタインの時間 感想、もしくは、キックが強力な彼女と頑丈な彼

前回、柳沢と「死神(弟子)」がめっちゃシリアスやってると思ったら、今回はE組がラブコメやってた。 なに、この温度差(笑)。 岡野ちゃんが前原くんのことを意識している、っていう描写はこれまでにもちらちらあったし、キャラブックの方でもそんなことが書かれていたんだけど、ここにきて前原×岡野回がくるとわっ。 それも、岡野ちゃんの方からアプローチかけてくるとは、おもわず「うぉ~っ!」と変な雄たけびあげちゃったですよ、部屋の中で(←外で読まなくてよかった)。 1ページ目の岡野ちゃんの、いつになく硬い表情が、「あれ? なんか意を決してる? 本気で告白するつもりか?」って感じ。 でも、前原くんにカラオケに誘われて、本当にうれしそうな顔になって、岡野ちゃんてばめっちゃ乙女~。 「会いたくて会いたくて♪」に続く歌詞が「でも火急の用件では♪」って、どんな歌なんだろう、と思いつつも、歌にハモりを入れるとは、前原くんすごいスキルをもってんな、と感心する。 タンバリン芸とかもできそうだな、この子。 それ以前に、岡野ちゃんのカラオケのレパートリーを把握してるってのが、すごいけどね。 モテるためならどんな努力も惜しまないんだな、前原くん。 自分で自分のこと「チャラ男」とか言っちゃってるのが、いっそ清々しい。 ふたりっきりの時に、いかにも本命チョコっぽいやつを渡すとか、もう完全に本気って感じなんだけど、それをぶち壊しにする連中が……。 これはひどい。 乙女心が複雑骨折するのも当然だ。 しかし、ここですぐにキックかますあたりが岡野ちゃんだな……。 「彼はチャラ男です」からの「でも良い子ですよ!」って、どういう内申書なんだよ、と思うわけだけど、まあ、書いてあることは間違ってないな。 そもそもの原因は覗きをしていた殺せんせーにあるわけで、その殺せんせーに説教されるのが腑に落ちない、というのはよくわかる。 でも、岡野ちゃんとふたりっきりになってる状況への乱入を指示したのも前原くんなわけで、これは擁護できないだろ、って思うわけだ。 チョコを渡される、っていうことを予測できなかったのはしかたないにしても、ふたりっきりの時間を邪魔されることをよしとしたわけだからね。 前原くんは、岡野ちゃんがまさか本気だとは思ってなかったのかな。 まあ、岡野ちゃんの性格的に、チャラ男系はめっちゃ嫌いそうだしな。 でも、それに目をつ...

『暗殺教室』16巻 ちょこっと感想

『暗殺教室』の16巻が出たですよ。 表紙はなんとチェック! かわいいっ! これ、めっちゃかわいいっ! 『週刊少年ジャンプ』の長い歴史の中でも、チェック柄メインのコミックスの表紙なんてないんじゃないかな……。 折り返しの松井せんせーのコメントは、ここからが本番ですよ、って話(多分)。 いやあ、15巻分のロングパスが、この巻には詰まっているんだねえ。 ここに至るまでに、松井せんせーがどれだけ注意深くパスを出し続けてきたのか、と思うと感慨深いものがあります。 二学期の期末テストの教科別ランキング。 結局、すべての教科でカルマくんがトップか……と思ってよく見たら、全教科、満点じゃないか。 すごすぎる。 いやでも、家庭科さんは寺坂くんがトップだったかもしれんぞ(笑)。 雪村先生の愛用ブランド。 これを「とんがったデザイン」と表現するのはどうなんだ(苦笑)。 小腸、大腸、盲腸マフラーとか、身に着けてる人をみかけたら、ドン引きすると思う。 雪村先生のプロフィール。 「親方!! 空から女の子が」ニットはすごいな。 それにしても、あのスレンダー体型でバスト90cmとわっ。 この胸の上で、茅野ちゃんは遊んでいたんだねえ……。茅野ちゃんが巨乳トラウマになった気持ちもわからんではない(苦笑)。 あと、あのセンスで服を選ばれても困るよね。 それでも、何も口をはさまず、あのやさしいまなざしでしっかりみつめてくれる人がいたことは、茅野ちゃんにとって、とてもうれしくて安心できることだったんだろう。 だからこそ、茅野ちゃんはあそこまでのことができたんだろう。 柳沢は34歳か……なんかもっと若いような気がしてた。 言動が子供っぽいせいかな? でも、このプロフィールの絵、ちょっとかっこいいな。 突発性四コマ「どストライク」。 殺せんせーの姿にほわあってなってる雪村先生がかわいすぎるっ。 そうか、「死神」は雪村先生のどストライクに生まれ変わったのかっ、とか思ったら、殺せんせー×雪村先生の新婚生活妄想が暴走して止まらなくなってるんですけど、どうしてくれるんですかっ、松井せんせー。 どうしよう。殺せんせー×雪村先生……幸せな絵が浮かびすぎて、なんだか泣きそうだ……。

『週刊少年ジャンプ』2015年44号 感想

『ハイキュー!!』 (第175話 常に新しく) 『ジャンプ』の表紙&巻頭カラー! 巻頭カラーで一番、おっきく描かれてるのが木兎さんで笑う。 もしかして、この人がラスボスだったりするんかね。 ファイナルセットのセッターはスガさんスタート。 さすがに緊張してんだな、と思ってたら、まさかの潔子さんご登場っ。 「結婚は待って下さい!!」って混乱するにもほどがあるだろ。 3年生ズと2先生ズがわらわら寄ってきてるけど、1年生ズは遠巻きにながめてんのかね、あれ。 とりあえず、手を握られたのが、大地さんじゃなくってよかったなあ、って思った。 だって、そんなところを道宮ちゃんが目撃しちゃったら、かわいそうじゃない。 それにしても、潔子さんの天然魔性っぷりがたまらんです。 あと、試合中の旭さんは本当に頼もしいなあ。 ところで、あいかわらずノヤさんのトスの音は「ボコッ」なのね。 『暗殺教室』 (第157話 敵の時間) 別記事(欠けたものを満たすもの) 『ONE PIECE』 (第801話 “開幕宣言”) ドレズローザにはルフィ像じゃなくてルーシー像が建つか……。 海軍の手前、ルフィ像はつくれないんかねえ。 一方、バルトロメオの船には立派なルフィのフィギュアヘッドが(笑)。 名前まで「ゴーイングルフィセンパイ号」だし。 これ「ゴーイングルフィ号」じゃなくて、しっかりセンパイをつけてるあたりが律儀だよねえ。 バルトロメオは船の名前を決して省略せず、この長い名前をいちいちていねいに呼んでいるに違いない。 ずっと出番がなかったサンジがいきなりクローズアップされててびびる。 生け捕りのみ、ということは、サンジに生きていて欲しい、もしくは、死んでもらっては困る人がいるということなんかね。それも、かなり地位の高い人が。 『食戟のソーマ』 (136 囚われの女王) 幸平パパさんは堂島先輩と外国で鉢合わせ。 今でも仲がいいんだなあ、このふたり。 きっと学生時代も、堂島先輩は幸平パパさんを怒鳴りつつ、でも、こんなふうに気を許した表情をみせていたのだろうなあ。 考えてみれば、部下を率い、後輩を導く立場になってしまっている堂島先輩には、こうやって対等の立場で話ができる相手なんて、幸平パパさんくらいしかいないのかもしれない。 もしかしたら、えりなパパさんは堂島先輩が海外に出ているこの時期を狙って、クーデターを起こ...

『暗殺教室』第157話 敵の時間、もしくは、欠けたものを満たすもの

柳沢と「死神(弟子)」のコンビが久々、登場。 このふたりがあのままフェードアウトはしないよね、さすがに。 過去編の柳沢に比べて、今の柳沢はだいぶ落ち着いてみえる。 まあ、マッドサイエンティストなのに変わりはないけど。 柳沢には足りないものがあって、それを本人も自覚していた。 そして、それを埋めるために、雪村先生を手に入れようとした。 こうやってみると、柳沢は雪村先生の価値を理解していて、なおかつ、雪村先生に求めるものがあったようだ。 それもかなり大きなものを求めていたように思える。 それでなんであのひどい扱いになるんだよ、と思うんだけど、それはもう柳沢だから、としか言いようがないんだろうか。 雪村姉妹は元々、製薬会社のご令嬢か…… 雪村先生が柳沢との婚約を受け入れたのは、家族の生活のことだけではなく、会社で働いている人たちの生活のことまで考えてしまったからなのかもしれないね。 結局、柳沢に足りないものを埋めてしまったのは、「死神」だった。 それは、外からみると、歪みが大きくなっただけのようにみえるけれど、本人にしてみれば、満ち足りた、幸せな状態なのかもしれない。 雑念が多く、常にいらだっていた柳沢が、ひとつのことだけに集中し、思考が研ぎ澄まされていく状況に、幸福感をおぼえても不思議はないと思うのだ。 ところで、殺せんせーが反省していたように、「死神」は本当に弟子のことを見ていなかったんだね。 ああいう扱いを受けてたら、さすがに殺意が湧くかも(苦笑)。 「死神」が弟子のことをちゃんと見ていたら、弟子は師匠に憧れる弟子のままで、「やっぱり先生にはかなわないなあ。てへっ」みたいな感じで、満ち足りた生活を送れたのかもしれない。 まあ、やってるのは殺人だけどね(苦笑)。 自分に足りないものを埋めることを欲していた柳沢は、それを不足なく埋めてくれるものをみつけてしまった。 「死神(弟子)」は満ち足りた生活を送っていたはずが、実は、一番、欲しいものが手に入ってないと気付き絶望して、師を裏切ったけれど、そこまでやってもやっぱり、自分が欲しいものは手に入ってないんだとわかってしまった。 ふたりは「死神」、もしくは、殺せんせーに大きなものを求めている。 もしかしたら、生徒たちよりも強烈に、殺せんせーを求めているのかもしれない。 彼らは欠落したものを埋め合わせたいだけなんだなあ。 そう考...

『ワールドトリガー』第116話 「迅悠一・9」 感想

迅さんを三雲隊に誘ったオサム。 確かに「なかなかの反則技」だよなあ(苦笑)。 オサムが妙に急ぐ理由は、ユーマの寿命問題があるからか……。 ユーマはあと10年くらい生きるかもしれないし、もしかしたら明日にでも本体がダメになってしまうかもしれない。 それが誰にもわからないから、オサムはあせってるのか。 自分たちがいないところで、アフトクラトル遠征が行われたところで、彼らの目的はあくまでもさらわれたC級の子たちの奪還なわけで、レプリカを探してくれるわけがないもんなあ。 遠征部隊に自分たちが入らないかぎり、レプリカを奪還できる可能性は薄い。 まあ、風間さんや三輪隊はレプリカのことを知ってるんで、みかけたら拾ってきてくれるかもしれないけど、積極的に探してくれるとは思えないよなあ。 玉狛第一が遠征部隊に加わってくれれば、積極的に探してもらえる望みはあるが。 ユーマとレプリカを引き離してしまったのは自分だと感じているオサム。 でも、迅さんは自分のせいだと言う。 うん、迅さんがあえてチカちゃんを本部の方へ動かしたのは、そういうことかなあ、って思ってた。 迅さんがその選択をしなければ、民間人の死者が出ていたかもしれない、正隊員が連れ去られていたかもしれない。 どれが「最悪」なのかを、迅さんは選ばなければならなかった。 きっつい立場だよなあ。 迅さんは三雲隊入りを断ったけれど、「おれより適任なやつがいる」と言った。 ……誰だよ……。 玉狛支部内でフリーな戦闘員はヒュースくらいしかおらんのだが、そもそも、ボーダー隊員じゃないしな。 ボーダー隊員にさせるとしたら、ものすごくハードル高そうだよね。 ユーマは、玄界の人間をひとりも傷つけていなかったし、敵対心も持ってなかったし、父親の知り合いがボーダー内にいたし、迅さんが全力でサポートしてくれたし、というプラス要因があったから、まだ受け入れられているけど、ヒュースは隊員と交戦してるし、捕虜になってからもボーダーに協力的じゃないし、アフトクラトルへの忠誠を隠そうともしないし、同僚のエネドラは職員を殺してるし、というマイナス要因だらけだからな。 あとは心当たりといえば緑川かなあ。 ユーマと緑川のツーアタックとか、めっちゃおもしろそうだよ。 A級では草壁隊だけがいまだ影も形も出てこないんで、なんらかの理由で開店休業状態になってる可能性がある。 だとす...

『週刊少年ジャンプ』2015年43号 感想

『ONE PIECE』 (第800話 “子分盃”) 盃を交わすことを拒否したルフィ。 「あんま酒好きじゃねェし…」ってあんなに宴会ではしゃぎまくってるのに……。 まあ、お酒はそんなに好きじゃないけど、宴会は好き、って人いるよね。 「その酒、ジョッキにつぎ直せ、おれが飲む」とは、ルフィをフォローしつつ酒が飲めて一石二鳥だよね、ゾロ(笑)。 総勢5千6百超えの大船団がくっついてくるとは、ずいぶんとスケールがでかくなったな。 これでついにドレスローザ編も終わりか。 ちょうど800話。ずいぶんとキリよくまとめたもんだ。 いいかげんサンジに会いたいです、尾田先生。 『暗殺教室』 (第156話 七三の時間) 別記事(滑って転んで落ちて殺しあう) 『火の丸相撲』 (第65番 鬼丸国綱と三日月宗近、再び・3) ぐぉ~っ。 なんか読んでる間、呼吸が止まってるような気がするよなあ。 そんなこと全然ないんだけど(苦笑)。 潮くんが負けても、沙田くんが負けても、悲しい。 でも、潮くんが勝っても、沙田くんが勝っても、うれしいにはならない。 辛い。 『ハイキュー!!』 (第174話 0.数秒の戦い) 「おれはどんなへたくそなトスでも打つぜ!」を本当にやってる日向くん。 有言実行の男だぜ! でも、影山くん的にはいろいろと不本意だろうなあ。 「…ナイスカバー」の顔がすごいことになってたもんなあ。 もっとも、影山くんの強気がなければ、そんな日向くんのプレイもなかったわけで、このふたりは本当によいコンビだなあ、と。 谷地ちゃんが死にかけてるんだけど、あと1セットがんばれ~。 『食戟のソーマ』 (135 薙切の血族) 久我先輩がめっちゃつまらなそうな顔してて、もしかしてこの人、誘いすらこなかったんかね、という気がした。 えりな様の父親に対する怯えようが度を越していて、これはもう虐待レベルの事件があったとしか思えない。 この親子のやりとりの部分だけみてると、ホラーマンガな怖さ。 それにしても、前総帥と幸平パパさんに交流があったとはねえ、と思ったんだけど、あったからこそ、えりな様が幸平パパさんを知ってるんだよな、そういえば。 『背すじをピンと! ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP19 忘らるる思い出) 言った方は本当に何気なく言っただけで、もしかしたら、緊張をほぐしてあげよう、という親切心からの軽...

『暗殺教室』第156話 七三の時間、もしくは、滑って転んで落ちて殺しあう

渚くんは補欠合格かあ。 でも、椚ヶ丘以上の超難関校に補欠合格とは立派じゃないの? カルマくんは椚ヶ丘にさらっと合格したらしい。 「ひょっとしたら…これが最後のセリフかもしんないし」ってメタな発言を。 でも、最後のセリフがそんなんでいいのか? 竹林くんの最初のセリフはちゃんとインパクトがあったぞ(笑)。 竹林くんは国内最難関の高校を受けたのか、そりゃすごい。 だったら、そこまで壊れなくても……と思うんだけど、それはやっぱり竹林くんだから。 てか、なんで人形趣味に走ってんだ? もしかしたら竹林くんは、家族に認めて欲しくて、国内最難関を狙ったのかしれないなあ、とか思ってみたり。 倉橋ちゃんが七三になったら、倉橋ちゃんと認識できなかった。 いや、ぴちーんってさせられても微妙にウェーブしてるあたりは倉橋ちゃんなんだけどさ。 ところで、千葉くんが見当たらないなあ、と思ったら、「オチは!?」の次のコマのすみっこで手で目を隠してるのが千葉くんかっ! どうあっても目をみせたくないのか? それとも、七三にされても、目をみせなければ恥ずかしくない、ということなのか? あと、速水ちゃんの背後で、銃で目を隠してるのも千葉くんだな、多分。 なんだかんだで常にツーショットな千葉くん&速水ちゃんがかわええ。 竹林くんは医師を目指すか……。 以前は、家族に認めてもらうためにその道を志していたけれど、今は多分、違うね。 これはなかなか頼もしいお医者さんになれそうだよ。 確かに殺せんせーは、生徒たちがどこの高校に入ろうと気にしなさそう。 それがめいいっぱいがんばったうえでの結果ならば、笑って「がんばりましたね」と言ってくれるんじゃないかな。 環境は大事。 でも、その環境の中でどう生きたか、の方が大事。 濁った川でも澄んだ川でも、生き生きと泳いでいるのならそれでいい。 そんな感じだもんね。 竹林くんも、落ち込んでてもしかたないってことはわかってて、それでも落ち込んでしまう気持ちを発散させるところがあれば、それでよかったんだろうね。 メイド喫茶では癒せない傷もあるのよ、きっと。 ところで、イリーナ先生がようやくまともにしゃべったと思ったら、ただのオチ要員だった件。 なんかちょっと幼くなってない? あれ? こっちの方が年齢相応なのか? 実際、教室をのぞきにきたら、生徒がみんな七三になってるって、どういう状況だ...

『ワールドトリガー』第115話 「三雲修・13」 感想

ユーマとカゲさんのバトルは、ユーマはいつものテンションだけど、カゲさんはなんだか楽しそうね。 そして、そこに割り込む無粋なニノさん(笑)。 ニノさんのフルアタックハウンドって、雨のように降り注いでるな。 ひとりでこれだけの火力はすごい。 リアルタイムできっちりと弾道を引くのは出水と那須さんくらい、みたいな話があったけど、これだけ広範囲に降らせることができるのなら、細かく弾道設定する必要はないのか。 ニノさんの誘いに乗る形でベイルアウトさせられちゃったユーマだけど、いつもならあんな無理はしないかなあ、という気がする。 もうすでにトリオン体がぼろぼろの状態だったから、自滅覚悟で1点でももぎとれればもうけもの、といったところだったのかな? 最後にカゲさんの技っぽいものをみせて、カゲさんが驚いてたけど、ニノさんも実は内心、驚いてた? 隊長だけが3人残って、あとはもうタイムアップ待ち、というのもおもしろい。 前半があれだけ派手だったのに、幕引きは静かなもんだな。 仁礼ちゃんとゾエさんの言葉に一応、従っているカゲさんがかわいい。 暴れたいけど、東さんに即死させられるのもつまらないんだろうね。 ユズルくんの「2点獲ったんだから好きにさせれば?」が、なんかかわいかった。 なんだかんだで仲がいいな、影浦隊。 犬飼くんの「なしなんです?」って言葉遣いがちょっとおもしろかった。 辻くんは不覚をとったことで、犬飼くんの後ろでヘコんでるんだろうか……。 そして、点を獲れなかったことを涙目で謝ってたのに、東さんにMAP設定をほめられて、簡単に浮上してキラーンしてる小荒井がかわいい。おまえ、単純すぎやろ。 そうか、小荒井がボケで奥寺がツッコミなのか。 雪だるまに囲まれてるニノさんの絵はなんかシュールだなあ。 三雲隊の負けが確定し、ランクダウン。鈴鳴第一と入れ替わった感じ? おやつをヒュースにとられて泣いてる陽太郎。 三雲隊が負けたからなのに、それを責めることもせず、「みんなはよくがんばった」とか言ってるあたり、ちっちゃいのにオトコマエだなあ。 ヒュースがなんだかむすっとしているところをみると、トリガーを返してもらわなかったのかな? オサムの弱さを責めなかった風間さん。 「隊長としての務めを果たせということだ」という言葉は、いろんな解釈があると思う。 個人的には、隊長というか、リーダーの務めは、「...

『週刊少年ジャンプ』2015年42号 感想

『ものの歩』 (第一局 一枚の歩) 新連載。『クロガネ』の人か。こんな絵だったっけ? あいかわらずセンスが独特だなあ。 「自分もプロを目指します!!!」にはさすがに笑った。 将棋のことをほとんど知らないから言えるんだろう、と思うんだけど、わかった後でも同じことを言いそうな気がする。 全部を同じ重さでやろうとして失敗してる人っているよねえ。 それをまあ「要領が悪い」と表現するんだろうが。 でも、要領がいい人が努力してないってことはなくって、要領がいい人になれるよう工夫している人は、ちゃんと努力の人だ。 だから、要領のいい人は不真面目な人で、要領の悪い人が真面目な人、ということはないと思うんだよね……って、マンガの感想になってないんだけど、なんか気になったので。 『暗殺教室』 (第155話 超先生の時間) 別記事(憧れを追いかけてたどりつく先に) 『ハイキュー!!』 (第173話 断崖絶壁) この試合、烏野サイドで応援してる人は、本当に胃がキリキリしてるだろうなあ。 同点になって「ホッ」と息をつく道宮ちゃんとか、一喜一憂が激しいツッキー兄とか、手すりにかじりついて「がんばれ…」とつぶやくことしかできないでいる谷地ちゃんとか、もう試合終わった後は選手たちよりぐったりしてそう。 でも、そこまで必死になって勝利を願う人たちがいてくれるっていうのは、幸せなことだよね。 潔子さんの姿がみえないけど、大声を出して応援するようなタイプじゃないあの人は、拳を握りしめてただひたすらに耐えているんだろうなあ、と妄想している。 『食戟のソーマ』 (134 黒雲、月を覆う) カラーの司先輩が美人すぎる。 遠月って、十傑の権力がハンパない、っていうのは今までにも出てきてたけど、総帥の首をすげかえられるほどの権力を持っているとわっ。 十傑のうち6人までもが寝返るとは、どんな条件だしたんだよ。 竜胆先輩は「ドキドキするもん」だけで動いたらしいけど、他の連中にはそれなりの損得勘定がありそうだよなあ。 司先輩は案外、思想に同調したのかもしれんが。 こうなると、残りの4人はなんで動かなかったのか、という話にもなるが、えりな様にはそもそも話がいってないんだろうし、一色先輩は極星寮第一な感じなんで、後輩たちにとってもよい話でなければ動かなそう。 女木島先輩は風貌からいってソーマと同じ大衆食系な気がするんで、客...

『暗殺教室』第155話 超先生の時間、もしくは、憧れを追いかけてたどりつく先に

表紙の渚くんがかわいすぎなんですがっ。 てか、なんでこんな絵描いてて、渚くんを女の子でもなく男の娘でもない設定にしてるんですか、と若干、松井せんせーを問い詰めたくなる(笑)。 ところで、バックに散らばってるアルファベットはなんだろう、と思ったら、東西南北もわからなくなってる(=迷子になってる)、っていう意味か。 みんなが悩んでる間も、着々と高校受験の準備をすすめていたという殺せんせー。 寺坂くんがせっかくシリアスに悩んでるのに、なんかセリフを切り張りされてるし……。 吉田くんは通信教育や学習塾の宣伝マンガみたいなことやらされてるし……。 学年トップに立ったカルマくんは、椚ヶ丘の高等部に外部受験で入る気らしい。 いや、E組に落とされた子が外部受験で舞い戻るとか、多分、前例はないんだろうなあ。 これで、高校3年間、学年トップを維持されたら、A~D組の生徒たちはめっちゃ不愉快だろう。 まあ、カルマくんはそれを狙ってるんだけど。 E組のみんなは多分、誰も椚ヶ丘に残らないだろうから、またひとりぼっちになっちゃってさびしくないのかなあ、と思っていたら、浅野くんをロックオンしてた(笑)。 ああ、E組の外にもステキなお友達がいたね、そういえば。 「目指す職業は俺だったら普通になれる」って自信満々だなあ。 でもって、それは傲慢でもなんでもなく、本当にそうなんだろう。 渚くんは、母親が行かせたがっている大学への、最短ルートになりそうな高校を志望しているのか。 どうしても行きたいところがないから、母親の希望に沿うところに行こう、というのはわりとよい選択かなあ、と思う。 けれど、母親の期待に応えるのは大学まで、その先は渚くんの人生。 しかし、肝心のその先が見えない……ところに、まさかのさくらちゃんからのアドバイス。 そうか、殺せんせーは「殺し屋」であり「先生」なんだから、殺せんせーへの憧れを追いかけたいのなら、「先生」を目指すというのは自然なルートだな。 てか、渚くんがこのまま順調に育ったら、さくらちゃんみたいに「先生」じゃなく「カレシ」にしたがる子が続出しそう。 ところで、受験会場までエールにくるのはまだわかるが、殺せんせー目立ちすぎ。 でも、あそこまでやれば、めっちゃ金のかかった応援、でごまかせるのか? それにしても、殺せんせーの必死っぷりがすごいよなあ。 口角泡を飛ばす、というか、目...

『ワールドトリガー』第114話 「二宮匡貴・2」 感想

2ページ目と3ページ目のアタッカー5人が鎬を削りあってる見開きの絵がめっちゃかっこええなあ。 グラスホッパーを使ってるユーマと小荒井&奥寺、おそらく旋空を使って間合いを延ばしてる辻くん、謎の飛び道具(極限まで細くしたスコーピオン?)を使ってるカゲさんと、それぞれになかなか派手な戦いっぷりで、華やかな絵になってるなあ。 で、そこに横槍をいれる東さんかあ。 下手なスナイパーが介入したら、うっかり味方を撃っちゃいそうなくらいのめまぐるしさだよね。 てか、ランク戦では同士討ちはどういう扱いになるの? まあ、味方がひとり減って点も入らないんだろうな。 前回、解説をやってないようにみえた風間さんが、ちゃんとお仕事してる!(笑) でも、その言葉がチカちゃんを落ち込ませてしまった。 ここからチカちゃんが人を撃てるようになりたい、と思うようになるのかねえ。 二宮さんの戦い方は、ストロングスタイルというかシンプルだなあ。 バッグワームで忍び寄って、アステロイドでどかどか倒す。 それだけなんだけど、それだけで圧倒的に強い。 ユズルくんもゾエさんも二宮さんを前にしたら、「こりゃ死んだな、オレ」って感じで、できるだけのことやってベイルアウトするか、という行動に出てるもんなあ。 それにしても、東さんの変態っぷりが留まるところを知らない。 飛んでる弾を撃ち落とすとか、どんだけですかっ。 で、その東さんと二宮さんがゾエさんを取り合ってるところは、なんかちょっと笑ってしまった。 ふたりの隊長にアタックされるとか、ゾエさんもてすぎです(爆)。 あと、「ですよね~」とか微笑みながら、シュドッて撃ち続ける絵がおもしろすぎる。 ノールックなのにちゃんと目指すところに弾が飛んでるあたり、ゾエさんもなかなかの変態だと思うんだけど……。 これがしっかりカゲさんの援護になってるあたりをみると、ゾエさんもやっぱりA級相当の人材なんだろうね。 ラスト5ページ分でものすごい勢いで隊員たちが淘汰されて、残ったのはユーマ+3人の隊長か。 それぞれのチームのエースだけがしっかり残ってるんだな。 点をあげてるのも、エースたちだけだしな。 点数もほぼ均等になってるし、ここからのエースたちの選択いかんでは、ユーマ勝利の芽もありそうな気がしてきたよ。 辻くんが東さんに吹っ飛ばされた時、ユーマがそんなに驚いた顔してないんだけど、もしかし...

『週刊少年ジャンプ』2015年41号 感想

『ONE PIECE』 (第799話 “親と子”) なんか、麦わらの一味がいきなり大所帯になるとかいう話が出てるんだけど、ルフィがこれをのむかねえ。 傘下には入れないけど、付いてきたいのなら勝手にすれば? 的なことになりそうな気がするんだけど。 とりあえず、キャベンディッシュだけ付いてきてくれれば私は満足です(笑)。 そういえば、トラファルガー・ローの海賊団は今、どうしているんだろう。 『火の丸相撲』 (第63番 鬼丸国綱と三日月宗近、再び) 沙田くんが進化しすぎててちょっと怖い。 『暗殺教室』 (第154話 冬休みの時間) 別記事(クリスマスと年末年始と節分が一緒に来たような) 『食戟のソーマ』 (133 翳りゆく食卓) 久々な人たちが全然、久々に思えないのは、アニメでちょうど出ているせい。 千俵姉妹はともかく、他の審査員たちはアニメを観てなかったら思い出せなかった、多分。 えりな様があれほど怯えるとか、一体、何をやらかしたんだよ、パパさん。 それこそ、人を殺しててもおかしくない風情の人ではあるが。 存在しなかったことにされるほどだから、犯罪レベルのことはやってそうだよなあ。 『ワールドトリガー』 (第114話 「二宮匡貴・2」) 別記事になってます。 『ハイキュー!!』 (第172話 スタミナ勝負) 「俺が何かに絶望するとしたら、バレーができなくなった時だけだ」 この時の影山くんの表情が、確かに妖怪っぽい(苦笑)。

『暗殺教室』第154話 冬休みの時間 感想、もしくは、クリスマスと年末年始と節分が一緒に来たような

センターカラー。 渚くんのコスチュームがめっちゃかわええんですけどっ。 実写映画は第一弾は観てないし、第二弾も観る気はなかったんだけど、松井せんせーが監修に入ってることと、「死神」をニノがやるということで、俄然、観る気になってる。 クリスマスイベントも正月イベントも飛ばされたっ! と思ってたら、まさか2月になって回収するとわ。 やけっぱちな感じでクラッカーのひも引いてる寺坂くんが、めっちゃツボった。 あと、ヘソ出しサンタコスは誰の趣味だよ……。 「死神」は多分、バラエティとかマンガとかアニメとか、子供たちが好きそうなものにはほとんど触れないで生きてた人なんじゃないかな。 だから、先生をやるにあたって、子供たちが好きそうなものには一通り手を出してみたんじゃないかな。 で、最初は子供たちを理解するためというか、子供たちとの接点をつくるためだったけど、今では素でそういったものが大好きなんじゃないかな、と妄想している。 こうやって、アイスクリームを抱えて、テレビを観て、無防備に笑ってる姿を「死神」の絵に置き換えてみて、ああ、こういう姿を雪村先生はみたかったのかもなあ、と思ったり……。 まあ、殺せんせーの姿だと、確かに若干、腹立つけどな(笑)。 それにしても今回の殺せんせーのコスプレイヤーっぷりがハンパない。 あの衣装、全部、殺せんせーの手作りなのかね。 子供たちが落ち込んでいる間、せっせと手縫いしてたのかね。 とか考えると、若干、腹が立つな(苦笑)。 「やっと日付に思い出が追いつきましたねえ」って、夏休みの宿題の絵日記を、8月31日にまとめて描く子供のよう。 「教室」は卒業するもの。 椚ヶ丘の中3の子たちは、E組以外はだいたいそのまま高等部にそのままあがるんだろうから、E組の子たちだけが散り散りになってしまうんだよなあ。 他のクラスの子たちよりも、一足はやく、E組の生徒たちは自分の未来を見つめなくちゃいけないんだなあ。 E組に入った時はきっと、みんな、この教室から出たくてしかたなかったんだろうけど、今ではここを出ることを考えるだけで、つらそうな表情になってしまう。 ここが、あまりにも満ち足りた場所になってしまったから。 そして、「先生」は普通、卒業はしないものだけど、殺せんせーもまた、E組を卒業する。 殺せんせーは、雪村先生に託されたこの子たちが卒業して、もし生き続けること...

『ワールドトリガー』第113話 「影浦隊」

前回、壁抜き狙撃でオサムをベイルアウトさせた東さん。 あれはやっぱり、データを重ね合わせまくって標的の位置を特定してるのか。 事前にどのMAPで戦うかを知っていれば、地形データを準備できるし、ある程度のパターンは事前に用意もできる。 すると、さすがの東さんでも、限定的な条件下でしか使えない代物か。 東さんが普段、やりたがらないことをやるほど、オサムは警戒されていた? という風間さんの推測で、ちょっとだけオサムが救済されたような気がする。 ランク戦でもベイルアウトした隊員はオペレータ経由で指示出しが可能。 大規模侵攻の時の風間さんのようなことは、普通にありうるので、ランク戦でもそれは許されているということなんだろうな。 オサムに謝るユーマがなんかいいな。 オサムをかばったというよりは、自分の役目はオサムとチカちゃんを守ることだ、とユーマは自認していて、それを遂行できなかったんだから自分が悪い、という思考回路なんじゃないかな、と思う。 でも、オサムはユーマに守られてばっかりの自分が許せないから、そんなユーマの言葉はプレッシャーになっても救いにはならない。 てか、「あんなにがんばったのに」じゃなくて「あれだけいろんな人に力を貸してもらったのに」なのが、オサムらしいな。 木虎ちゃんの「努力なんて1週間やそこらで実を結ぶものじゃありませんから」という言葉は、めっちゃ正論。 木虎ちゃんも、今のポジションにたどりつくまでには、相当、悔しい想いも味わったんだろうなあ。 ヘコむ経験もせずにA級にいる人なんて、きっと唯我だけだよ。 まあ、その分、唯我は太刀川隊内でボコられてるけどな(苦笑)。 敵が4人固まっているところを、オサムの指示なしで撃ったチカちゃん。 オサムのベイルアウトに危機感をおぼえて、自分が何かをしなくちゃいけない、と思ったんかなあ。 めっちゃ冷や汗かいてるから、直接、スコープに人を捉えてない状態でも、人を狙っている、という思いだけでもかなりなストレスっぽい。 初戦で宇佐美ちゃんが「あの建物撃ってくれる?」と指示出ししたのは、人を狙ってるんじゃなく建物を狙ってるんだ、とチカちゃんの考えを逸らすためだったんだろうか。 でも、チカちゃんが自分の意志で戦おうとした。 これは、貴重な一歩なんだと思いたい。 しかし、この一発でチカちゃんの居所が割れて大ピンチ。 なにげにチカちゃんの...

『週刊少年ジャンプ』2015年40号 感想

『BLEACH』 (BLEACH 640. BABY, HOLD YOUR HAND 3 [Mad Lullaby no.7]) ネムは7番目なのか……。 マユリ様はネムがどう育てば満足なんだろう。 まあ、そんなことをマユリ様に問いかけたところで、「満足など科学者のすることではない」となりそうだけど。 『暗殺教室』 (第153話 覚悟の時間) 別記事(そして終わりが始まるんだろうか) 『ハイキュー!!』 (第171話 どいつもこいつも負けずぎらい) 「ツッキー、日向に負けるな」という山口くんの応援への反応が、めっちゃ機嫌悪そうで笑った。 今回の試合のツッキーは表情が豊かだなあ。 本当に「べつに張りあってないし」なら、そこまであからさまに表情かえるかよ、と思っていたら、一人時間差を繰り出すし、どうみても日向とはりあっちゃってるという。 ツッキー、わかりやすすぎる(笑)。 この試合、日向くん&影山くんVSウシワカな試合になるのかな、と思っていたら、なんだか、日向くん&ツッキーVSウシワカな試合になってるなあ。 あと「グ」って擬音が↓をかねてるのがちょっとおもしろかった。 『食戟のソーマ』 (132 第一席の力) 確かに、こんなに客に気を遣いすぎるシェフがいる店って居心地悪そう(苦笑)。 たくさんの料理人を従えて威風堂々と立っている堂島先輩とは、正反対な第一席だな。 「今年の第一席もなかなか面白い生徒だな」とか言われちゃってるということは、代々の第一席はだいたいどっかズレてるんだろうなあ。まあ、こんなところでトップに立てる人だもんねえ。 司先輩は将来は、一晩に3組しか客をいれないお店とかやりそうな感じだよね。 しっかりしたマネージャーさんをつけて、料理以外はすべてその人に任せちゃえれば、みんなが幸せになれそうな感じだ。 『火の丸相撲』 (第62番 信じた道の終着点) センターカラーの表紙が、仲間に囲まれて汗をかく真田さんと、ひとりで四股を踏む部長さんで、なんかもう不憫さをかりたてる。 部長さんがそんなに辛そうな表情をしてないってのがさらに……。 ちょっとだけみんなから離れたところで「借りが増えてく一方だぜ…」とつぶやくユーマさんがせつない。 自業自得と言っちゃえばそれまでなんだけど、ユーマさんはそれでも返そうとがんばっちゃうんだろうな、と思うとせつない。 『ワールドトリガ...

『暗殺教室』第153話 覚悟の時間、もしくは、そして終わりが始まるんだろうか

無事、宇宙から生還した渚くん&カルマくん。 パラシュートがからまってたとか、殺せんせーがいなかったら本当に危なかった。 まあ、そもそも殺せんせーがいなかったら、あそこに乗ってたのは人形なわけで、どっちにしろ人的被害はなかったんだろうけど。 で、着陸地点は旧校舎のグラウンドか……。 これはさすがに烏間先生も白目剥くわな(苦笑)。 殺せんせーは、今回の宇宙旅行のデータ+問題の解決策に関するレポートでチャラにできると思ってるらしいんだけど、本当に大丈夫なのか? 律ちゃんがみつけた新しい航路はかなり有用そうに思えるけど。 まあ、苦労するのは烏間先生だしな(←ひどい)。 ところで、ロケットの中でカルマくんが渚くんにイチャツキ(?)放題だったようにみえるんだけど……なんかもう妄想がひろがりまくりっ。 アメリカチームの殺せんせーの暴走を防ぐ研究はかなり進んでいた。 てか、あのスライム化の薬って、「凝りをほぐす」薬だったの? いや、ほぐす、というより、融けてるって感じなんだが。 殺せんせーが爆発する可能性はわずか1%以下。 これを子供たちは「無いも同然」とみるけど、普通に考えれば、地球が爆発する確率なんて、0.01%でもあっちゃいけないだろ、という判断がでてきそうな気がする。 でも、子供たちにとっては100%が1%以下までスケールダウンしてるわけで、殺せんせーを殺せなかったら、確実に自分たちも家族たちも死んでしまう、人類が滅んでしまう、というプレッシャーから解放されたということなんだよね。 そう考えるとでかい。 殺せんせーが頬を染めてニコニコしているのは、雪村先生の授業を受けていた子たちが、めいいっぱいがんばって自分を救おうとしてくれた結果、雪村先生がみつけたかった答えを探し出してきてくれたことが、うれしくてしかたないんだろうなあ。 そして、茅野ちゃんの変(?)から続いていたトンネルを抜けて、E組の生徒たちはみずからの意志で、元の暗殺教室に戻ることを決めた。 それは、どこまでも殺せんせーの生徒でありたい、という想いがあるからこそ、なんじゃないかな。 この作品の初回冒頭を思い出させる今回のラスト。 ふりだしに戻ったようにもみえるけれど、生徒たちの想いも、殺せんせーの想いも全然、違う。 多分、これがE組の完成形なんじゃないかな。 これからは、この完成形でもって何を成すのか、というおはな...

『改造人間ロギイ』のこと

『改造人間ロギイ』ってマンガがありましてね。 今年『週刊少年ジャンプ』を11週で突き抜けて、「当たって砕けましたー!」という清々しい巻末コメントを残して終わったマンガなんですけどね。 でも、私は好きだったんだよ! 終わった時は「やっぱり終わったか……好きだったんだけどな……」って感じで、なんというか、打ち切りになるだろうと思ってたんだよ! うん! でも、私は好きだったんだよ。 で、自分がこつこつ書いてる『ジャンプ』感想の記事を読み返してみたら、あんまりちゃんと書いてない。 多分、コメントに困ってた。だって、「好き」しか言えてない(苦笑)。 そのわりに、『ジャンプ』で2巻分で終わったマンガのコミックスを久々に買ったんですよ。 コミックスでちゃんと読み直してみてですね、「ああ、やっぱり好きだなあ」って思うんだけど、「なんでこれを11週で打ち切るんだよ!」って気持ちにはならない。「まあ、なるだろうな」と(←失礼)。 それでふと思ったんだけど、「好き」と「おもしろい」ってのは、違うものなんだよね。 あたりまえのことなんだけど。 なんとゆーか、「おもしろいから好き!」っていうのもあるけど、「おもしろいと思うけど好きじゃない」ってのもあるし、「おもしろいと思えないけど好きだ!」ってのもある。 「おもしろい」はがんばりとかアイディアとか、そういったもので上乗せできるものだと思うけど、「好き」は相性みたいなものがあるのでそれがむずかしい。 だから、「好き」ってだけで、ものすごいアドバンテージだと思うんだよ。 そんなこんなで何が言いたいかというと、久々に「好き」枠に飛び込んできてくれた新人さんなので、次回作を期待してます! 三木先生! ってことなんでした。

『週刊少年ジャンプ』2015年39号 感想

『食戟のソーマ』 (131 あの人を待ちわびて) 二席の竜胆ちゃんがかわいすぎる~。 久我先輩も基本はソーマと同じ属性だったか(苦笑)。 ソーマも久我先輩も敗北感を抱えて終えたこの勝負。 確かに「勝者なき戦い」だ。 アリスちゃん、リョウくん、葉山くんのトリオもなんとかうまいことまとまってた。 葉山くんのカレーをメインにもってくるというのは無難というかあたりまえな路線だけど、それをチョコレートの花でデコレーションするとは、さすがに派手好きなアリスちゃんは、発想も華やかだね。 えりな様が待ってたのは、幸平パパさんだと思うんだけど、実際に現れたのは自分の父親……。 なんか、出るマンガを間違えてるようなキャラデザなんですけどっ。 『ONE PIECE』 (第797話 “レベッカ”) 王族であることを捨て、キュロスと共にあることを選んだレベッカ。 もしかして、キュロスが素手でレベッカを抱きしめたのははじめてなのかな。 ところで、ヴィオラさんは元々「王女」だと思うんだが、ここで言ってるのは「王太子」的な意味合いなんだろうね。 ヴィオラさん、将来的にめっちゃ立派な女王様になりそうだ。 『暗殺教室』 (第152話 宇宙の時間) 別記事(AIは幸せな学校生活の夢をみるか) 『ハイキュー!!』 (第170話 アイデンティティ) 日向くんにはうまくサボるすべがない……か。 体格で劣るからには致し方なしなんだろうけど、そういうことじゃなくても、日向くんにとってジャンプ力は、唯一、誰にも負けないと自信を持てるもので、それこそが日向くんのアイデンティティになっちゃってるんだろうね。 ところで、物理的な意味で日向くんを支える、影山くんと田中くんが頼もしい。 てか、あれで隣にいるのがツッキーだったら、かなりおもしろい絵になりそうな。 『火の丸相撲』 (第61番 相撲が好き) あらためて提示されると、確かに部長さんの相撲に対する「好き」はホラーなレベル。 潮くんが現れなければ、それを卒業まで続けてたんだろうなあ、きっと。 潮くんと部長さんが出会えて本当によかった。 そして、そんな部長さんを知っているからこそ、ユーマさんはキツイんだろうなあ。 『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP15 鹿の鳴く祭) ツッチーのジャケットをくいってひっぱる亘理ちゃんが、なんかもうかわいすぎるん...

『暗殺教室』第152話 宇宙の時間 感想、もしくは、AIは幸せな学校生活の夢をみるか

今頃、気付いたんだけど、来年分の『暗殺教室』のカレンダーは出ないんだね。 なんだろう、今年分のがあんまり売れなかったのかな……(泣)。 ちなみに、うちの本棚にはいまだに去年分の『暗殺教室』のカレンダーが飾ってある。 本当に宇宙ステーションにたどりついちゃった渚くん&カルマくん。 とりあえず無事でなにより。 宇宙を漂流とかいう展開になったりしないよね、とかちょっとだけ不安だった。 まんまと宇宙飛行士を人質にとったふたり。 持ってるのは本物ナイフっぽいんだが、みかけだけ普通っぽい対殺せんせー用ナイフなのかも。 人形の代わりに子供がやってきて、最初はさすがにびっくりしたものの、すぐに冷静さを取り戻した宇宙飛行士たち。 そりゃそうだよね。超難関をくぐりぬけて選ばれた人が、さらに訓練受けてるんだから、そりゃもうトラブル対応能力ハンパないよね。 どのおじさんもめっちゃかっこええです。 争いになれば、渚くんとカルマくんに勝ち目はない。 しかし、船長は争いを避けた。 子供たちを取り押さえたところで、その後がめんどくさそうだもんな。 あと、地球を救うためのデータだから、それが有効活用される可能性をちょっとだけあげるのも悪くない、と考えたのかもしれない。 ところでカルマくんの最近のお気に入りは、渚くんのことを「友達」って呼ぶことですか? って問いただしたくなるくらい、このセリフが多いな。 宇宙飛行士のバックに描かれた欠けた月と、カルマくんの手元に描かれた欠けた月。 立場は違っていても、同じものでつながれている。 殺せんせーの命、というものと命がけで対峙している、という意味で。 そういうことを、大き目に描かれた、殺せんせーのネクタイの欠けた月で表現しているのかなあ、と思ってみたり。 しゅびよく実験データを入手した! コピーしたことが後で問題になって、あの宇宙飛行士さんたちが苦境に立たされないことを祈るばかりです。 爆弾はさすがに本物とは思ってなかったけど、なんとなくようかんっぽいなあと思ってたら、本当にようかんだった……。 帰路についたふたり。 そして、今回のミッションにより、さらなる進化を遂げた律ちゃん。 おおっ、ここで律ちゃん進化イベントが発生するとわっ。 でもなんだろう。頬を染める律ちゃんはめっちゃかわいいんだけど、なんだか死亡フラグっぽくってめっちゃ心配になる。 律ちゃん、「ぼ~...

『ワールドトリガー』第112話 「東春秋・2」 感想

犬飼くんも辻くんも8000ポイント超えなのね。 さすが、元A級隊。それも、敗れて落とされたわけじゃないしね。 辻くん、スーツで弧月というのはなかなか新鮮な絵だな。 めっちゃかっこええ。 あんだけ離れてるのにマンションの外廊下をぶったぎりとか、旋空使ってるのかね。 二宮さんに1対1ではユーマと戦わないよう言われているので、辻くんはそれをカゲさんに譲ったんだろうなあ。 労せずして、ユーマとカゲさんのどちらかがベイルアウトしてくれるんなら、ありがたいことなのかもしれん。 ところで、カゲさん、ペナルティが8000ポイントとかきいてたんだが、いつの間にか10000ポイントになっとる。 あのC級のトリオン体を吹っ飛ばした件で追加されたのか? とすると、だいたい7000ポイントぐらいでアタッカーランク20位ぐらいになるのか。 鋼さんが12000超えで4位だから、10000ポイント超えでトップ10に入れるくらいかな。 ところで、オサムはどこにいっても「メガネくん」呼ばわりなのね。 古寺もメガネキャラなのにそう呼ばれてる様子はないんだが(苦笑)。 新参者なので名前をちゃんと憶えてもらえてないのか、ちゃんと名前を呼ばれたきゃもっと強くなれよ、的なものなのか……。 オサムも犬飼くん相手によくもちこたえてる感じなんだけど、やっぱり余裕の差は否めないというか……。 「うまくなってるね」とか言われてるあたりをみると、オサムのこともちゃんと調べてランク戦に臨んでいるんだなあ、と。 強くないと認識されているオサムに対しても、きちんと事前準備をしている。 めったに動画を観ないらしい影浦隊と違って、二宮隊はきちんと教育されてる(笑)。 で、小荒井と奥寺の乱入の仕方がめっちゃかっこええ! で、それを腕一本の犠牲でしのいだ犬飼くんがまたかっこええ。 銃をすかさず持ち替えたけど、トリオン体に利き腕とかあるんかね。 二刀流や二丁拳銃がたくさんいるところをみると、そういうのはないような気がするな。 犬飼くんのちょっとした動作で「待った!!」を出した小荒井は、意外とちゃんとしているな、とか思っちゃったのは、小荒井にはラービットにつっこんで自滅したイメージしかないからだと思う。うん。 てか、小荒井と奥寺の連携レベルは風間隊に次ぐとかっ。 大規模侵攻の時、東さんが「奥寺が戻るまで待て!」と指示を出したのは、ふたりが連...

『週刊少年ジャンプ』2015年37・38合併号 感想

『ONE PIECE』 (第796話 “兵隊さんの決意”) センゴクさん、セミリタイア生活を満喫してるっぽい(苦笑)。 それにしてもおつるさんかっけえなあ。 ところでベラミーがルフィと一緒にいるんだけど、本人的に立つ瀬がないだろうなあ、これ。 まあ、ルフィはそういう繊細さを汲んでくれない人だからあきらめろ(笑)。 『暗殺教室』 (第151話 速度の時間) 別記事(卒業旅行でちょっと宇宙ステーションまで) 『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP14 戦い、終えて) 先輩ズはそれぞれの部門で優勝か……3組中2組優勝ってすごいよね。 でも、八巻先輩と秋子先輩は、咲本さんが出てない時だけ優勝してる、とか言ってるから、咲本さんてかなりな実力者なんだな、と思ってたら本格登場! てか、この人、高校生だったのか。30は超えてそうな感じなんだが。 この人のパートナーの沙羅ちゃんて子がはやく見たい。 靴ずれでばんそうこうだらけの足をみると、やっぱり過酷なんだなあ。 でも、亘理ちゃんは「もっともっと頑張るから……」と言う。 なんとゆーか、ちょっと痛々しい感じだよなあ。 多分、亘理ちゃんには、ふっきりたい何かがあるんだろうね。 「たいしたことじゃないって…自分でもわかってるんだけど…」と言うけれど、本人にとってはたいしたことで、でも、たいしたことじゃないと思うから、逆に口にできなくて、って感じなのかなあ。 『ニセコイ』 (第181話 ゲンカイ) マリカちゃん押しとしては、心が折れそうな展開……。 『食戟のソーマ』 (130 若き獅子たちの群れ) タクミくん、美作を前にしても動じないなあ。 ずいぶんと成長したねえ(ほろり)。 『ハイキュー!!』 (第169話 義翼) 背が足りない分は助走でカバー、ってのはわかるけど、それで最後までもつんかい、日向~。 と、おもわず苦笑したんだが、ここを乗り切らないとこのセットで終わっちゃうもんなあ。 『銀魂』 (第五百五十三訓 鬼兵隊の最後の日) 星海坊主さんまで出てきちゃったよ。 てか、春雨側なのかよ。 神威はともかく、神楽ちゃんを敵にまわすようなことは絶対にしない人だと思うんだけどなあ。 それにしても、阿伏兎さんはあいかわらず神威にふりまわされまくってて、そこらへんがあいかわらず愛おしいです。 『ワールドトリガー』 (第112話...

『暗殺教室』第151話 速度の時間 感想、もしくは、卒業旅行でちょっと宇宙ステーションまで

『ジャンプ』の全員集合表紙でルフィの次に殺せんせーが大きいのが、なんかやっぱりうれしい。 魔人様はすみっこの方にちっちゃく載ってたのでねえ(苦笑)。 ところで、とじこみ付録の殺せんせーうちわが、めっちゃ微妙な顔なんだけど、あれはそういうコンセプトなんだろうか。 さて本編。ロケットに不正乗車(?)作戦決行。 まずは、矢田ちゃんと倉橋ちゃんが迷子になっちゃった見学客のふりをして管制室に堂々と入り込む。 矢田ちゃんと倉橋ちゃんの度胸と愛嬌がさく裂しとる。 「いくらかわいくても入っちゃダメ!!」ってセリフで、すでにふたりの勝利を確信(笑)。 で、ふたりが気を引いているすきに、もっともすばやい木村くんが管制室のパソコンをジャックするためのデバイスを差し込んで、任務終了。 あとは、律ちゃんのお仕事か……。 あいかわらずの適材適所っぷりですな。 律ちゃんのセキュリティ乗っ取りのおかげで、発射台までたどりついたE組の面々。 殺せんせーは先についててロケットの点検。 ところで、誰がロケットに乗るのか事前に決めていなかったのか(苦笑)。 まあ、ロケットまでたどりつけない人がでるパターンもあったわけだし、たどりついた人の中から選ぶ方がいいのかも。 計画は変に綿密に立てると、ズレた時の修正が大変だからね。 ある程度いいかげんにしといた方がうまくいったりするものだよ。 「行きたい人、手ェ上げて!!」と言われて、ばばっと手をあげる男子生徒ズのかわいらしさときたらっ! でもやっぱり、試験機は怖いよねえ。 と思ったら、イトナくんはそれでも乗りたいと言いつつ、渚くんとカルマくんにそれを譲った。 「他人頼みのリスキーな挑戦」って、カルマくんの言う通りだよなあ。 ダミー人形用の人間の操作まったく不要なロケットに乗るって、乗ったが最後、本人たちはもう何もしようがないじゃん。 「ん、俺等は金稼いで自力で乗るよ」って言いながら、イトナくんの頭をポンとたたく磯貝くんがめっちゃオトコマエ。 うん。じゃんじゃんお金稼いで、家族の生活を楽にして、宇宙旅行に連れてってあげなよ。 実際、本当にリスキーな挑戦なのに、渚くんは微笑みながら、「卒業旅行。友達と宇宙行けたら最高だな」とか言っちゃう。 いや、こんなふうに渚くんに言われちゃったら断れるわけがないじゃないの! もはや、カルマくんが、渚くんに対して完全にデレ化しとる。 ...

『ワールドトリガー』第111話 「迅悠一・8」 感想

暴風雨の次は雪と、悪天候続きな三雲隊。 「いきなりMAP予想外したな」って、風間さんのこういう率直なとこが、本当に好き。 一方、加古さんは「これは東さんの趣味じゃないわ」と主張。 で、実際、小荒井の仕業だったという……。 加古さんもB級隊員のことをよく知ってるな。 それとも、東さんリスペクトで、東隊の隊員だからよく知ってるのか? 二宮隊、やっぱり隊服がスーツだった。 しかも、犬飼くん以外はきちんと三つ揃え……。 でもって、隊員たちは腰にホルダーっぽいのを巻いてるけど、二宮さんはそれもないから、もう完全にスーツにしかみえない。 まあ、二宮さんシューターだから、ホルダーが不要なんだろうけど。 辻くんは、二宮さんと同じクール系な感じだけど、犬飼くんは雪の中を喜んで駆け回るワンコ系?(笑) なんか結構、かわいいヤツじゃないか。 ゾエさん、適当メテオラってなんかすごいな。 これ、MAPの端から端まで届いてないか? しかし、この適当メテオラを涼しげな顔でよけるユーマ+二宮隊に比べて、吹っ飛ばされるオサムの絵が……なんか物悲しい。 ユーマは塀をつたって移動してるのに、オサムはザクザクって思いっきし移動ルートがわかりやすいし。 そして、二宮さんのポケットに手をつっこんだままのアステロイドのかっこよさときたら! いや、あれって四角錐に分割するのもありなのね。なんとなく、立方体にしかできないのかと思ってたわ。 あれだよ。みんながあれをやたら「諏訪諏訪」言うから、それを嫌って立方体以外の形状に変えたんじゃないの?(←と、てきとーなことを言ってみる) で、ユズルくんの狙撃を華麗にガードとか、どんだけトリオン量差があるんだよ。 今回、オペちゃんがふたり初登場。 二宮隊のオペの氷見ちゃんはボブ美少女。 辻くんは「ひゃみさん」言ってたけど、「ひやみ」が正しいのかな? 言いにくそうだもんね、「ひやみさん」って。 でもきっと二宮さんは崩してない……って、崩してたらどうしよう。 影浦隊のオペは仁礼ちゃん。 めっちゃかわいいけど、めっちゃ口が悪いなあ。 これまでのオペちゃんの中だと、小佐野ちゃんが一番、口悪い印象だけど、それをはるかに凌駕している(笑)。 いや、カゲさんとつきあうには、これくらいのキャラじゃないと。 しかし、そんなかわいいオペちゃんも、ゾエさんのかわいさの前には沈黙する(爆)。 なんかも...

『週刊少年ジャンプ』2015年36号 感想

『ONE PIECE』 (第795話 “自殺”) うぉ~っ。サンジ、ナミ、チョッパー、ブルック、ひさしぶり~っ。 きみらがいない間に、なんだかローがルフィの片腕っぽくなってたよ(苦笑)。 一体、いつになったら合流できるのやら。 カイドウついに登場。 しかし、自殺が趣味って……ものすごいキャラがでてきたな。 ルフィとローのターゲットのはずだけど、空島から落ちても死ねない人をどうやって倒すんだよ。 『暗殺教室』 (第150話 自由研究の時間) 別記事(超ハイジャック計画発動) 『食戟のソーマ』 (129 獅子と獅子) ソーマが呼んだ助っ人は美作か。 パーフェクトコピー能力もってる美作って、アシスタントとしては頼もしいことこのうえないな。 料理以外のとこのコピーはいらんけど(笑)。 しかし、美作がソーマの手伝いをしてるのって、アルディーニ兄弟はちょっと複雑だろうなあ。 『ハイキュー!!』 (第168話 NOTミラクル) 鵜養元監督の登場に「ゲッ」とか言っちゃうOB組がっ。 いやあ、いろいろ怖い目にあわされたんだろうなあ。 それでもちゃんと「チワース!!!」と大きな声であいさつするあたり、体育会系の魂百までって感じ(苦笑)。 あの距離でツッキーの、イライラしてる時の「チッ」と悔しい時の「チッ」をみわけられる谷地ちゃんは、結構、すごいと思う。 ところで、コミックス17巻が出てたんだけどね、おまけで敗戦後の青城が描かれていて、これは泣けた。 ここらへん、本誌でやってもよかったと思うんだけど、ストーリー的にちょっと断絶しちゃうからはずしたのかね。 いずれにしても、読めて本当にうれしかった。 古舘先生、ありがとうございます! 『背すじをピン!と ~鹿高競技ダンス部へようこそ~』 (STEP13 本当はもっと) 理央先輩って意外と背が高いんだな、ということに気づいた。 隣に立ってるのが部長だから、目立たないけど。 減点の可能性もあるのに、亘理ちゃんをぎゅって抱きしめた理央先輩。 戻ってきた亘理ちゃんに駆け寄ってバフッて抱きしめて、結果発表の時もしっかり肩に手を添えていた秋子先輩。 ふたりとも、亘理ちゃんがかわいくて心配でたまらないんだなあ。 負けたことをくやしがれる土屋くん。 その気持ちがあれば、次もがんばれる。 でもその前に亘理ちゃんのフォローだよね。 『ワールドトリガー』 (第1...